メディア学部の新しいカリキュラム(情報リテラシー演習篇)
2024年1月22日 (月) 投稿者: メディア技術コース
来年度(2024年4月)の1年生からクオーター制の導入など、新しい時代を見据えた新カリキュラムが始動します。
ということで、1年次の科目担当は準備に大わらわ(いえ、2年次以降の準備もバタバタしておりますが…)。
”情報リテラシー演習”というのは1年生向けの、学業や社会で必要となるITの基本知識を習得させる演習なのですが、この内容もリニューアルされます。
これを書いている本年度(2023年度)までは、PCの基本操作とレポートや発表を行うための基礎知識、加えて文章作成のための技法を習得する…という段取りだったのですが、より教養的な内容は別学環が別授業で対応するということで、メディア学部に特化した先端的な基礎知識を盛り込もうという話になりました。
昨今のIT基礎知識として話題が上がるのがAI利用とネット越しでの協調作業。従来のPC作業の基礎に加えて、これらを積極的に盛り込んで演習授業を構成する予定で話が進んでいます。昨今、これらの技術があってこそ、より効率的に質の高いコンテンツを作ることができるようになっています。
ただし、この辺りの分野は情報が日々どんどん進歩していくので、新学期が始まって演習授業が開始されたあとも「古くなるもの」「新しく使えるようになるもの」の知識がいろいろと新たに出てきそうなのです。授業を計画する側としては怖い気がするのでした。AI技術なども日進月歩で目新しいものが次々に出てくる関係上、何を選択するのがベストなのか?というのはその時点でないと判断しにくい面があります。
ということで、その時に一番良いものを演習で扱えるとよいと考えつつ、新情報に気を配っている昨今でした。
(文責 情報リテラシー演習担当 永田)
「授業紹介」カテゴリの記事
- トップレベルの論文を読み込む「CG技術特論」(大学院授業紹介)(2019.03.13)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019.03.08)
- 専門演習「空間インタラクティブコンテンツ」2018後期(3)(2019.02.22)
- タンジブルインタラクションデザイン最終発表(2019.02.13)
- 専門演習「空間インタラクティブコンテンツ」2018後期(2)(2019.02.12)
「雑感」カテゴリの記事
- ランニングマシンもインタラクティブな時代に(2019.03.02)
- 映画鑑賞(2019.02.21)
- 転ばぬ先の....(2019.02.19)
- 論文を書くためのソフトウェア(2019.02.18)
- 3学年合同で最終発表してみた(2019.02.17)