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【広告は生きている】広告は社会を写す鏡である②メディア学部 藤崎実)

2024年1月31日 (水) 投稿者: メディア社会コース

メディア学部の藤崎実です。

広告のコピーは、社会を反映していると言い換えることができます。

例えば、バブル景気で日本中が活気に満ちて、日本中が沸騰しているような1990年代に作られたのがJR東海の「日本を休もう」というシリーズ広告です。

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景気が良いということは、働けば働くだけ経済が前進していきます。その熱気が、新しい熱気を呼び。今から思えば、バブル景気で活動的だった当時の日本は、ちょっと働き過ぎの時代だったのでしょう。

そうした風潮に対して、JR東海は広告を通じて「日本を休もう」という提案をしたのです。

これは、鮮やかな切り返しだと言えますね。
この広告に触れた多くの人は、働き過ぎだった自分たちに、はっと、気づいたのでした。

(メディア学部 藤崎実)

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