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【広告は生きている】広告は社会を写す鏡である③メディア学部 藤崎実)

2024年2月 2日 (金) 投稿者: メディア社会コース

メディア学部の藤崎実です。

コロナ禍に作られた広告は、コロナの状況を反映しているものが多くありました。

例えば、ある飲料メーカーのCMでは、飲食店に入ってくるシーンでは主人公たちはマスクをしていました。
そしてカットが変わって、食事をしているシーンでは、マスクを外して食事をしている、という具合です。

また、緊急事態宣言で、外出が儘ならない状況でも、会社に行かなければならない人たちがいました。
例えば、会社の経理担当です。
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そうした人たちは、書類に印鑑を押すためだけに出社しなければならなかったのです。

そうしたテレワークの課題を捉えて、クラウド人事労務ソフトを手掛けるSmartHRは、「ハンコを押すために出社した。」というコピーを全面に押し出した交通広告を掲出したのです。

社会の動きをよく捉えて、誰もが疑問に思うことを味方にして、自社サービスのアピールに成功した事例です。

この広告もタイムカプセルのような存在ですね。広告は社会を映す鏡といえますね。

(メディア学部 藤崎実)

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