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サウンド×ヒューマン研究室・2023年度卒業研究発表会

2024年2月12日 (月) 投稿者: メディア技術コース

メディア学部の大淵です。

1月30日(火)に、「サウンド×ヒューマン研究室」の卒業研究発表会を行いました。昨年と同じく「ミュージック・アナリシス&クリエイション(伊藤(謙))研究室」との合同開催です。ポスターセッション形式で、うちの研究室からは、最終発表4件と中間発表1件の合計5件の発表を行いました。発表題目は以下の通りです。

  • 歌唱のエンターテイメント性向上のための音響処理システムの研究
  • コーラスにおけるハーモニーの分析
  • 色を用いた直感的なシンセサイザーの操作の研究
  • 長寿アニメのキャラクターの声優の声の変化に関する研究
  • 音声合成のための音素アライメントの効率化 (中間発表)

今年の4年生は、入学直前に新型コロナの流行開始を経験した世代です。入学式は開催されませんでした。1年生の前期はずっとオンライン授業で、勉強はなんとかできたものの、友達を見つけたりするのは難しかったのではないかと思います。そこからがんばって自分のやりたいことを見つけて、その中で「音に興味がある」という人たちが、私の研究室に来てくれました。

ご覧の通り、今年の発表テーマもバラエティに富んでいます。今年も3年生や2年生など大勢の参加者が聞きにきてくれましたが、各発表者は丁寧に内容を説明していました。複雑なアルゴリズムを使ったテーマなど、研究室のミーティングで説明するのとは違った難しさがあったと思いますが、その点でも皆さんがんばっていたようです。

このあと、卒業論文の最終版を提出して、卒業研究は終了です。みなさんご苦労さまでした。

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