新入生の皆さんへ
2024年4月 4日 (木) 投稿者: メディア技術コース
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。メディア学部長の大淵です。
このブログにも何度か書きましたが、メディア学部のカリキュラムは今年大きく変わります。皆さんは新カリキュラムの一期生ということになります。新カリキュラムは、皆さんの自由度が広がるのが大きな特徴です。その自由をどんなふうに活用するか、みなさん自身でぜひ考えてみてください。
大学での学びの自由度というとき、私が思い出すのは、アップル創業者のスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチです(検索すれば日本語字幕付きの動画が見つかります)。その中で、大学生のジョブズが興味本位で取ったカリグラフィーの授業が、後のマッキントッシュの開発に思いがけない形で役立った話が出てきます。ここで語られているのは、「何が役に立つのかなんて誰にもわからない。自分の直感に従って、面白そうだと思ったことをやってみよう」という話です。メディア学部のカリキュラムにも、皆さんからみたら何の役に立つのかわからない授業があるかもしれません。でも、面白そうだと思ったらぜひ履修してみてください。きっと何か得られるものがあるはずです。
自由なのは授業の選択だけではありません。クォーター制をうまく活用すれば、授業をほとんど取らなくてもいいクォーターを作ることもできます。新設の社会連携プロジェクトに参加してもいいし、インターンに行ったり、自主制作に専念してポートフォリオを充実させたりといった選択肢もあるでしょう。サークル活動やアルバイトを頑張るのも良いと思います。
自由に選択するということは、時には選択に失敗するということでもあります。でもそれを悔やんでいては先に進めません。大学を卒業するときに、4年間を通じての選択が8勝7敗ぐらいになっていれば、十分に楽しい大学生活だったと思えるはずです。ぜひいろんなことにチャレンジしてみてください。
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