読書の勧め
2024年8月 9日 (金) 投稿者: メディア社会コース
今週は、普段なかなか読書をできない私がお勧めする本のお話をしています。
『医学探偵の歴史事件簿』という岩波新書で書いた本は、お医者様であった小長谷正明先生が様々な歴史的人物とその行動を医学的に見ていきます。なぜこんなことをしたのだろうか、なぜこのように行動できたのだろうかと歴史の出来事を見ていくと思いますが、この本を読むとそれが解明するようです。
最初にこの本を読んだときには、ペストなどの疫病が心底怖かったです。最近読み返すとそれは今のコロナへの恐れも重なっています。
またこの本を読むと学際的な思考の重要性を思います。歴史学者は医学者を兼ねている場合は少ないでしょう。しかし、他の科学で事実をみると、事実の異なる側面が見えてきます。
先に申し上げたように、メディア学部の構成(ソーシャル・コンテンツ・技術)は、このような複眼的な思考をするのに適しているのではないでしょうか?という自画自賛を繰り返して今週のブログの締めとさせていただきます。
山崎晶子
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