グローバルメディア誕生の歴史 1.
2024年10月 7日 (月) 投稿者: メディア社会コース
メディアのグローバル化によって現在では、ありとあらゆる情報が様々な形で発信、共有されるようになりました。グローバルメディアとは、地球規模のコミュニケーションとそれを支えるテクノロジーを指します。世界規模の通信産業はグローバルメディアの基盤として存在しており、SNSやインターネットなどは地球規模のコミュニケーションを支える媒体ともいえるでしょう。
メディア学部で開講されているグローバルメディア論は、このようなグローバルメディアを客観的に分析する力を身に着けることを目的とした授業です。
現在のグローバルメディアの基盤が形作られた経緯と、歴史を知ることは、我々が目にするニュースの背景をより正確に理解する上で役立ちます。
グローバルメディアの基盤である世界の通信産業は19世紀後半から20世紀初頭に、形成されました。具体的には、ロイター通信、AP通信、AFP通信などの世界最大の通信社です。その中でもロイター社は1851年にユダヤ系 ドイツ人のロイターが設立しました。ロイター社は1851年に英仏海峡の海底ケーブルを活用し迅速なニュースの集配で信頼を築き、ロンドンを中心に金融情報を各地に配信しました。
現在でも、この時代に築かれた世界各国の通信拠点はグローバルなニュース配信拠点として活用されています。インターネットの海底ケーブルの基盤もこの頃、築かれたインフラストラクチャーを基礎として構築、開発されてきたものです。よって、過去200年の歴史を語ることなしに、グローバルメディアの性質や特性、更にはそのバイアスについて意識することは難しいでしょう。
文責:飯沼瑞穂
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