【先輩からのメッセージ】 コロナに翻弄された工科大生活
2024年12月11日 (水) 投稿者: メディア社会コース
皆さんこんにちは、メディア学部社会コースの森川です。
今回の私のブログも、皆さんの先輩の声をお届けしています。
今日から2回に渡って、今年3月に卒業した森川研Iさんの工科大生活についてご紹介します。
まず1、2年生の頃のお話です。
Iさんの代が入学したのは、まさにコロナ騒動が始まった2020年。
随分大変な思いをしたようです。
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私が東京工科大学に入学した時は、感染対策を十分に行っていたコロナ禍でした。
その影響で入学式はなく、授業開始も遅れ、一般的な大学生活のスタートを切ることはできませんでした。
その上私はTwitterなどのSNS等で大学の人との繋がりを持っていなかったため、授業開始までにしなくてはいけない様々な設定も自力で行いました。
初めは授業全てがオンラインだったので地元に住み続け、アルバイトとオンライン授業の毎日を過ごしました。
この頃は大学に入学した気が全くせず、正直フリーターの生活を送っている感覚でした。
しかし、卒業までに必要分の単位を取得しなくてはならないため、オンライン授業でも授業参加と課題提出は毎度必ず行いました。
授業開始から何カ月か経つと、同じフレッシャーズゼミの友人と相談しながら課題を行うなど、人との交流も少しずつ増えていきました。
1年前期が終わった時は、初めてのことだらけで不安だった緊張感から解放され、同時に達成感を味わいました。
1年後期には、少しでも多く単位を取って3、4年になった時少しでも就活のために時間が取れるようにしようと、28単位分授業をびっしりと詰め込み(後期は4単位分追加することが可能でした)、忙しい毎日を送りました。
また、後期からは対面授業も少しずつ再開されていたため、地元から東京に転居し、徐々に工科大での生活に慣れていきました。
1、2年生の頃はかなり授業を詰め込んだため、勉強を主とした生活を送りました。
2年後期からはメディア学部の特徴でもあるプロジェクト演習の中から、自分の興味のあるWebサイト制作の演習に参加しました。
興味はあるけれど難しく、不得意であることは分かっていたので沢山躓きましたが、少人数クラスで先生も丁寧に教えてくれたので、自分でも納得のいくオリジナルサイトを完成することができました。
びっしり詰め込んだ授業の中でも自己成長するために苦手なことにも挑戦した結果、物事を計画的に取り組むことができる姿勢が身についたと思います。
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今となってはコロナ期間が遠い昔のように感じられますが、思い返してみると我々教員も当時は本当に大変な思いをしました。
しかし、新入生たちはそれとは比べ物にならないくらい複雑な思いを抱えた大学生活のスタートになってしまったと思います。
でもIさんはそんな中でも、真面目に勉学に取り組みました。
想定外の環境の中でも、自分にできることをしっかりと積み重ねることがいかに大切かわかりますね。
さあ、そんなIさんの3、4年生時代はどのようなものだったのでしょうか?
金曜日に続きます。
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