« 卒業論文の提出 | トップページ | 障害の有無に関わらず、共に仕事ができる社会の実現に向けて »

2024年度 修士1年生中間発表会

2025年1月17日 (金) 投稿者: メディア技術コース

少し前になってしまいましたが、1月11日、修士1年生の中間発表会を実施いたしました。この発表会は、修士課程2年間のちょうど中間地点における研究成果を発表する場であり、一貫早期プログラムの学生にとっては半年間の成果を披露する貴重な機会です。26名の修士1年生がそれぞれの研究テーマについてポスター発表を行い、大学院担当の教員や学部の学生も参加して、大いに盛り上がりました。

 

研究の進捗を確認する重要なステップ

修士課程は短く濃密な期間であるため、1年目の終わりにしっかりと研究の進捗状況を確認することは非常に重要です。今回の発表会では、学生たちがここまでの研究成果を整理し、残り1年間の研究計画を見据えた内容を発表しました。一貫早期プログラムの学生にとっても、この半年間で得た知見や課題を振り返る良い機会となったようです。発表の形式はポスター発表ですが、ただ結果を報告するだけでなく、今後の展望や解決すべき課題についてもしっかり説明されていました。教員からの鋭い質問やアドバイスも多く飛び交い、学生たちにとっても刺激的な時間だったのではないでしょうか。発表されたテーマは多岐にわたり、メディアサイエンスならではの幅広い分野がカバーされていました。センサーやインタラクティブ技術を使ったプロジェクト、AIやデータ解析を活用した研究など、各学生が独自の視点で取り組んでいることが伝わりました。特に印象的だったのは、観覧者との対話が活発に行われていた点です。学部の学生たちも積極的に質問しており、「自分たちが将来研究するテーマ」をイメージする良い機会になったのではないかと思います。

 

Img_6778

Img_7458_1000 Img_7457_1000

      発表会場の様子

 

懇親会と表彰

発表終了後には、同会場で懇親会(慰労会?)を行いました。発表を終えてほっとした表情を見せる学生たちが多く、和やかな雰囲気の中で交流が行われました。また、発表時に教員や参加学生による投票を行っており、懇親会内で「優秀発表賞3名」と「学生投票賞1名」を表彰しました。表彰された学生たちにとって、これは大きな励みになるはずです。また、受賞しなかった学生にとっても、他者の評価を得られた経験はモチベーションアップにつながるでしょう。これを糧に、今後の研究活動にもさらに力を入れていってほしいと思います。今回の発表会を通じて、学生たちは自身の研究を客観的に見つめ直すことができたと思います。また、教員や学部生からのフィードバックを受けたことで、新たな気づきや改善点も見つかったことでしょう。これからの1年間で、さらに研究を深化させ、最終発表会に向けて準備を進めていってほしいと思います。

 

1000000850_1000

    優秀発表賞の賞状授与

 

次回は修士2年生の中間発表会となります。こちらはスライドによるプレゼンテーション形式で、緊張感がより増す場面になるかと思いますが、それぞれの研究の発展を楽しみに待ちたいと思います。

 

太田

イベント」カテゴリの記事

在学生向け」カテゴリの記事

« 卒業論文の提出 | トップページ | 障害の有無に関わらず、共に仕事ができる社会の実現に向けて »