教育メディア論について 学びのテクノロジーそして人間進化の関係性 前半
2025年4月14日 (月) 投稿者: メディア社会コース
昨年よりメディア学部では、クォーター制の授業が始まりました。今年の春学期から、2年生の授業でもクオーター制で授業が始まります。
教育メディア論もそのうちの一つです。Q1(第1クオーター)では、教育メディアの概論や学習理論とメディアの関係性を中心に授業を行います。また、教育番組を代表とする番組や、インフォーマル教育の現場、例えば美術館などで、広い意味での学習が行われる、メディア活用について触れます。
Q2(第2クオーター)では、教育現場で導入されるようになったICT環境、VRやゲームなどを中心に言及します。
メディアとは、人と人の間を媒介するコミュニケーションの手段やツールですが、これらのツールが変わることによりメッセージの拡散の仕方やメッセージの伝わり方が変わってきます。教育メディアとは、教育が行われる環境で使われる、人と人とを媒体するツールですがアナログのツールも教育メディアとして活用することが可能です。また最新のテクノロジーを教育メディアとして活用することも可能です。教育メディア論ではこのようなツールの使われ方や、それらのツールを介した際の学びにどのような影響があるのかについて考えます。教育メディアの変化によって人の学びは変わるのでしょうか?それとも変わらないのでしょうか?また異なった学習方法を行った場合、どのような反応をしあうのでしょうか?
それは、人の脳と学びと言う進化と、テクノロジーとの関係性を考えて行くことにもつながる深い問いへの探求なのです。
文責:飯沼瑞穂
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