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大阪万博オーストラリアパビリオンでメディア学部生が活躍しました

2025年7月28日 (月) 投稿者: メディア社会コース

 オーストラリアで難聴児の⽀援活動を行う⾮営利団体The Shepherd Centre(シェパードセンター)が主催し、6⽉29⽇(⽇)に大阪・関西万博の同国パビリオンで開催されたイベント「Power of Speech」のドキュメンタリーを中心とした映像コンテンツを制作するため、学生と共に撮影をしてきました。

 「Power of Speech」は、50年以上にわたり難聴の⼦どもや家族への包括的療育プログラム支援を行っている同団体が人工内耳装用児の療育システムへの理解と支援を呼びかけるための取り組みで、今回は、難聴児の療育に関⼼を持つ国会議員や医師、言語聴覚士ら招待者約100名を対象に、人工内耳を装⽤する日豪の子どもや大人5名がスピーチを行いました。

 映像コンテンツの制作は私のプロデュースのもと、同3年生を中心したプロジェクト演習「intebro(インテブロ)」の学生メンバー約6名(注2)が、プロの作家と共同で現地での撮影や編集作業に参加します。同イベントのドキュメンタリーや人工内耳の基本解説など盛り込んだ数分程度の内容で、同団体の日本版サイトやSNSコンテンツとして2025年9月頃をめどに一般公開される予定です。

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詳しくはプレスリリースをご覧ください。

国内における難聴児への療育プログラム普及・理解促進へ 大阪・関西万博オーストラリアパビリオンにて開催のスピーチイベント メディア学部がドキュメンタリー映像コンテンツを制作

https://www.teu.ac.jp/press/2025.html?id=145

 


メディア学部 吉岡 英樹

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略歴:バークリー音楽院ミュージックシンセシス科卒業後、(有)ウーロン舎に入社しMr.ChildrenやMy Little Loverなどのレコーディングスタッフや小林武史プロデューサーのマネージャーをつとめる。退社後CM音楽の作曲家やモバイルコンテンツのサウンドクリエイターなどを経て現職。1年次科目「音楽産業入門」を担当。現在は聴覚障害支援を専門としており、メディア専門演習「サイレント・コミュニケーション」、3年次科目「音声情報アクセシビリティ」、聴覚障害支援メディア研究室 を担当している。


 

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