生成AIによるメディア学部オープンキャンパス紹介ツール
2025年9月 5日 (金) 投稿者: メディア技術コース
メディア学部の藤澤です。
今回、今年度のオープンキャンパス向けに作成したGPTsのOpenCampus Guide 2025@TUT.MSを紹介します。GPTsとは、OpenAIのChatGPTをベースに、ユーザー自身がカスタマイズして作成できる「特化型AIアシスタント」のことを指します。知識や応答スタイル、利用目的に合わせて設定できるため、教育や研究支援、イベント案内など幅広い用途に活用することが可能です。
その一環として、昨年度に引き続き改良を重ねて開発しているGPTsの一つ 「OpenCampus Guide 2025」 を、今年6月と8月に開催されたオープンキャンパスにて紹介しました。本記事では、その概要と活用方法、さらに利用上の注意点についてご紹介します。なお、本ツールは、学部や大学の公式ツールではなく、藤澤研で勝手に作ったものですので、大学や学部への問い合わせはご遠慮ください。
実際のGPTは以下から利用できます。
👉 OpenCampus Guide 2025 @ TUT.MS
「OpenCampus Guide 2025@TUT.MS」には、本学メディア学部の全研究室のオープンキャンパス向けポスター情報と、いつ・どこで・どの研究室紹介が行われるかというスケジュールデータをいれてあります。これにより、パンフレットからは読み取りにくい、各研究室が取り組んでいる内容をベースに研究室を探すことができます。例えば、ゲームに関することを前面に出していない研究室でも、ポスターに記載があれば、「ゲームに関する研究室を探しています」という質問で、見つけることができます。
このように生成AIを活用することで、より個別的で双方向的な案内が可能になります。
具体的には以下のような質問をすることで関連する研究室を探すことができます。
- 「AI研究に興味があるのですが、どこの研究室を見学できますか?」
- 「ゲーム制作関連の研究室はいつのオープンキャンパスで見ることができますか?」
- 「今日の午後に開かれる広告関連の研究室の紹介はどこですか?」
チャット形式で質問するだけで、研究室紹介の時間割や展示場所、ポスターに記載された研究概要などにアクセスできます。これにより、参加者は事前準備から当日の行動計画までを効率的に立てることができます。
「OpenCampus Guide 2025」を利用する際には、以下の点にご注意ください。
- 情報の更新について:組み込まれているデータは2025年度のオープンキャンパス向けに準備されたものであり、最新の情報が反映されていません。
- 利用回数の制限:無償版ChatGPTから利用する場合、連続利用には制限があり、10回程度の対話で制限がかかる可能性があります。
- ハルシネーションの可能性:有償版・無償版にかかわらず、生成AIには少なからずハルシネーション(誤った情報をもっともらしく出力する現象)が発生します。回答は参考情報として受け止め、重要な内容は必ず公式情報やスタッフに確認するようにしてください。
オープンキャンパスは、未来の学生が大学との出会いを体験する大切な機会です。AIを活用した新しい形のガイドを通じて、より魅力的で分かりやすい案内を提供していきたいと考えています。今年度のオープンキャンパスは終了しましたが、このGPTは研究室を探す手がかりや学びの分野を知るツールとして引き続き利用可能です。ぜひ活用して、研究室や将来の学びの方向性を見つけてみてください。
「高校生向け」カテゴリの記事
- チュラロンコン大学からのインターン学生との再会(2019.03.14)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019.03.08)
- ゲームの学会?!(2019.03.07)
- 香港理工大学デザイン学部の紹介(2019.03.04)
- 香港理工大学デザイン学部を訪問し、学部長Lee先生にお会いしました!(2019.03.03)
「おもしろメディア学」カテゴリの記事
- 【研究紹介】お城を数値で作り上げる!:日本城郭のプロシージャルモデリング(2019.01.22)
- 【研究紹介】プロジェクションマッピングはエンタメだけじゃない!プロジェクションマッピングによる動作支援(2019.01.15)
- 高大連携企画・映像制作ワークショップを開催しました(2019.01.14)
- 【再掲】世にも恐ろしい本当にあった話...(からぁ~の,エール!)(2019.01.09)
- 【研究紹介】”匂い”で季節感を感じさせることはできるか?(2019.01.06)