メタバース発表会
2026年1月26日 (月) 投稿者: メディア技術コース
メディア学部技術コースの盛川です。
本年度はじめの4月に、大阪・関西万博の海外パビリオンを見学し、その内容を報告・発表するイベントが企画されました。参加を希望する学生を全学から募集し、応募した学生には万博の入場チケットが配布されました。そして、その成果発表会が先月12月10日に開催されました。
当初は教室での対面開催を予定していましたが、大学での新しいICT活用の取り組みとして、今回はメタバース空間で実施することになりました。会場として利用したのは、VRサービスを提供している株式会社HIKKYの「VketCloud」というメタバース共有サービスです。
イベントに先立ち、本学専用のメタバース空間「こうかとんスクエア」が用意され、講義形式で発表ができるバーチャル会場が作られました。
発表会当日は、学生たちが作成したスライドをメタバース空間内で共有しながら、それぞれがアバターとなって発表を行いました。アバターの姿で発表したり、アバター同士で聴講したりする体験はまだあまり馴染みがなく、少し戸惑う場面もありましたが、普段とは違う新鮮な発表会になったと感じています。
一方で、実際にやってみたからこそ見えてきた課題もありました。資料をどのように見ればよいか分かりにくいことや、声がどこまで届いているのか把握しづらいこと、誰が話しているのか見つけにくいことなど、対面やオンライン会議とは異なる難しさもありました。こうした点は、メタバースならではのコミュニケーションの工夫が必要だと実感しました。
メタバースやVRサービスの教育利用については、現在さまざまな場面で活用方法が検討されています。今回のような取り組みを継続していくことで、運営のノウハウが蓄積され、より使いやすい環境づくりにつながっていくと考えています。実際に、私の研究室でも本年度の卒業研究として、このイベントの体験をアンケート調査から分析しました。
新しいメディアは、知識として学ぶだけでなく、実際に使ってみて体験することがとても大切です。そうした経験を重ねながら考えていくことが、これからのメディアのより良い活用や広がりにつながっていくのではないかと思います。
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