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音と景色の小説

2026年3月19日 (木) 投稿者: メディア社会コース

おとといお話しした寺田寅彦は、夏目漱石が書いた「我が輩は猫である」の登場人物の寒月です。「首つりの力学」などびっくりするような話をしています。この我が輩は猫であるは、猫が歩くのにつれて、新しい景色が見えて、新しい音が聞こえてきます。

二弦琴という私は寡聞にして聞きたことがない琴から、騒ぐ中学生、そして寒月をはじめとした主人の友人たちの雑談や主人の家族など猫の視点から見て聞いたものと、お雑煮を食べて踊る猫という他者の視点が混じり合って、話し声や楽器の音色が聞こえる我が輩は猫であるは、音と眼の小説です。現在のゲームや音楽に通じるものがあります。やや読みづらいですが、是非読んでみてください。

 

  山崎晶子

 

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