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映像表現・芸術科学フォーラム2026での学生発表2

2026年4月17日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース

みなさん、こんにちは。メディア学部の兼松です。

前回は、映像表現・芸術科学フォーラムで発表した研究のうち4件を紹介しました。今回はその続きとして、残りの2件について簡単に紹介します。

まず1件目は、成さんによる「作品ジャンルにもとづくキャラクター輪郭線の抑揚調節ツールの開発」です。

この研究は、イラスト制作における線画に着目したもので、線の太さや濃淡、抑揚といった要素を調整しながら意図した印象に近づけるプロセスを支援するものです。
AIによる線画整形とベクター化を組み合わせることで、線画を編集可能な形に変換し、後から調整できる制作支援ツールを提案しています。

2件目は、陳さんによる「中国の人気ショートドラマにおけるヒキ構造の設計支援」です。
こちらはスマートフォン向けの縦型ショートドラマを対象に、視聴継続を左右する「ヒキ(Hook)」の構造に着目した研究です。
人気作品の分析をもとに、結末から逆算した構成や「低コスト・高リターン」といった特徴を整理し、設計支援につなげています。

このように、前回紹介したシナリオ系の研究に加えて、今回の2件では線画表現やショートドラマといった異なる対象が扱われていますが、いずれも制作過程における判断や調整を構造として整理し、それを支援につなげようとしている点は共通しています。

表現の対象や手法は異なっていても、個人の経験や感覚に依存しがちな部分を分析によって扱える形にすることで、制作をより安定して行えるようにする、というのがこれらの研究の狙いです。

(文責:兼松祥央)

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