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2026年6月

東京工科大学のオープンキャンパスは7/19(日)です(メディア学部 藤崎実)

2026年6月30日 (火) 投稿者: メディア社会コース

◎メディア学部の藤崎実です。

東京工科大学の施設を体験して、キャンパスの雰囲気を知るチャンスです!!
大学紹介、体験型の講義、個別相談など盛りだくさんです。
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次回開催は7/19(日)です。

詳しい情報はこちらまで!

https://jyuken.teu.ac.jp/jyuken/visit_oc.html

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高校生のみなさんは、お友達やご両親に声をかけて、ぜひとも参加してくださいね!

在学の学生一同、みなさんをお待ちしています!
(メディア学部の藤崎実)

交通エコロジー・モビリティ財団で「Voices for All」を紹介しました

2026年6月29日 (月) 投稿者: メディア社会コース

2026年2月に、交通エコロジー・モビリティ財団を訪問し、私が取り組んでいる「Voices for All」プロジェクトについてご紹介するとともに、次世代の音声伝送技術であるAuracast™の体験会を行いました。

 

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講演・体験会の様子

 

交通エコロジー・モビリティ財団は、高齢者や障害のある方を含め、誰もが安心して移動できる交通・まちづくりを推進している公益財団法人です。公共交通機関や施設のバリアフリー化に関する調査・研究、普及啓発などを行っています。

「Voices for All」は、公共空間における音声情報アクセシビリティの向上を目指す取り組みです。昨年12月には、Auracast™を活用した実証実験を実施しました。プロジェクトの詳細については、以前のブログ記事をご覧ください。

 

学びが社会につながる瞬間 ― 兵庫県での実証実験から

 

今回の意見交換では、これまで社会全体でバリアフリー化が進められてきた結果、スロープや点字ブロックなどは広く普及してきた一方で、「音声情報のアクセシビリティ」については十分に議論されてこなかったのではないか、という点で認識が一致しました。

駅や空港、病院、イベント会場などでは、多くの重要な情報が音声で提供されています。しかし、聴覚障害のある方や聞き取りに困難を抱える方にとって、それらの情報を十分に受け取ることが難しい場面が少なくありません。

今後は、音声情報アクセシビリティの課題や可能性について、交通分野の専門家の皆様とも連携しながら、一緒に考えていきたいと思います。

今回の訪問を通じて、改めて感じたのは、音声による情報提供が社会のさまざまな場面で当たり前に行われている一方で、その情報にアクセスできない人がいるという現実です。

音声情報アクセシビリティは、聴覚障害のある方だけでなく、高齢者や外国人、騒がしい環境で情報を受け取るすべての人に関わるテーマです。今後も研究や社会実装を通じて、「音声情報をすべての人へ」を目指した活動を続けていきます。

 

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図:3年次向け講義「音声情報アクセシビリティ」より

 

次回のブログでは、今期から新たに開講した3年次向け講義「音声情報アクセシビリティ」についてご紹介します。

 

 


メディア学部 吉岡 英樹

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略歴:米国バークリー音楽院ミュージックシンセシス科卒業。日本の音楽業界でレコーディングスタッフやプロデューサーのマネージャーを務めた後、CM音楽作曲やモバイルコンテンツのサウンド制作に従事し、現職に着任。娘の難聴をきっかけに聴覚障害支援メディア研究室を設立し、アプリ「Vocagraphy」を開発(15万DL)。同アプリは科学技術振興機構主催「STI for SDGs」アワード優秀賞(2022年度)を受賞。1年次科目「音楽産業入門」を担当。現在は聴覚障害支援を専門としており、メディア専門演習「サイレント・コミュニケーション」、3年次科目「音声情報アクセシビリティ」、聴覚障害支援メディア研究室 を担当している。

アテネに行ってきました(学会 CUMULUS Athens 2026 参加報告)

2026年6月26日 (金) 投稿者: メディア技術コース

先月のゴールディンウィーク中に、ギリシャの首都であるアテネに行ってまいりました。

飛行機はアテネへの直通便が無いためどこかを経由する必要がありました。イスタンブールが便利そうなのですが、イランの情勢などを考えて避けたほうがいいのでは、という旅行業者のアドバイスに迷ってしまい、ウィーン経由にしたのですが、もうアテネに着いているのにそれを飛び越えてウィーンまでさらに2時間。行った経路をまた戻ってくる感じで、ただでさえ長い(14時間くらい)フライトなのに、精神的なダメージも大きかった… これをまた帰路で繰り返すのかと思うと気が重くなります。

 

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      アテネが過ぎていく〜

 

まあ、こんな感じで、東京からホテルに辿り着くまでが長かったこと。飛行機の中で一泊した感じなので、ホテルに着いたのは昼くらいでした。ということで、さっそく学会に向けての準備

 

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      学会に向けて、気持ちの準備を…

 

さて、翌日から学会が開始です(安心してください、出席しますよ)。

私は海外で、公共交通機関を利用することが好きなので、会場の大学までも電車を利用しました。アテネの電車の切符は、時間単位で購入するようになっていて、その時間内なら乗り降り自由なようです。そして、出口の表記がなんと、Exodos!出エジプト記ではないですか。ということで、モーゼの気分で駅からでていくことに。

 

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  電車はアテネ市内を移動するのには便利

 

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Exodos!ギリシャ文字ですが、数学でおなじみなのでなんとなく読める?

 

駅から歩いて、会場となる大学につきました。

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初日に発表だったのですが、時間管理がすごくルーズで、開始予定時間前に会場にいっても誰もいない(チェアマン:司会さえ居ない)。1番目の発表予定のイスラエルの研究者と、いったいどうなっているんだ、と文句を言ってたのですが、結局なんのアナウンスもなくはじまったのが30分後。お国柄とはいえ、学会でそんなことがあるとは

 

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      堂々と発表する私…

 

発表以外では、他の研究者との交流も国際学会では重要なミッション?です。いろいろ話かけて、というのも今回の学会では日本人は私だけのようでした。顔見知りを作っておかないと、学会中ずっとぼっちになってしまいますから、適当に愛想を振りまいておくことが大切です。そんな交流から、大学間の連携をしたいというようなメールを後からいただいたりしますから、そういう意味でも大切な要素ですね。

 

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       仏、西、印、伊、希、愛、英の方々とお近づきの機会を

 

また、菌を利用した素材作りという面白いワークショップにも参加してみました。主催の人(博士課程の学生でした)といろいろ話をして、共同研究に繋げる可能性もできました。

 

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  ワークショップの様子

 

学会では、最後にExcursionといって、その地の文化を紹介するツアー(遠足)が提供されることが多いですが、それにも参加したり、それ以外にもちょっと散歩したり。

 

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ギリシャに行ったのは今回が始めてでした。特に、街中の文字が多くのヨーロッパの国と違ってギリシャ文字なのが新鮮でした。学会は、自身の研究発表だけでなく、他の研究者との出会いと異なる文化体験ができて参加してみれば楽しい経験なのですが、飛行機に長々と乗るのさえなければといつも思います。また、今回は宿や食事などの物価の違いを感じました。めちゃめちゃ高い。あと、航空運賃も

 

 

太田

バンコク再訪

2026年6月24日 (水) 投稿者: メディア技術コース

メディア学部の大淵です。

少し前の話になりますが、5月にタイのバンコクで行われた、International Conference on Media Technology and Education in Next Era (IMKEN2026)という学会に参加してきました。会場となったのは、キングモンクット工科大学トンブリー校(KMUTT)というところです。実は、この学会には去年も参加しており、そのときのことは学部ブログにも書きました。このIMKENという学会は、それまで3年に1回のペースで開催されていたのですが、今回は2年連続の開催ということで、私も2年続けてバンコクを訪れることになったわけです。

今回の私の発表は、"Artificial Intelligence & Computer Science for Students"というタイトルでした。昨年もこの学会のキーノートスピーチを担当して、そこでは主に私自身のこれまでの研究歴についてお話ししたので、今回は少し内容を変えて、東京工科大学メディア学部で行っている様々なAI研究の紹介という形にしました。もちろん、私自身の研究室で学生さんたちが挙げた成果もいろいろと紹介しました。また、AIが普及していく時代の中で、メディア学部がどんなAI教育を行っているかといったこともお話しさせていただきました。

さて、発表が終われば、あとは美味しい食事が待っています。去年に続き、今年も美味しいタイ料理を満喫してきました。一緒に食事をしたKMUTTの先生に、「去年はマンゴースティッキーライスというのが美味しくてとても気に入ったんですよ」という話をしたら、それなら今回も食べましょうと言って注文してくれました。

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今回は少しだけ時間の余裕があったので、現地の人が乗るようなバスに乗って街の中を移動し、ちょっとした観光のようなこともしてきました。研究についての有意義なディスカッションと、美味しい食事と観光と、それに現地の先生方との楽しい交流もあり、今回もたいへん有意義な出張でした。

2026年7月19日(日)は東京工科大学のオープンキャンパスへ行こう!(メディア学部藤崎実)

2026年6月23日 (火) 投稿者: メディア社会コース

メディア学部の藤崎実です。

さて、いよいよ夏のオープンキャンパスの季節です!
とにかく実際に体験することが大事です。
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高校生のみなさん!お友達やご両親に声をかけて、東京工科大学のオープンキャンパスへ来てください!

次回は2026年7月19日(日)に開催します!

未来を作るのは、みなさんです!

オープンキャンパス情報はこちら

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さあ!!年7月19日(日)は東京工科大学のオープンキャンパスへGO!

(メディア学部藤崎実)

NICOGRAPH International 2026 に参加してきました

2026年6月22日 (月) 投稿者: メディア技術コース

メディア学部の渡辺です。みなさんこんにちは。

6月19〜21日に名古屋にて開催された「NICOGRAPH International 2026」(以降「NicoInt」)という学会に参加してきました。今回は残念ながら私自身も私の指導学生も投稿できなかったので、聴講ということになりましたが、とても楽しかったです。

今回のサプライズは、キーノートスピーカーとしてコンピュータサイエンス学部の生野先生が講演されたことです。私自身は、NicoInt を主催している芸術科学会という学会の会長を務めておりますし、この学会になじみ深いのですが、生野先生はおそらくこれまでこの学会の存在は知らなかったと思います。一方の生野先生も見知らぬ学会に呼ばれて参加してみたら、突如知っている顔が登場したのでとても驚かれたと思います。生野先生が呼ばれた経緯なんですが、今回の NicoInt の運営委員長をご担当いただいた董然先生という方がいらっしゃいまして、董先生は 2021年度から2022年度まで CS 学部の助教として本学に在籍しておりました。そのつてで、董先生から生野先生にお呼びがかかったということだと思います。今後も、生野先生と生野研の学生に芸術科学会のイベントでご発表いただけると良いなと思います。

今回は自分の研究室からの発表がなかったので、学会の様子をここに掲載することはできませんので、一人で食した名古屋のソウルフードを掲載しておくこととします。

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(メディア学部教授 渡辺大地)

ワールドカップ、あなたはどう見ていますか?

2026年6月19日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース

 サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3か国大会が開幕し、連日熱戦が続いています。615日午前5時(日本時間)から始まった日本代表とオランダ代表の試合では、改めて世界のレベルの高さと、そして日本代表の力強さを印象づけました。

ビデオリサーチによると、NHK総合で放送されたこの試合の視聴率(速報値)は、平均世帯視聴率が、関東地区で27.1%(平均個人視聴率14.8%)。関西地区で22.7%(同12.9%)。名古屋地区では21.5%(同11.3%)。北部九州地区は24.1%(同13.0%)。関東地区の瞬間最高視聴率は、試合終了時間ごろに記録した世帯34.9%(個人19.7%)だったそうです。

一部メディアが、視聴率27.1%は日本代表のワールドカップ試合史上最低の数字だったと書いていますが、今年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)以降、国際スポーツ大会中継をテレビではなく、インターネット配信で見るという流れが固まってきた現れだと考えています。まさかタイムシフト視聴ではないですよね?

 かつて「地上波テレビの最後の砦は、国際スポーツ大会中継だ」と言われていました。何千万人が同時視聴するには、インターネット環境はまだ追いつかないと考えられていたからです。しかし今回、私もインターネット経由で見ていましたが、ほぼストレスを感じませんでした。放映権料の爆発的な高騰を考えると、地上波テレビが国際スポーツ中継から撤退する流れは止まらない気がします。

 折しも616日にNHK放送文化研究所が5年毎に行なっている「国民生活時間調査2025」が発表されました。その結果ですが、

調査日(平日)に15分以上リアルタイムでテレビを見た人は71%で、前回2020年(79%)より減少。

世代別でも、1015歳は42%(前回2020年は56%)▽16~19歳は27%(同47%)▽20代は33%(同51%)▽30代は43%(同63%)▽40代は55%(同68%)▽50代は73%(同83%)▽60代は84%(同94%)▽70歳以上は92%(同95%)。

と、全ての世代でテレビ視聴が減少したのは、現在の調査方法となった1995年以降初めてだそうです。

一方で、テレビの平均利用時間は3時間14分で、前回の3時間1分から増加。これは70歳以上の利用時間が増えたことが原因だそうですが、このデータもインターネット視聴の手順がもっと簡単になれば、どうなるでしょうか?

 マスメディア(オールドメディア)の衰退で、マス・コミュニケーション(国民的記憶の共有)も弱体化しているとも言われていますが、これからはワールドカップのように複数のメディアにまたがるマス・コミュニケーションが主役なのでしょう。

ただ、もしスポーツイベントでもタイムシフト視聴が進んでいるのだとすれば、それは新たなフェーズなのかも知れませんが(汗)

 

メディア学部 山脇伸介

ニュースの作られ方について

2026年6月17日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース

 さて、今日はニュースの作られ方について考えてみたいと思います。

普段私たちは生活のなかで、学校や職場と家との往復で過ごしていることが多いと思います。もしインターネットやテレビ・新聞などが伝える「ニュース」がなかったら、私たちが知ることのできる情報はかなり限られてくることでしょう。

ここでいうニュースとは、以下のように定義することにします。

① 新しい情報(NEWS

② 大勢の人々の利益に関わる情報(大勢の人々が関心を持つ情報)

③ 新聞・テレビ・インターネットなどのメディアが伝える情報

 

 ところで、皆さんはジャムを買ったことがありますか?スーパーマーケットなどで、瓶詰めにされたさまざまなジャムが並んでいますよね?先日、私はある公園で杏(あんず)の実を大量に拾ってきました。それを家人がジャムにしてくれたのですが、それが酸っぱくてとても美味しかったのです。スーパーで大量生産されている杏ジャムとは、まったく味が違いました。その時私はジャム工場で大量に作られ、瓶詰めされていくジャムの姿を想像しました。工場では、大勢の人々の好みに合うように、酸味の少ない杏を原料に選び、甘みを加えて、お腹も壊さないように何か工夫を加えているかも知れません。同じように「ニュース」も作られていることはないのでしょうか?

例えば、テレビ・ニュースについて考えてみましょう。30分のニュース番組では、1項目のニュースの時間は大体1分〜3分で伝えられます(大地震などの大ニュースは異なります)。そして順番は、テレビ局が考える重要なニュースから放送されます。トップニュースという言葉は、最も重要なニュースという意味で使われています。

 でも、ちょっと待って下さい。私がスーパーのジャムを食べて、杏(あんず)本来の酸っぱさを知らなかったように、私たちに伝えられたテレビ・ニュースはその出来事のすべてを伝えているわけではないのです。

それはテレビ局が選び、テレビ映像に作り替えられ、1分〜3分に編集された「出来事」の姿であり、しかも私たちの口にあうように何らかの加工がなされているかも知れません。このようにニュース工場(メディア)が、「出来事をニュースに作り替える」際に用いるパターン化され、慣例化され、反復された実践形態のことを「メディアのフレーム」と言います。ニュース工場で、出来事をニュースという瓶に詰め込んでいるイメージかも知れません。

 アメリカの社会学者タックマン(1943〜)は、1966年からテレビ局、新聞社、ニューヨーク市庁で観察を行い、「ニュースを制作する人々がどのようにして、われわれが共有する市民生活に影響を与える事実を確定し、またイベントや議論に特定の枠組みを設定するか」を調査しました。その結果、1978年に出版された『ニュース社会学』という著書の中で、「新聞やテレビの送り手によって製造されているニュースは、変革を阻害し、現状の秩序を再生産している」と主張しています。フェミニズム研究者だった彼女は、1960年代の「メディアのフレーム」が女性解放運動に否定的だったことを見抜いたのです。

 さて、あなたが接しているニュースは誰がどのようにして作ったものですか?「ニュース工場」をイメージすることから、メディア・リテラシーは始まるのかも知れません。

 

参考文献:佐藤卓己『メディア論の名著30』ちくま新書(2020

メディア学部、山脇伸介

テレビ取材で考えたこと

2026年6月15日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

先週土曜日(613日)、テレビ東京のバラエティ番組「※諸説ぜんぶ見せます」で私のインタビュー取材が放送されました。撮影をしたのが4月中旬でしたから2か月前ということになります。当初、5月中旬に放送が予定されていたのですが、1か月延びたのです。

地上波テレビ放送は、スポンサーにコマーシャルを買ってもらう広告収入が主な収入源ですが、土曜と日曜は休日で視聴者数が多いので民放各局は「土日タテ(どにったて)」と言って、時にバラエティ番組、時にスポーツ中継、時にローカル局制作番組など、比較的自由な番組編成をしています。今回の番組も土曜の昼に放送して、評判が良ければレギュラー化したいということでした。

しかし「テレビ離れ」の影響で、このような「番組編成」という考え方が、大きく変わろうとしています。テレビ局の中でも10年前には「編成局」だったエリート部署が、今では「コンテンツ戦略局」と名前が変わっています。テレビ番組は、地上波放送だけでは視聴者数が足りず、放送後TVerなどに配信してさらに視聴者を増やすことが求められているのです。

ただ、番組配信にはリスクもあります。1回で終わる放送と異なり、いつでも見られる配信では、番組内容に間違いがあった場合の炎上リスクがはるかに高まるのです。そのため、各放送局では番組考査(チェック)が重要な作業となっていますが、人出が足りない状況が続いています。

今回の番組も、今のところ番組配信の予定はないようです。これは、レギュラー番組には番組考査がしっかりついているが、単発番組のチェックまで手が回らないということなのかも知れません。私たちはまさにテレビの変革期のど真ん中にいるということを、改めて考えさせられました。

PS) その後、TVerに公開されました。冒頭2分で終わりますのでご興味あれば(笑)

https://tver.jp/episodes/epkh95675t

 

メディア学部 山脇伸介



街メディアの活用(OOH)とタグライン広告(メディア学部 藤崎実)

2026年6月13日 (土) 投稿者: メディア社会コース

みなさん、メディア学部の藤崎実です。

屋外にはさまざまな広告が溢れていますよね。

一般的に屋外広告のことをOOH(Out of Home)と呼びます。
これは「自宅以外の場所」という意味で、屋外広告や交通広告、駅のポスター、街頭ビジョン、
デジタルサイネージ、ラッピングバス、アドトラックなど、広範囲の広告をさします。

いわば街全体が広告メディアというわけです。
ここで重要になるのがワンビジュアル・ワンキャッチ(キャッチコピー)です。
OOHや街メディアのキャッチコピーは簡単なものが多いので、タグライン広告とも言えます。

先日、みなさんにお伝えしたクアーズビールの熱感知カメラを使った広告も、
OOHをふんだんに使い、ダイナミックな広告展開をしています。

ちなみにタグラインの「Cold As The Rockies」は、
「ロッキー山脈級に冷たい」という意味です。

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暑い夏にこそ、「ロッキー山脈級に冷たい」クアーズビールでおいしく体を冷やそう!
ということですね。

毎年の猛暑を意識した広告展開は、見事という他ありません。

広告は、時代や社会をよく見て作られています。
そして大切なのはコミュニケーションで大切なのはコピーです。

一緒にいろいろ学んでいきましょう!

(メディア学部 藤崎実)

YouTubeを邪魔をしてくるCMについて(メディア学部 藤崎実)

2026年6月12日 (金) 投稿者: メディア社会コース

みなさん、メディア学部の藤崎実です。

東京工科大学にはクリエイティビティに興味を持つ学生が多数入学してきます。
みなさんは最近の一般的な学生の傾向通りに、広告が嫌いです。
なるほどそうだよな、と思います。

その理由として、YouTubeを邪魔をしてくるCMの影響が大きいようです。
私もYouTubeを邪魔をしてくるCMが嫌ですので、その気持ちがよくわかります。

授業で何度もお話しすることになりますが、そもそもYouTube を無料で見ることができるのはどうしてなのか、社会経験が少ない学生にはそのことがまだよくわからないようです。

YouTubeの運営や動画の管理などはどのような収入源で行われているのか。
よく考えればわかることなのですが・・・・

YouTubeを邪魔してくるCMは、YouTubeのプレミアムプランに入ってもらいたいための仕組みなので、
どんなに頑張っても邪魔なものは邪魔だと思います。

でも世の中を広く見渡した時、広告分野のクリエイティブにはおもしろいもの、素晴らしいもの、すごいものが山のようにあります。

その理由は、企業が自分たちを前進させていくために、優秀なクリエイターの力を借りているためです。
世界最高峰のクリエイティビティがそこにあります。

そうした良いものから学ぶ必要があります。
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どんなことでも良いもの・優れたものから学ぶ必要があります。
ダメなものから学ぶのではなく、良いもの・優れたものから学ぶようにしましょう!

(メディア学部 藤崎実)

コピーの重要性・クリエイティブとタグライン広告(メディア学部 藤崎実)

2026年6月11日 (木) 投稿者: メディア社会コース

みなさん、メディア学部の藤崎実です。

東京工科大学には映像や音楽など、クリエイティビティに興味を持つ学生が多数入学してきます。
広告分野にはそれらと関連するクリエイティブがたくさん眠っています。

またおもしろいクリエイティブを実現させるためにはコピーが重要になってきますが、
コピーの重要性にはなかなか気づかない人が多いようです。


例えば・・・これは熱感知カメラを使ったクアーズビールの広告です。
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最近の全地球規模での温暖化により、夏はとても暑いですよね。

そうした社会的な傾向を踏まえた広告ですが・・
おもしろいですよね!

ちなみにタグラインの「Cold As The Rockies」は、「ロッキー山脈級に冷たい」という意味です。

広告は、時代や社会をよく見て作られています。
そして大切なのはコミュニケーションで大切なのはコピーです。

一緒にいろいろ学んでいきましょう!

(メディア学部 藤崎実)

広告クリエイティブから学ぼう(メディア学部 藤崎実)

2026年6月10日 (水) 投稿者: メディア社会コース

みなさん、メディア学部の藤崎実です。

私は広告クリエイター出身の教員です。
東京工科大学の授業では、「統合広告コミュニケーション論」「広告・広報論」「広告映像文化論」「広告進化論」といった科目を担当しています。

授業では毎回最初にお話ししますが、一般的に若いみなさんはYouTubeを邪魔してくる広告の経験から、広告は嫌なもの、邪魔なものといったネガティブな印象が強いようです。

確かにその通りですね。広告という存在は何か見たいものの最初や、間に入ってくることが多いので、邪魔な存在ですよね。
いわば、それが広告の宿命です。
広告業界の人もそれをわかっています。

ですので、みんなが邪魔に思うということを前提に広告企画は考えられています。

ここでちょっと考えてみてください。
みんなが邪魔に思うということを前提に、どうしたら振り向いてもらえるかを考えるという意味を。
これはかなりハードルが高いですよね。

ということはみんなの興味をひくクリエイティブである必要があるのです。
だからこそ、クリエイターのアイディアや企画力重要になってくるのです。

広告は積極的に見てもらえるものではありませんので、
クリエイターたちの工夫やアイディアが凝縮しているのです。

広告や広報が行っている様々な工夫に気づくと、
世の中の企業からのコミュニケーションを見るのが楽しくなると思います。

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広告のクリエイティブを知っていくと、他分野のことに応用できる学びが溢れていることに気づきます。
ひとつずつ学んで、ご自身の興味のある分野に生かしてほしいと思っています。

(メディア学部 藤崎実)

2026年7月5日(日)「クリエイティブフォーラム2026」開催(メディア学部 藤崎実)

2026年6月 8日 (月) 投稿者: メディア社会コース

みなさん、メディア学部の藤崎実です。

私は日本広告学会のクリエイティブ委員会の委員長をつとめています。広告分野の学術研究と広告分野の実務をつなぐ立場として、様々なイベントや勉強会、セミナーなどを企画する立場です。

そこでみなさんに告知があります。
2026年7月5日(日)に日本広告学会のクリエイティブ委員会主催の「クリエイティブフォーラム2026」があります。
テーマは「AIネイティブ社会におけるクリエイティブの倫理と思想」です。

概略は以下です。

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◆2026年7月5日(日)10:30~16:00
※開催は対面のみで、オンライン配信はありません。

◆開催場所
桜美林大学 新宿キャンパス センテナリオホール(創新館本館3階)

会場アクセス

◆新大久保駅(JR山手線)徒歩8分/大久保駅(JR中央・総武線)北口より徒歩6分

◆主催:日本広告学会 クリエイティブ委員会
◆共催:日本広告学会 デジタルシフト研究委員会
◆後援:公益財団法人吉田秀雄記念事業財団

◆参加費:無料
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詳細はこちらをクリック 
パンフレットはこちらをクリック 
参加費は無料ですので、是非ともご参加ください。

AI時代のクリエイティブにおける倫理について
第一線で活躍するクリエイターの話を聞きながら、一緒に考えませんか?
(メディア学部 藤崎実)

オープンキャンパス2026のご案内!(メディア学部 藤崎実)

2026年6月 7日 (日) 投稿者: メディア社会コース

みなさん、メディア学部の藤崎実です。

東京工科大学では、以下の日程でオープンキャンパスを行います。
6月14日(日)、7月19日(日)、8月2日(日)、8月23日(日)

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東京工科大学の施設を確かめ、キャンパスの雰囲気を肌で感じるチャンスです!!
大学紹介、体験型の講義や実験、個別相談など様々なプログラムを実施します。

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詳しくはこちらのサイトをご覧ください!

https://jyuken.teu.ac.jp/jyuken/visit_oc.html
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体験講義・体験実験、研究室公開など盛りだくさんの内容です。
各学部の研究室も公開します。
ぜひ実際に研究室を訪れて、先生や学生から研究の話を聞いてみてください。
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多くの参加をお待ちしています!

お楽しみに!!

(メディア学部 藤崎実)

人間工学と持続可能な社会 ― 学会大会参加報告

2026年6月 5日 (金) 投稿者: メディア技術コース

メディア学部技術コースの盛川です。

2026年5月23日から24日に開催された日本人間工学会第67回大会に参加してきました。今回は以下のテーマで発表を行いました。

  • 盛川浩志,佐藤 健,HMDによるMR映像を視聴しながらの歩行に関する検討,日本人間工学会第67回大会,2H1-05,2026/5/24

毎年開催されている学会大会ですが、本年度の大会テーマには「Beyond SDGs -持続可能な社会を支える人間工学」 が掲げられていました。

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人間工学分野の国際学会連合組織であるIEA(International Ergonomics Association)の会長、Andrew Thatcher氏による基調講演では、今後は環境問題も人間工学が取り組むべき重要な課題になるという話がありました。これまで人間工学では、人が働きやすい環境やシステム、道具といった、人と直接関わるものを対象とした研究が多く行われてきました。しかし、環境問題のような世界規模・地球規模の課題にも視野を広げていこうという考え方は、非常に刺激的で新鮮な視点でした。

研究室で卒業研究のテーマを考える際には、身近な話題や最近の流行から着想を得ることが多かったのですが、このように一歩、二歩引いた立場から社会全体を俯瞰し、そこに存在する課題へアプローチすることも、挑戦的で興味深い研究テーマになり得るのではないかと考えさせられました。

今年の大会では、人間工学会が提言している、「持続可能な人間工学目標2040(SEGs2040)~SDGs時代に求められる人間工学未来アクション・ビジョン~」に沿って発表セッションを分類するなど、新しい試みが多く見られました。この提言では、人間工学が取り組むべき課題について、SDGsに対応した目標が設定されるなど、将来に向けたビジョンが示されています。

メディア技術分野の研究においても、ゲームや映像、音楽といった身近なコンテンツだけでなく、それらが社会にどのように貢献できるかという視点をもって課題に取り組むことの重要性を改めて実感しました。今後の研究テーマの考え方を見直すきっかけとなる、多くの知見が得られる貴重な機会となりました。

AIによる感情分析とその結果を活用した感情的な音声合成

2026年6月 3日 (水) 投稿者: メディア技術コース

2026年3月9日(月)から13日(金)にかけて、ライトキューブ宇都宮にて開催された言語処理学会第32回年次大会(NLP2026)以下の研究発表を行いました。

  • 金 昌葉、松吉 俊: 感情分析と感情適応型音声合成を統合したAIカウンセリングシステム

この発表論文は、年次大会の予稿集ページにおいて誰でも無料で読むことができます。下の写真は、ポスター発表の様子です。 

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発表してくれたのは、2025年度に大学1年生の金(キム)さんです (2026年度に2年生)。金さんは韓国からの留学生です。2026年4月1日のブログでもお話ししましたが、メディア学部には、大学1年生で卒業研究相当の研究活動を行う「先端メディア学」という授業があります。金さんもこの授業の受講生でした。

音声合成AIを利用すると、コンピューターに日本語文章を音声で喋らせることができます。初期のパラメーターでもかなり自然に喋るのですが、感情が絡む文章では、聞き手の人間が少し違和感を感じてしまう音声が合成されることが少なくありません。そこで、金さんは、対話相手の人間に共感して、自然かつ感情的な音声で返答できるシステムを考えました。このシステムでは、まず、人間が発話した文章に含まれる感情をAIで自動分析します。そして、その感情分析結果に従って、コンピューター音声の速度、ピッチ、抑揚、音量という4つのパラメーターを調節します。以下の画像をクリックすると、システムの流れ図、人間とシステムの対話例、具体的なパラメーター調整方法の詳細を確認することができます。

Kimc

金さんは、既存のものよりも人間に寄り添ったカウンセリングAIを実現するために、上記のシステムを考え、実際にコンピューター上で実装し、被験者実験によって役に立つことを確かめました。

東京工科大学では、AIを使用する技術の教育に力を入れています。ゲーム、アニメ、CG、映像、音楽などの制作技術もAIも学びたい人に本学メディア学部は適した学部であり、オススメです。本学は今年も6月~8月にオープンキャンパスを実施します。メディア学部で学べることや先輩たちの研究テーマについて深く知ることができます。興味がある高校生はぜひオープンキャンパスにお越しください。お待ちしています。

(文責: 松吉俊)

 

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