ソーシャルデザイン その② AI時代におけるソーシャルデザイン
2026年9月 2日 (水) 投稿者: メディア社会コース
AI時代におけるソーシャルデザインの在り方とは、社会課題の解決のために新しい価値を生み出すことを意図しており、その為の新旧技術の応用には社会的な文脈(ソーシャルコンテクスト)を配慮した人間中心の活動と、社会全体の進歩に寄与する、総合知の構築が不可欠となっています。
コンテンツは、多くの人々に楽しさや感動を提供するものであり、コンテンツ産業は日本が国際的に誇る主要産業の一つであります。一方で、コンテンツは娯楽にとどまらず、社会に対して大きな影響を及ぼす存在となりつつあります。たとえば、アニメ作品に登場した地域を訪れる観光客が増加し、地域振興に寄与する事例が報告されています。このように、社会に具体的なインパクトをもたらすコンテンツを、社会的なコンテンツ(ソーシャルコンテンツ)と呼びます。このソーシャルコンテンツのデザインおよび制作には、大きく分けて二つの側面が求められます。一つは技術的側面であり、もう一つは社会的応用の側面です。
技術的側面においては、3次元空間と立体の理解に役立つ3DCG(Three-Dimensional Computer Graphics)を用いた立体造形の基礎理論と制作技法や映像の応用などが上げられます。単なる3Dモデル制作の操作方法にとどまらず、形状生成の原理、デジタル造形の構造理解、データ形式の特性などの理解がソーシャルコンテンツの制作には欠かせません。
(コロナ社 メディア学 キーワード:ソーシャルデザイン 執筆者 飯沼瑞穂 より)
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