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授業紹介:メディア専門演習「映像と音楽・音響デザイン」(その1)

2026年9月28日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の伊藤謙一郎です。

私のこれまでのブログ記事では、「音楽入門」「音楽創作論」など講義科目を主に取り上げてきましたが、今回は3回にわたり、演習科目の「映像と音楽・音響デザイン」の授業内容と受講生の成果物をご紹介しましょう。

「映像と音楽・音響デザイン」は2025年9月から始まった新しい演習で、ちょうど1年が経ちます。それまでは2001年から続く「作曲演習」が音楽系の演習として開講されていましたが、新カリキュラムへの移行に伴い、7回の授業で完結する演習に改変することとなったため、短期間で制作が体験できるよう「作曲演習」とは異なるアプローチの演習を始めることとしました。

音楽系の演習であるものの、演習名が示す通り「映像」に基づいて音楽や音響を制作する点が「作曲演習」と大きく異なります。映像を専門的に学ぶ学生や音楽経験のない学生も無理なく取り組めるような内容となっており、実際にそのような学生が受講を機に音楽制作に関心をもってくれるのは担当教員として嬉しい限りです。

以下は本演習の各回の内容です。(※本演習の詳細はシラバスのページで検索すると閲覧できます)


第1回:授業概要説明/DAWの基本操作(1)/練習映像(1)へのサウンド付与
第2回:DAWの基本操作(2)/練習映像(2)へのサウンド付与/課題映像の分析
第3回:DAWの基本操作(3)/練習映像(3)へのサウンド付与/課題映像へのサウンド付与検討
第4回:DAWの基本操作(4)/練習映像(4)へのサウンド付与/課題映像へのサウンド付与(1)
第5回:DAWの基本操作(5)/課題映像へのサウンド付与(2)/グループディスカッション(1)
第6回:課題映像へのサウンド付与(3)/グループディスカッション(2)
第7回:課題映像にサウンドを付与した作品の発表と講評/まとめ



主な内容としては、「DAW(音楽制作ソフト)の操作」「映像へのサウンド付与(音付け)」「グループディスカッション」の3つに分けられます。

DAWはほとんどの学生が初めて触れるので、操作方法や機能についてまとめた独自資料を用意し、資料に基づいて教員が操作するPC画面を教室前方のスクリーンに投影しながら丁寧に説明します。DAWの知識がある学生に対しては、希望があれば発展的な使用方法もレクチャーします。

映像に音を付ける課題は、10〜30秒ほどの「練習映像」と、1分ほどの「課題映像」の2つがあります。「練習映像」は、多様な映像(自然、都市、人物、動物、植物、朝・昼・晩、色合い、被写体の動きの有無、シーン変化の有無、カメラワークなど)を題材に、各回で学んだDAWの機能を活用しながら音付けのノウハウを身につけていきます。最終回での発表のための「課題映像」は、いくつかのシーンから構成される映像を題材としています。単に音を付けるだけでなく、各自が映像の様相を分析した上で、どのシーンにどのような音を入れるべきか(あるいは入れないか)を意識しながら制作に取り組みます。

グループディスカッションの時間は、受講生を2〜3名ずつグループに分け、各グループ内の学生同士で互いの音付けの内容について感想を述べたりアドバイスをしたりします。同じ映像でも人によって捉え方が異なるので、そうした違いから制作上のさまざまなヒントを得られると学生からは好評です。

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次回のブログでは、第2回および第4回授業での「練習映像」による受講生の成果物をご覧いただきましょう。お楽しみに!

(メディア学部 伊藤謙一郎)

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