イベント

サウンド×ヒューマン研究室・2024年度卒業研究発表会

2025年2月 5日 (水) 投稿者: メディア技術コース

メディア学部の大淵です。

1月28日(火)に、「サウンド×ヒューマン研究室」の卒業研究発表会を行いました。ここ数年は、「ミュージック・アナリシス&クリエイション(伊藤(謙))研究室」と合同でポスターセッション形式で行っています。今回、うちの研究室からは、最終発表4件と中間発表2件の合計6件の発表を行いました。発表題目は以下の通りです。

  • バーチャルライブにおける演出の自動化
  • マルコフ連鎖を用いたサウンドロゴの自動生成の研究
  • 警告音の認知に対する音響特徴量の影響
  • 音のフレーズから想起される視覚イメージの研究
  • Transformerモデルを利用した和音進行の自動分析 (中間発表)
  • 音楽ゲームの譜面データからの難易度自動推定 (中間発表)

卒業論文を提出してから、発表会までに12日ほど間隔があったのですが、その間「せっかくポスターセッションなのだから、面白いデモを作って見てもらおう」と頑張った人も多く、楽しい発表会になったのではないかと思います。

発表では活発なディスカッションが行われていたようでした。このあと、その内容も活かして卒業論文の最終版を仕上げたら、卒業研究は無事終了です。みなさんご苦労さまでした。。

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2025年2月 5日 (水)

卒業研究発表会 2024年度

2025年2月 3日 (月) 投稿者: メディア技術コース

127日(土)、今年度の太田·加藤研究室の卒業研究発表会を実施いたしました。今回の発表会は、羽田研究室との合同開催という形で行われ、ポスター発表という形式で進められました。当日は研究室に配属された3年生や、まだ配属前の2年生も参加し、大変賑わった場となりました。

 

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       会場の賑わい

 

今回の発表会には、指導教員である私を含む3名と、レビュアーとして参加した2名の教員が出席。また、学生たちの研究成果を評価するだけでなく、下級生にとっても非常に有意義な機会となったようです。特に、まだ研究室配属前の2年生にとっては、「来年は我が身」という意識からか、質問がとても活発でした。彼らは将来の研究室選抜に向けて、各テーマや研究内容をしっかりとチェックしていた様子で、熱心さが伝わってきました。

発表を行った学生たちは、ただポスターを掲示するだけでなく、実際に自分が開発したシステムやコンテンツをその場でデモしながら説明していました。特に印象的だったのは、センサー技術を活用したさまざまなインタラクティブな作品です。視覚的にも体験的にも楽しめる工夫が凝らされており、観覧者も興味津々といった様子でした。

例えば当研究室からは「席に座るとテーブル上で大きな花の模型が開く」というシステムを展示していました。これは、センサーで座席の占有状況を検知し、その情報を可視化するためのもので、視認性とデザイン性を兼ね備えたユニークなアイデアです。「席が埋まっているかどうか一目でわかる」というシンプルな目的ながら、花が開くという演出が場を華やかにし、多くの観覧者が感心していました。

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     デモの展示・体験

 

もう一つの注目作は、ルービックキューブ型のキーボードです。この作品は、フリック入力を模した操作感を再現したもので、指先でのスワイプ動作をセンサーが検知し、画面上に文字を表示します。従来の平面的なキーボードとは異なる立体的なインターフェースが斬新で、実際に触って試す観覧者からは「面白い!」という声が聞こえてきました。これにより、新しい入力デバイスの可能性を感じさせてくれる作品でした。

結果として、発表を行った全員が無事合格となりました。それぞれの学生が努力の結晶を発揮し、自信を持って発表できたことは、教員として非常に嬉しく思います。もちろん、ここでのフィードバックを糧にさらなる成長を目指してほしいところです。

また、今回の発表会を通じて、下級生たちにとっても良い刺激になったのではないかと思います。「自分たちが来年、この場に立つんだ」という意識が芽生えたり、どの研究室を選ぶべきかを考えるきっかけになったりしたはずです。特に、3年生にとっては「もうすぐ自分の番だ」という緊張感を感じつつ、先輩たちの姿を見て学ぶことができたのではないでしょうか。

 

さて、次は修士課程の最終発表会ですね。こちらはさらに緊張感が増すでしょうが、学生たちの成長を楽しみに待ちたいと思います。

 

太田

2025年2月 3日 (月)

学生・若手のためのAESジャパンフォーラム2024参加記

2025年1月29日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース

こんにちは。伊藤彰教です。

昨年度2023年は、東京工科大学にて開催された「学生・若手のためのAESジャパンフォーラム」ですが、今年度のフォーラムは2024年11月に、東京藝術大学千住キャンパスにて行われました。

今年度もメディア学部生の有志が学生主体の運営委員会に参加する他、伊藤彰教研究室『exSDプロジェクト』からは、2組3名の学生さんが、音響に関する研究発表を行いました。

山地阿世流さん・鈴木開斗さん『ステレオ化された楽器音源の立体音響配置の変化による印象比較』

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三浦海響さん『インタラクティブメディアにおけるAudio Listererの位置調整に向けたテストアプリケーションの開発』

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研究発表でもメディア学部生が活躍してくれましたが、運営スタッフとしても、専門的な機器の操作スタッフとして責任の一旦を担うようになりました。

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(東京藝術大学の音響デモ機材を操作するメディア学部生岩堀さん)

AES (Audio Engineering Society)は、世界的な音響エンジニアリングの業界・学術団体です。日本支部は国際的にみてもにも活動が盛んな支部のひとつであり、音響制作に興味のあるメディア学部生はこうした活動に参加しやすい環境が整えられています。

在校生はもちろんのこと、この分野を目指す中高生のみなさんも、メディア学部のプロジェクト演習<Audio Engineering><サウンドデザイン>、そしてexSDプロジェクトに参加してもらえるとうれしいです。サウンドの新しい地平を切り拓く多くのプロフェッショナルや、志を同じくする他校の同世代の人たちといち早く仲間になれることと思います。

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(来年はどの教育機関で開催されるか楽しみです)

2025年1月29日 (水)

子どもから大人まで大盛況!「サイエンスアゴラ2024」に出展。

2025年1月22日 (水) 投稿者: メディア社会コース

サイエンスアゴラ2024に出展し、600名以上が体験コンテンツに参加

 2024年10月26日(土)・27日(日)にお台場テレコムセンターにて、科学技術振興機構が主催する科学と社会をつなぐイベント「サイエンスアゴラ2024」にサイレント・コミュニケーションを出展しました。前述した株式会社ゼネラルパートナーズと共同開発した体験コンテンツの他にも、家族連れで楽しめる体験コンテンツも展示しました。
 昨年に続き2回目の出展となりましたが、今年はブースの広さを2倍にしたところ、昨年の3倍以上となる600名を超える人々が長蛇の列を作り体験に参加しました。参加者は小学生から大人までと幅広く、楽しくジェスチャーや手話を一緒に表現したり、聞こえにくさを真剣に体験したり、聴覚障害への理解が深まった様子が伺えました。

●出展の詳細はプレスリリースをご参照ください。
プレスリリース:メディア学部の吉岡研究室がサイエンスアゴラ2024に出展
https://www.teu.ac.jp/press/2024.html?id=204

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●2024年10月から12月にかけてのサイレント・コミュニケーションに関する取り組みをまとめました
吉岡英樹メディア学部講師が子どもから大人までを対象に聴覚障害理解のワークショップ「サイレント・コミュニケーション」を実施拡大

https://www.teu.ac.jp/information/2024.html?id=272


メディア学部 吉岡 英樹

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略歴:バークリー音楽院ミュージックシンセシス科卒業後、(有)ウーロン舎に入社しMr.ChildrenやMy Little Loverなどのレコーディングスタッフや小林武史プロデューサーのマネージャーをつとめる。退社後CM音楽の作曲家やモバイルコンテンツのサウンドクリエイターなどを経て現職。1年次科目「音楽産業入門」を担当。現在は聴覚障害支援を専門としており、メディア専門演習「サイレント・コミュニケーション」、聴覚障害支援メディア研究室 を担当している。


 

2025年1月22日 (水)

2024年度 修士1年生中間発表会

2025年1月17日 (金) 投稿者: メディア技術コース

少し前になってしまいましたが、1月11日、修士1年生の中間発表会を実施いたしました。この発表会は、修士課程2年間のちょうど中間地点における研究成果を発表する場であり、一貫早期プログラムの学生にとっては半年間の成果を披露する貴重な機会です。26名の修士1年生がそれぞれの研究テーマについてポスター発表を行い、大学院担当の教員や学部の学生も参加して、大いに盛り上がりました。

 

研究の進捗を確認する重要なステップ

修士課程は短く濃密な期間であるため、1年目の終わりにしっかりと研究の進捗状況を確認することは非常に重要です。今回の発表会では、学生たちがここまでの研究成果を整理し、残り1年間の研究計画を見据えた内容を発表しました。一貫早期プログラムの学生にとっても、この半年間で得た知見や課題を振り返る良い機会となったようです。発表の形式はポスター発表ですが、ただ結果を報告するだけでなく、今後の展望や解決すべき課題についてもしっかり説明されていました。教員からの鋭い質問やアドバイスも多く飛び交い、学生たちにとっても刺激的な時間だったのではないでしょうか。発表されたテーマは多岐にわたり、メディアサイエンスならではの幅広い分野がカバーされていました。センサーやインタラクティブ技術を使ったプロジェクト、AIやデータ解析を活用した研究など、各学生が独自の視点で取り組んでいることが伝わりました。特に印象的だったのは、観覧者との対話が活発に行われていた点です。学部の学生たちも積極的に質問しており、「自分たちが将来研究するテーマ」をイメージする良い機会になったのではないかと思います。

 

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      発表会場の様子

 

懇親会と表彰

発表終了後には、同会場で懇親会(慰労会?)を行いました。発表を終えてほっとした表情を見せる学生たちが多く、和やかな雰囲気の中で交流が行われました。また、発表時に教員や参加学生による投票を行っており、懇親会内で「優秀発表賞3名」と「学生投票賞1名」を表彰しました。表彰された学生たちにとって、これは大きな励みになるはずです。また、受賞しなかった学生にとっても、他者の評価を得られた経験はモチベーションアップにつながるでしょう。これを糧に、今後の研究活動にもさらに力を入れていってほしいと思います。今回の発表会を通じて、学生たちは自身の研究を客観的に見つめ直すことができたと思います。また、教員や学部生からのフィードバックを受けたことで、新たな気づきや改善点も見つかったことでしょう。これからの1年間で、さらに研究を深化させ、最終発表会に向けて準備を進めていってほしいと思います。

 

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    優秀発表賞の賞状授与

 

次回は修士2年生の中間発表会となります。こちらはスライドによるプレゼンテーション形式で、緊張感がより増す場面になるかと思いますが、それぞれの研究の発展を楽しみに待ちたいと思います。

 

太田

2025年1月17日 (金)

紅華祭研究室公開

2024年10月21日 (月) 投稿者: メディア技術コース

皆さん、こんにちは。

メディア学部の寺澤です。

10月13日・14日に開催された東京工科大学八王子キャンパスの大学祭「紅華祭」において寺澤研究室は研究室の公開を行いました。

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両日とも公開しましたが、13日は私はほとんど研究室にいられなかったため写真は14日のものです。4年生のスタッフが2日にわたって来場者に説明をしてくれました。

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大学祭はオープンキャンパスとは違って様々な年代の方がいらっしゃいます。お子さんも多く、micro:bitによるプログラミング体験は盛況でした。

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私の研究室は毎年紅華祭で研究室公開を行っています。4年生はそれに合わせて進行中の卒業研究に関するポスターを作成します。このポスターは翌年以降のオープンキャンパス等でも活用しています。

卒業研究の残り時間もわずかとなってきました。各自が成果を出してくれることを期待しています。

(メディア学部 寺澤卓也)

2024年10月21日 (月)

実在するバンドのバーチャルライブ(ABBA 「Voyage」)

2024年10月18日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

9月の授業開始直前に,企業から展示会のお招きがあり急遽ロンドンに弾丸ツアーに行きました.その際にエンタテインメント界隈で話題になっていた,アバターによるバーチャルコンサート「ABBA Voyage」を視察してきました.

ABBAは私たち(より上)の世代に絶大な人気を誇るアーティストなのですが,すでに高齢で,激しいライブを重ねるのはさすがに困難なのですが,その往年のライブをVFX制作会社として著名なIndustrial Light &Magicが制作を手掛けて実現しました.なんとしてでも見に行きたかったのですが,さすがにロンドンまでこのためだけに行くのは・・・と思っていたところでした.

さっそく,チケットを探したのですが幸い一人での視察になったので,意外といい席も取れました.(お値段はそれなりにしますが・・・)会場はロンドン郊外のオリンピック会場のそばに作られた特設のシアター.地下鉄の路線図を調べて乗り継いでいってきました.

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シアターの外観

会場はステージ前のダンスフロア(椅子はなく上映中ずっと踊っている人の席)とアリーナ席という椅子に座って全体を眺める席がありました.私は全体の雰囲気をじっくり見たかったのでアリーナ席から参加しました.

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シアター内部の様子

実際の映像は,高齢のメンバー超えたメンバーをモーションキャプチャーで収録,CGで制作する映像に利用しそれらをホログラムを利用して展示するという物です.
この体験は,言葉ではどうしても伝えにくいのですが,とにかく製作期間,費用,機材のスケールの大きさに驚くと同時に,今後このフォーマットで多くのイベントが開催される未来が容易に想像できました.

コンテンツにかかわる詳しいレポートはこちらを見てください

2024年10月18日 (金)

前期の三上・栗原研の学会発表

2024年10月16日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

三上・栗原研究室の学部学生は,2月から3月にかけての学会で発表することが多いですが,4月から9月にかけての前期も大学院生を中心に学会発表に行くケースが多くあります.今回はそのいくつかを紹介したいと思います.

(1)NICOGRAPH International 2024

芸術科学会が主催する国際会議で,海外での開催のほか国内の大学でも開催しています.国際会議ですので原稿も英語で執筆し,発表も英語で行うことになります.しっかりとした査読があり,不十分な内容では発表ができません.

今回は,「おとなり」といってもいい,東京都立大学の南大沢キャンパスで開催されました.大学院博士課程の谷村さんがポスター発表を行っていました.(わたしもVRのセッションのChairとして論文発表のオーガナイズをしました)
国内での開催ということもあり,国際会議初挑戦の学生も多く初々しい発表も多くありました.

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NICOGRAPH International2024

(2)情報処理学会Entertainment Computing 2024(EC2024)

情報処理学会が主催するエンタテインメントに関連する研究会のシンポジウムで,2023年は東京工科大学で開催しました.今年は北の大地「北海道」の北海道情報大学での開催となりました.この学会では,口頭発表のほかエンタテインメントにかかわるシステムなどを実際に体験できるデモ発表が多く実施されます.

三上研究室からは,川島先生とともに指導している横山さんがバンダイナムコスタジオとの共同研究において研究開発した内容を発表しました.また,デモ発表では学部学生の松浦さん,大学院の釣部さんに加え,助手の栗原先生もご自身の研究を発表しました.

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松浦さんの発表

ECでは,多様なエンタテインメント研究に際し,審査員のそれぞれの視点から推しの研究を推薦する「レコメンデモ」という制度があります.本年度は大学院生の釣部さんが「レコメンデモ」を受賞しました.

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レコメンデモを受賞した釣部さん

(3)日本デジタルゲーム学会夏季研究発表大会

日本デジタルゲーム学会が主催する夏の研究発表大会です.今年度から三上が学会の会長を務めております.東京工芸大学の中のキャンパスで開催され,三上研からは川島先生と共同で指導している大学院生小杉さんが,参画しているバンダイナムコスタジオとの共同研究の成果を口頭発表にて発表しました.また,インタラクティブなデモを行うインタラクティブ発表に大学院生の荒木さん,西村さんが発表を行いました.

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小杉さんの口頭発表

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西村さんのインタラクティブ発表

前期の学会発表は,大学院生の発表が多く,学部の学生の発表はこれから本格化します.ぜひ皆さん良い研究を進めてもらい,春にもまた多くの研究発表を報告できればと思います.

なお,その他の研究発表も含め下記にまとめます.

[1] Akifumi Tanimura, Suguru Matsuyoshi, Yoshihisa Kanematsu and Koji Mikami,Distribution of Setting Information Elements for Characters Introduction in Japanese Animation,NICOGRAPH International2024,2024.6
[2] 山地 阿世流,伊藤 彰教,三上 浩司, 音源包囲型マルチマイクレコーディングを用いた立体音響表現の印象評価, 研究報告音楽情報科学(MUS), 2024-MUS-140(68), pp.1-4. 2024.6.
[3] 横山 雅来, 鈴木 雅幸, 菅野 昌人, 山口 翔平, 川島 基展, 三上 浩司:「ビデオゲームコンテンツに向けた現実の光を正確に再現したHDRIを用いるLookDev環境の構築法」, エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2024論文集, pp. 79-85 (2024).
[4] 栗原 渉 , 三上 浩司: 水滴噴霧による松かさ鱗片の乾湿運動を用いた松かさ転倒駆動手法の基礎検討,エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2024論文集, pp. 424-426 (2024).
[5] 釣部 彩花 , 栗原 渉 , 兼松 祥央 , 松吉 俊 , 安原 広和 , 三上 浩司: トリガーの抵抗制御による投げ銭時のユーザ体験向上手法の提案,エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2024論文集,pp. 453-457(2024).
[6] 松浦 優 , 栗原 渉 , 兼松 祥央 , 三上 浩司: ビデオゲームにおいて炎の燃焼を表現する触覚デザインについての基礎検討,エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2024論文集,pp. 488-491(2024).
[7]荒木海斗,栗原渉,松吉俊,兼松祥央,安原広和,三上浩司:高難易度アクションゲームにおける プレイヤーに気づかれにくい 動的難易度調整手法,日本デジタルゲーム学会夏季研究発表大会,インタラクティブ発表,2024.9
[8]西村響,栗原渉,兼松祥央,松吉俊,安原広和,三上浩司:ポーカーゲームAIにおける表情による駆け引きの実装,日本デジタルゲーム学会夏季研究発表大会,インタラクティブ発表,2024.9
[9]小杉勇翔,鈴木雅幸,菅野昌人,山口翔平,川島基展,三上浩司:HDRIを用いた物理ベースレンダリングによる質感表現が設定しやすい環境の検討,日本デジタルゲーム学会夏季研究発表大会,口頭発表,2024.9

2024年10月16日 (水)

秋卒業式

2024年10月 4日 (金) 投稿者: メディア技術コース

皆さん、こんにちは。

東京工科大学では秋にも卒業式があります。半期休学した学部生・大学院生や早期卒業の学部生などが対象となります。今年は9月20日に挙行されました。

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本学には「学士・修士一貫早期修了プログラム」という制度があります。特に優秀な学生を対象に、学部を3年半、大学院修士課程を1年半の合計5年で終え、学士号と修士号を取得するプログラムです。通常4年+2年の6年かかるところを1年早く終えることができるため、学費が1年分少なくて済むうえ、修士号を取って社会に出るタイミングも早くすることができます。また、優秀な学生である証ですからそれを武器に就職活動を進めることもできます。

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学士・修士一貫早期修了プログラムで卒業した学生は、秋卒業式終了後に学生証返却などの手続きをしてすぐに大学院の「秋入学式」に臨みました。卒業式と大学院入学式が同日に行われるため、朝は学部生だったのに昼には大学院生になりました。

先程は5年間で終えられるメリットを書きましたが、このプログラムの学生は学部生のうちにいくつかの大学院科目を履修しますし、大学院に入ると半年間で修士1年生が終わるため、かなりハードです。それでもメディア学部では毎年一定数の学生がこのプログラムを利用して進学しています。

(メディア学部 寺澤卓也)

2024年10月 4日 (金)

サウンド×ヒューマン研究室・卒業研究中間発表会

2024年9月13日 (金) 投稿者: メディア技術コース

メディア学部の大淵です。

8月2日(金)に、「サウンド×ヒューマン研究室」の卒業研究発表会を行い、最終発表1名と中間発表4名、合計5名の学生が発表を行いました。今回も、歌声・効果音・音楽・VRなど多岐にわたる内容で、発表後の質疑応答も含めて、大変活気のある発表会となりました。

今回は、最終発表(発表会一人目)のレビューアーとして山脇先生に参加していただいたのですが、そのあと(二人目以降)の中間発表にも残って、いろいろとコメントしてくださいました。また、当研究室に配属されたばかりの3年生からも多くの質問がありました。

卒研生の皆さんは、毎週のミーティングで研究内容を報告しているのですが、参加者が「いつものメンバー」だけだと、どうしても説明が雑になってしまいます。今回、それぞれの内容をはじめて聞く人たちの前で発表したのは、わかりやすい発表のための良い勉強になったのではないかと思います。

今後は、この経験を活かして、研究成果を学会で発表してくれる人が多数出てくることを期待しています。

2024年9月13日 (金)

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