イベント

学生の国際交流イベント参加記(灼熱のタイシリーズ?) #3

2025年7月 4日 (金) 投稿者: メディア技術コース

ゴールデンウィークにStudent Exchange ProgramがタイのKMUTT大学(King Mongkut’s University of Technology Thonburi)で開催され、5名の学生とともに参加いたしました。今回は、期間中にあった休日の様子をレポートいたします。

 

象の寺院

空港から大学に向かう途中で、高速道路から3つの首の象の像!が見えました。とても大きなもので、格好もいいと思っていたら博物館だということだったので、後日訪ねてみることにしました。電車に乗ってバンコクの中心から少し時間がかかった郊外の駅で降りて向かいました。かなりアジア感が強い周辺の状況でしたが、10分くらい歩くと大きな象の像が!3つ首でケルベロスの象版のような佇まいですが、こちらは神様?だったか神様の乗り物だったか、のようです(ChatGPT君に聞いたら、インドラ神の乗り物である神聖な象だそうです)。

 

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    神聖な象、エラワンの像.迫力!

 

伝統衣装

学生たちは、現地の学生と一緒にバンコク市内の寺院や買い物にでかけていました。寺院をみたり、市街のショッピングセンターで買い物したりですが、途中で伝統衣装を借りて着るような店があったらしく、写真のように現地の学生とも一緒に伝統衣装で観光を楽しむことができたようです。電車の路線が充実してきて、市内は割と便利に移動できるようになりました。

 

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  伝統衣装を着て現地学生とともに

 

象に乗る

休日にアユタヤを訪れることができました。アンコールワット的?な遺跡も魅力的な観光地でしたが、なんといってもハイライトは象に乗れたことです。なかなか経験できないことを体験するのはいつでも楽しいですが、象に乗るというのはこういう感じなのか、というのは実際に体験しないと想像できませんでした。インド象ですからアフリカ像に比べると小さいですが、それでもかなりの高さでした。二人づつ一頭の象に乗って、のしのしと寺院の周りを練り歩いてくれました。とても得難い経験。乗っておいてなんですが、あまりゾウさんを働かせるのも申し訳なく思いました

 

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   アユタヤの遺跡群と象に乗った我々…

 

ムエタイ

タイといえばムエタイですよね! タイの大学の先生の紹介で、ムエタイのジムで体験レッスンを受けることができました。といっても私は現地のローカル市場のなにがしかにあたって腹痛、下痢状態(帰国後病院でサルモネラ菌に感染と判明)で試せなかったのが残念でしたが、女子学生の3名が果敢に(可憐に?)挑戦。思いっきり体を動かして楽しそうでした。そのあと疲れ切って死んでいたようでしたが とても暑い中でしたが、思いっきり体を動かすのも気持ちよさそう?でした。私も体調さえ万全なら試してみたかったですが

 

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  あまりの早い動きに写真でも捉えられない!   そして鍋

 

以上は活動の一部ですが、今回参加した学生たちは異なる国の文化を十分堪能できたのではないかと思います。自分の足で現地の人とコミュニケーションをとりながら過ごすのは、旅行ツアーで日本語のガイドがついて見て回るのとは全く違う体験になったと思います。海外の人とのコミュニケーションは、はじめは緊張しますが、一緒に過ごすことで身構えることも少なくなって今後の国際的な交流活動にも続けて参加してくれると嬉しいです。

p.s. 現在(6月)、このタイの大学から8名の学生が東京工科大学に来ています。日本の学生とも再開を喜びましたが、このように交流は続いております。

 

 

太田

 

 

 

2025年7月 4日 (金)

学生の国際交流イベント参加記(灼熱のタイシリーズ?) #2

2025年7月 2日 (水) 投稿者: メディア技術コース

ゴールデンウィークにStudent Exchange ProgramがタイのKMUTT大学(King Mongkut’s University of Technology Thonburi)で開催され、5名の学生とともに参加いたしました。初日を終えて、すこし緊張もとれたかなというところで、2日目以降のイベントについてご報告します。

 

2日目の活動は、いくつかの場所を訪問しタイの色々な側面を知ろうという内容です。朝早くからの活動になりました。まず、地元の印刷工場の見学をします。この工場では、日本のマンガをタイ語に翻訳したものをたくさん印刷、製本していました。最近ではデジタル出版が盛んですが、まだ紙での印刷も元気なようでした。工場の中の、いろいろなプロセスを歩き回って見ることができて非常に面白い体験ができました。もちろんマンガだけでなく、日本語のテキストブックや小学校の教科書なども印刷しており、同行していたタイの学生が小学校のときに使っていたといって喜んでおりました。

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                          印刷工場の見学(工場見学は楽しいですな)

 

次に訪れたのはメークロンという市場です。ここはテレビなどでも有名な場所です。というのも、電車の線路脇に店が並んでいて、電車が来るときになると慌てて売り物やひさしなどを片付ける様子が観光の対象となっているからです。一日に4往復?とかなので、電車が通るところを目撃するには丁度その時間を目指さなければいけません。今回は、その駅に入ってくる瞬間は市場には間に合わず踏切で電車を見ることになってしまいましたが、その駅から戻ってくるタイミングで市場の中(線路脇)で電車とすれ違うことを体験できました。すごく接近しているので電車はすごくゆっくりと進み、乗客と周りの観光客がハイタッチで盛り上がるところが楽しい体験でした。

 

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                       観光で有名なメークロン市場(と、メークロン駅前)

 

 

ミシュランのビブグルマンに掲載されているという、ローカルな食堂でタイ料理を存分に食べたあとは、水上マーケットに行って、現地でのパームシュガー(やしの木から取る砂糖)の作成過程の見学や、工芸品制作のワークショップを体験しました。

 

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             ビブグルマン掲載食堂、水上マーケットでの見学とワークショップ

 

ということで、タイの生活を多様な面で見たり体験したりできた盛りだくさんなメニューの一日でした。でもロンマー(暑い)。

 

太田

2025年7月 2日 (水)

6月15日(日)オープンキャンパス・レポート

2025年7月 1日 (火) 投稿者: メディア社会コース

皆さんこんにちは、メディア学部社会コースの森川です。
今回は、去る6月15日(日)に開催されたオープンキャンパスの模様をご報告します。
この日、森川研は3月に続いて卒研室公開を行いました。
研究テーマ名は「メディア&エンタテインメント研究」です。
森川研のテーマは「デジタル・ジャーナリズム」ということになっていますが、実はジャーナリズム関係の研究をしている学生は一握り。多くはエンタテインメント関連の研究を行っているため、OCでは毎回テーマを「メディア&エンタテインメント研究」としています。
 
OCでは、まず森川研でどういう研究を行っているか説明し、来場者の質問に現役工科大生(=卒研生)が答える、という形で進めています。
この日の来場者からは、演習科目にはどんなものがあるのか、どんな授業が一番面白かったか、といった授業関連の質問や、研究室選抜はどのように行われるのか、といった卒研室配属に関する質問、そしてスクールバスにはどのくらい並ぶのか、といった通学に関する質問などがありました。

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森川研のある3階では、他に2つの研究室が公開されていました。
1つは榎本研(公開テーマ名:コミュニケーションの仕組み)。

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もう1つは椿研(公開テーマ名:映像コンテンツ制作の研究)です。

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森川研と同じメディア社会コースからは、小林研(公開テーマ名:予測とプランの研究)と進藤研(公開テーマ名:デジタルマーケティング)が公開されていました。

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来場してくれた高校生と保護者の方々に、少しでもメディア学部の研究室の面白さが伝わっていると嬉しいです!

森川研は7月20日(日)と8月3日(日)のOCにも参加する予定です。
工科大メディア学部が気になっている皆さん、是非八王子キャンパスにお越しください!!
 
(メディア学部 森川 美幸)

2025年7月 1日 (火)

学生の国際交流イベント参加記(灼熱のタイシリーズ?) #1

2025年6月30日 (月) 投稿者: メディア技術コース

ゴールデンウィークに現地の学生と交流するワークショップイベントがタイのKMUTT大学(King Mongkut’s University of Technology Thonburi)で開催され、本学の5名の学生が参加いたしました。4名の女子学生と1名の男子学生、いずれも学部生(2年生と3年生)でした。大学院生と男子学生の健闘を今後期待したいところです。

 

まずは羽田に集合してバンコクへのフライトです。現地に到着した途端、いつものようにものすごい熱気であっという間に汗ダラダラ35度で、その日の最高気温は37度だということでした。幸いなことに、向こうの大学の先生が学部の車!で迎えに来てくれたので移動は楽でした。大学内の宿泊施設にチェックインするともう18時くらい(日本時間では20時)。続けざまにKMUTTの先生が食事に連れて行ってくれました。トムヤムクンなど、タイ料理をいきなり味わい、次の日に備えます。

 

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          バンコク、スワンナプーム国際空港に到着、既に暑い

 

日が明けて、Workshopの初日です。まずはオープニングということで、先生方や学生が集まった公式で厳かな雰囲気のなか、ウェルカムスピーチの後にまず私がオープンニングレクチャーをいたしました。もっとカジュアルな感じと言ってたのでそのつもりでへらへらしてたら、随分と公式行事っぽくなってモードを変更しなくては。いや、安心してください、いつもきちんとやってますよ(私のレクチャーの写真は誰も撮ってくれてなかったよ

 

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  オープニングは厳かで公式な雰囲気…      レクチャーを終えて記念撮影

 

その後、いよいよ学生諸君の出番です。KMUTTの学生たちと顔合わせのセッションからはじまって、360度映像を編集するVRコンテンツの作成(多分)を、現地の学生と一緒にしていました。英語の授業ではない場で海外の人との直接のコミュニケーションということで、はじめは緊張も見られたような中、まずは互いを知るためにビンゴのようなマスに書いてある内容(好きな音楽は?とか)を互いに聞くようなことから開始しました。そのうち結構な盛り上がりになっていたようで、まずは良かったなと一安心。ちょっと打ち解けられたところで、VRコンテンツの編集作業を教わりながらやり始めたようです。

 

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  ワークショップ#1(VR映像の編集作業)

 

午後は、水辺のほとりにある市場見学につれていってもらい、その後、近辺の公園を自転車で巡りながら、360°カメラでVRコンテンツの撮影をするということをいたしました。タイが始めての学生には独特の文化を見学するいい機会だったかと思います。(ちなみに私はドリアンをその場でカットしてもらい食べたのですが、今思えばこれが諸悪の根源だったか。その後、腹痛と下痢に滞在中、そして帰国後も悩まされることに。ちなみに治ったぽくなるまで帰国後2週間ほどかかりました)

 

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       ここのドリアンのせいで…(わからんけど)

 

太田

2025年6月30日 (月)

東京工科大学オープンキャンパス2025年6/15

2025年6月26日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース

6月15日に来場型オープンキャンパスが行われました。3月に続き、今年度2回目のオープンキャンパスです。

メディア学部は、片柳研究所棟で学部説明、講義実験棟で体験講義とライブを行いました。また、研究紹介を、片柳研究所棟、講義実験棟、研究棟Cに分かれて行いました。

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八王子キャンパスは広く、初めて来られた方には目的の建物が見つけにくいかもしれませんが、オープンキャンパスの日は学生スタッフがあちらこちらで案内しています。毎回思っているのですが、熱心に案内してくれている学生スタッフのみなさんに頭が下がります。

細かいことですが、学生スタッフが着用しているポロシャツが青になりました。昨年まではメディア学部はワインレッドだったのです。今年は全学部で一丸となって来場者をお迎えしようという気持ちから、ポロシャツが全学部で同じ色になりました。胸元にこうかとんの絵も入りました!

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(メディア学部 椿郁子)

2025年6月26日 (木)

英London Southbank Universityとの共同プロジェクト "The Healing Journey" ③

2025年6月20日 (金) 投稿者: メディア社会コース

皆さんこんにちは、メディア学部社会コースの森川です。
今週のブログでは、私と飯沼准教授が一昨年から取り組んでいる、イギリスのロンドンサウスバンク大学(LSBU)との共同プロジェクトについて紹介しています。
前々回前回のブログも併せてご覧ください。

今回はポップアップ・エキシビジョン“The Healing Journey”のお話です。
このエキシビジョンは、工科大とLSBUの共同研究の調査第2弾として、2024年11月にLSBUのキャンパス内で行われました。
主な目的は、イギリスの若者たちにウェルビーイングやサステナビリティに繋がる日本の文化を体験してもらい、彼らがどう感じるかを明らかにすることです。
会場は日本の着物や浴衣、手ぬぐい、暖簾などがディスプレイされ、さらに2023年11月に工科大のワークショップで学生たちが作ったコラージュ作品も掲示されました。

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そして、私と飯沼先生が主導し、以下の3つの体験コーナーを設置しました。

・写仏
・端切れ手芸
・レイキ

写仏とは、仏様の絵の上に薄紙を敷き、筆でその輪郭線を写し描く、仏教の修行の一つです。
集中してゆっくり描き進めることで、煩悩や執着から解放され、心の平安を取り戻すことができます。
日本人にとっては写仏よりも写経の方が馴染みがあると思いますが、漢字がわからないイギリスの人たちに写経は難しいと考え、このイベントでは写仏を採用しました。
イギリスの人たちは仏様の画像も見慣れないと思いますが、多くの来場者が一心不乱に、使い慣れない筆ペンを動かし、写仏を体験してくれました。中には長時間滞在し、とても細かく模写して、見事な作品を完成させてくれた人もいました。

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端切れ手芸では、着物の端切れを使って、小さな巾着を作ってもらいました。
驚いたことにイギリスの学校では日本の家庭科に当たる授業がないらしく、針と糸を使ったことがないという人がとても多かったのです。
でも、初めてのことでも挑戦してみたいという若者が非常に多く、人気のコーナーになりました。用意して来た端切れが足りなくなるほど!
この体験は、日本の「もったいない」文化を知ることに役立ったと思います。

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レイキは日本発祥の民間療法で、深いリラクゼーションを促し、ストレスを軽減する効果があると言われています。参加者にはその概念について説明し、簡易的な施術を体験してもらいました。

エキシビジョンは非常に盛況で、体験コーナーも好評でした。
ここで集めた参加者へのアンケートは、我々の共同研究のデータとして活用されることになります。

まだまだLSBUとのコラボレーションは継続していく予定です。
"The Healing Journey" の今後に是非ご注目ください!!

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(メディア学部 森川 美幸)

2025年6月20日 (金)

英London Southbank Universityとの共同プロジェクト "The Healing Journey" ②

2025年6月18日 (水) 投稿者: メディア社会コース

皆さんこんにちは、メディア学部社会コースの森川です。
今週のブログでは、私と飯沼准教授が一昨年から取り組んでいる、イギリスのロンドンサウスバンク大学(LSBU)との共同プロジェクトについて紹介しています。
前回のブログも併せてご覧ください。
 
今回は第2弾の調査となった、2024年11月にLSBUにて行われたポップアップ・エキシビジョン“The Healing Journey”に関するお話です。
ロンドンに本部事務所を構えるグレイトブリテン・ササカワ財団の助成により、私と飯沼先生はロンドンに渡航しました。
 
エキシビジョンの開催に先駆け、LSBUの学生を集めて、ホール教室で「日本の文化とサステナビリティのためのウェルビーイング」に関する講演を行いました。

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日本の「もったいない」や「生きがい」、「こだわり」、「わび・さび」、「断捨離」といった日本の伝統的な文化や概念について説明し、さらにその根本にある仏教の教えについても言及しました。
こういった伝統的な考え方は日本人に自然に身に付いており、特別なことだと全く思えないですよね。でも少し考えると、「もったいない」は「持続可能な社会」にダイレクトに繋がっていることがわかるでしょう。さらに、「生きがい」や「こだわり」といった概念は、「ウェルビーイング」に繋がるものです。
 
足るを知るは、これ最上の富 
足るをしらぬ者は、富めど貧しい
 
という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
これらも仏教を源にした日本古来からの教えで、「欲を捨てて現状に満足できる者は、貧しくとも心は豊かで幸福だが、欲望にまみれ現状に満足できない者は、どんなに富を持っていてもなお不満であるから貧人と変わらない」という意味です。
欲望にまみれると、心が囚われてリラックスすることができなくなりますよね。
それでは「ウェルビーイング(善い状態)」とはとても言えません。
欲を持たず、今の自分や環境に満足し、持っている物を大切する。そしてその中に人生の価値や喜びを見出す。そこに「ウェルビーイング」はあるのです。
こういった日本固有の文化は、今世界的に注目されています。
 
イギリスの学生たちにも、私たちの文化の話はとても新鮮に響いたようでした。
そして講演の後、いよいよポップアップ・エキシビジョンが始まりました。
 
そのお話は次回!
 
(メディア学部 森川 美幸)

2025年6月18日 (水)

英London Southbank Universityとの共同プロジェクト "The Healing Journey" ①

2025年6月16日 (月) 投稿者: メディア社会コース

皆さんこんにちは、メディア学部社会コースの森川です。
今週のブログでは、私と飯沼准教授が一昨年から取り組んでいる、イギリスのロンドンサウスバンク大学(LSBU)との共同プロジェクトを紹介したいと思います。
かねてより交流のあったLSBUのDr.Mai Khanh Tran(Mika先生)と共に、この共同研究に取り組み始めたのは、今から2年前の2023年ことでした。
この研究は、イギリスと日本の若者たちにとって「癒し」とは何かを明らかにし、現在世界的に注目されているサステナビリティについて考えようという試みです。
現代の若者は、心身の幸福と生活の質に関して多くの問題があると言われています。仕事や勉強の環境に対する不満、生活費の心配、社会的な孤立・孤独感、多忙な生活による疲れ、就職活動や将来への不安といったストレスが、若者たちの「ウェルネス」を阻害しているのです。多忙なライフスタイルは、生活空間を乱雑にし、プラスチックや使い捨て製品の使用を避けられないものにしてしまいます。それは最終的に、環境の悪化や生態系の破壊に繋がります。
サステナビリティを向上させるためには、個人がウェルビーイングな状態(善い状態)であることは非常に重要なのです。
 
私たちはこの共同研究を"The Healing Journey"(癒しの旅)と名付け、まず日本に焦点を当てて、日本の文化的背景が、若者たちの「癒し」や「サステナビリティ」にどのような影響を与えているかを明らかにしようと考えました。
 
第1弾の調査として、2023年の11月に2回に渡って東京工科大学にてウェルビーイングとアートを融合したワークショップ「The Healing Journey~若者とウェルビーイング~」を開催しました。
このワークショップではまず、ポジティブ心理学の観点からウェルビーイングなライフスタイルとその実践方法を議論し、参加した学生たちに理想の自分の姿を想像してもらいました。
次に、ストレスが溜まった時のエネルギーチャージの方法を、さまざまな色や写真・画像を使ったコラージュ作品という形で表現してもらったのです。
学生たちには、それぞれ自分に「癒し」を与えてくれる物や人などの画像を事前に用意しておいてもらいました。それらを用いた作品は、彼らにとっての“ウェルビーイング”がいっぱいに詰まったものとなりました。その“ウェルビーイング”には、日本の伝統文化や自然、そして若者ならではのサブカルチャーの影響が大いに見て取れました。

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このワークショップで具現化された日本の若者たちの“ウェルビーイング”やその根底に流れる日本のカルチャーは、イギリスの若者たちの“ウェルビーイング”にも影響を与え得るのでしょうか?
それを確認するため、今度はロンドンに場所を移し、第2弾の調査を行うことになりました。
 
そのお話は次回!
 
(メディア学部 森川 美幸)

2025年6月16日 (月)

いよいよ6/15(日)は東京工科大学オープンキャンパスです◆メディア学部 藤崎実

2025年6月12日 (木) 投稿者: メディア社会コース

みなさん、メディア学部の藤崎実です。

いよいよ2025年6/15(日)は、オープンキャンパスです!
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東京工科大学には、ゲーム業界や、音楽業界、クリエイティブ業界で活躍したい人が学べる場があります!

オープンキャンパスを記念して、特設サイトで公開されている「GUN GAME in 東京工科大学/日本工学院」 には、
日本工学院のCG映像科の学生も制作に参加!
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「GUN GAME in 東京工科大学/日本工学院」へはこちらからアクセス!
https://www.neec.ac.jp/gungame/

オープンキャンパスでは、実際に東京工科大学のキャンパスを見学できます。
また実際に学んでいる学生から、いろいろな体験談を聞くことができます。
学部の説明会はもちろん、普段の学生生活についての質問も受け付けます。
大学の入試についても知ることができます。

少しでも興味のある人は、ぜひとも越しください。
楽しい体験がたくさん待っています!

東京工科大学では、6/15(日)、7/20(日)、8/3(日)、8/17(日)の日程でオープンキャンパスを開催します。
https://jyuken.teu.ac.jp/jyuken/visit_oc.html

みなさんのご来場をお待ちしています!
(メディア学部 藤崎実)









2025年6月12日 (木)

6/15(日)東京工科大学オープンキャンパス!◆(メディア学部 藤崎実)

2025年6月 5日 (木) 投稿者: メディア社会コース

みなさん、メディア学部の藤崎実です。

いよいよ2025年6/15(日)は、2025年度オープンキャンパスの第2回目です。

今日はそのオープンキャンパスを記念して、特設サイトで公開されている
「GUN GAME in 東京工科大学/日本工学院」 をご紹介します!
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(特設サイトから画像引用)

では、さっそく、「GUN GAME in 東京工科大学/日本工学院」へアクセス!
https://www.neec.ac.jp/gungame/

「GUN GAME in 東京工科大学/日本工学院」八王子キャンパスで生き残れ
最大6人で対戦可能で、プレイヤーはヘリコプターに乗り込み、
各キャンパスステージでガンゲームを行います。
相手を倒すごとに武器が入れ替わり、武器の順番は決まっているため、
同じ武器が回ってくることはありません。
購入可能なサポートアイテムと、様々な武器を駆使しながら、
誰よりも早く20キルに到達すると勝利となります。

GUN GAME in 東京工科大学/日本工学院(案内動画)
https://www.youtube.com/watch?v=Y0cpDJATwzM
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GUN GAME in 東京工科大学/日本工学院(ゲームスタート)
https://www.fortnite.com/@teu_neec?lang=ja
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キャンパスステージを忠実に再現!
日本工学院のCG映像科の学生も制作に参加!
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さて、肝心のオープンキャンパスでは、体験講義をはじめ、
学部の説明会はもちろん、キャンパスツアーやキャンパスランチ、各研究室の公開など、バラエティー豊かなコンテンツを揃えています。
是非ともご参加ください!

参加の受付はこちらです!

東京工科大学では、6/15(日)だけでなく、7/20(日)、8/3(日)、8/17(日)の日程でオープンキャンパスを開催します。
https://jyuken.teu.ac.jp/jyuken/visit_oc.html

ぜひともご参加ください!
みなさんをお待ちしていますね!

(メディア学部 藤崎実)

 

 

 

2025年6月 5日 (木)

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