イベント

人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SLUD)第90回研究会のご案内

2020年11月26日 (木) 投稿者: メディア技術コース

文責:榎本美香

2020年11月30日(月)・12月1日(火)の2日に渡って、人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SLUD)第90回研究会が開催されます。
https://jsai-slud.github.io/sig-slud/90th-sig.html


人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SLUD)は,1992年に創設されました。本学メディア学部の元学部長である飯田仁先生も、この立ち上げに深く関わっておられます。研究会では、言語・音声・対話に関する基礎研究から、音声処理・言語処理・対話処理に関するアルゴリズムやシステムの研究まで、多岐に渡る話題が扱われます。情報学だけでなく、言語学・心理学・社会学(会話分析)など,、さまざまな分野が関係し、文理を問わず多彩な研究者が参加して、活発な議論を行う場となっています。

第90回研究会は「第11回対話システムシンポジウム」となっています。これは特に人工応答する対話システムに関する研究に焦点をあてたもので、第11回目と盛況な参加者を集めているSLUDの人気シリーズです。

1日目の30日の最後のセッションでは「対話システムコンペティション」が行われます。これは複数の大学や企業がそれぞれの対話システムを持ち寄り、実際にその場で人との会話を披露することで、どのシステムが優秀かを競うものです。私は、この対話システムとの会話役を仰せつかっています。システムを困らせること無く、自然で楽しい会話ができるかドキドキです。

参加はZoomで無料ですので、ご興味のある方は是非聞きに来てください。(参加は事前登録が必要です)

事前参加登録ページ(申込締切:12/1 シンポジウム終了時まで)
https://forms.gle/LNuKP9YHyrTC3s5t9


なお、開催案内は以下です。

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[1]日時・場所
[2]タイムテーブル
[3]プログラム
[4]招待講演のタイトルと概要
[5]懇親会
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[1]日時・場所
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日時:2020年11月30日・12月1日(月・火)
会場:オンライン開催(事前参加登録者にのみ参加情報を連絡します)

事前参加登録ページ(申込締切:12/1 シンポジウム終了時まで)
https://forms.gle/LNuKP9YHyrTC3s5t9

参加費:無料
参加資格:特にありません.人工知能学会および本研究会非会員の方でも
     参加・発表が可能です.
資料集:
[研究会登録会員・賛助会員] 通常通り冊子を郵送します
[人工知能学会学生会員]
電子版(無料)【事前参加登録ページの「資料集購入希望」より申込】締切:11月23日(月)
[上記以外]
電子版(1,500円)【通販サイト:https://jsaioffice.stores.jp/】11月24日(火)より販売開始。
シンポジウム終了後2日間は購入できます。
冊子版(2,000円)【事前参加登録ページの「資料集購入希望」より申込】締切:11月23日(月)
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[2]タイムテーブル
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〇 11月30日(月)
9:45-10:00 開会挨拶(ポスターセッション案内)
10:00-11:00 ポスター・デモセッション1
11:00-12:00 ポスター・デモセッション2
12:00-13:00 ポスター・デモセッション3
13:00-14:00 昼休憩
14:00-15:15 一般口頭発表1 (3件)
15:15-15:30 休憩
15:30-18:00 対話システム ライブコンペティション3
18:00-18:30 休憩
18:30-20:00 オンライン懇親会

〇 12月1日(火)
10:00-11:00 招待講演1(翠輝久先生)
11:00-11:50 一般口頭発表2 (2件)
11:50-12:00 休憩
12:00-12:50 一般口頭発表3 (2件)
12:50-13:50 昼休憩
13:50-14:30 国際会議報告
14:30-14:40 休憩
14:40-15:30 一般口頭発表4 (2件)
15:30-15:40 休憩
15:40-16:30 一般口頭発表5 (2件)
16:30-16:40 休憩
16:40-17:40 招待講演2(三宅陽一郎先生)
17:40-18:10 表彰・閉会
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[3]プログラム
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◎ 11月30日(月)9:45-18:00(懇親会は18:30-20:00)
[9:45-10:00 開会挨拶(ポスターセッション案内)]

[10:00-11:00 ポスター・デモセッション1(7件)]

1.コールセンターにおける問合せ対応時のログ情報を利用した暗黙知収集自動化の考察
〇濵村朱里 石垣泰地 土居誉生 小澤仁護 稲田徹(SCSK)

2.バーチャルキャラクターとの雑談対話を目指す 音声対話AIシステム AIKo (the AI born in Kobe) —2019年度版概要
〇瀧和男 (神戸大)

3.発話のリスク及び意図性を考慮する用例ベース雑談対話システムRisky Politeness Bot version2
〇宮本友樹 永井望 満田雄斗 磐下大樹 遠藤水紀 鈴木章弘 片上大輔(東京工芸大)

4.日本語対話機械読解データセットの構築と対話への応用可能性の検討
〇芳賀あかり 稲葉通将(電通大)

5.グラフデータベース中のエンティティの分布を活用したシステム発話候補の自動抽出
〇中島圭祐 駒谷和範(大阪大)

6.ゲート制御付きSource-Target Attention を用いた複数知識文に基づく応答文の生成
◯佐良和孝 滝口哲也 有木康雄(神戸大学)

7.対話エージェントの機能に着目した気の利いた応答を含むコーパスの収集
〇田中翔平(奈良先端) 吉野幸一郎(奈良先端,理研) 須藤克仁 中村哲(奈良先端)

[11:00-12:00 ポスター・デモセッション2(6件)]

8.AIチャットボットのためのチューニング支援システム
〇友松祐太 戸田隆道 杉山雅和(AI Shift)

9.在宅認知機能訓練のための対話ロボットシステムの開発
〇徳永清輝 田村和弘 大武美保子(理化学研)

10.深層強化学習を用いた雑談対話システム
〇寺西帝乃 荒木雅弘(京都工芸繊維大学)

11.雑談対話モデルの関連性向上のための関連語を優先した応答文生成手法の検討
〇麻生大聖 滝口哲也 有木康雄(神戸大)

12.非対話データを用いた対話形式コンテンツの自動生成
〇岩橋千穂 稲葉通将(電通大)

13.文構造に基づく質問文への曖昧性付与と質問生成
〇中野佑哉 河野誠也 (奈良先端) 吉野幸一郎(奈良先端,理研) 須藤克仁 中村哲(奈良先端)

[12:00-13:00 ポスター・デモセッション3(6件)]

14.未知語を理解可能な音声対話システム
〇小林優佳 岩田憲治 渡辺奈夕子 吉田尚水 久島務嗣 藤村浩司 (東芝)

15.ビデオ通話の動画を用いた対話システムの構築
〇福井空 稲葉通将(電通大)

16.オープンドメイン雑談対話に基づく観光地推薦
〇高橋正樹 稲葉通将(電通大)

17.言語・韻律情報の同時モデル化に基づく音声応答生成の検討
〇山崎善啓(東北大) 千葉祐弥(NTTコミュニケーション科学基礎研) 能勢隆 伊藤彰則(東北大)

18.タスク指向対話におけるニューラル句抽出を用いた End-to-End 発話生成
〇山崎天(東京大) 相澤彰子(東京大,国立情報学研)

19.タングラム命名課題を使ったメタ対話の役割と生起過程の検討
〇須藤早喜 浅野恭四郎(静岡大) 光田航(NTTメディアインテリジェンス研) 東中竜一郎(名古屋大) 竹内勇剛(静岡大)

[13:00-14:00 昼休憩]

[14:00-15:15 一般口頭発表1(3件)]
※発表時間25分(発表20分+質疑5分)

20.対話支援に向けた言語情報と画像情報の対応付けによる話者のアテンション可視化
◯本郷望実 松森匠哉 福地庸介 前川知行 今井倫太 (慶應大)

21.アンドロイドERICAの傾聴対話システムにおけるWOZとの比較評価
〇井上昂治 Divesh Lala 山本賢太 中村静 (京都大) 高梨克也 (滋賀県立大) 河原達也(京都大)

22.自動質問応答における連続発話からの類義クエリ抽出
◯戸田隆道 友松祐太 杉山雅和(AI Shift)

[15:15-15:30 休憩]

[15:30-18:00 対話システム ライブコンペティション3]

23.対話システムライブコンペティション3
〇東中竜一郎(名大) 船越孝太郎(東工大) 高橋哲朗(富士通研) 稲葉通将(電通大) 角森唯子(NTTドコモ) 赤間怜奈(東北大) 宇佐美まゆみ 川端良子(国立国語研) 水上雅博(NTT) 小室允人(千葉大) ドルサ テヨルス(東工大)

24.Transformer encoder-decoderモデルによる趣味雑談システムの構築
〇杉山弘晃 成松宏美 水上雅博 有本庸浩 千葉祐弥 目黒豊美 中嶋秀治 (NTTコミュニケーション科学基礎研)

25.ILYS aoba bot: 大規模ニューラル応答生成モデルとルールベースを統合した雑談対話システム
〇藤原吏生 岸波洋介 今野颯人 佐藤志貴 佐藤汰亮 宮脇峻平 加藤拓真(東北大) 鈴木潤 乾健太郎(東北大,理研)

26.深層強化学習を用いたシチュエーション対話向け応答選択モデル
〇佐藤真 高木友博(明治大)

27.談話研究の知見を活用した対話システム
〇白井宏美(FCL 次世代コミュニケーション研究所)

[18:00-18:30 休憩]

[18:30-20:00 オンライン懇親会]


◎ 12月1日(火) 10:00-18:10

[10:00-11:00 招待講演1]

28.翠 輝久先生(ホンダ・リサーチ・インスティチュートUSA)
「車中での状況に即した視覚と自然言語の融合研究/Situated Language and Vision Research in Moving Vehicles」

[11:00-11:50 一般口頭発表2 (2件)]

29.多様なふるまいからの好感判定に基づき発話構成要素を選択するお見合い対話システム
田中滉己 〇井上昂治 中村静(京都大) 高梨克也(滋賀県立大) 河原達也(京都大)

30.自動音声応答におけるユーザー沈黙時の発話誘導
〇西山達也 李晃伸(名工大) 戸田隆道 友松祐太 杉山雅和(AI Shift)

[12:00-12:50 一般口頭発表3 (2件)]

31.相槌の形態と頷きとの共起関係
◯森大河 伝康晴(千葉大)

32.VAEを用いた半教師あり学習による音声対話システムのためのキャラクタ表現
〇山本賢太 井上昂治 河原達也(京都大)

[12:50-13:50 昼休憩]

[13:50-14:30 国際会議報告]

SIGDIAL: 有本 庸浩(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
ACL: 佐藤 志貴(東北大学)
ICMI: 井上 昂治(京都大学)
INTERSPEECH: 山本 賢太(京都大学)
EMNLP: 赤間 怜奈(東北大学)

[14:30-14:40 休憩]

[14:40-15:30 一般口頭発表4 (2件)]

33.先行発話を利用したマルチモーダル応答タイミング推定
〇矢作凌大(東北大) 千葉祐弥(NTTコミュニケーション科学基礎研) 伊藤彰則(東北大)

34.Timing Generating Networks: 会話の文脈を考慮したターンテイキングのタイミング推定
◯片山颯人(早稲田大) 藤江真也(千葉工大) 佐久間仁 松山洋一 小林哲則(早稲田大)

[15:30-15:40 休憩]

[15:40-16:30 一般口頭発表5 (2件)]

35.対話者間の親密さに基づく言語・非言語的対話行動の分析
〇千葉祐弥(NTTコミュニケーション科学基礎研) 伊藤彰則(東北大)

36.マルチモーダル対話コーパスHazumi公開と生体信号を含む新規データ収集
〇駒谷和範(大阪大) 岡田将吾 堅田俊(北陸先端)

[16:30-16:40 休憩]

[16:40-17:40 招待講演2]

37.三宅陽一郎先生(スクウェア・エニックス)
「デジタルゲームにおける対話技術」

[17:40-18:10 表彰・閉会]

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[4]招待講演のタイトルと概要
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〇 翠 輝久先生(ホンダ・リサーチ・インスティチュートUSA)
タイトル:「車中での状況に即した視覚と自然言語の融合研究/Situated Language and Vision Research in Moving Vehicles」
概要:We introduce our research projects on situated interaction
in moving vehicles. The first project addresses issues in situated
language understanding in a moving car. More specifically, we propose
a reference resolution method to identify user queries about specific
target objects in their surroundings. We investigate methods of
predicting which target object is likely to be queried given a visual
scene and what kind of linguistic cues users naturally provide to
describe a given target object in a situated environment. We propose
methods to incorporate the visual saliency of the visual scene as a
prior. Crowdsourced statistics of how people describe an object are
also used as a prior. The second project aims to improve the behavior
of autonomous driving cars by augmenting training data with natural
language advice from a human. Advice includes guidance about what to
do and where to attend. We present a first step toward advice giving,
where we train an end-to-end vehicle controller that accepts advice.
The controller adapts the way it attends to the scene (visual
attention) and the control (steering and speed). Attention mechanisms
tie controller behavior to salient objects in the advice.

〇 三宅陽一郎先生(スクウェア・エニックス)
タイトル:「デジタルゲームにおける対話技術」
概要:デジタルゲームでは、主人公と登場人物たちがカットシーンと呼ばれる
キャラクターが演技をする場面や、リアルタイムかつインタラクティブに行われる戦闘などで、
キャラクターたちの対話を実現してきた。台詞はあらかじめ作られたものであり、
どのタイミングでどの台詞を発するかが、キャラクターの人工知能や、
メタAIと呼ばれるゲーム全体を制御する人工知能によって制御される。
会話のパターンは用意されているが、状況に適したパターンが選択され、
また、そのパターンがそのまま再生する場合もあれば、プレイ履歴や戦闘状況に応じて、
動的に異なる台詞が挿入される場合もある。動的な制御において用いられる主な手法は、
ルールベース、プランニング、ユーティリティベース(評価値ベース)である。
また、いわゆる会話ゲームと呼ばれるキャラクターとの対話に特化したジャンルでは、
これらを組み合わせた手法が取られる。
本講演では、ゲーム産業で培われて来た対話技術の全容について歴史的かつ俯瞰的に解説する。

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[5]オンライン懇親会
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シンポジウム初日の終了後にオンライン懇親会を開催します.
初参加の方や知り合いがいない方も多くの方と交流しやすくなるよう,Hylable ( https://www.hylable.com/remote/ )を用いたオンライン懇親会を企画します.懇親会では,参加者をランダムで数名ずつのグループに分け,グループ内で交流するということをグループを変えて2回程度行う予定です.また,各グループにはシンポジウム委員が1名以上参加します.大学や企業の研究者・開発者が交流できる貴重な機会ですので,奮ってご参加ください.
懇親会の参加方法は参加登録時の自動返信メールに記載されます.懇親会に参加希望の方は,11月30日13:00までに参加登録してください.
https://forms.gle/LNuKP9YHyrTC3s5t9

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備考:
・情報保障等特別なサポートを希望される方はご相談ください.可能な範囲で対
 応致します.
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【問い合わせ先】
第11回対話システムシンポジウム実行委員会
 dialog-system-sympo@googlegroups.com

 

 

 

 

 

2020年11月26日 (木)

こうかとん&片研(校舎)型のぬいぐるみでハロパー気分だとん★

2020年10月16日 (金) 投稿者: メディア技術コース

みなさんこんにちは。もうすぐハロウィンですね。三密を避けてソーシャルディスタンスを保つため大人数で対面のパーティーを開くのは難しい状況ですが、気分だけでもハロウィンパーティーに!ということで大淵・越智研究室(研究棟C・C318号室)前を飾り付けました。

Kazari01

まず、カッティングプロッター(自動でカッターを制御して図形を切り出す機械)でこうかにゃんのハロウィン風かぼちゃと融合した図形を切り出します。素材は黒のフェルトです。同様にして、オレンジで我らがこうかとんもの形も切り出します。これらは紐で繋げて飾りにします。

Katagami

次に、こうかとんの姿を想像しながら型紙を作り、チャコペンで布に書き写してから幅1cmの縫い代をつけて布を裁ちます。ミシンでチャコペンの曲線に沿ってどんどん縫っていき、裏返してから綿をいれました。

Img_20201008_190839

上の写真は左から右にかけて徐々に型紙を改良しながら制作したこうかとんたちです。写真上はわかりづらいですが、最初は顔が円筒形になって頬のふくらみが足らなかったりしたので、型紙の面積やパーツ数を調整していきました。

 

Kazari04

次は片柳研究棟(通称:片研)です。これもなんとぬいぐるみ化します。そのためにこちらも型紙を生地に移してカットします。今度は縫い代は作らないことにして、展開図通りにカットすることにします。

Nuigurumi03 

展開図の折り目(図形の辺)にあたる部分は端から1mmほどのところでミシンで波縫いをしてしっかり折り目が付くようにしてみました。しかし、自分の技術不足と縫ったぶん図形の面が細くなってしまったためうまく成型できていません。

Nuigurumi01

その後何回か制作を重ね、型紙や縫う順番などを工夫することで歪みが少ない片研になってきました。上図は左から右へと制作を繰り返した結果の比較です。

Nuigurumi05

片研(3Dプリンタによる模型)を肩に載せる片研(ぬいぐるみ)。

Kazari02Kazari03

以上3種類の飾りを研究棟C(C318)の廊下に飾り付けます。

 Kazari05jpg

どうでしょうか。普段の校舎がちょっと楽し気になっていませんか?

メディア技術コース 越智

 

 

2020年10月16日 (金)

今年はオンライン出展「東京ゲームショウ2020」

2020年9月17日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

今年は前期が例年より遅く,大学の夏休みは少し遅くスタートしましたが,あっという間に秋が見えてきました.メディア学部の秋といえば「東京ゲームショウ」です.

今年は遠隔での開催となりましたが,学生たちも遠隔でゲームの開発を進め,間もなく完成する見込みです.

ぜひ,皆様お越しいただければと思います.

以下はプレスリリースです.
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東京工科大学(東京都八王子市、学長:大山恭弘)メディア学部は、923()(注1)から27()に開催される「東京ゲームショウ2020オンライン」に出展いたします。

(特設サイトURLhttps://www.teu.ac.jp/gameshow2020/index.html)※924日開設予定

 

本学部では、2003年よりゲーム制作の総合的な教育や研究に取り組んでおり、「東京ゲームショウ」には2007年に国内の4年制大学として初めて出展し14年連続での参加となります。初のオンライン開催となる今回は、VR(仮想現実)空間上でイベントが体験できるSNScluster(クラスター)」を活用し、1年生〜3年生200名余りが履修する「プロジェクト演習」(注2)の成果として、3年生が制作したゲーム5作品を仮想空間上で発表。作者の学生らとコミュニケーションする機会を提供します。また同作品は、特設サイトよりダウンロードして試遊いただくことができます。

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このほか、AIVR、生体情報の分析などを活用した次世代のゲーム体験や表現の高度化のため技術をはじめ、ゲームのプロモーションやビジネス、地域連携、教育、社会問題解決への活用など、メディア学部で取り組んでいる様々な研究についても同特設サイト内で紹介します。

 

 (注1) 923日はオンライン商談会のみ

 

 (注2) 1年次から3年次の選択科目「インタラクティブ・ゲーム制作」。実際の現場を想定したさまざまな役割を担う610名のメンバーでチームを構成し、集団制作による実践的なものづくりを体験するとともに、「東京ゲームショウ」で一般に発表することで今後の大学での学びに活かすことを目的としています。

 

東京工科大学メディア学部

国内初のメディア系学部として1999年に設立。「メディアコンテンツ」「メディア技術」「メディア社会」の3コース専攻で、講義と演習を効果的に組み合わせた特色のある教育を実施しています。他大学に先駆けてゲーム制作の総合的な教育や研究に取り組んでおり、基礎技術を習得する演習から知識を総合的に蓄積する講義、さらにはゲーム開発技術の発展可能性を探る研究などを行っています。平成16(2004)年度にはゲーム関連の教育としては日本で初めて文部科学省認定「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」(現代GP)に選出されました。東京ゲームショウへの出展のほか、2010年から世界規模のゲーム開発ハッカソン「グローバルゲームジャム」の国内メイン会場の一つとなっており、学生がプロとチームを組んでゲーム制作を体験する貴重な実学の場となっています。

2020年9月17日 (木)

VRワールドでポスター発表(卒業研究中間発表会)

2020年9月 6日 (日) 投稿者: メディア技術コース

リモートで行ってきた卒業研究指導ですが、時期がずれた前期の中間発表会もようやく終えることができました。情報系の研究であればリモート環境でもそれなりに進めることができると思ったのですが、モチベーションや時間の使い方がうまく行かないようで、学生の取り組みや研究の進捗についてはもう少し奮起を期待したいところです。

 

さて、中間発表会ですが、私の研究室では例年ポスター発表の形式で行っています。スライドによる口頭発表は形式的には正式っぽくていいのですが、色々疑問があっても一定の時間(5分)経つと質問が打ち切られてしまい、まだまだ未完成な研究の発表に対しては不十分だと感じるため、ポスターによる発表を選択しています。ところで、リモートでポスター発表ってどうするんだ?って話ですね。例によってZoomを使うのか?でもそれじゃ一人づつ順番に説明することになって、スライドによる口頭発表と変わらなくなってしまいます。ということで、SpatialChat、という環境を使おう!としたのですが…、直前で有料化されてしまいました。おまけに価格設定が結構高いです。サブスクライブのプランしかないのですが、高いうえに、終わったら解除したいんだけどどこからするの?と問い合わせたら、現状では解除はできん、と恐ろしいことを言われてしまいました。解約できないって許されるの…?ということで、ClusterというVRを利用したSNSサービスを利用して、擬似的なポスター発表ができるように工夫してみました。

 

VRの演習でも同じ仕組みを使用したことを別の記事に書きましたが、まずメインの会場があり、そこから個別のポスター発表の部屋にワープできるような会場を用意しました。始めにそこに全員集合します。発表する4年生と新しく配属された3年生が参加しました。1,2年生にも声をかけたのですが、残念ながら振られてしまいました。メイン会場にはワープ用のゲートが円周状に配置してあります。半透明なドアのような表現になっていて、いかにもワープしそうな雰囲気のデザインです。そのドアの前に立て看板のように研究テーマ名と発表者の名前のパネルが設置してあり、それを見て聞きたい研究発表の部屋を見つけることができるようにしました。

 

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メインの集合会場

 

各部屋に入ると、全面の壁にポスターがスクリーンに表示されていて、発表者(のアバター)が脇に立っています。普通のポスター発表と同じようにポスターを見て説明を聞き、質問やコメントがあれば発表者と会話します(チャットでも可能ですが、基本は音声で)。この環境だと、Zoomのような会議用のツールに比べて聞いている人の数が直感的にわかるところがいいと思いましたし、何より、ポスター発表会の感じを持つことができたように思います。一方で、誰も聞きに来ていないと、説明者は部屋に一人で誰か来るのを待っているだけなので寂しいですね。ポスターの表示されているのと反対側の壁にはメイン会場に戻ることができるドアが設置されています。そうやってメイン会場と各部屋を行ったり来たりすることができます。一つの部屋に複数のポスターを配置しなかったのは、こうしたSNSのツールの特性によります。一つの部屋では、誰かが発言していることが全員に聞こえるようになっているため、複数のポスターの説明を同時に行うと、複数の説明者の声がいっぺんに聞こえてしまいます。そのため、個々の発表毎に独立した部屋を用意して、それらの間を簡単に行き来できるような仕組みを作ったのです。

 

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ポスター発表の部屋・発表の様子

 

各部屋へは自由に入り、自由に発表者と話をして、自由にでることができます。また、そもそも発表イベントそのものに出入りするのも各自の自由にできるところも、実際のポスター発表と同じ参加形式を実現できたと思います。実際のポスター発表では、制作したシステムやコンテンツのデモをするのですが、その再現は難しそうですね。動画で代替するくらいになってしまうでしょうか。今後の課題としたいと思います。ということで、発表を行った方法の話だけになってしまいましたが、研究内容についてはまた今度(もう少し研究内容が充実してから…)。

 

後期は大学に出て現実の場で行えることを希望していますが、こうした方法も、国際学会などではいいかもしれません。また、何らかの機会に多少改良して試してみたいと考えています。

 

 

太田高志

 

 

2020年9月 6日 (日)

サウンド×ヒューマン研究室・卒業研究中間発表会

2020年9月 2日 (水) 投稿者: メディア技術コース

メディア学部の大淵です。

今年の前期は授業がすべてオンラインとなり、異例ずくめの数か月でしたが、それでも4年生の皆さんの卒業研究は着実に進み、8月12日(水)に無事中間発表会をオンラインで行うことができました。この9月で卒業する2名の最終発表会も同時に行いました。

最終発表の2名は、さすがに中間発表の人たちよりも完成度が高く、あとは卒業論文を仕上げるだけという感じです。このあと学会発表も予定しており、そちらもオンラインになる可能性が高いですが、さらに内容を吟味していきたいと思っています。

中間発表の10名ですが、オンライン指導を中心に自宅での研究となり、みなさんデータ収集や実験に苦労していました。しかし、そんな中でも、楽器や歌のデータを自宅で録音したり、オンラインアンケートの仕組みを作ってデータを集めたり、それぞれに工夫しています。今年は例年以上に音楽テーマが多いのも特徴で、ギター・ドラム・歌・音楽プレイヤーなどの研究が並んでいました。加えて、VRやバイノーラルなどのテーマも相変わらず人気があります。

後期からは、少しずつ研究室での活動も再開し、さらに研究を盛り上げていければと思っています。

2020年9月 2日 (水)

東京ゲームショウ出展ゲームのβ版公開(@バーチャルオープンキャンパス)

2020年8月24日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

今年は遠隔開催が決定した東京ゲームショウ,前回7月19日(日)はα版ということで,何とか動くようになったゲームを皆さんにも遊んでもらえるよう,作品発表とダウンロード可能な状態にしました.

今回はさらに開発を進めβ版ということで,だいぶ進んできました.

β版の定義は多少開発会社によって異なることもありますが,はほぼ完成版で,テストによって細部の調整や不具合などの解消を目的とするのです.今回展示したのは,ある程度のステージの実装が終わって遊べるようになったという意味ではむしろα版に近い状態かと思います.

いずれにしても,だいぶ各チームが目指している面白さに近づいたものが操作できるようになりました.

当日は,前回と同様にバーチャルSNSの「Cluster」を利用して,バーチャル発表会を行いました.Cluster内に配置されたゲームの登場キャラクターが動いていたり背中に乗ったりすることができたので遊んでいる人も多くいました.

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当日の様子はより多くの人に簡単に見てもらうために「YouTube Live!」でも配信していました.こちらの映像はアーカイブされており,現在でも閲覧可能です.

YouTube Live! 
https://www.youtube.com/watch?v=z3hGvzF2FUY&feature=youtu.be

また,ゲームのβ版はこちらからダウンロードできます.ぜひ,実際に遊んでもらえるとありがたいです.

TGS向けゲームの紹介サイト
http://mkmlab.net/TGS/2020/

文責:三上浩司

2020年8月24日 (月)

『教員とのオンライン個別相談』の申込受付は【8月20日(木)12時まで】です。お急ぎを!

2020年8月18日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース

こんにちは。

先日のブログ記事で、8月23日(日)「バーチャルオープンキャンパスDAY(八王子)」の開催をお知らせしましたが、その中で、当日の10:00〜16:00に行われる『教員とのオンライン個別相談』をご紹介しました。申込受付は、8月20日(木)12時までですので、相談をご希望の方はお急ぎください! お申し込みは、バーチャルオープンキャンパス 」のページ内の「バーチャルオープンキャンパスDAYの申込はこちら」からどうぞ。

高校生の皆さん。メディア学部について次のような疑問をお持ちではないですか?


 ◆メディア学部では何が勉強できる?
 ◆「○○○」(授業名)はどういう内容?
 ◆授業を受けるのに、それ以前に履修しないといけない授業はある?
 ◆メディア学部とコンピュータサイエンス学部ではゲームに関する授業はどう違う?
 ◆「コンテンツ」「技術」「社会」の3つのコースは、それぞれどういうもの?
 ◆「コース」とは? 各コースには定員や選抜はある?
 ◆コースを選んだら、そのコースの授業しか受けられない?
 ◆「コンテンツコース」と「技術コース」では同じ分野(ゲームや映像、音楽・音響など)の授業や研究室があるけど、どう違う?
 ◆途中でコースを変えられる?
 ◆研究室に入ったら、就職先はその研究室の分野になることが多い?
 ◆プロジェクト演習とは? 誰でも受けることができる?
 ◆入学する前にやっておいた方が良いことは?
 ◆パソコンが苦手(あるいは使用経験なし)でも大丈夫?

 ・・・・・・などなど

上記以外の疑問にも、「コンテンツコース」「技術コース」「社会コース」それぞれの教員がわかりやすく丁寧にお答えします。ぜひこの機会を利用して疑問点を解消しましょう。質問だけでなく「ちょっと先生と話してみたい!」という方も大歓迎です。

皆さまのお申し込み・ご参加をお待ちしています!

 

(メディア学部:伊藤謙一郎)

2020年8月18日 (火)

オンラインでポスターセッション

2020年8月16日 (日) 投稿者: メディア技術コース

助教の戀津です。

前期の授業期間も終わり、卒業研究中間発表の時期になってきました。
研究の発表会にはいくつかの方式がありますが、その中のポスターセッションという形式が卒業研究の中間発表に適している面があります
そこで今回は、ポスターセッションについての説明と、それをオンラインでどうやるかのお話です。

まずポスターセッションの形式ですが、発表者は発表内容を一枚の大きな(A1やA0等)ポスターにまとめます。
論文ほど文章は書かず、大まかな目的や手法を箇条書きしたり、図表と補足説明を主に載せる形です。

そしてここが大きな特徴ですが、ポスターセッションは大人数で一度に行います。10人前後から、大きな学会では50人くらいで一度にやったこともあります。
大きめのホールなどで発表者がそれぞれ持ってきたポスターを指定の場所に貼り、参加者は会場内を好きなように歩き回ります。
発表者はなるべくポスター前に居て、見に来た人に説明したり質問を受けたりできるよう待機します。
参加者はあらかじめ聴こうと決めていたポスターを見に行っても良いし、適当に歩いて目に留まったものを見てもよいわけです。

普通の発表では、教室や講堂などに人が集まり、前にある壇上から多くの人へ向けて一度に発表します。
研究や教育の成果として得られた知見を、多くの人に一度に共有するためにはこの形式が一般的と言えます。
しかし、〇〇の場合どうなるだろうか?というようなディスカッション的な質問は多少なり時間を要するので、多くの聴衆がいる場面では少しやりにくくなります。

それに対しポスターセッションは、ディスカッションの役割が大きくなります。
発表者と一対一でも会話できるため、細かなところまで詳しく聴いてもよいし、今後の進め方を話し合うこともできます。
逆に発表者側も、ディスカッションを目的として発展途中の研究テーマを出すこともできます。この点が特に中間発表に向いている一面です。

前段が長くなりましたが、このポスターセッションをオンラインでどのようにするか。
ポスターセッションの特徴と利点として、次のいくつかが挙げられます。

  • 一対一(もしくはそれに近い状況)で直接ディスカッションができる
  • 発表されている研究一覧から好きなものを見に行ける(目的なく見回ることで普段の興味の範囲外の研究とも出会いやすい)
  • 発表者が誰かと話していたりポスターを眺めている人が多いなど、「混んでいる」時は後回しにできる

これを実現するためにいくつかサービスを探してみたのですが、ぴったりくるものがなく、これは良さそうというものは少し高めの月額課金制サービスでした。
いいサービスであれば対価を払うのはもちろんいいのですが、複数研究室合同で行う都合上予算の扱いが難しく、今回は見送りました。

そこでどうしたか。システムを自作してみました。
私は元々研究や前職の業務経験などでWebアプリケーション制作を行っており、以前制作したサービスが近い形だったため、それを改良して実装してみました。
要件としては、上の利点と対応する形で

  • ビデオ通話システム(ここは流石に既存サービスを利用)
  • ポスター画像を一覧できるトップページ(クリックして拡大表示・ビデオ通話システムへの接続)
  • ビデオ通話サービスへの接続をした人を記録し、「今発表者と会話している人数」の可視化

今回、特に三つめが重要と考え念入りにやり方を検討しました。
実際のポスターセッションでは、聴いている人数を物理的に見ることができますがオンラインではそこがやりにくく・・・。
「今は他の人が話しているようなので、別の研究を先に見ておこう」これができるのが、ポスターセッションのいいところと思うので。

システムの実装は終え、確認も済んだので後は微調整しつつ来週水曜・木曜に本番です。
実際のシステム画面や、どんな感じでポスターセッションが運用できたかは後日また報告しますね。
上記の通り、来週が本番なので在学生の皆さんは時間があれば是非見学に来てください。学内者限定公開で開催されます。

2020年8月16日 (日)

バーチャルオープンキャンパス 教員相談を担当しました!

2020年8月 3日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

みなさん,こんにちは.メディア学部助教の兼松です.

何度かこのblogでもお知らせしていますが,昨今の状況から今年のオープンキャンパスはバーチャルオープンキャンパスとして実施しています.https://jyuken.teu.ac.jp/jyuken/index.html

メディア学部でもこれに合わせて様々な情報を公開していますので,まだご覧になっていない方はぜひご覧ください.https://jyuken.teu.ac.jp/jyuken/ms/

昨日8月2日は今年2回目のバーチャルオープンキャンパスDAYでした.
この中で私は教員による個別相談コーナーを担当しました.
こういったコーナーを担当するのは教員になってから初めてでしたので少し緊張もしましたが,高校生のみなさんの進路選びにとってお役に立てたのなら幸いです.
私自身にとっても,現役高校生のみなさんがどんなところに興味を持っているのか,どこに注目して私たちメディア学部を見ているのかを直接知ることができる機会となり,大変有意義な時間でした.
お申し込み・ご参加いただいたみなさん,ありがとうございました.

また,メディア学部卒業生の一人として,メディア学部の魅力をできるだけ熱く語ったつもりですが伝わりましたかね?
みなさんがメディア学部の仲間に加わってくださる日を楽しみに待っています.

次回のバーチャルオープンキャンパスDAYは8月23日です.
昨日の個別相談では,どうしても緊張してしまっている方も多かったですが,大丈夫です.メディア学部の先生たちは楽しい方ばかりですので,もっと気軽にきてください.
多くの皆様のお申し込み,ご参加をお待ちしております!

(文責:兼松祥央)

2020年8月 3日 (月)

本日(7/19)開催バーチャルSNSによる「ゲーム制作α版発表会」

2020年7月19日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

いよいよ本日,東京工科大学のオープンキャンパスの特別企画として,バーチャルSNS「Cluster」を利用した,東京ゲームショウ2020向けに学生が開発しているゲームのα版発表会を行います.

12:30からは,ブースがオープンしていますので,東京工科大学のバーチャルオープンキャンパスのイベントを見てもらった後や合間の時間などがあればぜひ遊びに来てください.

12:30から15:30は「東京工科大学オープンキャンパス特別イベント「ゲーム制作α版発表会」【第一部】 」にアクセスしてください.

そして16:30からはこの「Cluster」内においてメインイベント「学生による開発途中のゲーム発表」があります.
この会場は15:30からアクセス可能になっています.時間になりましたら「東京工科大学オープンキャンパス特別イベント「ゲーム制作α版発表会」【第二部】
」にアクセスしてください.

Blog01s

 

「バーチャルSNSって何か心配」とか「やり方よくわからない」という方は,メインイベントの「学生による開発途中のゲーム発表」はYoutube Liveでも内診しております.下記のURLからアクセスしてください!

オープンキャンパス特別イベント「ゲーム制作α版発表会」

Blog02s

 

コロナ禍でも自発的な学びを決して止めない工科大生の活動成果をぜひ見てください.

 

文責:三上浩司

 

 

2020年7月19日 (日)

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