ビジネス

メディア学部ではこんな研究もできる!

2019年11月13日 (水) 投稿者: メディア社会コース

こんにちは、着任2年目・メディア社会コースの森川です。
 
先日、私の研究や卒研室に関する取材記事が本学ウェブサイトに公開されました。
大学進学を目指す高校生の皆さんに是非読んでいただきたいと思います。
 
 
さて、記事の中に、私の研究室で学生が行っている研究を2つほど紹介しました。
今日は他にどんな研究が行われているかを紹介したいと思います。
“メディア”と言えば、コンテンツを「つくる」ことに意識が向きがちだと思いますが、クリエイティブワークだけではコンテンツ・ビジネスは
成立しません。
誰のために何をつくるのか(今の社会にはどんなコンテンツが必要か)、マーケットのサイズはどれくらいで、収益はどれくらい見込めるか、
競合にはどんな相手がいるのか、どんな戦略を取ればいいか、どんな宣伝やプロモーションを行うべきか、などなど、考えるべきことは山ほどあるのです。
そういった、ビジネスサイドの知識を学べるのが、メディア社会コースのカリキュラムです。
クリエイティブワークに対する、プロデュースワークの視点と言ってもいいかも知れません。
例えば、私の研究室では以下のような研究をしている卒研生がいます。
 
 
・深夜アニメ番組のTwitterツイート数を伸ばす要因は?
日本は世界でも珍しく、大人向けアニメが数多く制作されている国です。
子供向けではない分、深夜時間帯にもアニメ番組が放送され、最近では視聴率奪い合いの過当競争に。
先行研究では、深夜アニメ番組の視聴率を上げる要因の一つが、視聴者のTwitterでのリアルタイム・ツイートであると述べられています。
では、リアルタイムのツイート数を増やすにはどういった施策が考えられるのでしょうか。
ツイートを収集し、研究を進めています。
 
 
・ホラー愛好家の特徴とは?
人間にとって本来不快であるはずの「怖い」という感情。
にも関わらず、幽霊やゾンビ、妖怪などが登場するホラーコンテンツをこよなく愛する人たちが存在します。
一体どういう人たちがホラーを好んで見ているのか。
どういう信条や趣味・趣向を持っているのか。
アメリカの研究を元に、日本の現状を明らかにしようとしています。
 
 
・今後、Jリーグを盛り上げていくにはどうすればいいか?
リーグが創設されて27年。
現在のラグビー人気のように、最初こそ大きな盛り上がりを見せましたが、Jリーグ人気はここ数年横ばい状態です。
プロ野球人気が下降気味と言われて久しいですが、まだJリーグはプロ野球人気を超えることができていません。
しかし、Jリーグのチームの中でも、浦和レッズは堅調に業績を伸ばし、熱狂的なファンを生み続けています。
何が浦和レッズの成功要因なのか?
数々のデータから考察を行っています。
 
 
・子ども向け特撮番組のCMを親たちはどう見るか?
番組に出てくるヒーローが登場し、商品の宣伝を行うCMのことを「ホストセリングCM」といいます。
実はこの宣伝手法は、まだ脳が未発達の子どもに大きな影響を与えるとして、多くの国で禁止されていますが、日本では禁止されていません。
法で禁止されていない以上、CMに目を光らせていなくてはいけないのは保護者ということになります。
では、実際日本の親たちはホストセリングCMをどう捉えているのか?
お母さんたちが子どもと一緒になってヒーローを演じる俳優を熱狂的に応援する、ある種特殊な状況を抱える日本において、面白い調査結果が出るかも知れません。
 
 
この他にも、まだまだ多様な研究が行われている森川研究室。
皆さんが興味のあることなら、研究のシーズになると思います。
クリエイティブや技術だけではない、メディアの社会的な一面に、是非目を向けてください。
 
メディア学部メディア社会コースで、やりたいことがきっと見つかります!
 
 
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(メディア学部 森川 美幸)

2019年11月13日 (水)

広告業界の生の声を聞く!

2019年5月24日 (金) 投稿者: メディア社会コース

皆さんこんにちは、着任2年目の森川美幸です。
先日、日本広告学会が毎年行っている「クリエーティブ・フォーラム」というイベントに行ってきました。
このイベントは、広告クリエーティブや広告ビジネスの今日的な話題や実践に焦点を当て、まさに業界の渦中にいる実務者や、研究者の講演やパネルディスカッションに参加できる、というもの。
今回のスポットが当てられたのは、「クリエーティブ・ブティック」と呼ばれる、近年大手広告会社が盛んに社外に設置している小規模なクリエーター組織でした。
当日はADKクリエイティブ・ワンの三寺雅人氏、CHERRYの鈴木聡倫氏、そして博報堂ケトルの大木秀晃氏という3名の実務家の方々の基調講演があり、クリエーティブ・ブティック設立のいきさつや現状、そして将来的な展望など、ある意味生々しくも貴重なお話を伺うことができました。

午後には広告を学ぶ学生や大学院生、実務家による研究のポスターセッションが開かれました。
実は私も大学院生時代、このクリエーティブ・フォーラムでポスター発表をしたことがあり、賞もいただいています。
当時は学部生の発表はなかったと記憶していますが、今年は何組か、大学生も発表者として参加していました。
中にはなかなかユニークな発表もありました。
例えば、
・ファッションと建築の相関性
・好きなタレントから見えてくる消費者像の可視化
・広告コミュニケーションにおける職業制服の役割
といったテーマです。
大学生ならではの大胆な仮説が展開されていました。

この、日本広告学会のクリエーティブ・フォーラムは毎年5月に開催されています。
来年も恐らく5月だと思いますので、興味のある人がいたら是非参加してみてください。
大学生は何と参加費無料(今年の場合)!
また、意欲のある人は是非ポスター発表にチェレンジしてみてください。
イベント参加者は実際に広告業界で働いている実務家も多く、きっと有益な意見をもらえることでしょう。
こういう機会を逃す手はありませんよ!

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(メディア学部 森川 美幸)

2019年5月24日 (金)

続・ニューヨークタイムズにまつわる話

2019年4月27日 (土) 投稿者: メディア社会コース

皆さんこんにちは、着任2年目の森川美幸です。

先日、私の研究室のニュース(ブログ)ページに、「ニューヨークタイムズにまつわる話」と題し、米ニューヨークタイムズ社が刊行している雑誌媒体についての記事を載せました。

その記事の最後に、もうひとつニューヨークタイムズにまつわるネタがある、と書いていたのですが、その話について、こちらのブログの方に書きたいと思います。

皆さんの中にも、ツイッターやインスタ、YouTubeなど、いわゆるSNSや動画投稿サービスを利用して、情報発信や作品発表をしている人は多いのではないでしょうか。

インターネットの普及で、昔はメディア企業にしかできなかったマスへのコミュニケーションが、個人でもできるようになったことは、メディア文化史において革命的な出来事でした。

一般人ながら何千人、何万人のフォロワーを持ち、人気者になっている有名ユーチューバーやインスタグラマーもいますよね。

これはもちろん日本だけの現象ではなく、世界中に起きていることです。

 

近年、北米で注目されているひとりの詩人がいます。

彼女の名前はルピ・クーア。

今年27歳になる、インド系カナダ人女性です。

2014年に刊行された初の詩集『ミルクとはちみつ』(日本語版も出ています)は全世界で250万部を売り上げました。

この出版不況の時代に、詩集が250万部も売れるというのは、驚異的なことです。

このルピ・クーアが人気詩人になったきっかけが、何を隠そうインスタグラムだったのでした。

そう、彼女はインスタで自分の作品を発表するインスタ詩人だったのです。

自分で描いたイラストや、セルフポートレートと共に投稿される、恋愛や失恋や性に関する強い感情がこもった彼女の詩に多くの人が共感し、インスタフォロワーは350万人を超え、今も増え続けています。

彼女の詩は一編一編が短いですし、使っている単語も難しくはないので、英語が苦手な人も一度彼女のインスタを見てみるといいかも知れません(@rupikaur_)。

ここで、ニューヨークタイムズとの絡みに戻るのですが、私の手元に彼女の最新詩集『the sun and her flowers』がありまして、そのオビに“#1 NEW YORK TIMES BESTSELLER”の文字が踊ってるわけですね。

 

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ニューヨークタイムズのベストセラーリストと言えば、出版業界の中でも非常に権威ある書籍ランキングなのです。

音楽チャートでいうビルボードのランキングみたいなものです。

そこで1位、ということは、本当にすごいわけです。

インスタから出てきた、20代の詩人が、ニューヨークタイムズのベストセラーランキング1位を取れる時代。

 

しかし待ってください。

インスタを見て、熱狂的に彼女を支持しているフォロワーは若い人中心なのではないか?

デジタルネイティブ世代が、果たして紙の本をそんなに手に取るものだろうか。

だとしたら、彼女の出版された詩集を手に取っているのは中高年齢層?

でも、20代女性の愛と恋の葛藤が描かれた詩を、好んで読む年齢層ではないのでは??

皆さんはどう思いますか?

ルピ・クーアの詩集を買っているのは誰なのか。

ネット時代の今、紙の本や雑誌の読者とは、一体誰なんでしょうね。

 

(メディア学部 森川 美幸)

 

2019年4月27日 (土)

ソサエティ5.0とビジネス

2018年11月17日 (土) 投稿者: メディア社会コース

みなさんこんにちわ。メディア社会コースの進藤美希です。
ソサエティ5.0についてはこのブログでも発信していますし、お聞きになったことがあるかもしれません。
これは、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会のことです(内閣府ホームページより引用)。
非常に技術的なテーマと思われるかもしれません。
しかし、そうではないのです。
私が専門としている広告においても大きな意味をもつ考え方です。
どういうことでしょうか。
広告はこれまではテレビなどの決まったデバイスで、決まった場所で(たとえば家のお茶の間など)で見るものでした。
しかし今では、スマホを持ち歩き、場所にとらわれず、様々な広告に接するようになりました。
フィジカル空間(現実空間)が高度化すると、さらに、今いる場所や、している動作に応じて、最適な情報、最適な広告を、選んで出すことができるようになります。
たとえば、急に雨に降られて、傘がないので、雨宿りに入ったコンビニで、みなさんが、スマホをひらくと、そのコンビニで、どこにビニール傘が売られているか、場所や値段をすぐに教えてくれるといった具合です。
これは、確かに広告ではありますが、困った状況にある人を助ける情報ということもできます。
ますますスマートな社会になりますね。

2018年11月17日 (土)

デジタルマーケティングってなに?

2018年10月 4日 (木) 投稿者: メディア社会コース

メディア社会コースの進藤美希です。
最近、デジタルマーケティングという言葉が、ビジネスをする人たちの間で流行しています。
これってなんでしょうか?
デジタルということばは、通常、アナログということばと対比して使われます。
イメージとしては、アナログが波のようなものだとすると、デジタルのイメージは、0と1の連なりで表現するもののような感じです。
しかし、デジタルマーケティンングは、0と1で表現するマーケティングというわけではありません。
今使われている意味としては、モノのインターネットや、さまざまなサイバーワールドのデータを活用し、人工知能なども駆使して、新しいマーケティングをすすめていくといったことでしょうか。
こうした、技術とビジネス、そして、コンテンツが融合する領域は、メディア学部が得意とするところです。
関心をお持ちくださると幸いです。

2018年10月 4日 (木)

オープンキャンパスにおける大学院メディアサイエンス専攻研究紹介

2018年7月23日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

去る7月15日(日)のオープンキャンパスにおいて、全学共通の大学院説明会が実施されました。それに伴い、メディアサイエンス専攻では、大学院生の研究紹介ポスターを展示しました。

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展示したポスターは、大学院生が学会で発表したものから、この日のために作成してくれたものまでありました。ポスターを見ていたある親子は、「英語でポスター作れるようになるんだ~」などと関心してました。

 

今回のポスター展示は、大学院進学希望者だけではなく、これから大学に入る高校生にもどのような研究が行われているのか知るよい機会になったのではないかと思います。

 

今後のオープンキャンパスでも、引き続きポスター展示を行いますので、オープンキャンパスにご来場の皆様は、是非、ご覧になってください。

(文責:竹島、写真:近藤)

2018年7月23日 (月)

大学院説明会:メディアサイエンス専攻にぜひお越しください.

2018年7月 9日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

7月15日にオープンキャンパスが開催されます.
それに合わせて,大学院の説明会も実施します.本学の学生,他大学の学生,留学生,高校生を対象にしています.
東京工科大学大学院説明会のお知らせ【7月15日開催

http://www.teu.ac.jp/event/2018.html?id=146
日時:平成30年7月15日(日)13時~14時(12時会場オープン)
場所:片柳研究所10階アクティブラーニングセンターKC1001(全体も個別相談も)
内容:
13:00~13:15 バイオ・情報メディア研究科全体説明 亀田研究科長
13:15~13:25 工学研究科全体説明 片桐教授
13:25~    各専攻個別相談会 各専攻長・片桐教授
14:00以降   各専攻長の研究室で個別相談 各専攻長・片桐教授
メディアサイエンス専攻の紹介
■ 未来社会をデザインするビジョナリーの輩出を目指して:大学院 メディアサイエンス専攻紹介 2018年2月18日
http://blog.media.teu.ac.jp/2018/02/post-c4ed.html
■ 大学院講義紹介:コンテンツイノベーション分野のコンテンツ制作技術に関する講義 2018年2月19日
http://blog.media.teu.ac.jp/2018/02/post-e0d6.html
■ 大学院講義紹介: コンテンツイノベーション分野の「メディア情報処理」領域の講義 2018年2月25日
http://blog.media.teu.ac.jp/2018/02/post-5107.html
■ 大学院講義紹介:広告イノベーション分野の広告デザインサービスに関する講義  2018年5月 4日
http://blog.media.teu.ac.jp/2018/05/post-2a64.html

■ 大学院講義紹介:広告イノベーション分野におけるメディアコミュニケーションに関する講義 2018年5月 3日
http://blog.media.teu.ac.jp/2018/05/post-135a.html

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2018年7月 9日 (月)

大学院講義紹介:コンテンツイノベーション分野のコンテンツ制作技術に関する講義

2018年2月19日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

大学院メディアサイエンス専攻では,メディア学部で学んだことを基礎にして,さらに高度な理論や技術について習得するために講義が多数用意されています
この記事では,
コンテンツイノベーション分野のうちから,コンテンツ制作技術の講義を紹介します.
映像制作のための手法,CGを利用したアニメーション制作,ゲームデザイン,キャラクター制作,3次元コンテンツ,さらには音楽サウンドなどオの制作技術を学ぶことができます.

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■プロシージャルアニメーション特論 菊池 司
■先端ゲームデザイン特論 三上 浩司 

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2018年2月19日 (月)

未来社会をデザインするビジョナリーの輩出を目指して:大学院 メディアサイエンス専攻紹介

2018年2月18日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース

大学院メディアサイエンス専攻はメディア学部の出身者だけではなく,世界各国,日本国内の大学から,多数の学生が進学しています.

この記事では,大学院の2つ大きな教育研究分野を紹介します.
本専攻では大きくコンテンツイノベーション広告イノベーションに分けて研究教育をしています.

コンテンツイノベーション分野には,コンテンツ制作技術メディア情報処理の領域,広告イノベーション分野には広告デザインサービスメディアコミュニケーションの領域で構成しています.

広告分野は広くとらえて,ディジタル報道関係も含まれています.
次の表は,コンテンツイノベーション分野の教員と講義名,研究領域を示しています.

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2018年2月18日 (日)

大学の公式Webサイトの「ユーザビリティ」のあくなき向上のために

2017年10月31日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

いつもはゲームやアニメ,CGなどのお話をしていますが今回はWebについてお話をします.

皆さんはこのBlogを閲覧していただいているということは,東京工科大学の公式Webサイトを訪れたことがあると思います.

どこの大学も同じような内容が記載されていますが,Webサイトのデザインや設計によっては使いにくい,情報が得にくいWebサイトになってしまいます.

特に近年では,PCだけでなくスマートフォンやタブレットなど様々な視聴デバイスでWebページが見られる時代です.

様々な視聴デバイスに対して,常に適切なデザインで効率的に情報を伝えていくことは大変な工夫が必要です.

そうしたWebサイトの使いやすさについて,大学のWebサイトに特化して調査しているのが,株式会社日経BPコンサルティングによる「全国大学サイト・ユーザビリティ調査」なのです.

最新の調査結果で調査対象となった216校の総合大学の中で,東京工科大学はPCサイト部門で第2位スマホサイト部門で第1位を獲得しました.

2017web

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2017年10月31日 (火)

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