卒業生向け

S-ROOMからSound Studioへ

2025年1月31日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース

こんばんわ。伊藤彰教です。

1999年に設立されたメディア学部では、2001年から演習室「S-ROOM」を設置し、ディジタルメディアのための音楽・音響を学べる演習室として運用してきました。今年度の9月より、2001年以来の大幅アップデートを敢行し、名前が「Sound Studio」にリニューアルされました。これに伴い、20年以上継続してきたWindows環境から、いよいよMacOS環境へと大幅リニューアルを行いました。

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アプリケーションも新規導入し、音楽スタジオやポストプロダクションなどのプロが使う「ProTools」が使えるようになりました。この秋から初めて導入したアプリケーションですが、産業界の標準ツールを使えるということで、熱心に練習に励む学生さんがこれまで以上に増えたのが印象的です。

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新アプリとしては、楽器音の音色を制作したり、エフェクターを開発できるツール「Reaktor」を導入し、今学期に初めて本格的な演習を行いました。アナログシンセサイザーの操作感でビジュアル・プログラミングできるツールによる演習は、教員であるわたしも学生さんも初めての経験でしたが、すでに実施しているハードウェアのアナログシンセの操作練習のあとなので、スムースに取り組んでいる姿はたいへんに頼もしかったです。以下は、学生さんが練習として組んだシステムの一例です。

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Sound Studioでは伊藤謙一郎先生が担当されるメディア専門演習の他、わたくしが担当するプロジェクト演習が開講されています。多くの学生さんがにぎやかに参加してくれています。

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リニューアルはいまも進行中であり、2025年度以降も少しずつ新しい道具・アプリがが追加され、演習で学べる内容も時代に合わせて徐々に変容を遂げる予定です。在校生はもちろんのこと、こうした分野に興味がある高校生のみなさんも、ぜひ楽しみにしていてください。卒業生のみなさんは、紅華祭など大学においでになる際に、ぜひ新しくなったS-ROOM…もとい、Sound Studioに遊びに来てくださいね。

2025年1月31日 (金)

サウンドデザインの研究書

2025年1月27日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

こんにちは。伊藤彰教です。

音楽創作でも音響工学でもない音の研究は、分野名が確定しておらずイメージが湧きにくいかもしれませんが、そのような分野を一手に引き受けるのが<サウンドデザイン>の世界です。この秋、日本では画期的な<創作面を中心としたサウンドデザインの研究>を紹介する書籍が出版されました。

メディアテクノロジーシリーズ8 『サウンドデザイン』

英語の書籍であれば、サウンドデザインの研究書は多数出版されており、映画をはじめととした映像コンテンツのサウンドデザインゲームを中心としたインタラクティブ・メディアのサウンドデザインなどの研究の状況を俯瞰することができますが、日本国内でのサウンドデザインに関わる研究が、日本語で出版されるのは非常に珍しいそうです。

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この書籍を中心になってとりまとめられたのは、本学デザイン学部教授の松村先生なのですが、ありがたいことに、メディア学部教員であるわたくしも著者の1名として関わらせていただき、国際的なサウンドデザイン研究を日本語で紹介する章を担当する機会を得ることができました。

出版社のご尽力もあり、ディジタルミュージックの分野で非常に著名な藤本健さんのWebメディアに取材もしていただきました。こちらのWebサイトは、音楽音響機器やソフトウエアに興味のある方なら、一度はお世話になったかと思います。

東京工科大学は学部の垣根を超えて先端的・創造的分野に取り組んでいますが、それがこうした形で結実したのは非常にうれしく、ありがたいことです。こうした活動をきっかけに、音の世界に興味を持っていただける社会人や次世代を担う若い人たちが少しでも増えたら…とねがってやみません。

2025年1月27日 (月)

実在するバンドのバーチャルライブ(ABBA 「Voyage」)

2024年10月18日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

9月の授業開始直前に,企業から展示会のお招きがあり急遽ロンドンに弾丸ツアーに行きました.その際にエンタテインメント界隈で話題になっていた,アバターによるバーチャルコンサート「ABBA Voyage」を視察してきました.

ABBAは私たち(より上)の世代に絶大な人気を誇るアーティストなのですが,すでに高齢で,激しいライブを重ねるのはさすがに困難なのですが,その往年のライブをVFX制作会社として著名なIndustrial Light &Magicが制作を手掛けて実現しました.なんとしてでも見に行きたかったのですが,さすがにロンドンまでこのためだけに行くのは・・・と思っていたところでした.

さっそく,チケットを探したのですが幸い一人での視察になったので,意外といい席も取れました.(お値段はそれなりにしますが・・・)会場はロンドン郊外のオリンピック会場のそばに作られた特設のシアター.地下鉄の路線図を調べて乗り継いでいってきました.

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シアターの外観

会場はステージ前のダンスフロア(椅子はなく上映中ずっと踊っている人の席)とアリーナ席という椅子に座って全体を眺める席がありました.私は全体の雰囲気をじっくり見たかったのでアリーナ席から参加しました.

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シアター内部の様子

実際の映像は,高齢のメンバー超えたメンバーをモーションキャプチャーで収録,CGで制作する映像に利用しそれらをホログラムを利用して展示するという物です.
この体験は,言葉ではどうしても伝えにくいのですが,とにかく製作期間,費用,機材のスケールの大きさに驚くと同時に,今後このフォーマットで多くのイベントが開催される未来が容易に想像できました.

コンテンツにかかわる詳しいレポートはこちらを見てください

2024年10月18日 (金)

前期の三上・栗原研の学会発表

2024年10月16日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

三上・栗原研究室の学部学生は,2月から3月にかけての学会で発表することが多いですが,4月から9月にかけての前期も大学院生を中心に学会発表に行くケースが多くあります.今回はそのいくつかを紹介したいと思います.

(1)NICOGRAPH International 2024

芸術科学会が主催する国際会議で,海外での開催のほか国内の大学でも開催しています.国際会議ですので原稿も英語で執筆し,発表も英語で行うことになります.しっかりとした査読があり,不十分な内容では発表ができません.

今回は,「おとなり」といってもいい,東京都立大学の南大沢キャンパスで開催されました.大学院博士課程の谷村さんがポスター発表を行っていました.(わたしもVRのセッションのChairとして論文発表のオーガナイズをしました)
国内での開催ということもあり,国際会議初挑戦の学生も多く初々しい発表も多くありました.

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NICOGRAPH International2024

(2)情報処理学会Entertainment Computing 2024(EC2024)

情報処理学会が主催するエンタテインメントに関連する研究会のシンポジウムで,2023年は東京工科大学で開催しました.今年は北の大地「北海道」の北海道情報大学での開催となりました.この学会では,口頭発表のほかエンタテインメントにかかわるシステムなどを実際に体験できるデモ発表が多く実施されます.

三上研究室からは,川島先生とともに指導している横山さんがバンダイナムコスタジオとの共同研究において研究開発した内容を発表しました.また,デモ発表では学部学生の松浦さん,大学院の釣部さんに加え,助手の栗原先生もご自身の研究を発表しました.

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松浦さんの発表

ECでは,多様なエンタテインメント研究に際し,審査員のそれぞれの視点から推しの研究を推薦する「レコメンデモ」という制度があります.本年度は大学院生の釣部さんが「レコメンデモ」を受賞しました.

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レコメンデモを受賞した釣部さん

(3)日本デジタルゲーム学会夏季研究発表大会

日本デジタルゲーム学会が主催する夏の研究発表大会です.今年度から三上が学会の会長を務めております.東京工芸大学の中のキャンパスで開催され,三上研からは川島先生と共同で指導している大学院生小杉さんが,参画しているバンダイナムコスタジオとの共同研究の成果を口頭発表にて発表しました.また,インタラクティブなデモを行うインタラクティブ発表に大学院生の荒木さん,西村さんが発表を行いました.

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小杉さんの口頭発表

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西村さんのインタラクティブ発表

前期の学会発表は,大学院生の発表が多く,学部の学生の発表はこれから本格化します.ぜひ皆さん良い研究を進めてもらい,春にもまた多くの研究発表を報告できればと思います.

なお,その他の研究発表も含め下記にまとめます.

[1] Akifumi Tanimura, Suguru Matsuyoshi, Yoshihisa Kanematsu and Koji Mikami,Distribution of Setting Information Elements for Characters Introduction in Japanese Animation,NICOGRAPH International2024,2024.6
[2] 山地 阿世流,伊藤 彰教,三上 浩司, 音源包囲型マルチマイクレコーディングを用いた立体音響表現の印象評価, 研究報告音楽情報科学(MUS), 2024-MUS-140(68), pp.1-4. 2024.6.
[3] 横山 雅来, 鈴木 雅幸, 菅野 昌人, 山口 翔平, 川島 基展, 三上 浩司:「ビデオゲームコンテンツに向けた現実の光を正確に再現したHDRIを用いるLookDev環境の構築法」, エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2024論文集, pp. 79-85 (2024).
[4] 栗原 渉 , 三上 浩司: 水滴噴霧による松かさ鱗片の乾湿運動を用いた松かさ転倒駆動手法の基礎検討,エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2024論文集, pp. 424-426 (2024).
[5] 釣部 彩花 , 栗原 渉 , 兼松 祥央 , 松吉 俊 , 安原 広和 , 三上 浩司: トリガーの抵抗制御による投げ銭時のユーザ体験向上手法の提案,エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2024論文集,pp. 453-457(2024).
[6] 松浦 優 , 栗原 渉 , 兼松 祥央 , 三上 浩司: ビデオゲームにおいて炎の燃焼を表現する触覚デザインについての基礎検討,エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2024論文集,pp. 488-491(2024).
[7]荒木海斗,栗原渉,松吉俊,兼松祥央,安原広和,三上浩司:高難易度アクションゲームにおける プレイヤーに気づかれにくい 動的難易度調整手法,日本デジタルゲーム学会夏季研究発表大会,インタラクティブ発表,2024.9
[8]西村響,栗原渉,兼松祥央,松吉俊,安原広和,三上浩司:ポーカーゲームAIにおける表情による駆け引きの実装,日本デジタルゲーム学会夏季研究発表大会,インタラクティブ発表,2024.9
[9]小杉勇翔,鈴木雅幸,菅野昌人,山口翔平,川島基展,三上浩司:HDRIを用いた物理ベースレンダリングによる質感表現が設定しやすい環境の検討,日本デジタルゲーム学会夏季研究発表大会,口頭発表,2024.9

2024年10月16日 (水)

先鋭の映像制作企業とのプロモーション映像撮影

2024年10月14日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

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LED MEGA MESHを応用した例(サッカーの選手入場に利用するイメージ)

メディア学部の三上です.

今回は少し前に,新進気鋭の映像制作会社MPLUSPLUSさんのでも映像制作に学生とともに参加したお話を紹介します.

MPLUSPLUS株式会社さんはアーティストのライブステージや,イベントの演出など,エンタテインメント分野で「テクノロジーの力で、常識を更新する」ことをモットーにしている企業です.

これまでにも「ピカチュウ大量発生チュウ!2019」第67回NHK紅白歌合戦に出場した三代目 J Soul Brothersの楽曲「Welcome to TOKYO」の演出,さらにはF1ラスベガス・グランプリ(Formula 1 Heineken Silver Las Vegas Grand Prix 2023)のオープニングセレモニーなどで,ダンサーの動きや楽曲に合わせてLED照明を点滅させたり,特別なLEDシステムを利用することで,未踏の表現を次々と実現してきました.

そんなMPLUSPLUSさんの代表である藤本実さんは,以前東京工科大学メディア学部の助手として,三上研究室に所属になり,私の研究室のほか,渡辺先生や羽田先生,太田先生たちとも多くのプロジェクトを実施してくれました.

そんな藤本さんから,新しい映像演出の可能性をアピールするためにプロモーション動画を撮影したいと相談があり,大学のキャンパスを使い学生にも参加してもらう形で実現しました.

プロモーション映像のために,ドローン撮影チームを編成し望みました.本格的な撮影機材に参加した学生たちもシステム構成や操縦方法などに興味津々でした.

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ドローン撮影のための機材

今回のプロモーション映像の目玉は「LED MEGA MESH」という巨大で軽量で形状が自在に変化できるLEDウォール.これに,LEDスーツを装着したダンサーとコラボレーションすることで見たこともない映像演出が実現するという仕組みです.

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LED MEGA MESH

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LEDスーツを装着したダンサー

この,LED MEGA MESHの特徴は何といっても軽量であること.LEDの点灯を制御プログラムを開発し,映像からLEDの色や点滅を遠隔制御し映像表現しています.軽量なのでドローンを使ってつかって上空を縦横無尽に映像スクリーンが飛び交う演出も実現しています.

そしてこのLED MEGA MESHの軽量である最大の特徴を生かし,今回は人が運ぶという演出にも挑戦しました.

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LED MEGA MESHをもって移動する様子

LEDメッシュは透過するため,ディスプレイの奥にディスプレイが見えるという変わった表現も可能です.この研究棟Aから研究所棟に降りてくる坂を使った演出では,LEDディスプレイの奥に別の映像が透過して見える様子が良く伝わります.

 

このように未踏の技術を実現し,その魅力をでも映像を通じて多くの人に届けるための映像制作は,いつも新鮮は発見や驚きの連続です.撮影に参加した学生たちも,自分の研究や作品制作にあたり,新しい発想をどのように具現化していくのか,多くのことを学ぶことができたのではと思います.

完成した作品はMPLUSPLUSさんのWebページYoutubeなどで公開されております.

 

 

 

 

 

2024年10月14日 (月)

【授業紹介】メディア学部でのグラフィックデザイン系の授業

2024年9月 6日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース

本ブログをご覧の皆様,こんにちは.

メディア学部教授 菊池 です.

東京工科大学にはデザイン学部がありますが,メディア学部でもデザインに関することを学ぶことができる授業が複数あります.
それは当然,「メディア学」と「デザイン学」が密接に関りがあるからです.
たとえば,グラフィックデザインの知識は,映像での画面構成やカメラワーク,ゲームでのユーザインタフェースのデザイン,商品パッケージやポスターのデザインなどに必要となります.

本日のブログでは,「グラフィックデザイン」に関することを学ぶことができる「視覚情報デザイン入門( 1 年次)」と「メディア専門演習:ビジュアルコミュニケーション( 2 年・ 3 年次)」を紹介している過去のブログ記事をご紹介します.

まずは「視覚情報デザイン入門」は,こちらをご覧ください.

次に「メディア専門演習:ビジュアルコミュニケーション」は,こちらをご覧ください.

どちらの授業も,グラフィックデザインに関する理論とスキルを学びながら,実際に作品制作にもチャレンジします.
毎年,素晴らしい作品がたくさん生み出されます.


文責:菊池 司

2024年9月 6日 (金)

秋と言えば...食欲の秋?スポーツの秋?

2024年9月 4日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース

本ブログをご覧の皆さん,こんにちは.

メディア学部教授 菊池 です.

突然ですが,皆さんにとって「秋」と言えばなんでしょう?

食欲の秋?
スポーツの秋?

暑さもひと段落して,過ごしやすく,活動しやすくなる季節ですが,大学関係者(研究者)にとって「秋」と言えば「学会」のシーズンです.

日頃の研究成果を対外的に発表する大事なイベントである「学会」ですが,大学の学部生のころから学会発表を行うという学生さんも,いまではめずらしくありません.

かくいう私も,大学院生のころから学会発表を行っているわけですが,過去にはこのような出来事がありました...

私もこのように過去に大失敗を経験しております(笑)
ですが,この失敗からたくさんのことを学びましたし,それがいまでは自信にもつながっています.

これから対外的な発表を控えている学生の皆さんは,失敗を恐れずに堂々と発表を行ってください!


文責:菊池 司

2024年9月 4日 (水)

「第45回日本BtoB広告賞」映像部門 金賞・銀賞・銅賞の決定!(メディア学部 藤崎実)

2024年6月28日 (金) 投稿者: メディア社会コース

メディア学部の藤崎実です。
この度45年もの歴史ある「日本BtoB広告賞」において、新設された「映像部門<採用系映像>の部」の審査員をつとめました。

審査員全員で議論を行い、決定した受賞作は下記です。

金賞「WORKS STORY of DMW」
広告主:(株)電業社機械製作所

銀賞「海外施工管理 採用ムービー(Short ver.)」 
広告主:清水建設(株)

◎銅賞「鶴田伝記」 
広告主:鶴田電機(株)

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(画像出所)日本BtoB広告賞WEBサイトより引用

どれも素晴らしい内容だと思います。
受賞、おめでとうございます!(メディア学部 藤崎実)

2024年6月28日 (金)

「第45回日本BtoB広告賞」映像部門 審査員特別賞は、インサイトを見事に描いたCMに決定(メディア学部 藤崎実)

2024年6月25日 (火) 投稿者: メディア社会コース

メディア学部の藤崎実です。
この度「第45回日本BtoB広告賞」で、「映像部門<採用系映像>の部」の審査員をつとめました。

応募締切りは2024年3月31日でした。その後、事務局から送られてきた映像作品を何度も何度も見て、応募作を審査しました。
そして、2024年春の某日、都内某所で審査員が集まって、審査会が開催されました!

様々な議論がありましたが、驚くことに審査員の意見はおおかた一致していました。そして、受賞作が決定!
その後、2024年6月5日東武ホテルレバント東京(東京・錦糸町)にて表彰式が行われました。

このブログでは、審査委員会特別賞(映像部門<採用系映像>をご紹介します。

審査委員会特別賞は、株式会社フレクトさんのCMです!
映像はこちら→ 【採用コンセプトムービー 「エンジニアの原点」 ピクセルアニメーションver.】

東京工科大学にはゲーム制作をしたいという夢を持っている学生がたくさんいます。
ただ、その一方で、現実的には全員がゲームクリエイターになれるわけではありません。

一通りやってみて、自分自身がゲーム制作に向いていないと感じる学生も多数いることでしょう。
でもテクノロジーやエンジニアに興味をもったきっかけは「ゲームだった」という若者は多いのではないでしょうか。

「あの頃憧れていたエンジニアになれているだろうか」

受賞作は、そうしたコンシューマーインサイトを描いたCMだと言えます。
心がぐっときますね。素晴らしいです。受賞、おめでとうございます!
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(画像出所)株式会社フレクト【採用コンセプトムービー 「エンジニアの原点」 ピクセルアニメーションver.】より引用


なお、日本BtoB広告賞「第45回受賞作品」はこちらです!

素晴らしい広告ばかりですね!(メディア学部 藤崎実)

2024年6月25日 (火)

「第45回日本BtoB広告賞」映像部門の審査員をつとめました(メディア学部 藤崎実)

2024年6月24日 (月) 投稿者: メディア社会コース

メディア学部の藤崎実です。
今日は広告賞の「映像部門<採用系映像>」で、審査員をつとめたお話です。

日本BtoB広告協会主催の「日本BtoB広告賞」は、45年もの歴史ある広告賞です。
ただ、通常の広告賞と若干、異なる点は、対象分野がBtoB向けの広告である点です。

BtoBとは(Business to Business)の略で、企業間取引のことです。
BtoBを簡単に述べると、企業が企業に向けて行う活動のことを言います。
対比語としては、BtoC(Business to Consumer)があります。

こちらは企業が行う活動の対象は消費者です。一般に普通に生活していて目にする広告はBtoCが多いです。

それに対して、BtoB広告は業界向けの広告ですので、普通に生活しているとちょっと目につきずらいかも知れません。
でも、社会には様々な業務や取引がありますので、BtoBという分野も確かに存在しているのです。

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(画像出所)日本BtoB広告協会Webサイトより

さて、前置きが長くなりました。
「第45回日本BtoB広告賞」「映像部門<採用系映像>」には多くの映像広告の応募がありました。
なお、審査員は下記のメンバーでした。

映像部門審査委員(順不同・敬称略)
主幹:橘貴之氏(コミュニケーションデザインリンク)
審査委員:気賀崇氏(イントリックス)、廣田和也氏(CMerTV)、山之口援氏(明治大学大学院 グローバルビジネス研究科講師)、明豊氏(日刊工業新聞社)、藤崎実氏(東京工科大学)、刀根幸二氏(メディアプロデューサー)

さて、受賞作は!

次回のブログでご紹介しますね!
(メディア学部 藤崎実)

2024年6月24日 (月)

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