在学生向け

大学院メディアサイエンス専攻 2017年度先端特別講義 第4回 日本ビジュアル文化 (ウプサラ大学 林正樹先生)

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■大学院メディアサイエンス専攻 2017年度先端特別講義 第4回 日本ビジュアル文化
  講師:林 正樹(Masaki Hayashi)准教授
  (Sweden, Uppsala University:メディア学部の提携大学)
この特別講義は,4つのテーマ(ウプサラ大学ゲームデザイン学科の教育と研究,Unityの操作実習,TVMLとバーチャルミュージアム,日本ビジュアル文化)を講義をしていただきました.

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4回目の講義では,「日本ビジュアル文化」について紹介いただきました.この内容は北欧のウプサラ大学の学生に紹介しており,西洋と日本の違いなどにも触れながら,多くの画像を使って分かりやすく話をしていただきました.メディアサイエンス専攻にも多数の留学生がいるので,日本文化を紹介していただくことは大変興味深いものと思われます.

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プロジェクト演習「Creative Application」の紹介(2013年からの記録)

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メディア学部では,選択科目として多数のプロジェクト演習が開講されています.

プロジェクト演習合同説明会の記事で,プロジェクト演習の説明が次のように書かれています.
「プロジェクト演習は,一年生から専門的な演習に参加し,必要なスキルを習得したり,体験したりすることができます.自分の専門分野を深めたり,これから探したり,いろいろな目的で履修できます.」
この記事で紹介するプロジェクト演習「Creative Application」は伊藤彰教演習講師、渡邉賢悟演習講師の2名で行っています.この演習の概要はつぎのようです.
メディアコンテンツ、メディアアートは、サイエンスと結びつき「メディアサイエンス」の重要な一角を占めています。複雑多様化する情報を収集・分析するだけでなく、これらを見やすく、分かりやすく、しかも動きや反応を伴って提示する手法は、インフォグラフィクスや情報可視化、インタラクション・デザインなどと呼ばれ、最先端のメディア関連の学問分野でも注目されるトピックです。
本演習では、主にswift言語によるiOSアプリケーションの制作を通じ、視覚表現やインタラクションに関する先端的な表現によるアート・デザイン作品の制作や、サウンドデザインや音楽などメディア学部の関連する分野における高度な研究に取り組むための基礎的な知識と技術を習得します。
主に、最先端のディジタル表現の情報と過去の美術表現手法双方を採りあげ、大学生の研究レベルの鑑賞・批評・分析を通じ、今日的な表現技法についての理解を深めると共に、これらの世界的なイベント・展覧会・学会・学術会議などのトピックについて触れ、作品制作に活かします。
以下に,
この演習の大きな成果を,Apple Store公開アプリケーション,研究発表受賞,過去の関連ブログ記事,演習に関係する研究発表を紹介します.
■Apple Store公開アプリケーション

次の3つのアプリが公開されています.ぜひ使ってみてください.
1. ハノイの本
2. 桜のしらせ針 ~和の感性で時間管理~ (現在,配信停止)
3. Mondrian Puzzle

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声の高さを測る

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みなさん、こんにちは、

 
みなさんはカラオケ好きですか?カラオケに行くと機械が歌のうまさを採点してくれます。うたのうまさの中では、まず、メロディの音の高さがちゃんと歌えていないといけません。ということは、カラオケ採点機は声の高さを測る仕組みがあるということです。
メディア学部の特徴的な演習である「メディア専門演習」の1つ「音・音声インタフェース」第11回目は「ピッチ抽出」で、簡単なカラオケ採点機を作りました。ピッチとは声の高さの周波数のことです。ここで使った声の高さを測る方法はケプストラム法というものです。
母音「あ」の周波数分布であるスペクトルを見てみると、図1のようになっています。

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                    図1 母音「あ」のスペクトル

 

細かいギザギザは倍音と言って、声の高さのピッチ周波数に関係があり、ピッチ周波数の整数倍の周波数に規則正しく並んでいるのです。この図では1000Hzまでで細かいギザギザは10個ほどありますので、ピッチ周波数はだいたい100Hzです。

 

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メディア学部・カリキュラムツリーを更新しました

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本ブログをご覧の皆様,こんにちは.

メディア学部准教授 菊池 です.

本日のブログでは,メディア学部の「カリキュラムツリー最新版」を紹介したいと思います.

メディア学部では,「メディアコンテンツコース」,「メディア技術コース」,「メディア社会コース」の 3 つのコースを設置しています.
これらのコースは,専門家としての技術基盤を固めるために適合する科目をもれなく修得するための履修科目体系です.自己の適性,将来の志望などに照らし合わせて,2 年次で 2 コースに絞り,3 年次で 1 コースを選ぶように構成しています.

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100件記念:メディア学部の教員が所属する「学会」ってなに?

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メディア学部のブログ記事が毎日投稿されるようになって,3年ちかくになります.
「全記事一覧」を選択して,すべての記事を表示してみると,大変いろいろな内容の記事があることが分かります.特に,大学のブログということで「学会」というキーワードに注目してみましょう.

検索用語を「学会」として検索したら,何と本日(7月5日現在)でちょうど100件が検索できました.教員,学生の研究発表,受賞報告,学会活動報告,学会紹介などさまざまですが,大学らしい数です.

ところで,1年ほど前に教員にどんな学会で研究発表をしているか,学生に研究発表を勧める学会はなにかという調査をしてみました.回答した26名の教員が所属している学会で,入会人数が多い6つの学会は次の表になりました.

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情報処理学会は会員数も多く,コンテンツ,技術,社会など幅広い分野をカバーしていることから多くの教員が加入しています.

芸術科学会
は,メディア学部のコンテンツ関係,CG関係の研究発表が大変多くありますし,学生の受賞も多数になります.

画像電子学会は,発足当時はFAXが発達していた時で,そのような研究を推進していました.その後,Visual Computing分野を拡大してきています.メディア学部の教員は,VC分野を主に研究しています.

電子情報通信学会は,通信分野では国内最大の学会です.技術関係を研究している教員が活躍しています.

日本デジタルゲーム学会は,その名の通り,ゲームに関する研究を対象としています.ゲームもいろいろな側面がありますので,メディア学部の教員もコンテンツ分野からの視点だけではなく,技術や社会の面からも研究を進めています.

日本音響学会 は1936年に発足したたいへん歴史のある学会です.メディア学部の教員は,技術面から音声や音響を扱っていますが,コンテンツ分野への応用などさまざまな分野に研究を拡大しています.

以下に,3つのコースに分けて学会名をリストアップしました.名称を見ていてもいろいろなジャンルがあることが分かります.大変興味ある学会も多いので,ぜひ検索して調べてみてください.

(1)主にメディアコンテンツコースの教員が取り上げた学会
VR学会
アジアデジタルアートアンドデザイン学会(ADADA)
可視化情報学会
芸術科学会
日本アニメーション学会
日本デザイン学会
日本デジタルゲーム学会
日本人間工学会
日本図学会
日本設計工学会
日本展示学会

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おもしろメディア学:リバーサルフィルムってなに?

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メディア学部の近藤邦雄です.
以前のブログ記事CG-ARTSが出版している次のようなCGの教科書を紹介しました.

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■ブログ記事: 標準的な教科書である「コンピュータグラフィックス:分担執筆、CG-ARTS協会発行)」に研究成果の画像が掲載(その1)  2015.04.14


この記事では,その写真の一番したの教科書を利用してよりよい教育をするためにCG-ARTSが教師用に用意した「リバーサルフィルム:カラースライド」を紹介します.
写真をみてください.

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マレーシアの提携大学「MSU」からの留学生

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メディア学部の三上です.

今年の5月に私が客員教授として訪問したマレーシアのManagement & Science University
(MSU)から,今度は日本に向けて3名の留学生がやってきました.
6月19日から9月8日までの滞在予定で,滞在中に様々なイベントや授業,ゼミなどに参加しながら勉強しつつ,3名で一つのゲーム作品を作り,それを指導するという取組を始めました.

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大学院メディアサイエンス専攻 2017年度特別講義「メディア技術と日本ビジュアル文化」が始まる

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大学院メディアサイエンス専攻の近藤邦雄です.
6月29日から,スウェーデン,ウプサラ大学の林先生による特別講義が始まりました.
講義資料はこのページにあります.学部生の皆さんも参加可能ですので,来てください.
■大学院メディアサイエンス専攻 2017年度先端特別講義
  「メディア技術と日本ビジュアル文化」


  講師:林 正樹(Masaki Hayashi)准教授
  (Sweden, Uppsala University:メディア学部の提携大学)
 
  使用教室:片柳研究所棟 KE203教室

■講義日程と内容
(1)6月29日(木)ウプサラ大学ゲームデザイン学科の教育と研究(4,5限)
当学科の教育と研究を概観した後、ゲームのエンゲージメント、Text-To-Vision、バーチャルミュージアムなどの研究をデモを交えて紹介する。また、スウェーデンのカルチャー事情などについても紹介する。

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  Steven先生の生体情報の活用に関する研究も紹介していただきました.

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画像のプログラミング演習

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2年次から3年次にかけて履修する専門演習のテーマの中から、今日は「イメージメディアプログラミング」を紹介します(シラバス)。

画像処理の各種手法を実際にプログラムを組んで実行してみる、という演習です。少し前までは、画像処理のプログラムを書くにはC言語のような修得の大変な言語が必要だったのですが、今は違います。MATLABという言語を使うと、C言語なら何行も注意深くプログラムを書かないといけない処理も、簡単に1行で記述できたりします。

例えば、画像の三原色のデータRGBのうち二番目のG(緑)だけを残す処理は、以下のプログラムの3行目で簡単に実行できてしまいます。全画素いっぺんに処理します。

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チュラロンコン大学からインターン学生がやってきた!

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みなさん、こんにちは。

メディア学部の寺澤です。

メディア学部の提携校のタイ王国チュラロンコン大学から今年も3名の学生が2か月のインターンにやってきました。5月末に来日して、6月から本格的に活動しています。3人はPhongpeeradej Chaiyatham (net) 君、Sunpetch Jungvisitthon (gap) 君、Jettapat Thitaram (nop) 君で、それぞれ、受け入れ先教員の下で毎日、それぞれのテーマに取り組んでいます。かっこの中に書いたのはそれぞれのニックネームです。見ての通り、タイの人の名前は長いのでニックネームで呼ぶのだそうです。彼らは大学3年生です。

下の写真は、先日幕張メッセで開催されたInteropという展示会を見学に行った際の写真です。右から、net君、nop君、gap君で、一番左は同行したメディア学部3年の渋谷君です。

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私のところにはnet君が来ています。彼はコンピューターネットワークのセキュリティに関することをやりたいということでしたが、来日後、英語の論文で勉強し、今は、ボットネットという、ネットワークやコンピューターに脅威を与えるソフトウェアの通信(トラフィック)を検出するのを機械学習で行うということに挑戦しています。

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