在学生向け

図と説明文の話

2020年2月18日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース

鶴田です。

先日、Taylor's Universityのみなさんが来学した際に、日本文化の紹介として折り紙のワークショップを行いました(大学からのお知らせはこちら)。

ワークショップは1時間予定されていたので、折り紙の数学や歴史、技術応用の話をした後、簡単な箱の作品を折ってもらうことにしました。
しかし、手元にあるのは日本語の折り図です。当然みなさん読むことができません。とはいえ図が書いているのだから日本語が読めなくてもおおよそ理解できる気もします...。

迷った結果、全部翻訳するのは手間がかかるので「難しそうな手順だけ英語の訳を付けた」のですが、結局「難しい部分は英訳があっても間違える」という結果になりました笑

さて、折り紙の手順を示した図では下記のような説明文が付いていますね。この「半分に折る」という説明は本当に必要なのでしょうか?例えば、立川とかにある某北欧家具メーカーの組立説明書は、説明文をなくして、図だけで理解できるようにしています(本当に理解できるかは別ですが)。

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いろんな国のいろんな言語を話す人が入り混じる世の中で、翻訳というのは大変なコストになります。私にとっては、図の在り方についてちょっと考えたワークショップになりました。

2020年2月18日 (火)

メディア学フロンティアシンポジウムを開催します!【2020年3月14日】

2020年2月17日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

鶴田です。
コンテンツプロダクションテクノロジー研究室(近藤・鶴田研)では、来る2020年3月14日に「メディア学フロンティアシンポジウム」と題して公開シンポジウムを開催します。コンテンツ制作に関する様々な分野の先生方をお招きして議論するとともに、卒業生によるパネルディスカッションを行い、メディア学のさらなる展開を探ります。後半のパネルディスカッションには、メディア学部の卒業生であり、現在助教として勤務されている兼松先生も登壇します。
シンポジウムは誰でも無料で参加できますが、事前登録が必要です。詳細はこちら http://www2.teu.ac.jp/lenz/mediafrontier/ をご覧ください。皆様のご参加をお待ちしております!
開会
10:00 開催のあいさつ  
講演
10:15-11:15 近藤 邦雄 (東京工科大学) 『Media & Human』
11:15-12:00 藤代 一成 (慶應義塾大学) 『スマートアンビエントメディアの挑戦』
司会:竹島 由里子(東京工科大学)
13:00-13:45 三谷 純  (筑波大学) 『折り紙がつくる形』
司会:鶴田 直也 (東京工科大学)
13:45-14:30 伊藤 貴之 (お茶の水女子大学) 『Multimedia meets 3D User Interface』
司会:伊藤 彰教 (東京工科大学)
14:30-15:15 馬場 哲晃 (首都大学東京) 『プロトタイピング思考の育て方』
司会:茂木 龍太 (首都大学東京)
卒業生によるパネルディスカッション
15:30-17:30 渡邉 賢悟
竹内 亮太
兼松 祥央
Kenneth Chan
岩渕 栄太郎
『メディアフロンティア時代の学び ~メディア学のこれまでとこれから~』
司会:三上 浩司(東京工科大学)
祝賀会(※別途申込および参加費が必要です)
18:00-20:00 東京工科大学蒲田キャンパス内

2020年2月17日 (月)

プロジェクト演習「IoTプロトタイピング」の紹介

2020年2月 9日 (日) 投稿者: メディア技術コース

寺澤です。

私はいくつかのプロジェクト演習を担当していますが、今日はその一つの「IoTプロトタイピング」について紹介したいと思います。この演習は以前からあった2つの演習を統合リニューアルして2019年度から開始しました。近年はmicro:bitやRaspberry Piなどの安価で小型のコンピューターが登場し、様々な実験や試作、教育に使用されています。これらについてはこちらでも紹介しています。

以前から、Arduinoという一種の小型コンピューターがあり、センサーを接続して計測を行ったり、モーターを制御するなどの用途に使われていましたが、やや、ハードルが高いところがありました。micro:bitは様々なセンサーを搭載しながら、小学生でも扱えるようにコンパクトに作られ、プログラムもScratchに似たビジュアルプログラミングで作ることができます。キット製品も豊富です。また、Raspberry PiはLinuxを動かすことができ、インターネットにそのまま接続することができる一方で、外部にセンサーや他のデバイスを接続することも簡単にできるようになっています。

このような「道具」が容易に安価に入手できるようになったことで、以前ならば電気回路・電子回路の知識がなければ難しかった装置や仕掛けを比較的簡単に実現できるようになりました。つまり、アイディアをすぐに形にして試すことが簡単になったのです。それを受け、このプロジェクト演習では、前半をMESH、micro:bit、Raspberry Piの使い方を中心にレクチャー+実習形式で実施し、その後、受講生各自がどんな道具や仕掛けを実現したいか考えてプレゼンを行います。後半の演習では、各自の目標に従って、TAやSAの助けを借りながら数週間かけて実際にモノを制作します。IFTTTなどのインターネット上のサービスを利用すると、例えば、ネット上の天気予報サービスからデータを取得して動作を変えるとか、モノがある状態になったらTwitterに投稿するなどの連携を実現できます。もちろん、LEDを光らせるとかモーターを制御することもできます。

2019年度後期の受講生は、前期の演習を受講した学生でしたので、後期は最初から、3人グループで少し大掛かりなものを作成することにしました。11月に構想を練り始め、彼らが作ることにしたのは、ネット側からの指示に応じて動き回る「ムービング門松」でした。竹の代わりにアクリルパイプを使い、色を変えられるLEDを使ってやはり外部からの指示で「竹」の色が変わるというものでした。動力系の制御にはmicro:bitを、ネット接続とLEDの制御はRaspberry Piを選択しました。

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キットも活用しながら制作を進めましたが、アクリルパイプの切断やLEDの固定、バランスをとって走行できるようにするなどのことに手間取り、残念ながら、ネット側からの制御というところまでは手が回らなかったようです。そこが肝心なのですが...。代わりにBluetoothで接続したもう一つのmicro:bitをリモコン代わりとして、動き回ることだけはできるようになりました。目標通りの完成とはなりませんでしたが、工作の楽しさや工夫の醍醐味を感じてくれたと思います。

寺澤卓也

2020年2月 9日 (日)

寺澤研 卒研最終発表会

2020年2月 8日 (土) 投稿者: メディア技術コース

メディア学部の寺澤です。

他の先生からも卒業研究の最終発表会の記事が投稿されていますが、私の研究室でも2月3日に発表会を行いました。私の研究室ではPowerPointを使った口頭発表の形式で毎年発表会を行っています。今年は11名の学生が発表を行いました。

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私の研究室ではコンピュータネットワーク、インターネットの研究を行っていますが、どちらかといえば応用寄りのテーマが多く、広くITを用いて問題解決を行うことを目標にしています。その分野は検索の応用やフィッシング対策、情報フィルタ、プログラミング教育支援など多岐にわたっています。今年の特徴としては、機械学習の手法を取り入れた研究が多いことです。

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2年生、3年生も発表会を聞きに来てくれました。発表は練習をつんで本番に臨むのですが、スライドを早く仕上げて練習を繰り返す人もいれば、ギリギリまでスライド修正をして当日、私も初めて見る(!)スライドを披露してくれる学生もいました。聞きに来てくれた学生の中には、積極的に質問してくれた人もいました。質問対策も練習の時にするのですが、緊張もあり上手に対応できないケースもありました。

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後姿は、レビュアーをしていただいた山崎晶子先生です。卒研発表会は分野の異なる先生が必ず1名、審査のために参加するルールになっています。山崎先生からも多くの質問やコメントをいただきました。結果的に発表会は全員乗り切った形となりましたが、これから、今月末の卒業論文の最終版の提出に向けて追加実験や加筆修正作業が待っています。また、3名の学生は卒業論文の内容で3月に学会発表を行うことになっています。そちらについてはまた報告したいと思います。

寺澤卓也

2020年2月 8日 (土)

大学から見える意外なランドマーク(2)

2020年2月 5日 (水) 投稿者: メディア技術コース

助教の戀津です。

先日の記事に続き、学内から見えるもうひとつの意外なランドマークのお話です。
片柳研究所から都心の方を見ると、頭一つ(という表現はちょっと違うかもですが・・・。)抜けた高い高い建造物が見えます。

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流石に遠いのでズームします。

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更に拡大・・・。

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はい。スカイツリーですね。特徴的なシルエットと、何より大変高いのでわかりやすいです。

探してみたら総務省の公開するこのようなデータがありました。関東広域圏東京親局というのですね。
関東平野の広域にテレビ電波を発信できるように建造されているので、山などに遮られない限り非常に広範囲まで電波が届いていることがわかります。

電波は基本的には直進します。つまり、テレビの電波が届くということは間に何もないということになります。
(厳密には回折や反射といった現象や、中継局などがあるので
その限りではないですが・・・。)
そのため、東京工科大学からは44Kmほど離れていますが、高い位置からであれば視認可能なんですね。

そういう意味ではあまり意外ではないのですが、そんなに遠いのに見えるんだという意味で意外なランドマークのお話でした。

2020年2月 5日 (水)

大学から見える偉大なランドマーク(2)

2020年2月 4日 (火) 投稿者: メディア技術コース

助教の戀津です。

兼松先生、三上先生から紹介があった通り、先週末は本学でグローバルゲームジャムというイベントがありました。
会場は片柳研究所の10階、アクティブラーニングセンターを利用しています。私もスタッフとして参加していました。

さて、先日紹介した通り、本学からは敷地に対しほぼちょうど直角(まっすぐ)の方向に富士山が見えます。
先日は講義実験棟を紹介しましたが、片柳研究所からもよく見えます。もちろん、上階であればなおさらです。

ちょうどよく土曜朝に晴れて空気が澄んでいたので、とても綺麗に見えました。

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冬の朝は寒いですが、その分こういった遠くのものが綺麗に見えるのは嬉しいところですね。

2020年2月 4日 (火)

今年のテーマは「Repair」 Global Game Jam 2020

2020年2月 2日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

今年で12回目を迎える,全世界同時48時間ゲーム開発ハッカソンGlobal Game Jam.東京工科大学は2010年から会場を運営して今年で11回目を迎えます.

今年は65名の参加者が全9チームに分かれて開発をスタートさせました.今年のテーマは「Repair」です.

65名のうち20%の13名が海外出身の方でインターナショナルな会場になっております.また,40%の26名が社会人ということで例年にない国際化率と社会人率の会場になりました.

テーマの「Repair」は修繕する,修理する,訂正する,償う,賠償する,回復する などの意味をもつ英単語です.多くのチームは修繕,修復のような意味でとらえていましたが2チームほど「賠償」という意味を使っていました.

 

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開会式の様子

 

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会場の様子

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企画会議の様子

 

 Global Game Jam開催にあたっては様々な企業からの支援を受けております.48時間ゲームを開発し続けるために必要な開発のお供を用意するための資金として活用させていただいております.


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2020年2月 2日 (日)

Global Game Jam 2020 開催中!

2020年2月 1日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース

みなさんこんにちは.メディア学部の兼松です.
昨日(1月31日)から,いよいよGlobal Game Jamがはじまりました!

東京工科大学会場公式サイト
東京工科大学会場FB
Twitch
Youtube

Global Game Jam (GGJ)は毎年,1月のこの時期に開催される世界最大のゲームハッカソンです.
世界各地の会場にゲーム開発者が集まり,テーマに沿ったゲームを開発するイベントです.
東京工科大学は今年も会場の一つになっており,会場運営は今回で11年連続になります.
大学が会場という特性上,参加者の学生率の高さも一つの特徴かなと思いますが,本学の学生だけでなく,他大学・専門学校の方,業界のプロフェッショナルの方など,多くの方々にご参加いただいています.
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それぞれ経験も専門も立場も異なる参加者が,当日組まれたチームに分かれて3日間に渡ってゲームを作り上げるこのイベントは,参加する学生にとっては,多くのことを吸収できるイベントです.
今はプロとして業界で活躍する卒業生達が,このイベントで再び大学に戻ってきてくれて,後輩達と交流してくれるのもとても嬉しいですね!
(本学のOBである私が学生のときにはこんなイベントなかった・・・.今の学生が羨ましくてしかたない!)
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また,このイベントの運営も多くの学生スタッフに支えられています.
会場設営や参加者対応,そして配信など,一丸となって頑張ってくれています.
会場の様子や発表会などはYoutubeTwitchで配信していますので,こちらもご覧ください.
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そして,今年も多くの企業から応援・協賛いただいています.ありがとうございます!
私も着任以来それなりの数のイベントに関わらせていただいていますが,GGJの時の補給物資コーナーの充実っぷりは毎回びっくりします.
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GGJは日曜日まで続きます.続報と出来上がるゲームにご期待ください!
(文責:兼松祥央)

2020年2月 1日 (土)

令和元年芸術科学会東北支部大会・発表報告(その3)

2020年1月30日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース

本ブログをご覧の皆様,こんにちは.

メディア学部教授 菊池 です.

本日のブログは,「令和元年度芸術科学会東北支部大会」での研究発表紹介・第 3 弾です!

本日ご紹介する研究は「Integrated Volcanic Eruption Animation by 4-phenomenas Simulation[1]」です.

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図.研究発表中のNapatron Sitimanee君


本研究では,火山現象の中でも特に挙動が多様で複雑な火山噴煙挙動に焦点を当て,爆発噴煙モデルトレーサー粒子を用いた疑似ガスモデル重力落下を考慮した火砕流モデル溶岩湖モデルの 4 つの計算モデルによる混相流数値シミュレーション法を提案しました. 
火山噴煙現象すべてを 1 つの計算モデルでシミュレーションするのは非常に困難であるため,本研究で提案する 4 つの計算モデルによるシミュレーション手法は有益であると言えます.

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図.4 つの計算モデルによるシミュレーション例


こちら」からシミュレーション動画もご覧いただけます.

今後は,さらにシミュレーションのスケールを大きくし,大規模な火山噴煙現象を再現したいと考えています.


文責:菊池 司


[1] Napatron Sitimanee,圓谷章吾,伊藤智也,菊池 司,”Integrated Volcanic Eruption Animation by 4-phenomenas Simulation”,令和元年度芸術科学会東北支部大会,講演セッション,01-04,2020.

2020年1月30日 (木)

令和元年度芸術科学会東北支部大会・発表報告(その2)

2020年1月29日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース

本ブログをご覧の皆様,こんにちは.

メディア学部教授 菊池 です.

本日のブログは,「令和元年芸術科学会東北支部大会」での発表報告の第 2 弾です(全 7 回の予定).
本日ご紹介する研究は,「XPBDによるクラゲの遊泳運動とFLIPとの流体構造連成解析法の開発[1]」です.

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図.河下君の発表の様子


本研究では,Position Based Dynamics によるソフトボディと FLIP 法による流体の連成問題を数値解析によって解くことで,クラゲの遊泳運動の様子をシミュレーションするというものです.

こちらからシミュレーションの様子をご覧いただけます.

FLIP 流体の解像度がまだまだ低いため,今後は解像度を上げながら計算を高速にする手法を検討するなどの課題に取り組んでいく予定です.


文責:菊池 司

[1] 河下拓紀,伊藤智也,菊池 司,”XPBDによるクラゲの遊泳運動とFLIPとの流体構造連成解析法の開発”,令和元年芸術科学会東北支部大会,講演セッション,01-05,2020.

2020年1月29日 (水)

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