広報

今年のテーマは「Repair」 Global Game Jam 2020

2020年2月 2日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

今年で12回目を迎える,全世界同時48時間ゲーム開発ハッカソンGlobal Game Jam.東京工科大学は2010年から会場を運営して今年で11回目を迎えます.

今年は65名の参加者が全9チームに分かれて開発をスタートさせました.今年のテーマは「Repair」です.

65名のうち20%の13名が海外出身の方でインターナショナルな会場になっております.また,40%の26名が社会人ということで例年にない国際化率と社会人率の会場になりました.

テーマの「Repair」は修繕する,修理する,訂正する,償う,賠償する,回復する などの意味をもつ英単語です.多くのチームは修繕,修復のような意味でとらえていましたが2チームほど「賠償」という意味を使っていました.

 

2020ggj10

開会式の様子

 

2020ggj11

会場の様子

2020ggj13

企画会議の様子

 

 Global Game Jam開催にあたっては様々な企業からの支援を受けております.48時間ゲームを開発し続けるために必要な開発のお供を用意するための資金として活用させていただいております.


2020ggj14

2020年2月 2日 (日)

令和元年芸術科学会東北支部大会・発表報告(その3)

2020年1月30日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース

本ブログをご覧の皆様,こんにちは.

メディア学部教授 菊池 です.

本日のブログは,「令和元年度芸術科学会東北支部大会」での研究発表紹介・第 3 弾です!

本日ご紹介する研究は「Integrated Volcanic Eruption Animation by 4-phenomenas Simulation[1]」です.

01_20200128234601
図.研究発表中のNapatron Sitimanee君


本研究では,火山現象の中でも特に挙動が多様で複雑な火山噴煙挙動に焦点を当て,爆発噴煙モデルトレーサー粒子を用いた疑似ガスモデル重力落下を考慮した火砕流モデル溶岩湖モデルの 4 つの計算モデルによる混相流数値シミュレーション法を提案しました. 
火山噴煙現象すべてを 1 つの計算モデルでシミュレーションするのは非常に困難であるため,本研究で提案する 4 つの計算モデルによるシミュレーション手法は有益であると言えます.

02_20200128234601
図.4 つの計算モデルによるシミュレーション例


こちら」からシミュレーション動画もご覧いただけます.

今後は,さらにシミュレーションのスケールを大きくし,大規模な火山噴煙現象を再現したいと考えています.


文責:菊池 司


[1] Napatron Sitimanee,圓谷章吾,伊藤智也,菊池 司,”Integrated Volcanic Eruption Animation by 4-phenomenas Simulation”,令和元年度芸術科学会東北支部大会,講演セッション,01-04,2020.

2020年1月30日 (木)

令和元年度芸術科学会東北支部大会・発表報告(その2)

2020年1月29日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース

本ブログをご覧の皆様,こんにちは.

メディア学部教授 菊池 です.

本日のブログは,「令和元年芸術科学会東北支部大会」での発表報告の第 2 弾です(全 7 回の予定).
本日ご紹介する研究は,「XPBDによるクラゲの遊泳運動とFLIPとの流体構造連成解析法の開発[1]」です.

Photo_20200128004701
図.河下君の発表の様子


本研究では,Position Based Dynamics によるソフトボディと FLIP 法による流体の連成問題を数値解析によって解くことで,クラゲの遊泳運動の様子をシミュレーションするというものです.

こちらからシミュレーションの様子をご覧いただけます.

FLIP 流体の解像度がまだまだ低いため,今後は解像度を上げながら計算を高速にする手法を検討するなどの課題に取り組んでいく予定です.


文責:菊池 司

[1] 河下拓紀,伊藤智也,菊池 司,”XPBDによるクラゲの遊泳運動とFLIPとの流体構造連成解析法の開発”,令和元年芸術科学会東北支部大会,講演セッション,01-05,2020.

2020年1月29日 (水)

令和元年度芸術科学会東北支部大会・発表報告(その1)

2020年1月28日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース

本ブログをご覧の皆様,こんにちは.

メディア学部教授 菊池 です.

令和2年(2020年)1月25日(土)に,岩手県盛岡市「いわて県民情報交流センター(アイーナ)」で開催された「令和元年度芸術科学会東北支部大会」において,菊池研究室から 7 件の研究発表を行いました.

本日のブログから毎回 1 件ずつ,発表を行った研究の概要を紹介したいと思います.
初回の本日は,「炊き立て米飯のプロシージャルアニメーションに関する研究[1]」をご紹介いたします.

_01
図.甘君の発表の様子

現在は様々なモノが CG で再現され,商用コンテンツを中心に利用されるようになっています.そのような背景のもとで我々の研究室では「デジタルフード(食べ物の CG 表現)」のモデリング法やアニメーション法の開発を行っています.

本研究では食品の中でも炊き立てのご飯を写実的に描画することを目的に,米粒ひとつひとつの形状のバラツキをプロシージャルにモデリングし,さらに炊き立てのやわらかいご飯がお茶碗などに充填される際の運動を Positon Based Dynamics で高速に計算する手法を開発しています.

_02
図.成果画像例

こちら」からシミュレーション動画をご覧いただけます.

今後はシミュレーションの精度をより高いものにしつつ,様々な応用例を制作していく予定です.


文責:菊池 司

[1] 甘 暁博,伊藤智也,菊池 司,”炊き立て米飯のプロシージャルアニメーションに関する研究” ,令和元年度芸術科学会東北支部大会,講演セッション,01-06,2020

2020年1月28日 (火)

「大学コンソーシアム八王子」で研究発表&受賞しました!

2019年12月20日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース

本ブログをご覧の皆様,こんにちは.

メディア学部教授 菊池 です.

2019年12月7日(土)・8日(日)の2日間,八王子市東急スクエア11階・八王子市学園都市センターにて開催された「第11回大学コンソーシアム八王子学生発表会」において,菊池研究室所属の4年生13名がこれまでの卒業研究の成果を発表しました.

「大学コンソーシアム八王子学生発表会」は,大学コンソーシアム八王子に加盟する大学・短大・高専で学ぶ学生が 一堂に会し,自らの学びの成果(研究成果)を論理的に説明し,相手に理解させるコミュニ ケーション能力を育むことで,日頃の学びを深めることを目的にしています.
いつもとは違う環境で,他大学・他分野の発表を聴講したり,他大学の学生とのディスカッションを行うことによって,今後の研究に役立てることができると思います.

今年度,我々菊池研究室のメンバーは,「メディア・デジタルコンテンツ」のセッションを中心に,口頭発表11件と展示発表2件の発表を行いました.
そして,計5件の「優秀発表賞」と「準優秀発表賞」を受賞しました.

菊池研究室では,今後も積極的に学外での研究発表を行っていきたいと思います.

20191215_1
図.展示発表,および授賞式の様子

20191215_2
図.菊池研の受賞メンバー


関連サイト:
メディア学部の学生たちが第11回大学コンソーシアム八王子学生発表会で優秀賞と準優秀賞を受賞


文責:菊池 司

2019年12月20日 (金)

メディア学の体系化のための教科書刊行

2019年12月18日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部20周年の記録をまとめて発行する計画が進んでおり、12月中には発行予定です。その中にメディア学部の多くの先生がかかわってきた教科書についても書いています。ここでは、それをより詳しくして紹介します。

1.メディア学部創設からの夢  

メディア学部,初代学部長,前学長の相磯 秀夫先生が「メディア学大系」教科書シリーズの刊行に寄せて、次のように体系化の必要性を書いている。

『未来社会におけるメディアの発展とその重要な役割は多くの学者が指摘するところであるが,大学教育の対象としての「メディア学」の体系化は進んでいない。』

そして、メディアについて次のように述べている。

『東京工科大学は19994月世に先駆けて「メディア学部」を開設した。ここでいう,メディアとは「人間の意思や感情の創出・表現・認識・知覚・理解・記憶・伝達・利用といった人間の知的コミュニケーションの基本的な機能を支援し,助長する媒体あるいは手段」と広義にとらえている。』

さらに、メディア学部の充実した教育から学問的基礎が確立できる見通しも示している。

『「文・理・芸」融合のメディア学部は創立から13年の間,メディア学の体系化に試行錯誤の連続であったが,その経験を通して,メディア学は21世紀の学術・産業・社会・生活のあらゆる面に計り知れない大きなインパクトを与え,学問分野でも重要な位置を占めることを知った。また,メディアに関する学術的な基礎を確立する見通しもつき,歴年の願いであった「メディア学大系」の教科書シリーズ全10巻を刊行することになった。』

大学は学問を作るところである。創設当時には参考になる教科書がなく、教員が先端的な研究を行い、その成果を教育に生かしてきた。そして、それらの内容をまとめてメディア学の体系化を進めてきた。この成果をもとに2011年にメディア学をまとめた教科書シリーズの執筆の計画が始まった。メディア学大系とメディアキーワードブックを合わせた20冊の刊行は、20年間の研究と教育成果をもとに体系化を進めるうえで重要なメディア学部の活動であった。メディア学大系の刊行を実現していただいたコロナ社に深く感謝する。

 

続きを読む "メディア学の体系化のための教科書刊行"

2019年12月18日 (水)

メディア学部研究紹介動画 新作公開

2019年12月17日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース

こんにちは。コンテンツコースの椿です。

メディア学部 Movie Libraryでは、新しい動画11本を公開しました。

赤字でNEW!と書かれているものです。それぞれ、研究内容を1分程度に凝縮して説明しています。

1216

研究内容もさる事ながら、メディア学部で研究を行うことの魅力は伝わりましたでしょうか?

その魅力とは、自分の研究テーマが好き!ということだと私は思います。

動画はYouTubeの東京工科大学公式チャンネルでも公開していますので、こちらもぜひご覧下さい。

 

2019年12月17日 (火)

バウハウスを主題にした国際ゲーム開発の様子がCGWorldに掲載

2019年12月 5日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース

伊藤彰教です。

三上先生・安原先生と共に継続的に取り組んでいる、学生による国際的なゲーム開発教育プロジェクト「International Game Studio」ですが、今年はバウハウス100周年ということで、バウハウスを主題にしたゲーム開発に取り組んできました。

『3回目のハルツ大学(ドイツ)との国際共同遠隔ゲーム開発』(三上先生)

『ゲーテ インスティトゥート東京での「"Playing Bauhaus" プレイングバウハウス展」を振り返って』(安原先生)

特に今回はアート&デザインがテーマのゲームということで、エンタテインメント系のゲームに興味がある学生だけでなく、プロジェクト演習「クリエイティブ・アプリケーション」を担当する近藤先生および演習講師の渡邊賢悟先生にもご協力をいただき、幅広い分野からの学生が集まった多様性豊かなチームになりました。

そしてこの度、IGDA Japan(国際ゲーム開発者協会日本支部)で重責を担っておられる小野憲史さまに取材をいただき、CGWorldに掲載いただきました。

『バウハウスをテーマにどんなゲームをつくる? 日本とドイツの学生が共同制作で挑んだ「プレイング・バウハウス」発表会レポート』(CG World.jp 2019/12/5公開)

「Playing Bauhaus」は、世界的なバウハウス100周年の記念を世界中で祝う1年がかりの大イベント「100 Jahre Bauhaus」の一環として、ドイツ国際文化交流機関であるゲーテ・インスティテュートが公式のイベントとして企画したものです。いわばドイツ公式のバウハウス記念イベント。これにゲーム開発として参加できたことを非常に光栄に思います。

Img_1218Img_1227

「バウハウスって建築とかビジュアルデザインなんじゃないの?」

今回の展覧会は「バウハウスの理念・手法などを未来に活かすには」という意図でまとめられた「バウハウス・オープンエンド」という一連の企画展の一部であり、今日的な、そして未来に向けたあらゆる意味での「デザイン」の可能性を示すという意味が込められています。「グロピウス、イッテン、カンディンスキーらが2019年のいま生きていたら…ディジタルメディアのデザインやゲームにもきっと興味をもったはず」。ドイツ・日本でこのプロジェクトに関わった教員や学生は、デザインという意味の源流・本質を再確認しつつ、現在に写像する試みにチャレンジしました。

会期中では、これまでオンラインでしかコラボレーションできなかった日独の学生が、ライブでゲームの新しいステージをゲームジャム形式で作ってしまうなど、学生さんたちの目覚ましい伸びは素晴らしかったです。

Img_1248Img_1233

最初はお互い慣れない英語でおどおどと話し合っていましたが、会期が終わる頃には笑顔で仲良くなっていました。ことばの壁を超えてゲームが「メディア」となっていることを実感します。これからを生きる学生さんたちが才能をのびのびと羽ばたかせられる環境を、メディア学部はこれからも整備し続けます。

Img_1225

Img_1241

2019年12月 5日 (木)

メディア学部 研究紹介動画の撮影

2019年11月30日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース

こんにちは。コンテンツコースの椿です。

東京工科大学公式ホームページでは、メディア学部をより深く理解してもらえるように、多くの動画を公開しています。こちらからご覧頂けます。研究紹介、実学紹介、学部・コース紹介の3つに分類して掲載しています。

研究紹介に追加する新しい動画を作るために、先日、撮影を行いました。学生のみなさんが、最新の研究成果を紹介する動画です。撮影中の様子を写真に撮りました。

B1 B2 B3 B4 B5
カメラの前に立つと緊張するのではないかという私の心配をよそに、みなさん伸び伸びと話していました。公開に向け、これから編集作業が行われます。ユニークな研究が盛りだくさんです。どうぞご期待下さい。

2019年11月30日 (土)

情報処理学会DCC研究会にて大学院生2名が発表

2019年11月10日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

今回は三上・兼松研究室の大学院生の学会発表について紹介します.

11月7日(木)~8日(金)に九州工業大学にて開催された情報処理学会デジタルコンテンツクリエーション研究会において,大学院生の沼崎優介君と菅沼辰也君がそれぞれ発表を行いました.

20191108-090259

 

研究の詳しい内容はこれからの発展もあるのでここでは詳しくは書けませんが,沼崎君は「ライド型VRコンテンツにおける呈示映像の傾きの増幅と減衰による体験者の認知に関する研究 」と題して,VRコンテンツ体験時のプレイヤの実際の態勢を画面上では誇張したり省略したりして表示し,その変化に気付くかどうかについて研究をしました.

菅沼君は「VR型FPSゲームにおける視線と視野角に応じた敵AIの動的調整に関する研究 」と題して,FPSゲームのプレイ中のプレイヤーの視線を頼りに視野角に応じて敵のAIを調整して,難易度を変化させる研究を発表しました.

会場からは大変多くの貴重な意見や指摘があり,今後の発展に大変有意義でした.

写真は発表中の菅沼君と発表を終えたリラックスモードの沼崎君です.

20191108-104657

20191108-104704

文責:三上浩司

2019年11月10日 (日)

より以前の記事一覧