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令和元年芸術科学会東北支部大会・発表報告(その6)

2020年4月 4日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース

本ブログをご覧の皆様,こんにちは.

メディア学部教授 菊池 です.

さて本日のブログは,令和元年度芸術科学会東北支部大会」での研究発表紹介・第6弾です.

本日ご紹介するのは,「日本城郭のプロシージャルモデリング [1]」です.

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図.研究発表中の三浦君


本研究では,日本の建築物の中でも「城郭」を対象としたプロシージャルモデリングの手法を提案しました.
日本城郭は戦国ドラマ,映画,およびゲームなどのエンターテインメントコンテンツに数多く登場します.日本で作成されるコンテンツだけでなく,海外のコンテンツでも頻繁に登場する特徴的な建築物です.
日本城郭は近代建築物とは異なり,独自の特徴を多く有しています.そのため,モデリングを行う際には日本城郭の基本的な知識が必須となり, さらにその上で複数のパターンを作成しなけ
ればならない場合はモデラーに多大なる負荷を要求することになります.

本研究で提案する日本城郭のプロシージャルモデリング手法によって,城郭に関する知識を有せずともモデルを作製することが可能となり,映像業界,ゲーム業界といった様々なコンテンツへの利用が可能となります.

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図.日本城郭のプロシージャルモデリング例


以下のリンク先より,令和元年度芸術科学会東北支部大会発表報告その1からその5までをご覧いただけますので,
お時間のある時にでも目を通していただけると光栄です.

●令和元年度芸術科学会東北支部大会・発表報告(その1)
●令和元年度芸術科学会東北支部大会・発表報告(その2)
●令和元年度芸術科学会東北支部大会・発表報告(その3)
●令和元年度芸術科学会東北支部大会・発表報告(その4)
●令和元年度芸術科学会東北支部大会・発表報告(その5)

[1] 三浦嘉大,伊藤智也,菊池 司,”日本城郭のプロシージャルモデリング ”,令和元年度芸術科学会東北支部大会,講演セッション,01-09,2020.


文責:菊池 司

2020年4月 4日 (土)

神様が博士になった日(遠藤雅伸さん博士号取得)

2020年4月 2日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

東京工科大学はコロナウィルスの影響もあり,卒業式の式典は中止で学位記を研究室ごとに授与するだけとなってしまいましたが,そこで歴史的な出来事がありましたので報告します.

そう,「神様が博士になったのです」.

神様とは,「ゲームの神様」と称される,遠藤雅伸さん.代表作「ゼビウス」や「ドルアーガ―の塔」など,我々の世代では誰もが一度は名前を聞いたことがある作品かと思います.中でも「ゼビウス」は現在ゲーム業界でも話題になる「メタAI」と呼ばれる技術をいち早く取り入れた作品で,最新の論文でも数多く引用されています.

そんな遠藤さんと知り合ったのは,2011年のCEDEC運営委員会に参加してからです.一緒に「ペラコン」を立ち上げていく中で,産業界の中で大変な実績を残された方でありながら,探求心や向学心も併せ持っていました.私のような若者にも気さくにいろいろなお話をしてくれました.欧米のゲーム研究者が自分の作品を間違った解釈していることに立腹されている姿が特に印象的でした.それなら自分のきちんと研究者になって,当時の開発者として,きちんとした理論などを科学的に明らかにしていきたいということで,学位取得を目指されました.

すでに東京工芸大学の教授に就任されており,実務家教員としては大変高いレベルにあった遠藤さんですが,2014年から本学大学院に進学したいと申し出がありました.実はこの裏に「Dの食卓」の飯野賢治さん(故人)が少し絡むのですが,それはまた別の機会に・・・.

当初は,産業界での実績もあるので博士課程からの入学の可能性もありましたが,研究手法をきちんと学びたいということで,修士課程に入学し,その後博士課程に進学しました.

私も社会人大学院生として,修士課程,博士課程に在籍したため,そのメリットと苦労を両方身をもって体験しております.そんな大変な状況の中,着々と研究実績を生まれていきました.中でも芸術科学会で出版されたジャーナル論文は,年度の優秀論文賞を受賞しました.また,ご自身が研究するだけでなく,東京工芸大学の遠藤研究室の学生たちの研究成果も興味深いものが多く,たくさんの若い研究者,開発者に私が刺激を受けることが多くなりました.

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2020年3月,論文誌論文2本(うち1本は出版待ち),著書1件,国際会議査読付き2件と,十分な実績とともに東京工科大学大学院バイオ・情報メディア研究科,メディアサイエンス専攻にて「博士(工学)」を授与されました.

 

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人はいくつになっても研究できることと,産業界や現場で積み上げてきた実績を後世に再現可能な形で残すという,大変素晴らしい実例を示してくれました.

私は,海外の学生や社会人大学院生を広く受け入れるようにしています.それには,私の師匠であった金子滿先生(故人)が本学の大学院立ち上げの時に,モンキーパンチさん(故人),おおすみ正秋さんらのアニメ業界の巨匠たちを受け入れ,彼らの知見を最大限に生かしながら一緒に研究してきた姿が大きく影響しています.また,3月31日で定年退職された近藤邦雄先生の世界中に友達を作る精神も大きく影響していると思います.

私の関連するテーマで現在現場で活躍の皆様,もし,大学院進学などに興味があったらぜひお声掛けください.

 

2020年4月 2日 (木)

令和元年芸術科学会東北支部大会・発表報告(その5)

2020年4月 1日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース

本ブログをご覧の皆様,こんにちは.

メディア学部教授 菊池 です.
現在,日本では新型コロナウィルスの影響が様々なところに出ております.
皆様の平穏な日常が一刻も早く戻りますように,心からお祈り申し上げます.

さて本日のブログは,この新型コロナウィルスが日本で猛威を振るう以前に開催された
令和元年度芸術科学会東北支部大会」での研究発表紹介・第5弾です.

本日ご紹介するのは,「Neural Responsive Art : BCI を用いたジェネラティブアートに関する研究 [1]」です.

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図.研究発表中の佐藤君


この研究では,脳からリアルタイムで得られるデータに注目し,脳波データから得られるパタメータを利用して circle や square, triangle のような図形の色や形をパタメータにより変形させ,被験者だけの「そのときの絵」を生成しました.
今後は,HMD(Head Mounted Display)を用いた VR への応用や,画像生成だけでなくインスタレーションのような空間演出への応用などを検討しています.

以下のリンク先より,令和元年度芸術科学会東北支部大会発表報告その1からその4までをご覧いただけますので,
お時間のある時にでも目を通していただけると光栄です.

●令和元年度芸術科学会東北支部大会・発表報告(その1)
●令和元年度芸術科学会東北支部大会・発表報告(その2)
●令和元年度芸術科学会東北支部大会・発表報告(その3)
●令和元年度芸術科学会東北支部大会・発表報告(その4)

[1] 佐藤佑哉,伊藤智也,菊池 司,”Neural Responsive Art : BCI を用いたジェネラティブアートに関する研究”,令和元年度芸術科学会東北支部大会,講演セッション,01-08,2020.


文責:菊池 司

2020年4月 1日 (水)

仮面ライダーは世界をどんなふうに見ているか(学生奨励賞受賞)

2020年3月15日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース

 大学院メディアサイエンス専攻修士1年の佐藤葵くんが、情報処理学会第82回全国大会で学生奨励賞を受賞しました。昨日紹介した白崎くんとともに、同じ研究室からダブル受賞です。
 
 佐藤葵, 戀津魁, 柿本正憲, 複眼構造に基づく昆虫の視覚推定, 情報処理学会第82回全国大会, 学生セッション, 6P-08, 2020年3月7日
 
 メディアサイエンス専攻としては一風変わった研究です。佐藤くんは虫が大好きで、何か昆虫に関するテーマを研究したいという希望がありました。議論の末、私が専門としているCG、特に特殊な条件の視覚での見え方の研究をやってみようということで取り組みました。
 
 昆虫の眼で世界がどんな風に見えているかを理論立てて考え、実際に画像として提示する研究です。昆虫は、多数の小さな個眼が敷き詰められた、複眼と呼ばれる眼で世界を見ています。しばしば、たくさんの小さな像が敷き詰められたような見え方として説明されることが多いのですが、実はこれは完全な間違いです。
 
 個眼一つで像を結ぶわけではありません。個眼一つからは視神経が一本しか出ていません。つまり個眼は一画素の色しか取り込めないのです。その事実に基づき、さらに個眼の視野角を考えることで、面白い現象がわかりました。
 
 それは、昆虫は、粗い画像ながらも遠くはぼんやりと、近くはより鮮明に見えているということです。特殊なカメラ(Intel Realsense)を用いて、各画素の距離データも得られる実験用画像を用意しました。この画像を入力データとし、今回考案した手法で処理をした結果が以下の画像です。
 

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左から元画像、距離画像(明るいほど近い)、昆虫の見え方の推定画像

 
 花が近づくにつれてより鮮明に見えることがわかります。今後は、精密な昆虫の複眼の構造を反映させ、より正確な見え方を示すことを目指します。
 
メディア学部 柿本正憲

 

2020年3月15日 (日)

令和元年芸術科学会東北支部大会・発表報告(その4)

2020年3月11日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース

本ブログをご覧の皆様,こんにちは.

メディア学部教授 菊池 です.
本日のブログは,「令和元年度芸術科学会東北支部大会」での研究発表紹介・第 4 弾です!

本日ご紹介する研究は「Alive Flame:酸素分圧勾配による火柱の移動を考慮した火災旋風のプロシージャルアニメーション [1]」です.

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図.研究発表中の韋君


本研究では,酸素分圧勾配を計算して,まっすぐ舞い上がる火災旋風が酸素濃度の濃い方向へ向けて移動することによって,周囲への延焼の様子をシミュレーションすることを可能にしました.

研究成果動画は,こちらからご覧いただけます.

今後はさらにシミュレーションのスケールを大きくし,森林火災のシミュレーションなどへの応用を検討しています.


以下のリンク先より,令和元年度芸術科学会東北支部大会発表報告その1からその3までをご覧いただけますので,
お時間のある時にでも目を通していただけると光栄です.

令和元年芸術科学会東北支部大会・発表報告(その1)
令和元年芸術科学会東北支部大会・発表報告(その2)
令和元年芸術科学会東北支部大会・発表報告(その3)

[1] 韋 程博,大西将貴,伊藤智也,菊池 司,”Alive Flame:酸素分圧勾配による火柱の移動を考慮した火災旋風のプロシージャルアニメーション”,令和元年度芸術科学会東北支部大会,講演セッション,01-07,2020.


文責:菊池 司

2020年3月11日 (水)

Global Game Jamから得るものは?

2020年2月23日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

2020年1月31日から2月2日にかけて開催されたGlobal Game Jam(GGJ).怒涛の週末が過ぎて参加者の皆さんは日常に帰っていきました.わずか48時間,足掛け3日の出来事なのですが,プロ・アマ・学生問わず,様々な人がいろいろなことに気付く貴重な時間になっています.

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もともとGGJがスタートした2008年ごろはコンソールゲーム(家庭用ゲーム)やPCゲームが主流で,大規模なゲームだと開発に3,4年かかることもあります.企画から完成まで同じプロジェクトにいられないこともあったり,仕事が細分化されてゲーム開発の全体像が見えにくいなどいろいろ課題がある時期でした.そこで,「もっとゲームを作る根本を楽しもう,週末だけでもはじけて,あの大好きなゲームを作ってみよう!」みたいな風潮のもと,不可能ともいえる48時間のなかでゲームを生み出すこのイベントがスタートしています.

東京工科大学は2010年1月からGGJの会場運営をスタートさせました.そして翌年の2011年にはUnityがGame Jameのシーンに君臨します.それまでは開発することそのものがチャレンジで,完成したら称賛されるというような状況でしたが,ゲームエンジンがその環境を変えます.

プロの現場でも利用できるレベルのツールを自由に会場に持ち込み,他の参加者と共通で使える.今では「ゲーム開発の民主化」などと言われるように,専用の開発会社だけが,独自の開発環境を駆使して開発できた時代から,誰でもが挑戦できる時代に変わったと言えます.

そして,それはスマートフォン向けゲームの隆盛と相まって,ゲーム開発が新たなフェイズを迎えることにつながっていったと言えると思います.

さて,GGJに参加した学生は,プロと同じ課題に取り組み自分の現時点の実力やプロとの違いに気付いたと思います.通用するところ通用しないところ,自分のいいところダメなところ.GGJの期間だけで成長するものではなく,そこで得た気付きをもとにこれからどのように学んでいくのか,自分を高めていくのかが大事だと思います.

何しろ,プロだって遊びに来ているわけではなく,GGJを通じていろいろなことを試したり,気付いたりしてまた成長していくのですから.

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文責:三上浩司

2020年2月23日 (日)

今年のテーマは「Repair」 Global Game Jam 2020

2020年2月 2日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

今年で12回目を迎える,全世界同時48時間ゲーム開発ハッカソンGlobal Game Jam.東京工科大学は2010年から会場を運営して今年で11回目を迎えます.

今年は65名の参加者が全9チームに分かれて開発をスタートさせました.今年のテーマは「Repair」です.

65名のうち20%の13名が海外出身の方でインターナショナルな会場になっております.また,40%の26名が社会人ということで例年にない国際化率と社会人率の会場になりました.

テーマの「Repair」は修繕する,修理する,訂正する,償う,賠償する,回復する などの意味をもつ英単語です.多くのチームは修繕,修復のような意味でとらえていましたが2チームほど「賠償」という意味を使っていました.

 

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開会式の様子

 

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会場の様子

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企画会議の様子

 

 Global Game Jam開催にあたっては様々な企業からの支援を受けております.48時間ゲームを開発し続けるために必要な開発のお供を用意するための資金として活用させていただいております.


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2020年2月 2日 (日)

令和元年芸術科学会東北支部大会・発表報告(その3)

2020年1月30日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース

本ブログをご覧の皆様,こんにちは.

メディア学部教授 菊池 です.

本日のブログは,「令和元年度芸術科学会東北支部大会」での研究発表紹介・第 3 弾です!

本日ご紹介する研究は「Integrated Volcanic Eruption Animation by 4-phenomenas Simulation[1]」です.

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図.研究発表中のNapatron Sitimanee君


本研究では,火山現象の中でも特に挙動が多様で複雑な火山噴煙挙動に焦点を当て,爆発噴煙モデルトレーサー粒子を用いた疑似ガスモデル重力落下を考慮した火砕流モデル溶岩湖モデルの 4 つの計算モデルによる混相流数値シミュレーション法を提案しました. 
火山噴煙現象すべてを 1 つの計算モデルでシミュレーションするのは非常に困難であるため,本研究で提案する 4 つの計算モデルによるシミュレーション手法は有益であると言えます.

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図.4 つの計算モデルによるシミュレーション例


こちら」からシミュレーション動画もご覧いただけます.

今後は,さらにシミュレーションのスケールを大きくし,大規模な火山噴煙現象を再現したいと考えています.


文責:菊池 司


[1] Napatron Sitimanee,圓谷章吾,伊藤智也,菊池 司,”Integrated Volcanic Eruption Animation by 4-phenomenas Simulation”,令和元年度芸術科学会東北支部大会,講演セッション,01-04,2020.

2020年1月30日 (木)

令和元年度芸術科学会東北支部大会・発表報告(その2)

2020年1月29日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース

本ブログをご覧の皆様,こんにちは.

メディア学部教授 菊池 です.

本日のブログは,「令和元年芸術科学会東北支部大会」での発表報告の第 2 弾です(全 7 回の予定).
本日ご紹介する研究は,「XPBDによるクラゲの遊泳運動とFLIPとの流体構造連成解析法の開発[1]」です.

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図.河下君の発表の様子


本研究では,Position Based Dynamics によるソフトボディと FLIP 法による流体の連成問題を数値解析によって解くことで,クラゲの遊泳運動の様子をシミュレーションするというものです.

こちらからシミュレーションの様子をご覧いただけます.

FLIP 流体の解像度がまだまだ低いため,今後は解像度を上げながら計算を高速にする手法を検討するなどの課題に取り組んでいく予定です.


文責:菊池 司

[1] 河下拓紀,伊藤智也,菊池 司,”XPBDによるクラゲの遊泳運動とFLIPとの流体構造連成解析法の開発”,令和元年芸術科学会東北支部大会,講演セッション,01-05,2020.

2020年1月29日 (水)

令和元年度芸術科学会東北支部大会・発表報告(その1)

2020年1月28日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース

本ブログをご覧の皆様,こんにちは.

メディア学部教授 菊池 です.

令和2年(2020年)1月25日(土)に,岩手県盛岡市「いわて県民情報交流センター(アイーナ)」で開催された「令和元年度芸術科学会東北支部大会」において,菊池研究室から 7 件の研究発表を行いました.

本日のブログから毎回 1 件ずつ,発表を行った研究の概要を紹介したいと思います.
初回の本日は,「炊き立て米飯のプロシージャルアニメーションに関する研究[1]」をご紹介いたします.

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図.甘君の発表の様子

現在は様々なモノが CG で再現され,商用コンテンツを中心に利用されるようになっています.そのような背景のもとで我々の研究室では「デジタルフード(食べ物の CG 表現)」のモデリング法やアニメーション法の開発を行っています.

本研究では食品の中でも炊き立てのご飯を写実的に描画することを目的に,米粒ひとつひとつの形状のバラツキをプロシージャルにモデリングし,さらに炊き立てのやわらかいご飯がお茶碗などに充填される際の運動を Positon Based Dynamics で高速に計算する手法を開発しています.

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図.成果画像例

こちら」からシミュレーション動画をご覧いただけます.

今後はシミュレーションの精度をより高いものにしつつ,様々な応用例を制作していく予定です.


文責:菊池 司

[1] 甘 暁博,伊藤智也,菊池 司,”炊き立て米飯のプロシージャルアニメーションに関する研究” ,令和元年度芸術科学会東北支部大会,講演セッション,01-06,2020

2020年1月28日 (火)

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