専⾨演習「空間インタラクティブコンテンツ」2022後期
2023年1月27日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース
2023年1月27日 (金)
2023年1月26日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部の伊藤(謙)です。
これまで3回にわたって、2022年度「音楽創作論」での作曲についてお話ししてきました。
シリーズ最終回の今回は、私のピアノ演奏で曲をお聴きください。
【演奏動画】『揺蕩う夜空』(2022年度「音楽創作論」制作曲)
曲名にある「揺蕩う」は「たゆたう」と読みます。最終回の授業で私の演奏を聴いてくれた107名の学生諸君にこの曲にふわさしい曲名を寄せてもらい、その中から私が選んだものです。ほかにも魅力的な曲名案がたくさんあり、曲名の選定にはとても迷ったのですが、「揺蕩う」という言葉がもつ意味と語感、そして「夜空」のイメージに惹きつけられて『揺蕩う夜空』に決まりました。素敵な曲名を考えてくれた学生諸君に感謝します。
この曲名を考えてくれたKさんのコメントを紹介しましょう。
[曲名案]『揺蕩う夜空』
[考案した曲名に関するコメント]
ゆったりとした雰囲気と垣間見える力強さが雄大な宇宙の片鱗を思わせる夜空をただ眺めているときのように感じ、細かな高音が星の瞬きを思わせたから。少し哀愁を感じるところも、人が亡くなった時などお星さまになったと表現されることもあるから夜空が合うと思った。地球が回り続けるように、止まらない時の流れを表したくて「揺蕩う」とつけた。
今回は、「月」「帰り道」「雨」「夜明け」「冬」「別れ」「夕暮れ」「森」…などの語句を含むものやイメージをもつ曲名案が多かったです。曲を聴いた皆さんはどのようなイメージをもちましたか?
2023年度前期に開講の「音楽入門」でも作曲する予定です。完成しましたら、このブログでご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに!
<関連ブログ記事>
2020年度「音楽創作論」制作曲:『Next Step』
2021年度「音楽入門」制作曲:『Sunny Day』
2021年度「音楽創作論」制作曲:『雪月夜』
2022年度「音楽入門」制作曲:『LUMINOUS』
(メディア学部 伊藤謙一郎)
2023年1月26日 (木)
2023年1月25日 (水) 投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部の伊藤(謙)です
本シリーズ3回目となる今回は、曲作りにあたってサビ以外のメロディの作成と、全体の楽曲構成についてお話ししましょう。
TさんとMさんが考案した部分動機を組み合わせて動機を作り、それをもとにサビのメロディを考えることにしたというのが前回のお話でした。
では、曲の始まりからサビまではどのように作れば良いでしょうか? もちろん、出だしにサビが置かれる曲もありますが、そうしたものでも、そのあとに再びサビが現れるのが一般的です。サビまでのプロセスをどのように作るかによってサビの聴こえ方が変わってきますし、楽曲全体の印象にも大きく影響してきます。
比較的よく見られるのは【Aメロ−Bメロ−サビ】の構成です。私はこの構成を「ホップ−ステップ−ジャンプ型」などと呼んでいるのですが、サビ(ジャンプ)をより魅力的に聴かせるために、その前の準備段階(ホップ−ステップ)が重要になってきます。サビが引き立つよう、何らかの形でサビとは音楽的な対比(コントラスト)をもつメロディが望ましいです。
さて、前置きが長くなりましたが、そろそろ今回の作曲の話に入りましょう。
当初、これらサビ以外のメロディは独自に作るつもりでした。いろいろ試行錯誤する中で、Tさんの部分動機につながる第2の部分動機としては選ばれなかったものの、Mさんに次いで4票を得たI君とT君の部分動機を活用することを思いつきました。
最終的に、I君の部分動機(②B)はイントロに、T君の部分動機はAメロ(②C)に、そして私が独自に作った部分動機(③)はBメロに使うことにしました。
楽譜を見ながら音を聴いていただくと、それぞれのフレーズの音型やリズムに違いがあることがおわかりいただけるかと思います。
最終的に全体の構成は次のような形になりました。
イントロ➡︎ Aメロ①➡︎ Bメロ➡︎ サビ①➡︎ サビ②(※前半部分はサビ①の繰り返し)
➡︎ Aメロ②➡︎ エンディング(※Bメロとサビのフレーズ)
ちなみに、Aメロ②はAメロ①とは異なる「カノン進行」と呼ばれるコード進行を用いています。授業ではカノン進行が用いられている曲を何曲か紹介したので、学生諸君に説明した内容を作曲に盛り込んでみました。
さあ、果たしてどのような曲に仕上がったのでしょうか? いよいよこのシリーズの最終回となる次回(第4回)は、私のピアノ演奏でこの曲をお聴きいただきましょう。
(メディア学部 伊藤謙一郎)
2023年1月25日 (水)
2023年1月24日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部の伊藤(謙)です。
前回からの続きで、「音楽創作論」での作曲に関する第2回のお話です。
Tさんが作成した部分動機に対して、a´(若干変化あり)となる第2の部分動機を100名の学生諸君が作ってくれました。その中から97名による投票で最多の5票を得たMさんの部分動機が選ばれました。その部分動機は次のようなものです。
Mさんの部分動機を選んだ学生たちのコメントを紹介しましょう。
a(第1小節の部分動機)の高音を使わず盛り上げるというイメージを維持したまま、音の動きを変えてリズム感を作っていたのが良いと思ったから。 |
aの落ち着いた部分動機から、急にテンポや音の高さが大きく変わったりせず、リズムを感じたため、aに合うと思った。 |
元の部分動機のイメージを崩さないまま、盛り上がりが生まれておりとても面白いなと思ったため。 |
4拍目にシンプルに変化が付いていて良いと思ったから。 |
部分動機と変化もありつつアピールポイントの盛り上がりを失わないようにというものもあってよい印象だったから。 |
これによって、Tさんが考案した部分動機(①)とMさんが考案した部分動機(②A)を組み合わせた次のような動機が出来上がりました。最も得票数の多かった動機ですので、この動機はサビのメロディに使うことを作曲前から決めていました。
さて、サビの核となるフレーズは固まりましたが、続く第3〜4小節の第2動機も考える必要があります。つまり、第1動機を【A】とした場合、部分動機の組み合わせと同様、動機を【A+A】【A+A´】【A+B】のどの組み合わせにするかということです(※これによって4小節から成る「小楽節」という単位でのフレーズが出来上がります)。
2023年1月24日 (火)
2023年1月23日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部の伊藤(謙)です。
私が担当している授業「音楽創作論」で毎年恒例になっている作曲のご紹介です。
(完成した曲を先にお聴きになりたい方は、第4回の記事からご視聴ください)
今年度は「ド」を開始音とする部分動機の作成を授業での課題にしました。
112名の学生からさまざまなフレーズが寄せられ、履修生が互いの楽譜を確認し合いました。その後、74名による投票の結果、最多の4票を獲得したTさんの部分動機が選ばれました。Tさんが作成した部分動機を紹介しましょう。
Tさんの部分動機を選んだ学生たちのコメントです。
動機を形成するうちの最初の部分動機ということで落ち着きがあるものを作成してしっくりきたため選びました。音高の跳躍が少ない、低音で固めてある、ドミソの和音であるという点で安定感や安心感の演出があり、盛り上がる動機の前に最適だと思いました。また、王道の安定感の中に付点四分音符が入ることで小さい変化を生み出す工夫にも魅力を感じました。この後に音が跳躍して、細かい音符の多い部分動機を繋げコントラストを演出したいなと思いました。 |
作者のコメントにもあるような盛り上がる前の静かなイメージが表現されており、弾いてみた瞬間にこの部分動機に続く、次の部分動機が想像できたから。 |
ゆっくりとしたメロディや、既定のドより低い音を使うなど、自分が作ったものとは雰囲気が違った部分動機であり、続きが気になったから。 |
シンプルな音符で、次に繋がる部分動機が考えやすいと感じたから。またコメントの盛り上がる前の静かな音をイメージして作られていて、次に繋がる部分動機は高音を使って跳躍させて、明るい雰囲気の曲になるのではないかとイメージできたから。 |
次の課題は、Tさんの部分動機に続く第2の部分動機の作成です。作成の方法は次の3通りです。
・Tさんと(ほぼ)同じ部分動機を作る【a】
・若干変化させた部分動機を作る【a´】
・全く異なる特徴をもつ部分動機を作る【b】
授業でアンケートをとったところ、以下のように6割以上の学生が【a´】を選びました。
この課題には100名の学生が取り組みました。その結果、選ばれた第2の部分動機については次回(その2)のブログでご紹介しましょう。
(メディア学部 伊藤謙一郎)
2023年1月23日 (月)
2023年1月21日 (土) 投稿者: メディア社会コース
卒業研究の幅は広く、ペンタブでの線描を教えること(こちらも学生さんが熱心に取り組んでいて読んでいても大変面白い卒業論文となっています)などもあります。あいにく、私が線描ができないので、かいつまんで紹介することができないことがとても残念です。
また、カメラを構える人と被写体との研究もあります。この研究も大変な力作で、話していてはっとする発見もありました。もしも卒業論文の発表会などを見ることができる場合はご覧ください。
そして、カードゲームのルールを説明するときの説明をされているプレイヤーの研究もしています。説明をされるにつれてどのようにカードを動かすかということはとても面白いです。
学生さんの身近な関心から素晴らしい研究が生まれます。今後も学生さんの関心から生まれる研究を楽しみにしています。
山崎 晶子
2023年1月21日 (土)
2023年1月20日 (金) 投稿者: メディア社会コース
今年度の卒業研究は様々なテーマを扱っています。昨日紹介した会ったことの人々のコミュニティもその一つです。他にも様々なテーマを扱っていて、料理もその一つです。料理のレシピをどのように参照して調理を進めるかは、私の卒業研究をしてきた学生さんの関心事の一つです。任天堂の料理ソフト、紙のレシピ、タブレットのレシピ、白板に書き出すレシピと様々なレシピを扱ってきました。
その研究をしてわかったことの一つは、実はレシピも大事なのですが、一緒に調理する相手と調理の行程が間違えていないか確認しあうことが共同で調理をするのには大事だということでした。これは、初心者同士で実験をしてきたのですが、熟練した方とお料理をしていても同じことがありそうです。人間同士の共同作業には、行程と区切りが重要なのだということがわかってきました。
2023年1月20日 (金)
2023年1月19日 (木) 投稿者: メディア社会コース
月曜日にメディア・コンバージェンスのご紹介をしましたが、その概念を作った研究者の本を読むと、「ほとんど顔を合わせない日本人の恋人同士」のことを驚きをもって綴っています。日本人だけではなく多くの人々が、電話を介して初めて会う男女の危険性やtwitterなどを通じて会うことへの危惧を述べてきたような気がします。
しかし、今年の私の卒業論文では、ファイナルファンタジーXIVとDiscordを通して顔を合わせたことがなけれども、いつも話している自分に欠かせない人たちの研究をしています。この会ったことがない人同士のコミュニティの研究こそが、21世紀のメディアの発達が生み出したことなのだと思います。
山崎晶子
2023年1月19日 (木)
2023年1月15日 (日) 投稿者: メディア技術コース
タイの大学提供のワークショップへ現地参加した報告の第5弾です。今回で林田さんの体験レポートは最終回です。ワークショップに参加しての雑感をいろいろ書いてくれています。
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マンゴースティッキーライス
タイで一番おいしかった食べ物「マンゴースティッキーライス」を紹介しようと思います。
マンゴー&もち米に甘いココナッツソースをかけて食べます。日本では決して出会うことのない種類の食べ物だと思います。私自身もフルーツとお米を一緒に食べることに抵抗があったのですが、おいしすぎて4回食べました。一番好きなタイフードです。
この記事を見て食べたいと思った人のために、注文の方法を教えておきます。「マンゴースティッキーライス」はタイ語で”カオニャオマムワン(Khao Niew Ma-muang)”と言います。「ください」は“コー(khoo)”なので、”コー カオニャオマムワン”という呪文だけ覚えていけばオッケーです。屋台だと50バーツ(約190円)で売っています。
これがマンゴースティッキーライス
覚えた言葉
渡航前のタイ語の授業で多くの単語を習いました。(※ このワークショップの一貫として、現地渡航前にZoomによるオンライン授業としてタイ語の紹介などがありました)しかし私にとっては発音が難しく、実際に使えるようになった言葉はほんの少しですが紹介します。
まずは「こんにちは」から、”Sawadee Krap/ Kha(サワディーカップ/サワディーカ)”です。通常は手を合わせながら挨拶をします。ちなみに、タイでは話し手の性別で語尾が変わります。男性なら”krap”、女性なら”kha”を付けます。これらの語尾は返事としても使えます。それから「ありがとう」は”Khob Khun Krap/ Kha(コップンカップ/コップンカ)”。「どういたしまして」は”Mai Pen Rai(マイペンライ)”です。
辛い食べ物が嫌いな私は”Khoo Mai Phed(コーマイペッド)“「辛くしないでください」という言葉を多用していました。また、おいしかった時は”Aroi Mak(アロイマ)”「めっちゃ美味い」を連発です。
私の英語力
参考程度に私のことについて少し書いておきます。私は海外での留学経験はなく、海外旅行自体は学校の行事でいったことがある程度です。一方で英語の勉強は継続的にしていました。スピーキング能力に関しては、大学内などで日常的に英語を話す機会を見つけて習得していました。具体的には、プロジェクト演習「英語でワークショップ」やALICE、English Campusなどを活用しました。
出国当時の私の英語の能力はTOIEC 760点(L 400, R360)(2022/6/30), IELTS 5.5 (2021), 英検準二級(2019/12)です。
個人的な意見ですが、海外に行ったところで突然英語を喋れるようにはなりません。事前に日本で習得した自分の語彙力を、海外で試す感覚です。
たくさんの勉強法がありますが、私が特に英会話力が向上したと思う勉強法は「シャドーイング」です。ネイティブスピーカーが話している映像に合わせて、自分も同じように話す方法です。動画は適当に見やすいものをYouTubeから見つけて、何度も覚えるまで繰り返します。最初は当たり前に難しいです。しかし、ネイティブスピーカーの速さまで追いつくようになると成長実感し始めると思うので、ごちゃごちゃ考えずにやってみてください。話せるようになると、不思議とリスニング能力も上がります。
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ということで、ここまで全5回分に渡って、海外大学で行われた短期ワークショップへの参加について報告してもらいました。短い期間ですが、他の国の学生と積極的に関わって交流を持った様子がわかります。また、現地の色々な場所に出歩いたり買い物をしたりと、その場に行かないとできない経験が多くあったと思います。コロナの影響でこのような体験ができるのも久しぶりのことでした。これまで、当大学には海外大学から学生が来て学ぶことは多くありましたが、今回のようにこちらの学生が海外へ行くことがこれまであまり多くありませんでした。今回の林田さんの参加はそういう意味で嬉しいことでした。ちなみに私もマンゴースティッキーライスは大好きで、タイに行くたびに食べています。行く機会のある人は是非お試しを…
ところで、こうした体験への参加にはある程度の語学力はもちろん必要ですが、できるだけの準備をしたらとりあえず行ってしまうのがいいのではないでしょうか。完璧になったら行ってみよう、なんて考えていたら結局いつまでたっても行けないでしょうからね。また、こうした経験は学生のころでないと、就職してからではなかなか機会が無いのではないかと思います。今後もチャレンジする学生が続くことを期待したいです。
語学の勉強について最後に書いてくれていましたが、国内に居ても英会話を習得する手段はいろいろあります。特に今ではインターネット経由でいろいろな素材がありますし、本学部でも海外大学との交流を図る機会を設けています。ただ、直前の「勉強」ではなく、日常的に英語と接することが重要だと思います。ここまで私が学生たちを観察してきた経験では、英語で海外の人と話すためには英語力よりも相手と「会話をする」ことを意識することが重要ではないでしょうか。話すべき話題を持っていたり相手が話してきた話題について反応できること、そして何より相手とその国や文化に対して興味を持つことが大切だと思います。英語の文法や語彙について心配する人が多いですが、会話をすることへの意識を高められるといいでしょう。そうでなければ日本語を話せる海外の人と日本語で会話することも難しいでしょう。海外の人と話す必要なんか無いと考える人もいるかもしれませんが、必要かどうかではなく、それが自身の可能性を拡げることに通じるのだと考えてみてはいかがでしょうか。高校生の方は、大学に来ればこのような機会もあるのだと思って、是非挑戦しに入学してくれると嬉しいです。
授業内容の紹介などは、以前の2つの記事を御覧ください。
学生海外体験シリーズ:タイ、シラパコーン大学編 #1
http://blog.media.teu.ac.jp/2022/12/post-3d06bf.html
学生海外体験シリーズ:タイ、シラパコーン大学編 #2
http://blog.media.teu.ac.jp/2022/12/post-c3c1b2.html
林田明香里&太田高志
2023年1月15日 (日)
2023年1月14日 (土) 投稿者: メディア技術コース
タイの大学提供のワークショップへ現地参加した報告の第4弾です。今回はナイトパーティーだそうですよ。皆、お酒も大丈夫のようですね。楽しそう…
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ナイトパーティー
プロジェクト期間はほぼ毎晩パーティーが行われていました。各自近所で好きなものを買って持ち寄って、だらだら話したり、お酒を飲んだりして夜を過ごします。とある夜は、タイの学生から誘われてホテルのバルコニーで雑談。韓国の学生も集まりました。
お互いに言語を教え合ったり、文化の違いを発見したり、好きな曲を共有したり。興味深かった話の一つが、それぞれの名前の由来についてです。タイの学生はプーやハニなど欧米っぽい可愛い名前ばかりだったのですが、実は本名ではありません。タイでは、出生時に本名とは別にニックネームを付けるそうです。由来は映画の主人公や語呂の良さなど、親によって様々です。日常生活では主にニックネームを使用するそうです。
一方で韓国の名前の付け方の一つには、画数によって運勢を占って決定する方法があり、日本と似ています。また、苗字に関しては日本でいう「佐藤さん」のように多く存在する苗字が、ほとんどの国にもあります。韓国では「パク」「キム」が最多、プロジェクト内のベトナムの学生のほとんどはNyugenさんでした。韓国もベトナムもこれまでの歴史や王朝がその苗字の多さに起因しているそうです。
ナイトパーティーの様子
夜食
ナイトパーティでつまんだ夜食やおつまみについて紹介します。まず紹介する夜のおやつはロティ(Rotir)というパリパリのクレープです。近所の屋台で売っていて、およそ30Baht(約120円)。練乳と砂糖がお店の人のさじ加減で存分にかけられます。食べ過ぎ厳禁の背徳感満載スイーツです。
それから、ミヤンカム(Miang Kham)という屋台飯です。新鮮な葉っぱに具材と甘めのタレを包み一口で食べます。ミヤンは「葉に包む」、カムは「ひとくち」という意味です。包む具材やタレの味は屋台によってまちまちで、この日は紫玉ねぎ、干しエビ、カシューナッツ、唐辛子etc.お酒とつまみながら食べたのですが、手が止まりませんでした。
ロティ。ほろ酔いはタイでも有名
ミヤンカム。ヘルシーなのでカロリーゼロです。
お酒
ナイトパーティではたくさんのお酒を試しました。
まずはタイブランドのビールです。毎晩タイビールは必ず買っていました。現地の先生オススメはChangとLEOだったのですが、個人的にはSINGHAが飲みやすかったです。
それからリキュールも飲んでみました。Hong Thong(ホン・トーン)という種類のものです。厳密には原料が違うためリキュールではないらしいのですが。ちょっと甘めで、お酒感が強かったため一口しか飲みませんでしたが、お父さん方が好きそうな味です。タイの学生オリジナルカクテルもお気に入りです。タイではヨーグルトドリンクがよく飲まれているため、ヨーグルトドリンクにソジュ(=チャミスル、韓国語で焼酎の意味)を入れ、ライムを絞って作ります。
上段右からChang, SINGHA, LEO
ベトナムの生徒とホン・トーン タイで人気のヨーグルトドリンク
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毎晩パーティーってすごいですね…。さすがに皆若いなあ。でも、パーティーだと盛り上がって色々なことについて話しやすくなるでしょうからいいですよね。酔うとさらに英語も話しやすくなるかも?タイの学生のオリジナルカクテルは試してみたいですね。
授業内容の紹介などは、以前の2つの記事をどうぞ。
学生海外体験シリーズ:タイ、シラパコーン大学編 #1
http://blog.media.teu.ac.jp/2022/12/post-3d06bf.html
学生海外体験シリーズ:タイ、シラパコーン大学編 #2
http://blog.media.teu.ac.jp/2022/12/post-c3c1b2.html
林田明香里&太田高志
2023年1月14日 (土)