授業紹介

プロジェクト演習「シナリオ・キャラ」最終発表はじまりました

2020年8月 4日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース

みなさん,こんにちは.メディア学部助教の兼松です.

私が担当しているプロジェクト演習「シナリオアナリシス 」と「デジタルキャラクターメイキング」では先週金曜日(シナリオ)と今週月曜日(キャラ)から最終発表会がはじまりました.
例年,これら二つの演習の最終発表では,履修者・聴講者に関係なく,受講生全員が半期を使って作ってきた作品を一人ずつ発表しています.受講生全員が発表するので,2回に分けて実施し,次の授業が最終発表2日目ということになります.

この2つの演習も例に漏れず,今期は遠隔授業です.当初はリアルタイムの講義に参加できない方向けにオンデマンドも準備していたのですが,結果的に受講生全員がリアルタイムに参加し,しかも毎回の欠席者も例年と比べてかなり少ない(というかほぼいない)状況でした.
また,とくにびっくりしたのが最終発表の参加率です.

シナリオ,キャラのプロ演は普段は私や演習講師の先生の雰囲気も含めてかなりゆるい感じでやっています(やってるつもりです).
ただ,やはり最終的に作品を一つ完成させなければならない以上,課題は結構重いです.とくに演習終盤になるにつれて,みなさんの自作品への思いも強くなりますから,必然的に授業時間外でかける時間は相当なものになっていると思います.
なので,残念ではありますが,最後に完成させることができずに発表しにこない学生が例年出てしまっているのも事実です(なお,授業としては未完成でも発表会への参加も課題の提出も認めています).

ですが遠隔授業の今期は,最終発表もほぼ全ての方が発表してくださっています!
しかも今期はどちらの演習も,新規受講者の割合がかなり高いにもかかわらず,各作品のクオリティも例年と遜色ないどころか,けっこう高い!
そもそも受講生数も例年より倍増してますし,これは遠隔授業ということで通学時間を考慮しなくて良い効果なのでしょうか・・・・?
そうですよね.特にシナリオは金曜6限(終わるのが21時前)だから出にくい人もいますよね.でも外部からお呼びしている先生や私の他の授業の兼ね合いでそこしかないんだ・・・・ごめんよ.

ということで,参加者がかなり増えたことで,調整が大変だーーーー!という嬉しい悲鳴をあげながら,学生の皆さんが作り上げた作品を楽しく見させていただいています.
まだ本人たちの許可をとっていませんので今日はここに掲載できませんが,先日のオープンキャンパス教員相談でも「いろんな学生作品を見たい」という声もいただきましたので,今後私の演習の学生作品も,色々な方に見ていただける工夫を考えたいと思っています.

(文責:兼松祥央)

2020年8月 4日 (火)

遠隔ペアプログラミングに挑戦しました

2020年7月24日 (金) 投稿者: メディア技術コース

 遠隔授業でプログラミング演習を行うという話を前回しました。メディア専門演習の20あまりのテーマのうちの一つ「イメージメディアプログラミング」です。
 
 ペアプログラミングは、ソフトウェア開発企業でも取り入れているプログラム開発手法です。二人が同じ画面の前で一緒にプログラムを書く作業形式です。一人はキーボードを打ち、もう一人はそれを見ながら常に意見を言うという役割です。
 
 この前期、遠隔授業でペアプログラミングに挑戦しました。結果としてこれまでにないほど良い成績になりそうです。
 
 「イメージメディアプログラミング」で使用しているプログラミング言語はMATLABという有料のソフト開発言語です。製造業などの工学や科学技術分野ではよく使われている標準的な開発環境で、さまざまな専門分野(信号処理・データ解析・制御システム・ロボット工学など多数)に特化したオプションの機能(ツールボックス)があります。今回の演習では画像処理のツールボックスを使用します。
 
 毎回の授業では、はじめに教員から今日新たに学修する内容の講義を1時間弱行い、残り2時間半ほどは各自がペアを組んで課題プログラムに取り組みます。遠隔のツールとしてZoomミーティングを使用しています。
 
 ペアごとにZoomのブレークアウトセッションという別室を用意し、そこに分かれてそれぞれのペアで画面共有しながらプログラムを書きます。各自のノートPCでMATLABを使用することになります。
 
 このブレークアウトセッションはなかなか良くできています。教員はメインの部屋で一人で待っているか、どこかの部屋で様子を聞いたり質問を受けて指導したりします。質問の頻度も演習室での実施のときよりも遠隔の方がやや多くなりました。呼出を受けるときりのよいタイミングで別のペアの部屋に移ります。待ちグループが2グループ以上になると憶えておくのが大変ですが、授業が進んで受講生が慣れてくると待ちグループがたまることも減りました。
 
 所定の課題プログラムが一通りできたら実行する様子を教員がチェックします。演習室で実施していた先学期までは、その週の授業で完了せず宿題となり翌週チェックとなるケースがほとんどでした。それに対して今学期はほぼ100%のペアが当日授業中に課題を完成させています。
 
 先学期と今学期(先週までの8回)を比べると、出席率「93%→98%」、課題達成率「85%→96%」で、明らかに良くなっています。これには別の理由も二つあります。一つは授業資料開示が以前は前日だったのが、今回は4日~7日前になったことです。もう一つはMATLAB実行が演習室限定だったのが各自のノートPCで可能になったことです。自宅で予習が十分できていることが大きいです。
 
 演習授業はまだ数週残っています。毎回の課題プログラムはほぼ終了です。最後は履修生各自単独で興味深い問題を設定し、2,3週かけてデモプログラムを作る自由課題が残っています。今年はいつも以上に面白い自由課題が期待できそうです。
 
メディア学部 柿本正憲
 
関連記事:
遠隔ペアプログラミングに挑戦します
画像のプログラミング演習
専門演習「イメージメディアプログラミング」(オープンキャンパス展示)

2020年7月24日 (金)

プロジェクト演習(VRコンテンツデザイン)

2020年7月20日 (月) 投稿者: メディア技術コース

遠隔授業についての以前のブログで、VRコンテンツを作成する演習について少し言及しました。今回はその後の進捗について少し報告いたします。もともと、この演習はヘッドマウントディスプレイのVRデバイスを用いたコンテンツを作成するものでしたが、遠隔授業のために大学に出てきて機材を使うことができなくなってしまいました。そこで、clusterというVR環境によるSNSのワールドを作成する内容にいたしました。clusterのワールドとは、そこに集まることができる、CGで作成した3D空間です。皆、自分のアバターでそこに参加して、音声やチャットで互いに話をすることができます。もちろん、その世界を歩きまわったり、物を掴んだりすることもできます。ところで、ワールドはあらかじめ用意されているものがあって、とりあえずこの環境でミーティングをしたいという場合にはそれらを利用することができます。しかしながら、この環境では、それぞれの用途に応じて集まる空間(ワールド)を自分で作成することができるのです。今期、この演習ではそれを行うことにいたしました。参加する学生の一人ひとり、自分が作るワールドのテーマを設定し、それを作成しています。

 

さて、今日は中間発表として、それぞれが作成しているワールドの途中経過を見るために、皆で順番に訪れました。それぞれテーマが違うので、映画館風の場所や広い野原、さらには地球に立って周りの星空を眺める世界など、多様な世界を次々に訪れました(ちなみに画像中の黒いTシャツを着ている若くてイケメンなのが私で、ロボット風のアバターはその他の者どもです)。

 

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普段は、スライドのプレゼンテーションでテーマのアイデアや進捗について発表しているのですが、そこで「う~ん…?」となっていたものも実際に体験してみると皆それぞれそれなりに面白く感じます。一人で体験するコンテンツと違い、大勢でそこに入り、コミュニケーションがとれるというだけでそれなりに面白く感じるようです。一方で、単に3Dのモデリングとしてワールドを作っているだけだとメディア学部らしくありません。設定したテーマに対して、どのような世界にするのかを、そこに集まる目的に照らし合わせてデザインすることが目的です。これが結構難しい部分で、皆、その部分をきちんと定義づけるのには苦労しているようです。後、一ヶ月くらい、さらに作り込んで最終発表としてまたすべての世界を訪れる予定です。このような仕組みを使って、大学の異なる教室を用意し、講義毎に移動して受講するということもできそうです。そのときは、教室一つ一つを異なるデザインにしたりして、架空の大学を作ると面白そうです。物理的な制約はありませんから、教室毎に違う広さや形でも全然構いませんからね。遠隔授業も毎回違う場所で受けれたら飽きないかもしれません。

 

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一つ一つのドアからそれぞれの世界へ瞬間移動します

 

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おまけ:皆と違うワールドに少人数で入ってしまい、寂しさにうなだれる羽田先生

 

 

太田高志

2020年7月20日 (月)

本日(7/19)開催バーチャルSNSによる「ゲーム制作α版発表会」

2020年7月19日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

いよいよ本日,東京工科大学のオープンキャンパスの特別企画として,バーチャルSNS「Cluster」を利用した,東京ゲームショウ2020向けに学生が開発しているゲームのα版発表会を行います.

12:30からは,ブースがオープンしていますので,東京工科大学のバーチャルオープンキャンパスのイベントを見てもらった後や合間の時間などがあればぜひ遊びに来てください.

12:30から15:30は「東京工科大学オープンキャンパス特別イベント「ゲーム制作α版発表会」【第一部】 」にアクセスしてください.

そして16:30からはこの「Cluster」内においてメインイベント「学生による開発途中のゲーム発表」があります.
この会場は15:30からアクセス可能になっています.時間になりましたら「東京工科大学オープンキャンパス特別イベント「ゲーム制作α版発表会」【第二部】
」にアクセスしてください.

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「バーチャルSNSって何か心配」とか「やり方よくわからない」という方は,メインイベントの「学生による開発途中のゲーム発表」はYoutube Liveでも内診しております.下記のURLからアクセスしてください!

オープンキャンパス特別イベント「ゲーム制作α版発表会」

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コロナ禍でも自発的な学びを決して止めない工科大生の活動成果をぜひ見てください.

 

文責:三上浩司

 

 

2020年7月19日 (日)

7/19開催のオープンキャンパスに連動して東京ゲームショウ向けに開発したゲームを紹介する仮想空間イベントを開催!

2020年7月18日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です

 

今年は,コロナウィルスの影響でバーチャルオープンキャンパスとなりました.
例年,東京ゲームショウ(TGS)に向けたゲームのα版(プロトタイプ)を展示して,開発した学生たちと交流できる機会を用意していたのですが,なんとそのTGSも遠隔開催ということになってしまいました.

そこで,遠隔なら遠隔でしかできない挑戦を使用ということでバーチャルSNSである「Cluster」というサービスを使って,仮想空間の中でゲームを展示しようということで企画を進めました.そして,TGS向けに準備している出展ブースをオープンキャンパスでも公開して,高校生の皆さんにも遊びに来てもらおうということで企画を作りました.

・ゲームの試遊(7/19以降いつでも)
http://www.mkmlab.net/TGS/2020/

・開発した学生との交流
(7/19 12:30-15:30)
https://cluster.mu/e/fa5def09-51f3-4640-8de6-420fc792d5c9
(7/19 15:30-18:30)
https://cluster.mu/e/4aee6b56-702e-4dba-a349-430adceb33af

・Youtubeによる番組配信
上記Cluster内のイベントの中継です「Cluster」あまり利用しない方は「Youtube」でもClusterでのリアルタイムイベントを中継しますので是非こちらもご覧ください.
https://youtu.be/qllrqGuPbAk

※番組配信は7/19(日)16:30~18:10の予定です.

 

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以下詳細情報です.皆様の来訪をお待ちしております.
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東京工科大学バーチャルオープンキャンパス特別イベント開催!
本番組では東京工科大学メディア学部 ゲーム制作プロジェクト「インタラクティブ・ゲーム制作」バーチャルブースでのイベントの様子をお届けします!
学生の制作したゲームを通して、ゲーム紹介、開発の様子、学生生活などについて各チームからお話を頂きます。
質問などありましたらコメントをどしどしお送りください!!

東京工科大学バーチャルオープンキャンパス会場:https://www.teu.ac.jp/entrance/open/index.html

東京工科大学 公式サイト:https://www.teu.ac.jp/
東京工科大学インタラクティブ・ゲーム制作 2020年度Webページ:http://www.mkmlab.net/TGS/2020/
東京工科大学インタラクティブ・ゲーム制作 学生広報Twitter:https://twitter.com/TUTgp2020

◇東京工科大学バーチャルオープンキャンパス インタラクティブ・ゲーム制作バーチャルブース概要
日時:7/19(日) 15:30開場 16:30開演
場所:cluster
会場URL:https://cluster.mu/e/4aee6b56-702e-4dba-a349-430adceb33af

◇プログラム
16:30 - 16:33 挨拶・イベント説明
16:33 - 16:45 プロジェクト演習「インタラクティブ・ゲーム制作」説明
16:45 - 17:00 『突撃!ドカンとマーチ』by Team Munch-α-
17:00 - 17:15 『潮またぎのアルフレッド』by GAF-fly
17:15 - 17:30 『MAKAMI』by グラさん
17:30 - 17:45 『爆走!!トレイルロード』by タンメン谷口
17:45 - 18:00 『BLADE'NHAMMER』by Team Munch-β-
18:00 - 18:10 プロジェクト演習「インタラクティブ・ゲーム制作」からのお知らせ

◇登壇者紹介
三上浩司 (東京工科大学メディア学部教授):https://twitter.com/mkmtut
松永健斗 (東京工科大学メディア学部学生 / インタラクティブ・ゲーム制作学生出展委員会 委員長)
<以下学生チーム>
Team Munch-α-:https://twitter.com/gurasan2020_tut
GAF-fly
グラさん:https://twitter.com/gurasan2020_tut
タンメン谷口:https://twitter.com/TanTani18GP
Team Munch-β-

◇「cluster」について
「cluster」は様々なデバイスでイベントを無料で開催・参加できるバーチャルSNSです
公式サイト:https://cluster.mu/
イベント参加ガイド:https://cluster.mu/about
<ダウンロードはこちら>
PC(Win/Mac) / VR(Oculus / VIVE):https://cluster.mu/downloads
iPhone:https://apps.apple.com/app/id1490075175
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=mu.cluster.app






東京工科大学では、オープンキャンパスを定期的に開催しています。八王子と蒲田の両方のキャンパスで開催しますが、それぞれ違った体験ができますので、興味のある学科がある方や、本学のことがよく分からない方でも...

2020年7月18日 (土)

授業紹介:メディア専門演習「ビジュアルコミュニケーション」(その1)

2020年7月13日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

本ブログをご覧の皆様,こんにちは.

メディア学部教授 菊池 です.

本日のブログでは,私が担当している「メディア専門演習:ビジュアルコミュニケーション」(2年次後期・3年次前期)の中で,
今年度前期(現在も進行中!)の受講生が制作した課題作品を紹介したいと思います.

本日紹介する作品は,「有名人の似顔絵イラスト」です.

「メディア専門演習:ビジュアルコミュニケーション」は,ビジュアルコミュニケーションのための技術と理論,およびその価値を学びながら,その可能性と多様性を探求するため Adobe Illustrator と Photoshop を用いて自身のアイデアをビジュアルとして制作し,他者に伝えることができるようになることを目標としています.
授業内では,数回の「課題作品」の制作を通してツールとしてのソフトウェアを学びながら,現実の中にある”シンボリックな本質や普遍性”を見出し,自身の表現力でそれをビジュアルとして提示することを学んでいきます.

「有名人の似顔絵イラスト」という課題では,外見の特徴だけではなく,対象人物の性格や雰囲気などの無形の本質を捉え、人物のユニークな要素として表現することを目指します.

今年度の受講生の皆さんが制作した作品の一部が,以下のようなものです.

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図.「有名人の似顔絵イラスト」作品例


いかがですか?
こうやって見ると...今の世の中の情勢を反映してか,ちょっと「暗め」のテイストが多いでしょうか...(苦笑)

受講生それぞれが,対象人物の外見的な特徴だけでなく内面さえも捉え,表現手法を検討しながら作品制作を進めていった様子がよく現れていると思います.

今後もこのブログを通して,受講生の様々な作品を紹介していきたいと思います.
また次回をお楽しみに!


文責:菊池 司

2020年7月13日 (月)

10年前のゲーム教育を振り返る【Unity道場スペシャル 虎の巻】

2020年6月22日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です

2020年6月20日に開催された「Unity道場スペシャル 虎の巻」というイベントにオンラインで登壇してきました.Unityは世界で最も普及しているゲームエンジン(ゲーム開発統合ツール)で本学でもプロジェクト演習や専門演習,講義科目などで広く利用されております.

東京工科大学メディア学部は,2010年にまだ日本語版もなく,日本の法人も立ち上がっていないころから,Unityを授業(メディア専門演習)に導入し,先進してゲーム開発教育に利用してきました.

今回の講演に当たり,当時Unityで開発した作品や授業資料などを探していて,作品の動画が見つかりました.

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作品の紹介動画はYoutubeにアップしてありますので是非見てください.https://youtu.be/QWPkMR5AXpY

 

当然ですが,巷に教科書などがあるわけもなければ日本語で解説しているWebページも乏しい時代でした.現在も演習講師を務める,中村陽介先生とともに,教科書を自作してでも採用しようということで,スタートしました.

ちょうど,東京工科大学では2010年度に文部科学省「産学連携による実践型人材育成事業  -専門人材の基盤的教育推進プログラム-」において 「ゲーム産業における実践的OJT/OFF-JT体感型教育プログラム」が採択されたタイミングで,専門学校と共同で学部の起業と一緒になりゲーム開発をするプロジェクトが動き始めました.そのため,普段は異なる開発環境でゲームを開発している大学や専門学校,さらにはプロとの交流の必要があり,汎用性の高いゲーム開発環境に対する需要もありました.

このように始まったUnityを使った授業なのですが,私の授業のポリシーでもある「自分に必要な技術を自ら習得できる学生」を生み出すことにのっとり,基本的な教材を用意して,後は自らが開発したいゲームに関する必要な情報が何かを明らかにして,探っていくスタイルをとりました.その結果,学生たちはしっかりと基本的な利用方法を理解し,そのうえで自分たちの企画を実現するために自ら学び,最終的になかなか魅力的な作品を生み出してくれました.

 

2010年,2011年はゲーム開発環境に大きな変革が起き始めたときであり,その一端に東京工科大学のこのプロジェクトとGlobal Game Jamがあります.Global Game Jam 2011のお話はまた,別の機会にしたいと思います.

分析:三上浩司

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2020年6月22日 (月)

メディアサイエンス先端特別講義Iのお知らせ

2020年6月14日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース

みなさん,こんにちは.メディア学部助教の兼松です.
今日は大学院メディアサイエンス専攻の特別講義のご案内です.

6月25日(木)から3週に渡ってウプサラ大学(スウェーデン)の林先生をお招きし,コンテンツ制作や関連研究に関する講義を行います.
林先生には昨年度も「メディアサイエンス先端特別講義II」として,TV番組制作やTVMLを用いた番組制作に関する講義をしていただきました.
今年度は内容が昨年度とは違ったものになっています.
また,科目名も今年度は「メディアサイエンス先端特別講義I(昨年度はII)」ですので別授業扱いです!
昨年度”II”を履修していた方も履修できます.

大変貴重な機会ですので,お誘い合わせの上,是非ご参加ください.
受講方法(zoomのアドレスなど)は,メディアサイエンス専攻のメーリングリストなどで追ってお知らせします.
ご不明な点や質問は菊池先生,または兼松までお送りください.

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大学院メディアサイエンス専攻 2020年度「メディアサイエンス先端特別講義I」

テーマ:バーチャルミュージアムとメディア研究
講師:林 正樹(Masaki Hayashi)准教授
(Sweden, Uppsala University:メディア学部の提携大学)
実施方法:オンライン講義(Zoom)

講義日程と内容
6月25日(木),7月2日(木),7月9日(木)の各日2コマずつ(4,5限)開催
(4時限 15:10~16:50,5時限 17:05~18:45)

(1)6月25日(木)ウプサラ大学ゲームデザイン学科における研究紹介(4,5限)
 当学科で行われている先端研究:Text-To-Vision、バーチャルミュージアム(今回の講義・実習のメイン)、Neurodrugなどをデモを交えて紹介する。

(2)7月2日(木)バーチャルミュージアム on Unityの操作実習(4,5限)
 各自のノートPCの上で、バーチャルミュージアムのプロジェクトを使って、Unity GameEngineの基本操作を実習した上で、自分のミュージアムを作成する実習を行う。

(3)7月9日(木)3Dスキャニングとバーチャルミュージアム実習(4,5限)
 3Dスキャニングの基礎知識と、Photogrammetry手法を使った実際の3Dスキャンを行い、これをUnityに取り込んでバーチャルミュージアムで展示する実習を行う。最後にコース課題(自分のミュージアム展示の製作)の説明をする。

課題提出の最終締め切り:7月23日(木)

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(文責:兼松祥央)

2020年6月14日 (日)

書き写すことによるプログラミングの練習

2020年6月11日 (木) 投稿者: メディア技術コース

技術コースの羽田です.

世間では経済活動が開始され,学校も再開しつつありますが,小中高とは異なり,大学はやはり「3密」になりやすいこと,下宿も含め,遠方から通う人も中学高校に比べて多いということもあり,対面でのいわゆる普通の授業が再開されている学校はいまだ少ないようです.
世界的には,欧米の大学がすでに,「来年度すなわちこの9月から1年間」の授業のオンライン化を決めるところも出てきていますが,日本では感染による死者が少なかったこともあり,そこまでの極端な対応をとる大学は今のところはないようです.
とはいえ,東京工科大学でも春学期のオンラインでの授業が始まり1ヶ月弱が経ちました.私が担当している授業の中の一つには「基礎演習」というものがあります.基礎演習はメディア学部の学生が1年生後期と2年生前期の2回に渡ってうける必修の演習で,メディア学の基礎となる知識や技術を習得してもらうのが目標で,半期で4つのテーマを演習します.
その中で私が担当しているパートでは,今年はProcessingによるプログラムを書く演習を行っています.Processingはメディア学部では非常にポピュラーなプログラミング環境ですので,他の授業でも多数出てきていますが,基礎演習以外の授業は必修ではありません.
この演習では,Processingを使って,インタラクションすなわち人間の操作をPCに伝えたり,PCから人間に情報を伝えたりするプログラムを作成することを目標としています.
リアルタイムに情報を伝えるアニメーションを作成するモーショングラフィックスであったり,マウスやキーボードをつかったインタラクションなどをテーマとしています.さらにカメラ画像を取り込んだり,撮影した動画を使ったりといったこともできるようになると,さまざまな応用範囲が広がることになります.

プログラミングの技術は,実社会がオンライン化していくにつれてますます重要性を増すでしょう.これは,いわゆる「メディア」すべてがデジタル化されている中,さらなるオンライン化をすすめるためにはプログラムが欠かせない要素になるからです.

今回の演習の大半は「書き写す」「すこし変更して試す」という地道な作業がメインになっており,いきなりすごい作品が作れたり,素晴らしい成果が出るものではありません.このような作業はよく「写経」と言われます.書き写すだけでちゃんとプログラムができるようになるのか?と思う人もいるでしょうが,このような地道な作業はスポーツでいう走り込みのような基礎練習にあたるものです.ぜひとも,授業でやったことは「すらすらと」書けるようになるまで,ある意味指で覚えるというレベルまでプログラムを書き写してほしいと思っています.
書き写したプログラムはいわゆる基礎トレが終わった証ですから,コピー&ペーストで実行してみただけのプログラムに比べて,身につくものが違うというのが私が何十年か自分がプログラムを書いたり,プログラミング教育をやってきて感じていることです.漢字の書き取りに近いものを感じる人もいるかもしれませんが,プログラムの構造を体感しながらぜひとも「書き写し」をたくさん行って欲しいとおもいます.

 

羽田久一

2020年6月11日 (木)

遠隔でのゲーム開発グループワーク(プロジェクト演習)

2020年6月 6日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

授業が遠隔で再開されてから早くも2週間.皆さんもう慣れてきましたかね.

遠隔での授業再開と思って,卒業生の皆さんは「そういえばプロ演どうなったの?」って心配になる人いますよね.そのあたりをちょっとお知らせしておこうと思います.

まず,3年生のTGS向けのゲーム制作ですが,授業が再開する5月20日よりもだいぶ前の3月から,定期的に開発の進捗MTG(早い話が授業)は再開していて,本来なら大学に集まって作業する皆さんが遠隔で作業していた成果を確認していたのですが,「あれ,例年より進捗良くない?」みたいなことになりました.外に出かけることができない分,自宅で開発を進めたことが要因なのでしょうが,さすがメディア学部の学生だけあって,遠隔での意思の疎通のはかり方や,プロジェクトの進め方などいち早く適応できているなと感心しました.

その後も遠隔MTGや授業でのアドバイスを受けて,きちんと修正したり理論武装している姿を見て,自分で指導しておきながら「やるな!」と思わせていただきました.

ご存じの通り東京ゲームショウは幕張メッセでの開催を断念しております.遠隔での開催ということですがまだ詳細は明らかになっておりません.そんな情報を受けた最初の授業でもあまりモチベーションは下がらず,「オンラインが初めてならそこに向かって挑戦しよう!」という気概が生まれました.

現在は「Cluster」を使ったバーチャル展示や,Youtube Liveでの配信など様々なイベントを仕込んで展示しようと,開発だけでなく展示のsかけづくりも盛んになってきました.

今期はオープンキャンパスもバーチャル開催なので,例年通りバーチャルTGSの出展内容をオープンキャンパスでも順次テストして,頑張っている学生の様子を見ていただきつつ,直接いろんな話を聞いてもらえたらと思います.

また,1年生の演習の様子などもお知らせします.(1年生のほうがアナログ要素が多いので実はかなりアクロバティック・・・)

文責:三上浩司

 

2020年6月 6日 (土)

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