研究紹介

2021年度学会報告1:ビジネス科学学会全国大会

2021年9月23日 (木) 投稿者: メディア社会コース

 2021年度ビジネス科学学会全国大会は、626日(土)に開催校の中村学園大学で実施されました。当ゼミからは2名のゼミ生が参加を予定していました。直前まで現地開催を模索していましたが、開催校の外部者に対する入構制限が解除されず、結局遠隔での参加になりました。

https://businesskagaku-gakkai.org/

2名の参加学生は、当初、福岡市内現地調査も兼ねて宿泊先を確保していました。小生も当ゼミ演習講師の本田先生も現地入りを予定していました。ただ、今後の開催変更や、航空機の減便/欠航に伴うキャンセルも想定されたため、また混雑に伴う感染リスクを避けるため、乗車率の低かった新幹線を利用するつもりでした。余談ですが、筆者は、以前は新幹線をよく利用していました。確かに長時間の移動にはなりますが、出発地/目的地によっては、最低1時間前に羽田空港に向かうのに対して移動時間でも十分対抗できるからです。しかも、新幹線乗車中は、集中できる環境にあり、報告資料も車中で作成できます。福岡はまさにこのような条件を満たしています。

さて、閑話休題。今年は、樋口さんと加藤君が報告しました。当日のプログラムは以下の通りです。参加された先生方から多くのコメントをいただき、また、終了後の会員総会で学会長の片山富弘先生から絶賛されました。小生にとっては、開催校の大学院生のチョウさんと徐先生の事例研究が大変充実していたと思いました。経営系の分野では、やはり実証研究には迫力があります。当ゼミ生もぜひ充実した実証研究で成果を上げて欲しいと思います。

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(メディア学部 榊俊吾)

2021年9月23日 (木)

2021年度卒研生学会報告の見込み

2021年9月22日 (水) 投稿者: メディア社会コース

今年度の学会も、オンライン実施が中心になりそうです。当研究室では、現時点で、例年に準じて以下の参加を予定しています。今年度ゼミ生の中には地域研究を行なっている学生もいるので、現地調査も兼ねてぜひ地方学会に参加できればと考えています。

情報文化学会北海道支部研究会(北大5月→中止)

ビジネス科学学会全国大会(中村学園大626日→遠隔開催2名参加)

日本地域政策学会全国大会(熊本大会619~20日→遠隔開催2名参加)

情報コミュニケーション学会研究会(明治大学7月→遠隔開催、不参加)

情報文化学会全国大会(遠隔10月→遠隔開催3名参加予定)

社会情報学会中国四国支部会(島根大学12月→現地及び遠隔で実施、参加者調整中)

ビジネス科学学会九州支部会(中村学園大12月→現地開催予定)

社会情報学会中国四国支部会(高知大学あるいは香川大学2022.2月→未定)

さて、学会に参加するにあたって、現地と遠隔では、当然それぞれに長所短所があります。昨年の経験からは、いずれも学会報告という審査面での優劣はないように思います。現地参加では、学生にとって、やはり(初対面の)参加者を直接目の前にして相当の緊張を強いられます。一方、遠隔では直接視線を浴びない分、緊張感は少しほぐれるようです。その意味で学会という敷居は少し低く感じられるかもしれません。また、質疑の時間等も十分に確保されていれば、報告後に充実した議論が行えます。しかし、学生にとって今後の研究の糧になるのは、報告登壇時の質疑に限りません。むしろ、報告後の休憩時間、懇親会等非公式の場において色々な参加者と相対して立ち入った議論を行える点にあります。この点、現時点では現地参加に分がありそうです。今年も日頃のゼミでは得られない知見を学会で吸収してほしいと考えています。

(メディア学部 榊俊吾)

2021年9月22日 (水)

2022年度卒研生選抜

2021年9月21日 (火) 投稿者: メディア社会コース

来年度2022卒研生の募集が6月下旬に実施されました。新たに12名の学生諸君が当ゼミに参集してくれました。今年も募集にあたり、2週間ほぼ毎日遠隔で説明会を実施しました。その大半は筆者が当ゼミの歴代の実績を中心に、研究領域やゼミの運営上の特徴、雰囲気を紹介するものでしたが、今回は2回にわたって現役4年次生のゼミ風景の見学会も実施しました。

実は、昨年はできなかったこのゼミ見学こそ、当卒研の説明会でこれまで歴代にわたって実施してきたもので、その特色を隅から隅まで実感してもらえるものと自負しています。今年配属された学生諸君も現時点で入手可能な情報を最大限活用した上で、合理的な意思決定をしてくれた結果につながってくれていると思います。9月からの助走を経て、当ゼミにまた新たな研究実績を蓄積してくれるものと期待しています。来年度ゼミ生12名の研究テーマは以下の通りです。研究テーマは自らの関心に基づき自由に決める、という当研究室の伝統を引き継ぎ、多様で面白いテーマが並び、大変楽しみです。

4大税理士法人の現状と今後

韓国のエンターテイメント企業(HYBE)のビジネスモデルに関する研究

Mリーグがもたらす麻雀のイメージアップと今後の展望

コロナ禍においてスーパーの現状とこれからのマーケティング方法

自動二輪車の環境規制と現状

アマチュアサッカーの現状と今後の展望

バーチャルYouTuberについて

ゲームやアニメの時代ごとの変化

ファンの布教活動はコンテンツに対しどのような影響を与えているのか

Vtuber 業界の現状と展望

通信販売業界の発展と今後

バーチャルユーチューバーのイベント及びコラボレーションが商品の認知に及ぼす影響 の調査及び研究

(メディア学部 榊俊吾)

2021年9月21日 (火)

2021年度卒研の紹介

2021年9月20日 (月) 投稿者: メディア社会コース

本日より連投で、投稿しましょう。前半5回が2021年度夏学期の研究室実績報告で、後半の2回が「鉄道好きの人生」シリーズです。

2021年度卒研の紹介

新年度も、ゼミは遠隔実施を決めました。諸外国の動向、変異型の出現などからわが国でも引き続き感染拡大となる事態が想定されたからです。また、昨年の経験から、議論中心の当ゼミの特徴、運営実績、達成度を評価すると、見出した課題を逐次改善しながら十分な成果が挙げられていることから、諸般の事情に鑑み、現時点で遠隔実施を総合的に凌駕する実施方法も見出せません。

余談ですが、意思決定を論じるとき、想定しうる諸事象の発生可能性と便益を勘案して合理的な選択肢を見出す、という教科書的な方法があります。しかし、ここには、両者が現実的に計測、評価できるという前提があります。また、選択肢間で独立に比較可能か、という根本的な問題もあります。選択肢間で、いずれかが前提になっている、という順位の問題も存在します。健康であるからこそ学問を行えるという、当たり前の話ですが、合理的意思決定という建前の前に見失われがちな常識と言えるでしょう。

さて、本年度ゼミ生12名の研究テーマは以下の通りです。今般の制約を乗り越え、全員が学会で報告できることを期待しています。

日本国内における煙草業界の経済状況と今後について

若者女性好みの薄顔男性流行顔

女性アイドルグループ音楽作品のビジネスモデル研究

ソーシャルゲームの発展

日本の地方の現状と地方活性化成功例の分析

日本のeスポーツ業界の現状と展望

和菓子の消費・業界動向と今後の展望について

地下アイドルのビジネスモデル調査

東京ディズニーリゾートのイマジネーションと人気度の関連性について

コロナ禍での化粧品業界について

新型コロナと欧州5大リーグ

日本におけるSVODの現状と展望

(メディア学部 榊俊吾)

2021年9月20日 (月)

後期の授業紹介:コンテンツビジュアライゼーション

2021年9月15日 (水) 投稿者: メディア技術コース

助教の戀津です。

今年度後期は、開講日の関係で水曜と木曜の授業開始がいつもより少し遅くなります。
そこで、私の関係する授業について先に大まかな紹介をしようと思います。在学生の皆さんには履修計画の参考になれば幸いです。
今日は木曜開講予定の、先端メディア学/先端メディアゼミナールのテーマである『コンテンツビジュアライゼーション』について紹介します。

そもそも先端メディア系の授業についてですが、一年後期から三年前期にかけての二年間で、早いうちから各教員の研究テーマに近い専門的な内容を扱うというものです。
通常は一~二年生は基礎的な内容を扱い、三年生以降に研究に関わるのですが、それを前倒しで経験できます。
その分履修に条件があるのですが、少人数で専門性の高いチャレンジができるので、条件を満たせる方は是非お勧めします。

コンテンツビジュアライゼーションでは、映画やアニメ、ドラマなどの映像コンテンツの分析を行います。
分析から、その物語や描写方法の特徴を見いだし、可視化を行うという内容です。以前紹介した研究室の取り組みのうち、分析と可視化までの部分を行うというものです。
うまく分析できれば可視化結果そのものが興味深いものになりますし、そこからわかった特徴をより抽象化できれば自身が作品を作る際の補助にもなります。

授業は1名~数名程度で行い、分析結果の共有とディスカッションが主な内容になります。
分析結果を確認して分析方法を見直し、また分析を繰り返して客観性や正確性を高めていきます。
そして、その結果をわかりやすく表現するにはどのような描画方法がよいかを検討していきます。

可視化方法は初めのうちはパワーポイント等を使いますが、後にはHTMLとjavascriptを使った動的な可視化システムの構築を目指します。
また、
以前にも紹介()しましたが、分析から有用そうな結果が得られたら論文にまとめて学会での発表も目標とします。

私見ですが、研究活動を通して得られる経験値は非常に大きいです。学会発表を行うレベルであればなおさらですし、学会発表自体も大変よい経験になります。
研究活動や学会発表の機会を早いうちから持てるチャンスでもありますので、履修を迷っている方は是非検討してみてください。

2021年9月15日 (水)

研究紹介 - 道案内する風船の犬 (太田・加藤研究室)

2021年9月13日 (月) 投稿者: メディア技術コース

メディア学部というところは一体どんなことをしているのだろうと思っている高校生の方に向けて、現在、当研究室で行っている卒業研究のいくつかを紹介したいと思います。本学の下級生にも参考にしてもらえるといいなあ。

 

今回の記事で紹介するのは、道案内をする風船の犬を作る研究です。犬などの形をしたバルーンが売られているのはご存知でしょうか?ふわふわと浮いているのですが、浮力がちょうどいい具合に調節されていると紙でできた足が地面について、なんとなく歩いているように見えるおもちゃです。これが先導して道案内をしてくれる、ということを考えているのです。

 

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どうやって実現するのか?というところですが、大きく分けて3つの機能を用意しなければなりません。一つはマップ情報を利用して、現在地から目的地までのルートを割り出すこと。2つ目に、GPSを利用してルート上のどこにいるかを確認し、犬の風船の移動方向を判断すること。3つ目が、犬が歩くように駆動力を与えること、です。

 

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これまでルートを割り出すことはできており、現在、風船の駆動力を与えるために紙を利用したアクチュエーター(動作する部分)を犬の足として採用することを考えているところです。これは、空気圧を使って紙を伸ばしたり縮めたりすることを利用しようとするものですが、はたしてうまくいくか…。例えうまくいかないとしても、色々なことを試してあーだこーだとするのが研究ですね。最終的にうまくいけばいいのですが、試したことの量によってどんどん知見が溜まっていきます。また上で述べたように、複数の要素をいかに上手に組み合わせられるか、ということも重要な部分です。この研究では技術的な要素の組み合わせになりますが、複数の考察要素を組み合わせて一つにまとめるということはどんなテーマの研究にも共通していると思います。

 

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ところで、道案内であれば、Google Mapなど色々便利なアプリがあるのに、なぜわざわざこんなものを考える必要があるのか…、と思われる方も多いかもしれません。学会などでも、そういうことを質問する人はそれなりにいます。しかしながら、機能さえ使えればそれがどのように提供されても同じと考えるでしょうか?例えば、すごく使いにくいものでも、道案内の情報が提示されていればそれでいいと思うかというとそうではないでしょう。したがって、使いやすいインターフェースのアイデアが考えられ、それが他のアプリとの差別化になっています。ところで、人は実用的な目的だけで行動しているかというと、それもそうではないのではないでしょうか?したがって、アプリも実用的な面だけが必要とされるわけではないと思います。人の感情面はサービスや機能の実現を考えるときに往々にして考慮から漏れてしまいがちですが、「楽しい」、「面白い」、「美しい」、「和む」などは人が関わるものをデザインするときには重要な要素になります。この研究は、道案内という実用的な目的に対して、そういった人の感情を考慮した提示方法を追求しているものなのです。

 

さて卒業研究の期間は後半年ですが、なかなかコロナの収束がみえないなかでどこまで実現できるでしょうか。面白い結果が得られることを期待しています。

 

 

 

太田高志

2021年9月13日 (月)

親子で学ぶソーシャル・デザイン その2)

2021年9月 5日 (日) 投稿者: メディア社会コース

皆さん、こんにちは!

 

社会課題について考え、解決方法についてアイデアをまとめるための、FSC認証のマーク入りのノートブックを現在制作中です。

”FSC森林認証制度とはFSC森林認証制度は世界中で森林破壊が進行する中で、木材
を上手に使いつつ森を守るためにできたのが森林認証制度です。大切な森林を守るため、「森が健全かどうか」、「森が正しく管理
されているか」、「森に働く人たちの暮らしがまもられているか」などを世界的 な基準で審査して、そのような森林からうまれる
木材・木材製品に独自のマークをつけ、認証を受けた森林から来ていることを保証しています
※FSC(Forest Stewardship Council の略 ” FSC 認証 web ページより

こちらは、一般社団法人 イエローピンプロジェクトの皆さん、そして中山財団の支援をもとに作成しています。

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B5サイズのノートで仕上がる予定です。ノートを使うとアイデアを手書きで書いて、持ち運びもでき、デジタルでのノートづくりとは

違った良さがあると思います。雑誌の切れ端を貼ってみたり、絵をかいてみたり、写真を貼ったり、文章を書いたり、、、ステッカーを張ったり、アイデアノートはアナログの良さもありますね。

親子で社会課題について学び、アイデアを書くためにこのノートを、親子向けのワークショップで使う予定でいます。

一回目は横須賀市文化会館、2回目は日本科学未来館で開催予定です。また詳細に関しては紹介していきたいとおもいます。

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日時: 11月未定
会場:横須賀市文化会館(https://www.yokosuka-bunka.info/
当日タイムスケジュール:
10:00-11:00:講演会(JAMSTEC)
13:00〜:(プログラミングワークショップ+飯沼氏ワークショップ)
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日時: 11月23日(火・祝)
会場:日本科学未来館 水星・火星・金星ルーム及びロビー(1)
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文責:飯沼瑞穂

2021年9月 5日 (日)

親子で学ぶソーシャル・デザイン その1)

2021年9月 4日 (土) 投稿者: メディア社会コース

皆さん、こんにちは!

 

SDGsに関するニュースを皆さんも最近よく目にするようになったと思います。

ここ数年ではSDGsが学校教育のカリキュラムに取り入れられるようになり、小学生でも持続可能な開発目標について学ぶ機会が出来てきているようです。例えば、良くテーマとして取り上げられる事柄は食品ロスの問題や海のプラスチックごみの課題などのようです。

学校外の環境ではSDGsを取り扱ったワークショップや、講演会など、親子で参加できるものも増えてきています。しかし、現状では、親子一緒に同じアクティビティーに参加することは少ないようです。そこで、今年は中山財団の助成金を得て、こどもと親子が楽しく、学ぶことができる

教材づくりを研究の一環として行っています。東京工科大学のメディア学部ではソーシャル・デザインの教育を2年生の演習科目から取り入れていますので、その経験を生かして、今年は、リトルスタジオインクさんの協力を得ながら、小学生向けのソーシャル・デザインノートを

作成しています。紙も持続可能な素材を使ったものでデザインしました。そのノートを使って、どのような親子向けのワークショップを企画しているか明日は紹介したいと思います。

 

文責:飯沼瑞穂

 

2021年9月 4日 (土)

オンラインポスターセッションシステムTeleAgoraの使い方~参加者編~

2021年7月17日 (土) 投稿者: メディア技術コース

助教の戀津です。

昨日一昨日に引き続き、TeleAgora(テレアゴラ)についての紹介です。
今日は参加者として利用する場合の見方を説明します。

昨日の主催者編で書きましたが、発表会への参加はあらかじめ主催者による参加登録が必要です。
参加登録がされていれば、ログインしたトップページに「参加している研究発表会」欄が表示されるため、その中の表示したい発表会をクリックすることでセッション会場へ移動します。

会場内では、各発表のタイトルと著者、サムネイルがずらっと並んでいるような表示をしています。
(実は画面サイズに応じたレスポンシブデザインをしているので、スマホからも閲覧できるようにしています)
芸術科学フォーラムの時の状況を例示します。研究発表のため、ポスター本体にはモザイク処理をしています。

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ポスター下部に、ディスカッションに参加するためのボタンと現在発表者とディスカッションをしている人数を表示しています。
ボタンを押すことで発表者の待機しているGoogleMeetなどのビデオチャットサービスにアクセスし、人数アイコンが追加されます。

現実のポスターセッションでは、発表者と話している、あるいはその話を聞いている参加者が見えるため「混んでいる」発表がすぐにわかります。
オンラインでのポスターセッションで、発表者の数だけルームを用意しただけだとこの様子がわからないので、「混んでいるから後でまた来よう」という判断ができなくなります。
TeleAgoraではディスカッション中の人数を一覧ページに表示することで、これを解決しています。

ページ内をスクロールしてサムネイルを眺めながら、気になる研究があればタイトルまたはサムネイルをクリックすることで詳細表示になります。
詳細表示ではサムネイルではない大きなポスター画像と、ビデオチャット/Googleドライブへのリンク、コメント欄が表示されます。

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ポスターを眺め、ビデオチャットへのリンクから発表者とディスカッションしたり、ディスカッションはせずともコメントを残していくことができます。
ポスターセッションでは混んでいると話せないまま終わってしまうこともありますが、コメントを残していけるのはオンラインならではのメリットですね。

さっきは書きませんでしたが、ポスター一覧の中にお気に入りボタンもあります。
投票機能はこのような形で実装しているので、一通り気になる発表を聞いた後に一覧画面から気に入ったポスターを選んで投票していくことができます。

実際のポスターセッションの様子をなるべく踏襲しながら、オンラインでのWebアプリケーションシステムである利点も取り入れて開発しました。
ポスターセッションで発表する方、主催する方、参加する方それぞれにとって役立てれば幸いです。

2021年7月17日 (土)

オンラインポスターセッションシステムTeleAgoraの使い方~主催者編~

2021年7月16日 (金) 投稿者: メディア技術コース

助教の戀津です。

昨日に引き続き、オンラインポスターセッションシステムTeleAgora(テレアゴラ)の紹介です。
今回は主催者向けにどういうことができるかの説明します。

昨日の記事でも書いた通り、TeleAgoraは基本的に実際のポスターセッションを踏襲する形で開発しています。
ポスターセッションを開催するにあたり必要な内容を機能に落とし込んでいます。具体的には次の各事項です。

  • 発表会の基本情報登録
  • セッション・ポスター情報登録
  • 参加者管理
  • 投票管理

主催している発表会があると、ログインしたトップページに管理画面へのリンクが表示されます。
この中から設定を行いたい発表会をクリックすることで、管理画面へ移動します。

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管理画面ではまずは基本情報が入力できます。
発表会名や主催組織、スケジュールなどを入力します。hsl形式でテーマカラーを指定すれば、全体のデザインに反映されます。

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セッション・ポスター情報登録機能は、実際の学会等でのプログラム検討や会場にパネル・イーゼルなどを配置するといったことに相当します。
プログラムの検討のため、あらかじめ発表者を募集し研究タイトル等を集めていると思います。
セッションやポスターについて必要な数だけ枠を作成し、そこへ情報を入力していく形で開発しました。
情報の入力は改行区切りのテキストデータからできるようにしているので、エクセルなどのスプレッドシートソフトで管理している情報から簡単に転記できるようになっています。
ここで発表者として登録されたユーザーのトップ画面に、昨日の記事で紹介した入力欄が表示されるようになっています。

参加者管理は、実際の学会では事前の参加登録と会場受付での名札配布などに相当します。
研究発表会の性質上、不特定多数の部外者が見に来てしまっては困ると思いますので、発表会にアクセス可能なユーザーを登録します。
参加者のメールアドレスをあらかじめ収集し、ポスター同様改行区切りテキストで入力可能です。
ユーザーの種別として「参加者」「発表者」「審査員」「管理者」を用意しています。これらの用途は次に説明します。

最後に投票機能です。各ポスターについて、参加者に投票をお願いすることができます。
上で紹介したユーザー種別ごとに、投票可能な票数を指定することができます。参加者は一人1票、発表者は投票権なし、審査員は一人5票など、細かく指定できます。
発表会の性質や方針によってさまざまな運用ができますので、活用してみてください。

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全ての機能を説明できたわけではないですが、おおよそのできることをご紹介しました。
現在のところ発表会の新規作成機能は公開していないので、TeleAgoraを利用したポスターセッションの開催を検討したい方は問い合わせ先メールアドレス宛にご連絡ください。

対面で集まっての実際のポスターセッションはまだしばらくは困難と思います。
その間でもTeleAgoraを通してポスターセッションによる研究の発展ができれば幸いです。

2021年7月16日 (金)

より以前の記事一覧