社会

◆入学希望者必見◆オープンキャンパスレポート①【充実の研究生活編】(メディア学部藤崎実)

2019年6月19日 (水) 投稿者: メディア社会コース

メディア学部社会コースの藤崎実です。

2019年6月16日(日)に行われたオープンキャンパスの様子を、これから数回にわたり、各テーマに沿って、写真で振り返りながら、レポートをお届けします。第1回目のテーマは、【充実の研究生活編】です。

東京工科大学メディア学部では、様々な研究を行なっています。入学希望者にとっては、大学での研究活動は多いに興味があることでしょう。では、各研究室では、どんな研究を行なっているのでしょうか?オープンキャンパスの様子をお伝えしながら、研究についてご紹介いたします。

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◆当日は好天に恵まれ、早朝から多くの人が本大学に来ました。

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当日のパンフレットより。
当日出展している各研究の内容や、説明会の内容が書かれています。このパンフレットを片手に、大学内をいろいろ見学してください!

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◆片柳研究所の4階ではメディア学部の説明会が開かれました。

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◆講演は、柿本正憲教授/メディア学部長です。

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◆国際的な交流が多いのも本大学の特徴です。多くの留学生が本大学で学んでいます。

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◆保護者の方、入学希望の高校生など、多くの人が柿本先生のお話しを熱心に聞いていました。

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◆メディア学部では、メディアに関するさまざまな研究が行われています。その中には、あなたの興味をひく研究も、きっとあるはずです。

ゲーム教育カリキュラムの研究、アニメーションの自動生成に関する研究、映像配信、SDCGプログラミング、人工知能、Iotの可能性、会話分析に基づく相互行為に関する研究、VRやARの活用に関する研究などなど・・・。

東京工科大学では、これからの日本に必要なテクノロジーや、メディアや、インターネット分野の最先端の研究を行なっています。例えばAIに関する研究は、今、もっとも注目されている分野です。理論研究、実証研究など、さまざまな研究を行うことで、新しい知識を増やすことができます。それは実務に役立つ、あなたの力になることでしょう。

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先輩たちは、自分が興味のある分野の研究に日々取り組み、大きな成果を挙げており、充実した研究生活を送っています!

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片柳研究所の5階では、教員による個別相談や、現役大学生による相談コーナーもあります。

大学での研究のことや、キャンパスライフなど、どんなことでもお気軽にご相談ください。次回のレポートでは「充実の学生生活」をお伝えします。お楽しみに!

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東京工科大学の「
2019年オープンキャンパス」は、直近では下記のスケジュールで開催します。多くの方のご来場をお待ちしております。
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(メディア学部 藤崎実)

2019年6月19日 (水)

本校の学生も参加。広告とクリエーティブ研究に向けた足がかりとしての日本広告学会「クリエーティブフォーラム」(メディア学部 藤崎実)

2019年6月13日 (木) 投稿者: メディア社会コース

メディア学部社会コースの藤崎実です。

先日もこのブログで紹介させていただきましたが、日本広告学会ではクリエーティブ委員会が主催となり、毎年「クリエーティブフォーラム」を開催しています。12年目を迎えた今年は、2019511日に虎ノ門ヒルズ森タワーのADKにて開催されました。

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このフォーラムは研究者と実務家の接点の場として設けられました。研究者にとっては実務における最新の状況を知ることができる場であり、実務家にとっては、研究者からのアドバイスを受けることで、本格的な広告研究への足がかりを得ることができる場です。
また、2011年からは「ポスター・セッション」が行われています。

今日はその「ポスターセッション」についての記事です。今年の発表は全24研究。うち、一般部門が12人(組)、学生部門が12人(組)でした。発表者は年々増加傾向にあり、今年も大変な活況でした!

では、現在の広告研究にはどんなテーマがあるのでしょうか? 以下の発表タイトルをご覧ください。近年の広告研究がいかに多様性に満ちているか、おわかりいただけるのではないでしょうか。

「クリエーティブフォーラム2019」ポスターセッション発表タイトル

■「インフルエンサーへの消費者期待と広告主の理解不足、そして炎上リスク」
■『広告が届く人、届かない人』 ー行動特性から導くマーケティング感応度」
■「都市経済を変貌させる中国版TikTok(料音)のパワー 〜西安の事例から見た都市ブランディングの新しい広告のカタチ〜
■「共創ラベル効果:『お客様のアイデアで生まれました』と書かれた製品は、なぜ売れるのか?」
■広告表示の社会的責任を問うーいわゆるフェイク広告をふまえて一」
■「消費者に受け入られるオンライン動画広告とは何か」
■「ミュージアム·コミュニケーションを活用した広告コミュニケーション拡大についての考察」
■「魅力的に見える顔の角度について」
■「アンビエント·プロモーションの重要性についての一考察 -駅ビルを例に-」
■公共広告の研究一里親制度の普及を題材として一」
■「コミュニケーションの二段の流れ」を巡る社会学界と広告業界 〜1950 年代広告業界における「産学連携」の一事例〜」
■「ウェブルーマーに向けたSNSコミュニケーションの効果とマーケティング課題」
■「ASMRの広告利用による購買意欲の変化と展望」
■「東京都におけるヘルプマークのメディア広報展開の提案」
■「人と街をつなげるコラボエンターテインメントの提案 桜丘町まちじまい企画」
■「他者の存在がCRM製品の購買に与える影響」
■『報告:若者(高校·大学生)に現れ始めている新しい価値観』〜広告とマーケティングの未来を人間中心に考えたい〜
■「ファッションと建築の相関性〜ライフスタイルコミュニケーションの検討」
■「リアル店舗におけるVMDとコミュニケーション課題の考察」
■「広告コミュニケーションにおける職業制服の役割の研究」
■あなたはどのタイプ?テレビ視聴別診断」
■「好きなタレント大図鑑 〜好きなタレントから見えてくる消費者像を可視化する〜」
■「誰をお供に戦う? 6人のインスタ戦士たち〜現代版桃太郎の教え〜」
■「instagram に秘められた消費行動に影響を与える力」

毎回、参加者の投票により「一般部門」・「学生部門」でMEP賞が決まります。MEP賞とは、Most Expectative Presentationの略で「最も期待の持てる発表」の意味です。

そして、今年の「一般部門」MEP賞には、法政大学大学院 経営学研究科博士後期課程(株式会社 博報堂)の岡田庄生さん(研究テーマ「共創ラベル効果:『お客様のアイデアで生まれました』と書かれた製品は、なぜ売れるのか?」)が受賞しました。おめでとうございます!!

24研究からの金賞にふさわしい、本当に素晴らしい研究だと思います。岡田さんとは大変親しい関係です。私も自分のことのようにうれしい気持ちになりました。

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なお、今年の「クリエーティブフォーラム」には、本学からも学生が見学に来てくれました!!

このような積極性はとても大切だと私は思います。社会の最先端で活躍する人たちの話を聞き、良い刺激を受け、知見を高めることは自分を豊かにすることにつながります。学生のみなさんにとっても、大変有意義な経験になったことと思います。これからも今の姿勢を大切に頑張ってくださいね!
 
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みなさんも、良い研究ができるように、良質な経験と良質な刺激をどんどん受けて、知的好奇心や研究マインドをどんどん高めていって欲しいと思います。自分ひとりでは気づかなかった研究への糸口やヒントは、自分の行動範囲と経験を広げることで意外と見つかるものです。

広告分野の研究は、社会という場で企業と生活者の間のコミュニケーション全般を扱っています。普段からアンテナを張って社会をよく見ると、この分野で疑問に思うことがたくさんあるはずです。広告分野の研究に、多くのみなさんが興味を持っていただけるといいな、と私は願っています。

(参考サイト)
「日本広告学会 クリエーティブフォーラム」
日本広告学会 

(メディア学部 藤崎実)


2019年6月13日 (木)

SDGs Media Lab. 高大連携プログラムに参加して(Reported by メディア学部4年 鈴木萌水)

2019年6月 9日 (日) 投稿者: メディア社会コース

去る6月1日、SDGs Media Lab.高大連携プログラムに参加しました。

聖学院中・高等学校の生徒たちと工科大生による初の合同ワークショップでした。

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「パラスポーツと高齢者の健康促進」、「図書館のイメージを変える」、「SDGsアクションへのチャレンジの壁を壊すには」、「日本の農業の未来を考える」などなど、生徒たちによるプレゼンは素晴らしく、とてもよく考えられていて感心しました。

中高生のうちからSDGsについて考えることが私たちの社会について考えるきっかけとなり、

問題提起することで様々な活動が始まるのだと思いました。

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中高生による提案をよりブラッシュアップするために大学生とのディスカッションが行われましたが、大学生の方が中高生に圧倒させられていると感じてしまいました。

非常に盛り上がり、大学生にとっても大変刺激のあるワークショップになりました。

 

(メディア学部 森川研究室4年 鈴木萌水)

 

2019年6月 9日 (日)

#メディアミートアップ vol.9 ソーシャルメディア時代のブログの役割(メディア学部 藤崎実)

2019年6月 2日 (日) 投稿者: メディア社会コース

メディア学部社会コースの藤崎実です。

先日、久々に、「#メディアミートアップ」に参加してきました。ミートアップ(Meetup)とは、一言で言えば交流会です。ネット上で募集を行い、同じの興味や問題意識を持つ者同士が集まり、共通テーマについて議論したり、語り合うイベントです。

私が時々参加する「#メディアミートアップ」は、メディアにまつわる様々なテーマのもと、毎回違った多彩なゲストをお招きして行われる議論と意見交換のイベントです。

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取り上げるテーマも、例えば、アカデミックな視点や、メディアビジネスの視点、現在のメディア環境が置かれている課題や問題点など、様々な点に特徴があります。さらに開催場所も、ヤフー本社や、スマートニュース本社、朝日新聞メディアラボなど、各メディア社で行う点も魅力です。


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さて、今回の第9回目、#メディアミートアップのタイトルは、「ソーシャルメディア時代のブログの役割」です。
ゲストは日本を代表する著名ブロガー、ネタフルのコグレさんと、同じくネット界で20年以上活躍され、今や元祖・インフルエンサーとも呼べるまつゆうさん、ピースオブケイクで「note」のディレクターをされている玉置敬大さんという豪華メンバー。

司会・進行は徳力基彦さん。会場は外苑前のピースオブケイク本社。(ただ、残念なことにイベント当日、まつゆうさんが体調不良で急遽欠席となり、計3名によるセッションとなりました)

当日のテーマは、「個人による情報発信」。
近年は、様々なソーシャルメディアが普及し、誰でも個人で情報発信ができる時代になっていますが、ではどのように情報発信を行ったら良いのか。そのメリットや可能性がテーマです。集まったのは情報発信で少なからず悩みを抱えている人たち。日本を代表する情報発信者と編集者と観客と一体となり、密度の濃い議論が行われました。

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ちなみに当日のゲストのことをご存知ない方も多いと思いますので、下記にご紹介させていただきます。

ネタフル のコグレマサトさん(2018年には15周年を迎え、著書も多数執筆されている日本を代表するブロガーです)

まつゆう さん
(参考記事)まつゆう*のインターネット20年史
      インスタをやめ、noteに挑む。インターネット舞台に活動20周年「まつゆう*」の強さと葛藤

■玉置敬大(note ディレクター)note での自己紹介
■徳力基彦(アジャイルメディア・ネットワーク取締役CMO/ブロガー/メディアミートアップ主宰 note

ミートアップ当日のことはこちらにまとめサイトがあります。

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今回、久々に参加したのは、日本を代表する情報発信者のみなさんの知見や議論を勉強したいという気持ちもさることながら、この数年、ピースオブケイクと「note」のメディア展開に注目していることもありました。

その意味では、ディレクターの玉置敬大さんと親しくなれたことは私にとって、大変有意義でした。ピースオブケイクと「note」の可能性については、また、改めてブログを書こうと思います。


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ソーシャルメディアやSNSの発展や普及、近年はインスタグラムの人気もあり、今や個人での情報発信が盛んです。そこには大きな可能性があると私は信じています。

私は長年、メディア関連の実務に関わってきました。そこで培ったネットワークや様々な経験が、今の私の研究を支えてくれています。メディアと情報発信とコミュニケーションとクリエイティブとマーケティングの可能性と課題を、これからも考え、研究を深めて行きます。

(メディア学部 藤崎実)

2019年6月 2日 (日)

[シリーズ難聴-1]なぜメディアの力で聴覚障害者を支援するのか。

2019年5月31日 (金) 投稿者: メディア社会コース

「シリーズ難聴」では、あまり知られていない聴覚障害の実態をご紹介し、なぜメディア(ICT技術やデジタルコンテンツなど)の力で聴覚障害者を支援する必要があるのかについて連載していきます。

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聴覚障害について調査を始めたのは2年半ほど前のことでした。

言葉をほとんど発しない3歳7ヶ月の娘。自閉症スペクトラムだと診断されたものの、もともと音楽・音響が専門である私にとって釈然としませんでした。娘は音が聞こえていないのでは、と直感的に感じていたからです。いろいろな専門家に意見を聞いたところ、聴覚障害の伺いがあると言語聴覚士の方から指摘されました。聴力検査、脳波を測る検査、遺伝子検査などを経て、聴覚障害であることが確定しました。それまで聴覚障害については全く知識がありませんでしたので、たくさんの論文や本を読んだり、娘の病院や療育先で専門家から教えて頂きました。もともと音の専門家ですので、さらに興味が湧いてきて、聴覚障害に関わる学会に参加するようになりました。

 ところで、新生児の約1,000人に1人から2人が、聴覚に何らかの障害を持って生まれてくるのをご存知でしょうか。聞こえない、もしくは聞こえにくい子どもは、早期に発見して適切な支援を開始することでコミュニケーションの形成や言語発達の面で大きな効果があります。聴覚障害は先天性(生まれつき)の障害だけでなく、だんだん聞こえなくなる進行性や、突然聞こえなくなる後天性の障害もあります。世界保健機関(WHO)の発表によると、高齢者人口の増加などで、世界的に聴覚障害に苦しむ人が増えており、2050年には現在の約4億7千万人から約9億人に達する可能性があるとされています。日本ではこの10年間で、約500万人から550万人に増加したと推定されます。
 
 聴覚障害の原因は、遺伝によるもの、はしかや水ぼうそうなどの感染症、結核などの治療剤による副作用、加齢によるものなどが考えられます。さらに近年では、若者を中心にスマートフォンなどで大音量の音楽を長時間聞く習慣があることから聴覚障害になるケースも増えています。足に障害があり車椅子に乗っていたり、視覚障害があり白杖をついているのとは異なり、聴覚障害は見ただけでは分かりにくいという特徴があります。また、補聴器や人工内耳をして聞こえが改善したとしても、健聴者と同じように聞こえることはありません。
 
 平成28年4月1日より施行された「障害者差別解消法」により、障害者に不利益がないような社会環境の整備が求められています。東京オリンピックに向けて、東京都では多目的トイレの設置や点字ブロックの設置が進んでいます。しかし、聴覚障害者に対する必要な配慮がまだ周知されていないため、「きこえのバリアフリー」はまだあまり進んでいないのが実情です。

 そこで、私は「聴覚障害支援メディア研究室」を立ち上げる決意をし、新しいテクノロジーを活用し、コンテンツの表現を工夫して、聴覚障害者の方々が少しでも暮らしやすい環境づくりを目指した研究をすることにしました。研究室については改めて詳しく記事にします。

 次回の「シリーズ難聴-2」では、今年度後期よりスタートするメディア専門演習「聴覚障害理解とコミュニケーション支援」についてお話します。


メディア学部 吉岡 英樹

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略歴:バークリー音楽院ミュージックシンセシス科卒業後、(有)ウーロン舎に入社しMr.ChildrenやMy Little Loverなどのレコーディングスタッフや小林武史プロデューサーのマネージャーをつとめる。退社後CM音楽の作曲家やモバイルコンテンツのサウンドクリエイターなどを経て現職。1年次科目「音楽産業入門」を担当。現在のコンテンツビジネスイノベーション研究室は2020年度にて終了し、聴覚障害支援メディア研究室として新たなスタートを切る。


 

2019年5月31日 (金)

日本広告学会「クリエーティブフォーラム2019」(メディア学部 藤崎実)

2019年5月29日 (水) 投稿者: メディア社会コース

メディア学部社会コースの藤崎実です。

日本広告学会では毎年5月に「クリエーティブフォーラム」を開催しています。
今年は511(土)虎ノ門ヒルズにあるADK本社の大会議を会場に開催されました。
今日はそのフォーラムについてお伝えします。

私は日本広告学会のクリエーティブ委員でもあり、
この「クリエーティブフォーラム」は2008年の第1回目から運営に関わってきました。

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広告の研究にはクリエーティブ研究という分野がありますが、そのクリエーティブ研究を活性化させるためには、広告業界の今の動向を知る必要があります。広告は時代とともに動いているので、常に最新の状況を知っておく必要があるのです。

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そこで広告学会のクリエーティブ委員が中心になり、学識者・研究者と実務家の接点を設け、最新の動向を共有することで、広告研究を常にアップデートさせるために「クリエーティブフォーラム」が設けられたのです。

そして、今年の大会テーマは、「広告会社が社外に設立する「クリエーティブ・ブティック」の役割と可能性」です。

このテーマ設定にも解説が必要でしょう。
変わりゆく時代とクライアントが求める要望に対応するために、広告会社もどんどん形を変えて変化しています。具体的には、従来の形にとらわれずに自由な発想で広告コミュニケーションを組み立てることができる小規模なクリエイター組織(クリエーティブブティック)を社外に設置する動きが加速しているのです。

こうした動きは、広告ビジネスとクリエーティブの可能性を大きく変えるパワフルな変化をもたらしています。
当日の内容を細かくレポートすると大量になるので、このブログでは全部を書くことはできませんが、広告は人々の暮らしとともに常に動いているのです。

従って、広告の研究とは、動いている時代と暮らしをどのように捉えるのか、ということを考える研究と換言することもできるのです。

それは社会や暮らしとの接点で考えれば社会学であり、データサイエンスという側面からは科学であり、マーケティング戦略という側面からも、コミュニケーションという側面からも考えることもできます。もちろん消費者行動論とも直結します。

企業における広告という意味では経営戦略そのものでもあり、広告会社のあり方に視点を移せば、組織論やマネジメント研究にも直結します。
広告が包含する研究分野は実際のところ、多様な価値観に溢れているのです。


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広告研究で大変特徴的だと思えるのは、常に変化する状況が対象である点です。すなわち、広告を学ぶこと、広告を研究することにおいては終わりはなく、常に情報をアップデートする感覚が求められているのです。

(メディア学部 藤崎実)

2019年5月29日 (水)

広告業界の生の声を聞く!

2019年5月24日 (金) 投稿者: メディア社会コース

皆さんこんにちは、着任2年目の森川美幸です。
先日、日本広告学会が毎年行っている「クリエーティブ・フォーラム」というイベントに行ってきました。
このイベントは、広告クリエーティブや広告ビジネスの今日的な話題や実践に焦点を当て、まさに業界の渦中にいる実務者や、研究者の講演やパネルディスカッションに参加できる、というもの。
今回のスポットが当てられたのは、「クリエーティブ・ブティック」と呼ばれる、近年大手広告会社が盛んに社外に設置している小規模なクリエーター組織でした。
当日はADKクリエイティブ・ワンの三寺雅人氏、CHERRYの鈴木聡倫氏、そして博報堂ケトルの大木秀晃氏という3名の実務家の方々の基調講演があり、クリエーティブ・ブティック設立のいきさつや現状、そして将来的な展望など、ある意味生々しくも貴重なお話を伺うことができました。

午後には広告を学ぶ学生や大学院生、実務家による研究のポスターセッションが開かれました。
実は私も大学院生時代、このクリエーティブ・フォーラムでポスター発表をしたことがあり、賞もいただいています。
当時は学部生の発表はなかったと記憶していますが、今年は何組か、大学生も発表者として参加していました。
中にはなかなかユニークな発表もありました。
例えば、
・ファッションと建築の相関性
・好きなタレントから見えてくる消費者像の可視化
・広告コミュニケーションにおける職業制服の役割
といったテーマです。
大学生ならではの大胆な仮説が展開されていました。

この、日本広告学会のクリエーティブ・フォーラムは毎年5月に開催されています。
来年も恐らく5月だと思いますので、興味のある人がいたら是非参加してみてください。
大学生は何と参加費無料(今年の場合)!
また、意欲のある人は是非ポスター発表にチェレンジしてみてください。
イベント参加者は実際に広告業界で働いている実務家も多く、きっと有益な意見をもらえることでしょう。
こういう機会を逃す手はありませんよ!

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(メディア学部 森川 美幸)

2019年5月24日 (金)

おとなプログラミング講座

2019年5月 9日 (木) 投稿者: メディア技術コース

メディア学部の寺澤です。

立て続けの記事ですみません。以前、八王子市との共催講座の「子供プログラミング講座」や総務省事業の「ヒラメキICTクラブ」などの、小学生を対象としたプログラミング講座の記事をいくつか書きました。昨年、八王子市の担当者と打ち合わせをしていた際に、大人向けにも、小学校でのプログラミング教育開始に絡めて、講演+体験の講座を開いてはどうかという話が持ち上がり、今年3月の末に私が講師を務めて本学と共催の形で実施いたしました。

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市の方で受講者募集を行ったところ、幅広い年齢層の方から申し込みがあったとうかがい、講座内容を検討しました。その結果、やはり2部構成とし、まず、現在のICTの状況と社会の変化、子どもに今後身につけることが求められる能力などについて、文部科学省の手引きなども参考にしながら、1時間ほど講演を行いました。

そのあと、休憩をはさんで、今度は体験として子供たちの講座でも利用しているソニーのMESHを使ったプログラム体験、続いてmicro:bitを用いたプログラム体験をそれぞれ1時間弱程度の時間で行いました。私の研究室の学生2名がアシスタントを務めてくれました。短い時間ではサンプルを動かしてみる程度のことしかできませんでしたが、大人の方でも、自分が作ったプログラムが動くと嬉しいのは同じで、あちこちで笑い声やプログラムが発する音が聞こえ、初めて会った人同士にもかかわらず、教えあう姿もありました。中にはIT企業にお勤めの方もいらして、いろいろとお話しすることもできました。私にとってもよい経験となりました。今後も機会があれば、内容をアップデートしてこのような講座を実施したいと思っています。

(メディア学部 寺澤卓也)

2019年5月 9日 (木)

大学院授業 「相互行為分析特論」

2019年5月 3日 (金) 投稿者: メディア社会コース

今年も大学院では「相互行為分析特論」という講義で,ヒューマンインタラクションについて授業を行っています.

例えば,ジェンダー(社会的性差)という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが,たとえジェンダーという言葉を知っている方も,どんなときでもそれを意識して行動をするということは少ないと思います.このようなことを書いている私も,いついかなる時もジェンダーについて考えているかというとそれは違います.

私たちは,色々な人が話をしているところをビデオで撮影し,誰かの発言の次の発言がどのようにつながっているかを,「次の発言」から考えています.実は,その人の発言の心理的状態を考えるのではなくて,次の人が今の発言をどう捉えたかを発言や行動でどのように表しているかを考えるという研究をしています.

今回ビデオを見ながら,その参加者たちがジェンダーをどう捉えているかを見ることができます.参加している院生や早期一貫でイミグレーション科目を取っている学生は,誰一人として相互行為分析を専門としている方はいませんが,分析にそれぞれの専門や関心から参加し,論文も読んでいて,活発な院の授業となっています.

 少し気が早いですが,来年度も参加する方がいることを楽しみにしています.

 

                              山崎 晶子

2019年5月 3日 (金)

今年度初開講!大学院授業「メディアビジネス特論」紹介

2019年4月30日 (火) 投稿者: メディア社会コース

皆さんこんにちは、メディア社会コースの森川美幸です。

私の研究室のニュースページ(ブログ)にも書きましたが、この4月から大学院の授業「メディアビジネス特論」が始まりました。

この授業は、“メディアを使ってコンテンツを供給する”というビジネスを行っている、企業または個人、もしくはコンテンツそのものについて、マネジメントという視点から分析していこうというものです。

授業は、まず履修生に、興味のある企業・個人・コンテンツについて独自の問いを立て、調査・分析してもらい、その結果を授業で発表してもらった上で、皆でディスカッションを行うという流れで進めています。

今年度、第一セメスターの水曜3限に初開講し、計27名の大学院生が履修してくれました。

人数が多いので、興味のあるメディアごとに6つのグループに分け、それぞれ問いを立てて仮説を構築し、調査を行ってもらっています。

今年度の履修生が選んだメディア産業は、

・テレビ

・ゲーム

・映画

・ミュージカル(演劇)

・音楽

5種類(6グループ中2グループがゲーム産業を選択しています)。

次回の講義では、ゲームを選択したグループのひとつが、「2030年のゲームスタイルはどうなるか?」という問いに対する調査・分析結果を発表する予定です。

私の講義では、他の授業も根本的には同じなのですが、教員が話す内容をただただ聞く(時には聞き流す)のではなく、語られているテーマについて自分の頭でしっかりと考え、自分なりの見解を適切な言葉で周囲に伝えられるかどうか、という受講生の姿勢を重要視しています。

この大学院の講義も、もちろんグループでどんな研究発表をするかも大事なのですが、実は発表するグループのプレゼンテーションをどう聞き、どう考え、それに対してどういうコメントをするか、という、オーディエンス側の学生の姿勢がとても重要なのです。

本講義を通し、メディア業界へのビジネス的理解を深めると共に、ディスカッションに積極的に参加する力を養ってもらいたいと思っています。

 

(メディア学部 森川 美幸)

2019年4月30日 (火)

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