雑感

今年度の卒業研究「プロダクトデザイン」の4年生も全員卒業

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このブログはメディア学部での教育・研究に関連することを紹介するのが主目的だと思いますが,たまには日常的話題ということで,今年度最後の卒業研究「プロダクトデザイン」について報告です.

今年度も3月23日に全員そろっての卒業式となりました.この写真は卒業式後に学生居室に集まって撮影した写真です.

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こうした写真をみていると,一年間の卒研ゼミを振り返り懐かしく思います.
リーダー的に仲間へ助言する学生,明るい雰囲気で助言する学生,普段無口でも的を射た助言をする学生,半年も経過すると全員が卒研室に必要なキャラになってくるんですね.不思議.

このメンバーの卒研ポスターも4月から公開開始予定です.例年通り,全員が公開快諾ですので.

メディア学部 萩原祐志

Creative Application プロジェクト演習履修者がExpressive Japan 2017 (映像表現・芸術科学フォーラム2017)企業賞を受賞

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映像表現・芸術科学フォーラム2017でCG-ARTS人材育成パートナー企業賞(株式会社イマージュ)受賞

映像表現・芸術科学フォーラム2017(Expressive Japan 2017)は、映像情報メディア学会 映像表現&コンピュータグラフィックス研究会、画像電子学会、芸術科学会,画像情報教育振興協会(CG-ARTS)の4団体の共催で開催される研究フォーラムで、映像制作,コンピュータグラフィックス技術,ゲームやメディアアートなどに関する多数の研究発表があります.

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Creative Application プロジェクト演習履修者(1年生から4年生)のチームが演習講師らの指導のもとで,パズルアプリを制作しました.そのアプリの内容を研究発表しました.発表論文の概要は次の通りです.
■発表論文
橋本将伍・武田孝騎・山本聖樹・渡邊彪我・原 祐里子・渡邉賢悟・伊藤彰教・近藤邦雄:Mondrian Puzzle ~ コンポジションシリーズの特徴を考慮した配色構成パズルアプリケーション ~,映像表現・芸術科学フォーラム2017,pp.257-260, 2017.3
●概要
ピエト・モンドリアンのコンポジションシリーズは今も色褪せない魅力的な芸術作品として名高い。筆者らはコンポジションシリーズに触れたことを発端に、幾何学的特徴を活かしたパズルアプリケーションの開発に着手した。本研究では開発に先立ちモンドリアンの作品性がどのような特徴によって成り立っているのかを知るため、観察と模写を行った。その結果得られたコンポジションシリーズが持つ特徴を紹介する。加えて、得られた特徴をパズルゲームのステージ作成パターンとして活用し、アプリを実装した。オリジナルで作成した幾何学パターンでもモンドリアンの作品と類似性を感じうるパターン作成を試行した。

■映像表現・芸術科学フォーラム2017(Expressive Japan 2017)関する情報はこちらをご覧ください。

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お金を持つと金銭感覚がマヒする? ― ウェーバー‐フェヒナーの法則

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私たちの金銭感覚には少し変なところがないでしょうか?例えば、食料品の特売で10円安い品があればそちらに走って買いに行くのに、何千円もするような服を買うときは、10円安くてもそんなにありがたくない…、というか、あっさり大枚をはたいて購入してしまいます。

 

当たり前ですが、買い物をするときの「安くなった」「高くなった」の金銭感覚は、その対象となる買い物の元値段に左右されます。

 
 

新たな刺激が加わった時に、元の刺激の強さに応じてその「感じる量」が変化する法則を〝ウェーバーの法則〟と言います。これは人の生理学的な現象で、例えば光の刺激であれば、〝暗い場所ではほんの少しの光でも感じる事ができるけれど、明るい場所では少しの明るさの変化は無視される〟という現象として現れます。

 

私たちの知覚現象には常にこのウェーバー‐フェヒナー則がついてまわります。



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今年の雪景色 (キャンパス紹介)

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卒業研究発表会が行われる2月にはよく雪が降ります.大雪になると,4年生は大変心配になります.交通機関がきちんと動いてくれないときは,発表会もできません.

今年の2月9日にも,雪が降りました.キャンパスを白く覆いつくすように昼から夕方にかけて降りました.

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プログラマーにならない人にとってのプログラミングの価値

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メディア学部の羽田です.
 大学は試験期間も終わり学生にとっては平穏な,教員にとっては入試や,テストの採点や来年度の準備といった大忙しな時期がやってきています.何人かの先生も書かれていますが今日はプログラミングについてのお話です.
メディア学部に入学するには数学や理科を受験しないいわゆる「文系」の入試でもOKです.
それでも大学に入ると全員が必修で「プログラミング」の授業をうけることになります.
メディア学部にくる学生にとって「メディア」といえば,テレビ・ラジオといったマスコミから映画,テレビといった番組制作,音楽や舞台といったステージのほか,インターネット上のゲームに至るまで幅広いものがあります.いくつか傾向はあるとはいえ,学生それぞれがおもう「メディア」は幅広いものです.
そのメディア学部では基本となるスキルのひとつとして「プログラミング」を取り上げており,最近はその傾向を強くしています.

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日常生活の役に立たない?

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想像して下さい。あなたの前に、見たところ70代ぐらいの頑固そうなおじいさんがいます。そしてあなたに向かってこう言いました。

最近みんなスマホとかいうのを使っとるが、あんなものは何の役にも立たんぞ。

さてあなたは何と反論しますか。もちろんスマホは便利なものだと思いますよね? LINEやTwitterやFacebookの楽しさについて説明しましょうか。それともGoogle検索やGoogle Mapの便利さとか、カメラの高機能ぶりを教えますか? でも、そんなふうに説明すると、おじいさんはこんなふうに言うのです。

おまえの言うことは難しくてよくわからんな。とにかく、私のこれまでの人生の中で、スマホが役に立ったことなど一度も無いんじゃ。そんなものの使い方など覚えても無駄じゃ。

あなたはきっと頭を抱えることでしょう。こんなに便利なもののことを知らないまま、ずっと生きていくなんて…。


さてここで、上のお話に出てくる「スマホ」を「数学」に変えてみましょう。あなたのまわりにも、「これまでの人生の中で、数学が役に立ったことなど一度もないぞ」と訳知り顔で言う大人が、きっと大勢いると思います。でもその大人たちは、上の話のおじいさんと同じです(残念ながら、小中高の10年間で数学を使いこなせるぐらいまで身に付けた人は、それほど多くありません)。使ったことが無いのだから、何の役に立つのかも知らないのだから、人生で役に立ったことが無いのは当たり前です。そんな人の言うことを信じてはいけません。

数学が役に立つかどうかを知りたかったら、使い方を良く知っている人に聞きにいきましょう。「三角関数や微分積分や確率統計は、LINEやTwitterやFacebookと同じくらい人生を豊かにしてくれるのに…」と説明したくてウズウズしている人は、探せばきっと見つかるはずです。そしてもちろん、そんな人を探すのに最も適した場所が、大学であることは言うまでもありません。

(大淵 康成)

創成課題:DCEXPOと研究室の見学

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3年生の後期になると、研究室への配属がはじまり 創成課題という科目が研究室単位で行われます。
私の研究室ではその一環として10/29の土曜日にお台場の日本科学未来館で行われていたDCEXPOと研究室の見学に行ってきました。
研究とはなにか、研究室とはどんなものかを見てもらうのが一番の目標です。

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メディアが伝えるもの

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先日、駒込にある東洋文庫ミュージアムを訪れました。ここは、東洋学の研究図書館である東洋文庫に併設された博物館で、蔵書の中から国宝や重要文化財、絵画、浮世絵などを展示しています。その中でも圧巻なのが、以下の画像のモリソン書庫です。これは、ロンドン・タイムスの記者であったモリソンが収集した2万4千冊からなる書庫を再現したものだそうですが、その前に立つと、その迫力と美しさに圧倒されます。


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鉄道好きの人生

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生まれて初めての記憶として思い出す光景が3つほどある。その一つが、朝目が覚め、布団の中から見た両親の姿である。その日は父の実家に帰省する日で、父が、目の覚めた筆者に向かって、「さあ、汽車(蒸気機関車)に乗って出かけるよ。」とシュッポ、シュッポとやっていた姿である。筆者が2歳ほどの頃であると思う。父のその姿が汽車のまねであることがわかったので(そう記憶しているので)、すでに鉄道好きは始まっていたのであろう。

しかし、世の鉄道好きのように鉄道と言えばSL、と言うとそうでもない(もちろん、蒸気機関車も好きである)。これも幼い頃の記憶が影響している。今度は、母の実家に連れられて行ったときの記憶である。千葉市にある国鉄稲毛駅で国電(国鉄時代の首都圏の主として通勤路線の別称。現在、JR線と呼ばれているものに相当する。ちなみに国鉄の前身、鉄道省時代は省線と呼んだ)に乗ろうと、跨線橋をおりたところで、停車中の貨物列車を牽引する蒸気機関車が発車の警笛を鳴らしたのである。この轟音に怯えてしまい、蒸気機関車に苦手意識を持ってしまった。

以来、筆者にとって、蒸気機関車は、実車よりも、写真、模型等イメージの世界で愛好する対象になってしまった。一方、幼少期の大のお気に入りは、電気機関車EF58である。筆者は、将来電気機関車の運転手になる、とずっと言っていたものである。だから昭和39年東海道新幹線の開業で、わがEF58が完全に主役の座を明け渡したときには悔しくて仕方がなかった。このEF58には、実車と鉄道模型のそれぞれに、大変強い思い出がある。いずれ、この場で紹介したいと思う。

また、気動車(ディーゼル車)も大好きである。昭和3040年代国鉄黄金期に全国で活躍した立役者と言え、そのサウンドは旅情を誘う。当時筆者が幼少期を過ごした千葉県は、気動車王国と呼ばれていた。総武線、西千葉/稲毛間には気動車の大規模な車両基地(千葉気動車区)があり、いつも車窓に釘付けになっていたものである。1975年に千葉県内の幹線が全線電化されると、これらの気動車も他の路線に転属されていった。その頃同車両基地を通過した際に聞いた、急行型気動車キハ28のタイフォン(警笛)に惜別の響きを聴いた。

さて、冒頭の「鉄道好きの人生」というタイトルは、筆者の尊敬する、塚本享治教授による本学最終講義「プログラム好きの人生」より拝借した。塚本先生には拝借の許諾をいただいていないが、筆者の鉄道好きも既に半世紀を超えており、塚本先生にもご快諾いただけるであろうと勝手に思っている。もちろん、筆者の「鉄道好きの人生」がいまだ旅の途中で、この雑文があの名講義に及ぶべくもないことは十分承知している。

(メディア学部 榊俊吾)

青空と全方位画像

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すっかり夏になりましたね。折角ですので、青空が似合う八王子キャンパスを撮影してみました。

全方位カメラを使ったので、片柳研究所棟と研究棟Aが1枚の写真に収まります。

R0010011_xmp_d_5研究棟Cの前。R0010006_xmp_d_2 中心に空。09u_d

空で囲むと海に浮かぶ島のように。中心に写っているのは手です。19d_d_2

全方位カメラは、撮影した後に向きや投影方法を変えることができます。下の3つの画像は、1枚の写真を撮影後に変形してできたものです。22set_4

メディア学部 椿

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