雑感

研究発表のためのOHPシート:昔話

2019年6月24日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

1980年から90年代初めの研究発表では、OHPシートが使われていました。白黒の文字のみの場合は、プリンターで出力すればよかったですが、私が研究していたようなカラー画像をOHPにすることはとても面倒でした。数色の色だけならプリントしてもいいかもしれません。


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私が研究していた80年代初期では、フルカラーの画像をOHPにするために、まず、画面を撮影するか、特別な機器で35ミリのフイルムに撮影して、それをプリントしてもらいます。その写真と説明の文字などをA4用紙に張り付けて、さらにそれを写真屋に持っていき、透明のフィルムに焼き付けてもらうことによって、フルカラーのOHPとして発表に使えることになります。1週間から2週間かけてOHPができることになります。

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2019年6月24日 (月)

卒研配属のために

2019年6月 3日 (月) 投稿者: media_staff

技術コースの羽田です.

現在メディア学部では3年生が卒業研究を行う研究室を選ぶための期間に突入しています.卒研室の公開や教員による説明会が休み時間などに行われていて,普段はあまり学生が通らない研究室のある側の廊下にも学生が行き交っています.そんな学生にむけたメッセージを書いてみます.

本学では卒業研究は必修の単位ですので,7月に決定したあとおよそ1年半はその研究室を中心に過ごすことになります.今までの学生生活が授業をうける教室と,サークルの部室と,食堂や図書館といったエリアだったのが,研究室という場所が新たに加わります.ここは授業がほとんどなくなる4年生になるともっとも長い時間を過ごす場所になるわけです.

ですから,私としてはなるべく多くの研究室を見学し,先生はもちろん,それぞれの研究室で研究を行なっている先輩と話をしてみて欲しいと思います.毎年すこしづつ雰囲気は変わるとはいえ,研究室ごとの独特の雰囲気というのは受け継がれていくものですし,その雰囲気が自分にあっているかというのは何を研究するかというのと同じくらい重要な要素になると感じています.

今週末の申告の締め切りまでは残り少ないですが,友達とも情報を交換しながらなるべくたくさんの部屋を巡ってみてください.

 

そして,最後にもう一つ.

多くの先生からも言われていると思いますが,今週末までに忘れずに希望する研究室を登録するように注意してください.

毎年何人かは締め切り後に「登録し忘れた」と言って来るそうですので....

2019年6月 3日 (月)

子供の頃に興味があったこと

2019年5月20日 (月) 投稿者: メディア社会コース

こんにちは、メディア学部着任2年目の森川美幸です。

今、大学の研究室ガイドのためのアンケートに答えているのですが、その質問のひとつに「子供の頃興味があったことは何ですか」というものがあります。

ふと、自分が子供の頃に興味があったことって何だろう、と考えてしまいました。

まず「子供の頃」っていつのことなのでしょう。

小学校に上がる前の未就学児時代?

だとすると、興味があったことと言えば、泥団子をいかに硬く作るか、とか、いかに遠くまで飛ばせる紙飛行機を作るか、ということくらいしか思い出せません。

小学校時代だとすると、実に様々なことに興味がありました。

漫画、アニメ、映画も好きでしたし、音楽も好きでした。

絵を描くのも、漫画を描くのも好きで、小学校低学年の頃は折り紙やリリアンに至るまで興味がありました。

ピアノと珠算を習っていて、町内会ではポートボールやキックベースボールもやっていました。

器械体操と長距離走以外の運動が得意で、50m7秒台と速かったので、市の大会に出たこともあります。

勉強も好きで、自分から親に頼んで学習塾に通わせてもらいました。

率先してリーダーシップを取る方で、仲間の先頭に立って、郷里の広島の山の中を駆けずり回っていましたね。

自分で言うのも何ですが、まあ、元気いっぱいで好奇心旺盛だけど、少し生意気なおてんば娘という感じだったと思います。

 

でも考えるに、小学校の頃からずっと好きで興味があるのは映画なんですよね。

漫画は、今やあまり読まなくなってしまいました。

アニメも、映画を見るくらいで、小学校の頃ほど見ていません。

映画だけは、中学生や高校生になっても見続けて、結局仕事にまでしてしまいました。

今も、頻繁に映画館に通い、映画を研究対象とすることもあります。

子供の頃に興味があったことは多々あれど、今もずっと興味を持ち続けているものはさほど多くないのだな、とつくづく感じました。

思春期を迎えると、子供の頃のように元気なだけ、というわけにいかなくなりますしね。

やはりいろいろな悩みを抱えるわけで。

そういう時期にも私を支えてくれたのは映画だったかもしれません。

 

皆さんが子供の頃、興味があったことは何ですか?

そして、その興味は今も持ち続けていますか?

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(メディア学部 森川 美幸)

2019年5月20日 (月)

ホームページの昔話

2019年5月19日 (日) 投稿者: media_staff

技術コースの羽田です.
今日はインターネットの言葉について書いてみようかとおもいます.
 
ホームページと言われてみなさんは何を思い出すでしょうか?
インターネットに接続してブラウザで表示する画面はみな「ホームページ」だという人が多いかもしれません.ところがこのホームページという言葉の歴史はWorld Wide Web(WWW)がインターネットで普及しだした頃にはすこし違ったものでした.
図はいま世の中で一番多く使われているGoogleChromeの画面です.画面の上のほうのアドレスの表示されているのと同じ列,並んだボタンの左から4番目に家の形をしたマークのものがあります.これがホームボタンで,ここを押すと表示されるページがもともと「ホームページ」だったのです.このページはブラウザを立ち上げたときに最初に表示されるページでもあることがほとんどです.
 
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2019年5月19日 (日)

学校の価値とは

2019年5月18日 (土) 投稿者: media_staff

引き続き技術コースの羽田です.

ネットなどの著名人の中には学校での勉強は効率が悪いという人がいます.曰く自分で本を読んで,あるいはネット上の教材を使って勉強すればもっと効率が良い,というようなことです.僕もそう思う部分もあるのですが,これはある意味仕方のないことです.学校でなければ学べないことというのは,知識という意味ではほぼないと思ってよいでしょう.ただ,学校でなければ学ばないこと,というのはたくさんあります.誰もが運動靴の一つは持っており,その気になれば毎日ジョギングするというのは,お金もかからず簡単にできることです.健康にもダイエットにも良いというのは皆知っていることでもあります.でもそれをやっている人はほとんどいないでしょう.同様によい教科書をちゃんと読んで自分で時間を決めてわかるまで勉強すれば,数学だってプログラミングだって自分で理解することは可能ですが,それを実行できる人は多くはありません.

 

 

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2019年5月18日 (土)

卒業研究

2019年5月14日 (火) 投稿者: メディア社会コース

ゴールデンウィークがあけてから、また学校に来る日が戻ってきました。

今年の卒業研究は、2.5次元などの新しいテーマもあり、私も勉強をしています。

新しいことが出てくると新しいテーマがあるのだなと思います。

ゼミ生の皆さんも楽しそうで、就職活動など色々なことがありますが、

生き生きとしているのが一番嬉しいなと思っています。

 

        山崎 晶子

2019年5月14日 (火)

幅広く学ぶということ

2019年5月12日 (日) 投稿者: media_staff

昨日に続き,技術コースの羽田です.
5/11,12の週末は東京工科大学では毎年恒例の保護者面談が行われました.
これは,普段大学に接することのすくない保護者の皆様と,教員がお話をさせていただく場です.
学生の普段の様子や,高校までとは異なる成績表の読み方などについて聞かれることが多いのですが,それと同じくらい多いのは就職活動に関してです.
3,4年生の保護者が気にするのはもちろんなのですが,はやい人では2年生の頃から「就職に有利なこと」について聞かれることもあります.就職に有利な資格はもちろん,就職に有利な科目などについても問い合わせをいただきます.そのときの私の答えは「特に有利なもの,というのはないができる限り興味の幅を広げていろんな勉強をして欲しい」と答えています.
ほんの2,3年前には「データサイエンティスト」という言葉はあまり知られているものではありませんでしたが,今では花形職業として取り上げられています.自分の過去の知識では想像できない新しい職業が人気になることもありますし,自分の知らない分野が,自分の好きだった分野と密接に関係していることもあります.私の講義ではインターネットやコンピュータのシステムの話をするのですが,それと「ゲーム」や「音楽」は現在では密接に結びついてしまっています.ネットワークでつながったサーバが動いていない限り,現在の主流である対戦型ゲームも,スマートフォンを使ったソーシャルゲームも動かないのですから,ゲームに関係した仕事につきたい場合にもCGやゲームアイデアを考えるよりもネットワークを勉強するほうが有利な場合も考えられます.

メディア学部では情報科学に近いコンピュータやインターネットの仕組みから,3DCGのための数学,社会科学や認知科学といった人と関連した分野まで幅広い講義が揃っており,学生は自由に選択することができます.学部の1,2年のような大学生活の前半では,自分の興味を今までの自分の知識で決めてしまわずになるべく広い種類の講義をとって欲しいとおもいます.思わぬ繋がりが発見できたり,新しい自分の興味や進むべき道を見つけられることは少なくないはずです.
(羽田久一)

2019年5月12日 (日)

フローラ逍遥(本の話)

2019年4月29日 (月) 投稿者: メディア技術コース

「フローラ逍遥」というタイトルの本があります。著者は澁澤龍彦です。様々な花をひとつづつ挙げて、植物画とともにそれにまつわるエッセイを書いたもので、非常に綺麗な本でもあり、花を題材として文章をまとめるという視点が面白く、好きな本です。ちなみにフローラ(flora)とは大雑把にいって植物全般を意味する言葉(動物はフォウナ:Faunaといいます)で、逍遥というのは気ままに歩くことを意味します。いろいろな植物(花)を巡って、そぞろ歩きのようにそこから感じたり思いついたことを書き留めたというイメージが喚起されて、簡潔でありながら本のイメージを的確に表現していて格好いいタイトルです。

 

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さて、そんな本にあやかってではないですが、先日タイに行ったときに面白い花をみかけたので写真を撮ってきました。形が面白いのもありますし、色も花が真っ白で、緑の葉を背景にして非常に綺麗です。これはなんだろうかと帰ってきてから調べてみました。昔であれば、植物図鑑を端からずーっと眺めて見つけ出すか、詳しい人を見つけて聞くなどをしなければならなかったと思いますが、今では画像をGoogle検索にドロップするだけであっという間にでてきました。スパイダーリリー(Spider Lily)という花で、学名は Hymenocallis caribaeaとあります。学名(caribaea) からわかるようにカリブ海地方が原産の花のようです。Spiderは蜘蛛で、Lilyは百合ですから、蜘蛛百合ということですね。なるほど、細い花の部分が拡がっている様子が蜘蛛の足のように見えます。ただし、この名前を知るまで、この綺麗な花から蜘蛛は想像しませんでした。

 

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さらに和名として、ササガニユリ(笹蟹百合)とあります。ササガニとは何ぞや?と思い、これもネットで検索してみたところ、以下の画像のようなカニがヒットしました。

 

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うーん、足の拡がりが似ているように見えるだろうか?そもそもあの花を見て思いつくほどササガニって有名なの?と疑問が沸き起こりました。ということで、さらに「笹蟹」を調べてみると「笹蟹とは蜘蛛の古名」とあります。なんと、笹蟹とは蜘蛛のことで、結局、蜘蛛百合を別の呼び方をしているような名前だったのですね。ちなみに、笹蟹で検索すると、笹蟹や笹蟹丸という名前のサボテン?(多肉植物)の画像が沢山でてきます。これも、細長い葉?のような部分が沢山外側に伸びているようなものでした。

 

ネット上の情報の逍遥をしてみたという感じですが、今ではすぐに情報が見つかって、関連の情報を次々と辿ることができます。それらを一つの繋がったものとして見ることが簡単にできて、なかなか面白く感じる散歩になりました。ただ、この花に関連して何かエッセイの題材を思いつくことはできませんでした。あまり、花やカニや蜘蛛に関連した知識や体験が無いのです。いくつもの花をとりあげそれぞれに何か思い浮かぶような教養を改めて感嘆しましたが、デジタル技術でそうしたものの一部が補完できる過程を体験できたように感じました。

 

太田高志

2019年4月29日 (月)

続・ニューヨークタイムズにまつわる話

2019年4月27日 (土) 投稿者: メディア社会コース

皆さんこんにちは、着任2年目の森川美幸です。

先日、私の研究室のニュース(ブログ)ページに、「ニューヨークタイムズにまつわる話」と題し、米ニューヨークタイムズ社が刊行している雑誌媒体についての記事を載せました。

その記事の最後に、もうひとつニューヨークタイムズにまつわるネタがある、と書いていたのですが、その話について、こちらのブログの方に書きたいと思います。

皆さんの中にも、ツイッターやインスタ、YouTubeなど、いわゆるSNSや動画投稿サービスを利用して、情報発信や作品発表をしている人は多いのではないでしょうか。

インターネットの普及で、昔はメディア企業にしかできなかったマスへのコミュニケーションが、個人でもできるようになったことは、メディア文化史において革命的な出来事でした。

一般人ながら何千人、何万人のフォロワーを持ち、人気者になっている有名ユーチューバーやインスタグラマーもいますよね。

これはもちろん日本だけの現象ではなく、世界中に起きていることです。

 

近年、北米で注目されているひとりの詩人がいます。

彼女の名前はルピ・クーア。

今年27歳になる、インド系カナダ人女性です。

2014年に刊行された初の詩集『ミルクとはちみつ』(日本語版も出ています)は全世界で250万部を売り上げました。

この出版不況の時代に、詩集が250万部も売れるというのは、驚異的なことです。

このルピ・クーアが人気詩人になったきっかけが、何を隠そうインスタグラムだったのでした。

そう、彼女はインスタで自分の作品を発表するインスタ詩人だったのです。

自分で描いたイラストや、セルフポートレートと共に投稿される、恋愛や失恋や性に関する強い感情がこもった彼女の詩に多くの人が共感し、インスタフォロワーは350万人を超え、今も増え続けています。

彼女の詩は一編一編が短いですし、使っている単語も難しくはないので、英語が苦手な人も一度彼女のインスタを見てみるといいかも知れません(@rupikaur_)。

ここで、ニューヨークタイムズとの絡みに戻るのですが、私の手元に彼女の最新詩集『the sun and her flowers』がありまして、そのオビに“#1 NEW YORK TIMES BESTSELLER”の文字が踊ってるわけですね。

 

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ニューヨークタイムズのベストセラーリストと言えば、出版業界の中でも非常に権威ある書籍ランキングなのです。

音楽チャートでいうビルボードのランキングみたいなものです。

そこで1位、ということは、本当にすごいわけです。

インスタから出てきた、20代の詩人が、ニューヨークタイムズのベストセラーランキング1位を取れる時代。

 

しかし待ってください。

インスタを見て、熱狂的に彼女を支持しているフォロワーは若い人中心なのではないか?

デジタルネイティブ世代が、果たして紙の本をそんなに手に取るものだろうか。

だとしたら、彼女の出版された詩集を手に取っているのは中高年齢層?

でも、20代女性の愛と恋の葛藤が描かれた詩を、好んで読む年齢層ではないのでは??

皆さんはどう思いますか?

ルピ・クーアの詩集を買っているのは誰なのか。

ネット時代の今、紙の本や雑誌の読者とは、一体誰なんでしょうね。

 

(メディア学部 森川 美幸)

 

2019年4月27日 (土)

卒業生に贈った言葉

2019年3月30日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の伊藤謙一郎です。

3月20日の卒業式から少し時間が経ちました。卒業生の皆さんは期待と不安の中で、それぞれの道を歩み始めていることでしょう。

卒業式当日、私は研究室の卒業生へのはなむけの言葉の中で、「学び続けること」と「健康であること」の大切さを語りました。

これまでは「大学」という限られた空間での学びが主体でした。授業や演習・卒業研究など、大学が用意したカリキュラムを一通りこなせば単位が得られ、その積み重ねの結果が「卒業」という形で示されます。

しかし社会に出れば、それぞれの環境・立場で学ぶべきことはもちろんのこと、自身が「どう生きるか」「どうありたいのか」を考える姿勢が必要です。テストのように答えがあるわけでなく、優劣がつけられるものでもありません。正解もゴールもない中で、日々模索し続けることが大切だと思います。

さらに、好むと好まざるとにかかわらず、いろいろな考えや価値観を持った人々と接する機会が増えます。私自身、今まで思いもつかなかった考えに示唆を受け、時には強い感銘を覚えたことも少なくありません。

また、相容れない主張に考えさせられたり、他人と意見が対立したりすることも往々にしてあります。むしろ、こちらのほうが日常生活で多いように感じます。相手の真意を汲み取ることなく、その人の発言や考えを言下に否定したり批判したりするのは非常に偏狭な態度ですし、そこからは何も産まれません。

まずは相手がどのような考えや立場で述べているのかを想像することは、円滑なコミュニケーションのための基本です。「違いを認めること」は「相手を尊重すること」にほかならず、互いの信頼の基盤になるものです。そうした信頼があるからこそ、主義主張の違いを踏まえた建設的な議論が初めて成り立つと言えるのではないでしょうか。これも「学び」の一つですし、あらゆる面で「学び続ける姿勢」を持つことは視野を広げ、自らの可能性を切り拓くものと私は考えています。(もちろん、学ぶか学ばないかは自身の考えで決めればよい話です)

そして「健康であること」。心身ともに健康であることが、充実した毎日を送るための第一歩です。人間ですから好調・不調の波は誰にでもあります。時には、敢えて力を抜いて無理をしない期間を取るのも自己管理の一つです。先に述べた「学び続けること」も例外ではありません。そうした姿勢に疲れたら、ほんの少し「学び」から離れることでまた学ぶこともあるはずですから。

卒業生の皆さんは環境が大きく変わるこの時期、新たな不安や悩みを抱えるかもしれません。気候も大きく変化しますから、体調を崩さぬよう健康にはくれぐれも留意していただきたいと思います。

(伊藤謙一郎)

2019年3月30日 (土)

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