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未来社会をデザインするビジョナリーの輩出を目指して:大学院 メディアサイエンス専攻紹介

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大学院メディアサイエンス専攻はメディア学部の出身者だけではなく,世界各国,日本国内の大学から,多数の学生が進学しています.

この記事では,大学院の2つ大きな教育研究分野を紹介します.
本専攻では大きくコンテンツイノベーション広告イノベーションに分けて研究教育をしています.

コンテンツイノベーション分野には,コンテンツ制作技術メディア情報処理の領域,広告イノベーション分野には広告デザインサービスメディアコミュニケーションの領域で構成しています.

広告分野は広くとらえて,ディジタル報道関係も含まれています.
次の表は,コンテンツイノベーション分野の教員と講義名,研究領域を示しています.

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卒業論文最終発表会

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先週の木曜日は私たちのゼミの最終発表会でした。就職と研究、またインフルエンザなどの病気もあり、大変だったと思います。1月に卒業論文を提出した後、ずっとパワーポイントの打ち合わせをしました。終わったと思ったところでパワーポイントということで、ずいぶん長い工期となりました。
普通の授業は15回分ですが、卒業論文はそのための勉強等沢山の時間が学生さんたちにも必要となります。

でも、この1年半ゼミに所属したやってきた成果を見て、指導している私までもが皆さんの成長ぶりに感激しました。
1年半で達成したことをもとにして、社会に出てもやっていってほしいと心から祈っています。
 山崎 晶子

TV業界で働きたいあなたに(番組制作編)

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 学生に人気のTV番組といえば「バラエティ番組」という話は、昨年の1123日付の「メディア学部ブログ」に掲載した。それでは、そのTV業界で働くためにはどんな準備が必要なのか、という話題を今回は取り上げよう。

 

 準備といっても多方面にわたるので、まずTV番組を制作するディレクターはどんな会社に属しているのかについて、「TV番組制作会社業界の構造」という視点から眺めてみたい。

 TV番組は、TV局の中の人=ディレクター・プロデューサーだけが作っているわけではないということは、とうにみなさんはご存知であろう。では、TV番組は誰が誰に発注し、納入され、放送されているのか。

 一番わかりやすい調べ方は、番組の最後に画面下などに流れている「エンドロールのクレジット」を見ることである。そこから、制作会社間にある一定の法則が見えてくる。

 ある特定のチャンネル(キー局系列と考えよう)には、頻出する制作会社名がある。NHKでは、NHKエンタープライズ。日テレでは、AXON。テレ朝では、ViViA。フジテレビでは、共同テレビ、等々。これらは各放送局の関連会社(子会社)の中でも基幹的な会社であり、番組制作をはじめその関連会社グループの中心的な役割を担っている。では、クレジットがある番組全てをその会社内で作っているのかというと、そういうわけでもない。そこからさらに、局関連会社ではない(独立系の)制作会社に委託されていることも多く、そこにも多くのディレクター・プロデューサーが存在するし、クレジットの表記もある。

 つまり、局関連会社である基幹制作会社を第一階層とすれば、そこから直接仕事を依頼される制作会社が第二階層となりここが大手制作会社という位置付けになる。NHKエンタープライズに所属していた私の体験などでは、テレビマンユニオン・テレコムスタッフ・エキスプレスなどがここに位置する(他にも多数ある)。これらの会社は、実際には放送局から直接番組制作を発注されることもある。例えば、日テレ→テレビマンユニオン「遠くへゆきたい」、テレ朝→テレコムスタッフ「世界の車窓から」(放送終了)、など。

 ところで、大手制作会社内で全ての制作が行われているわけでもなく、さらにそこから中堅制作会社(当然そこにもディレクターはいる)に委託されたり、あるいはフリーのディレクターが参加したりする。ここが第三階層以降の構成員となるわけだ。(以上の説明は私の体験から一般化したものであり、キー局系列ごとにそれぞれ特徴があります)

 各階層を通じて、これらの会社はそれぞれに得意分野・強みを持つ出演者などを抱えており、大変な競争をしながら日々番組を制作している。そこで働く若いディレクター志願者は、ADから始めてやがて一本立ちのディレクターになることを夢見て、現場で駆けずり回っているのである。

 大学の2年生以下、あるいは高校生のみなさんは、就活はまだまだ先の話だとお思いかもしれない。でも、業界の雰囲気は早い目に知っておいた方がよいのではないかというわけで、上記の一から三の階層にある制作会社の多くが加盟しているATP=全日本テレビ番組製作会社連盟のホームページをのぞいて見ることをお勧めする。インターンシップや「合同就職フェス」、さらに個別の制作会社の採用情報を見ることができる。

 それよりすぐにできることは、自分の好きな番組(バラエティでもドラマでも報道でも)のエンドロールのクレジットから、その番組に関わる制作会社名を記憶しておくことかもしれない。番組は、最後の最後までよく見ましょうね。

 (宇佐美 亘)

先端メディアゼミナール

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私は先端科学でも講義を持っています。
http://www.teu.ac.jp/gakubu/media/sentan.html
高度なことを学ぶためには、基礎から学ぶことが必要であるため、
様々な本を読んで、実際にフィールドに出かけ、それを分析します。

始めは分からなかった学生さんたちが分かるようになること、
分析の面白さを学べることは、教師の私が一緒に体験して楽しいことです。

みなさんも分析して分かることの楽しさを、一緒に感じませんか?

 山崎 晶子

コミュニケーションにおけるジェスチャーの重要性

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このリンクhttp://www.teu.ac.jp/gakubu/media/006260.html
の一番上のNEWにコミュニケーションにおけるジェスチャーの重要性という
動画があります。

この動画は私の研究の一部を紹介したものです。実は、私の研究は、第一に、言葉(発話)と言葉がどのように関連していくかを研究し、それからジェスチャーとの関わりを研究しています。

こちらの動画をご覧になっておわかりになる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、もし分からないようならば、是非大学に来て講義を受けて頂ければと思います。

山崎 晶子

インスタグラムは「音(言葉)の写真」か

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  子どもの頃から、不思議に思っていることがある。「絵」には、「動く絵」=映画やTVと「静止画」=写真がある。それに対して、「音」にはテープレコーダーのように「時間軸に沿った記録」はあるのに、ある「一瞬の記録」がないのはなぜなのか。
  もちろん理屈をいえば、「絵」については動画だろうが静止画だろうが「ある二次元平面を構成する個々の画素から発する(反射する)光の波が目に入る」という点では共通である。その元になる光の波長が時間軸に沿って変化するのが「動画」、変化しないのが「静止画」ということができる。
  それに対して「音」は、「時間軸に沿った記録(再生)」については理解しやすいものの、ある一瞬(といっても最小限の時間幅は必要)の音波(波形)を流し続けてもそれが意味あるものとは感じにくいからなのではないか。ここが、「二次元平面」という「構造化」=意味化が可能な前提がある「絵」と、「音」が大きく違う点ではないだろうか。
  変な理屈ばかりこねているようだが、「子どもの頃の疑問」を思い出したのは、2017年の流行語「インスタ(映え)」とはいったい何者だろうと考えだすと、なかなか得心のゆく答えが出ないからだった。
  インスタグラムを見ると、美しい観光地の風景(+行った人)や美味しそうなスイーツ、身近なキャラクターグッズや雑貨がかわいい写真として無限と思えるほど発見できる。確かに「素敵」だし「かわいい」。でも、これらが何を意味するのかということが、さっぱりわからない(わかる人もいるのであろう)。日々悩むところであったが、このインスタを卒論のテーマに取り上げている学生に、あるインスタの写真(複数)を見せられて、一瞬「これか」と気がついた。
  その写真とは、四角い画面にただ文字が並んでいるだけの「写真」なのだ。試しにインスタで「#言葉」と入れて検索して見ると、次のような「写真」がいくらでも出てくる。(文字だけ引用します)
「さよならもありがとうも言えずに、
 この恋を終わらせることはできない。」
「欠点を味方にする
 3つのコツ
(と、短所→長所7つの例)」
「相手を信じたいという願望は、
 信じきれてないということ。
 そして信じたい気持ちが強くなると、
 相手を疑う気持ちも生まれてくる。」
  なるほどなるほど。それぞれにつらい気持ち、自分をはげます気持ち、ちょっといいこと言っちゃった気持ちなどが、よくあらわされている。つまり、写真じゃなくても、いいんだ。
  してみると、スイーツや猫の写真の裏にもこうした気持ち=「言葉」が必ず込められているのではないか。「かわいい」であったり「素敵」であったり「こんなところ行ってきました」にしても、それらの「言葉」を具体化したものが「写真」としてアップされるわけで、一番ストレートなのは「言葉」だけでもいいということか。
  ここまで来て気がついたのが、「これが音=言葉の写真」なのではないかということである。ちょっと強引な解釈ではあるけれど、ひとりひとりが持つ切ない、切実な気持ち=言葉を自由にかつ見た目美しく表現して、その上「いいね!」=他者からの承認が得られるなんて、夢のようなメディアである、インスタは。
  これで少し納得したつもりなのだが、もっとずっと早くこうした表現をした芸術家がいることに気がついた。よく知られたノルウェーの画家ムンクの「叫び」という作品を、インターネットで結構ですから探して見てください。夕暮れの橋の上で両手で耳をふさぐ人物。「叫び」という作品名が、ある種の強烈な「インスタ映え」(ただしこの場合は不安)を表していることに、感動するのである。                                            (宇佐美 亘)

産業構造の変化

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みなさんは色々なところで産業構造の変化や高齢化という言葉を聞くと思います。例えばそれはどんなことでしょうか?みなさんのおじいさんとお父さんは同じ仕事をしているでしょうか?みなさんのおばあさんとお母さんは主婦等同じ仕事をしているでしょうか?
 実は、私は授業でよく思うのですが、専業主婦をお母様に持つ学生さんが減ってきているように思います。私の学生時代は職業を持っているお母さんは殆どいらっしゃいませんでした。私の友人が「お母さんが家にいないと寂しいから」と言っていました。
 今、同じようなことを言う学生さんは少ないです。これも産業構造の変化です。また、お父さんとおじいさん、そしてそのおじいさんのお父さんと全く同じ業種で働いているという方も(サラリーマンという職業だけではなく、鉄鋼業やテレビ局などの職種です)少ないでしょう。例えばIT関係の仕事、SE等という職業が出来たのは最近です。
 では、この職種の変化や産業構造の変化にどのように若い皆さんは備えれば良いのでしょうか?当たり前ですが、勉強して沢山の情報を集めるほかありません。

 メディア学部では、これらの職業の動向をしるような研究もしています。興味を持って下されば幸いです。

 山崎 晶子

メディア社会コース ソーシャル・デザイン教育 デジタル地図の活用

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こんにちは!メディア学部の社会メディアコースではソーシャル・デザイン教育を行っています。ソーシャル・デザインとは持続可能な社会の実現のためのアイデアや仕組み、過程、技術や新しいビジネスさらには社会システムのデザインを指します。 より良い社会がデザインできる人材がこれからますます重要になってきます。

ソーシャル・デザイン基礎演習では、国際教養、分析力と問題解決力を身に着けることを目標としたアクティブラーニングを行っています。その一環として、グループウェアを活用した協調学修を行ってきました。協調学修のためのグループウェア、Microsoft Sharepointを活用しています。また、課題理解の促進のためにGoogle Earthのデジタル地図情報を使った教育を行ってきました。

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 本学の基礎演習では問題解決力を身に着ける方法としてデザイン思考を取り入れています。デザイン思考とはアメリカ西海岸に拠点を持つコサルティグ会社 IDEO が質の高いサービスを提供するために 開始した 教育方法です。 現在では企業研修など創造性を高めるため教育としてグローバルに 認知されていますが、日本の大学教育での応用は始まったばかりです。デザイン思考は、課題の発見、理解、アイデアの創出、実験、改善の5段階に分かれています。本学でもデザイン思考を取り入れた学修を行っていますがその一例として、グローバルな課題発見と理解に向けた活動があります。デジタル地図を使い課題の発見と理解をする学修です。

デジタル地図上で公開されている画像データや統計データを参照しながら、課題を発見し、課題の理解を促進することができます。また解決に向けた取り組み例についてグループごとに調査し、課題解決に向けた可能性について話し合います。最終的にはグループでまとめた情報をデジタルポスターとして作成します。

メディア学部のソーシャル・デザイン教育の様子が英語の論文として発表されています。 文責:飯沼瑞穂
 
M.Iinuma, T.Matsuhashi,T.Nakamura, &H.Chiyokura(2017)Application of Geospatial Technology in the Classroom and Collaborative Learning, International Journal of Information and Education Technology, Vol. 7.No.3 p242- 245
http://www.ijiet.org/show-85-988-1.htm

学会発表

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前回は学会発表を行うというところで終わりました。
今月は東京大学で社会学会で発表をしました。

秋の一日本郷キャンパスには多くの社会学者が集い、社会学について話をしました。
多分どうしてこんなことが必要なのかというと、色々な方が色々なことを考えているのがわかり多くの学問的刺激を受けるからです。ジェンダーから移民まで社会学は広い問題関心を持っています。

本学で行うグループワークとも近いかもしれません。

また、ワークショップで人間とロボットのインタラクションをデザインする工学と社会学の共同研究に関しても発表をしました。ここでも多くのご意見を頂いてありがたい限りでした。

発表の準備には時間がかかり、大変なのですが、やはり学会の発表はつづけていくものだと
思っています。

                          山崎 晶子

世界遺産プランバナン寺院群 Prambanan訪問 (インドネシア訪問その3)

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インドネシア,ジョグジャカルタで行われた国際会議に参加した機会に,AMIKOM大学の見学をしたあと,プランバナン寺院群 Prambananを見学しました.ここは,ジョグジャカルタの有名な場所の一つで世界遺産になっています.
メディア学部には,コンテンツ制作に関するさまざまな演習や講義があります.ソーシャルコ
ンテンツデザインの分野には,世界遺産に関する研究もあります.世界各国を訪問したとき,それらの一部分でも知る機会を得ることは大切なことです.

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