ソーシャル

戦時中の音楽2)

2021年7月 4日 (日) 投稿者: メディア社会コース

イギリスの戦時中の音楽が、リラックスしたものがあったということは、実はミシガン大学の教授が言ったことだった。チャーチルがこのような音楽は戦争という緊張から人をリラックスさせる効果があるとしたそうである。確かにNoel Gayの曲を聴いていると、つらい現実を忘れてしまいそうである。

 現代の我々は、現実の緊張となんとかしてむきあわなければなない。しかし自分の好きな自分の緊張の逃し方を選び取ることが出来る。それは、様々なデジタルテクノロジーのおかげでもある。

では、どのようにしたら何を使えば、人がリラックスるのか、それもまたメディア学部のなかで研究して明らかにしたい課題の一つであるかもしれない。

2021年7月 4日 (日)

戦時中の音楽1)

2021年7月 3日 (土) 投稿者: メディア社会コース

日本の戦時中の音楽は、勇ましいとともにもの悲しく聞こえます。しかし、イギリスは戦時中に、どちらかと言えばのんびりした音楽がはやったらしい。前に紹介したオックスフォードの時間を旅行する歴史学者たちを描いたコニー・ウィルスのSFでは、主人公たちは第二次世界大戦中のイギリスに生きる羽目になる。そこで、主人公の1人はレビューのようなものに参加する。

 本を読んでいてなんでこの物資に困窮しいつになったら終わるのか分からない戦争のなかでレビュー!?よく分からないなと思っていたところ、戦時中に心を和ますあるいは緊張を緩和させるために、意図的にそのような音楽をはやらせたのだと言う。私はどの音楽を聴いてそれが分かったのかは、戦時中の音楽2)で話したいと思う。

2021年7月 3日 (土)

戦時中の雑誌

2021年7月 2日 (金) 投稿者: メディア社会コース

第二次世界大戦は今から76年も前だそうである。

戦時中の女性の雑誌の比較を熱心で研究されている大学がある。そこで、描かれている女性は、日本では銃後の守りとして必死に耐え抜く、あるいは協力する女性が書かれている。それに比べてアメリカで発行されていた Ladies' Home Journal は、同じくらい戦争に参加しているが、女性は口紅をつけ微笑みを浮かべている。関心のある方は、是非画像を検索するか本を買って欲しいと思う。

表象研究というのは、このような表象の現れ方などを研究するものであるが、戦時中のアメリカの雑誌と日本の雑誌での女性の表情や化粧の違いは、この時代を生きた曾祖母たち、そして曾祖父たちを思うと、私は悲しくなることがある。

   山崎 晶子

2021年7月 2日 (金)

降らずとも雨の用意 2)

2021年7月 1日 (木) 投稿者: メディア社会コース

2008年に、先生がしみじみおっしゃった変わった取り合わせの本のもう一冊は、『H5N1型ウィルス襲来』という本だった。今でも手元にあるそれは、2020年に感染症が流行の兆しを見せてからワイドショーに出続けられた女性の教授が記したものだった。

今でも、この本に書いてある新型インフルエンザは恐ろしい。例えば、「スペイン風邪が弱毒性だったのに、日本国内で45万人が亡くなった」けれども、鳥インフルエンザは強毒性。。。あの頃はただ恐ろしかったのが、今は現実が恐ろしいという違いがあるけれども怖さにはかわりはない。

 実は、この本を読んで、私が実践していたのは、手洗いだった。指とその股を洗わなければならない、時計は外さなければならない、このことを現在の状況になる前に知ることが出来たのは、降らずとも雨の用意のそのものだった。

 学問も同じ傾向がある。大昔のことで今のことには関係ないと一瞬思っても-例えば私も多くの学生と同じように、なんで教養科目など大学に来てとらなければならないのだと思っていた-その考え方を今に応用することが出来る。それは知恵でもあり、人類の財産なのだと思う今日この頃である。

 

2021年7月 1日 (木)

降らずとも雨の用意1)

2021年6月30日 (水) 投稿者: メディア社会コース

2008年に私の研究室を訪ねてくれた先生が、「山崎さんは変わった取り合わせの本を読んでいるね」とおっしゃった。その時私が読んでいたいたのは、交通事故での保険とその補償について、インフルエンザについてだった。他には、京極夏彦の本があった。

今になって、そのことを思い出したのは、その2年後私自身が交通事故にあったからである。大学で色々な方と話しをしてから、別の場所にうつってまた親しい人の話を聞いていた。ちょっと疲れたなと思いながら、家に帰る途中事故にあった。たいした事故ではなかったが、それから後でよぎったのはその交通事故に関する本のことだった。治療自体は軽い割に長くかかりそれから保険の話しがありー私は歩行者だったーそのプロセスは本を読んで予想したとおりのものだった。

本を読むことは未来の体験の用意になっているなとその時におもったものでした。

                             山崎 晶子

 

 

2021年6月30日 (水)

レシピをどのように参照するか

2021年6月29日 (火) 投稿者: メディア社会コース

今回は,昔昔に行った研究についてお話ししたいと思います.

私たちは紙媒体(雑誌に載っていたシュークリームのレシピ),ゲーム機にあるレシピで,あまり料理をしない初心者がどのように料理をするのかを実験しました.今ならばYoutubeなどの動画や,レシピサイトなどを比較するといいのかもしれません.

そのときに分かったのは,ゲーム機にあるレシピがあまり使い勝手が良くないと言うことでした.今は跡形もなくなっているのですが,それも一つの問題だったと思います.

現在では,レシピを参照しながら料理をするためには,色々なやり方があると思います.スマートフォン,タブレット,PC,紙,それぞれに長所も短所もあります.実は,このようなメディアと人間の関わりを考えるのは,ヒューマンコンピュータインタフェースなどでも重要です.少しこのようなことをここでは話してみたいと思います.

 山崎 晶子

 

2021年6月29日 (火)

テレビ電話はなぜはやらなかったのか

2021年6月28日 (月) 投稿者: メディア社会コース

昨日はレシピのことをお話ししました.しかし,もう一つ重要なことは,遠く離れた人々と話すことをどうするかということも,昔昔は大変でした.例えば,誰かが,非常に長い映画に関して論評していたとき,「電話が安くなる時間に登場人物が電話をするね」と発した台詞にリアリティがある言っていました.このように電話というのは長く話しをするメディアとして親しまれてきました.

 そして,顔を見て話したいというのは,多くの人に望まれてきました.しかし,テレビ電話は発売されてもなかなかはやらずに終わっていきました.しかし,現在スマートフォンで顔を見ながら話しが出来るように,テレビ電話の機能は結局実現されたのです.テレビ電話の何がいけなかったのでしょうか?一つは,現在の授業形態でもわかるように思います.みなさん,顔を出したがりません.そのことも関係するように思います.こんな身近なことから人とメディアの関わりを考えることが出来ます.

2021年6月28日 (月)

グローバルメディア論について②情報戦争とグローバルメディア

2021年2月28日 (日) 投稿者: メディア社会コース

こんにちは!メディア社会コースの飯沼瑞穂です。グローバルメディア論で議論する内容の一部を紹介します。グローバルメディア論ではグローバルメディアの誕生の歴史を20世紀初頭までさかのぼり、紹介しています。20世紀初頭は視覚メディアが発達した時代でありますが、同時に世界規模のコミュニケーションシステムの基盤ができた時代でもありました。例えば、電報を発信する世界ニュースの拠点となった場所をつなぐ海底ケーブルが構築されたのは、第一次世界大戦が勃発した時期であります。また、映像編集の技法の一つであるモンタージュ技法もこの時代に確立されました。古典主義とも呼ばれる、この頃、発達したモンタージュ技法は、後に第2次世界大戦中のプロパガンダ映像に多用されることとなります。このように、グローバルメディアの発達と戦争は切っても切れない関係にあります。グローバルメディアが戦争の一環として使用されていることは否めません。残念なことではありますが現在でも、軍事産業複合体を潤すためにメディア・コングロマリットが利用されることもあるのです。世界の世論形成のために、一方的な情報をグローバル規模で報道することが簡単な時代になっています。それに対抗し、我々市民たちは自らの生活を守るために、様々の形態のSNSや独立系のドキュメントなどオルタナティブな情報も使用し、正確な情報を得る必要が出て来ています。コロナ渦の不安定な時代に求められる新しいメディアリテラシーが必要です。

(文責:メディア学部 准教授 飯沼瑞穂)

 

 

2021年2月28日 (日)

グローバルメディア論について① グローバルメディアとは何?

2021年2月27日 (土) 投稿者: メディア社会コース

こんにちは!メディア社会コースの飯沼瑞穂です。私の担当している2年生の講義科目にグローバルメディア論があります。グローバルメディアとは、世界規模のコミュニケーションとそれを支えるテクノロジーを指します。例えば、世界規模の電信産業、国際電話通信、世界のニュースや、近年ではSNSなども挙げられます。特に、近年問題になっているのはマスメディアのコングロマリット化です。メディア・コングロマリット(英語:media conglomerate)は、映画、放送、新聞・出版、インターネットなど多様なマスメディアを傘下に収める巨大な複合企業です。現在では、グローバルニュースのコンテンツはビッグ・ファイブと言われる、メディア関連企業の管轄によって影響を受けた内容が主なものとなってしまっており、多様で多彩な視点をニュースはマスメディアで取り上げられにくくなってしまっているのが現状です。特に、大企業の利益に反する情報を、報道することが、アメリカのメディア・コングロマリット化により大変難しくなってしまっています。メディアリテラシーを高め、マスメディアが報道する情報のみで状況を判断しない姿勢がより大切な時代になりました。

(文責:メディア学部 准教授 飯沼瑞穂) 

2021年2月27日 (土)

中山隼雄財団 研究助成 「親子で遊べるソーシャル・デザイン教材:持続可能な社会の実現に向けた学習」

2021年2月26日 (金) 投稿者: メディア社会コース

こんにちは、メディア社会コースの飯沼瑞穂です。中山隼雄財団では、ゆとりがあり、豊かで活力ある社会を築くことに寄与することを目的として、「人間と遊び」という視点に立った次のような事業を行っています。また「人間と遊び」という視点に立った科学技術に関する調査、研究及び開発の推進を行っています。2020年度の研究助成金が採択され「親子親子で遊べるソーシャル・デザイン教材:持続可能な社会の実現に向けた学習」と題して教材開発を行うことが決まりました。SDGsに関する学校外の準教育的施設での学習が促進される中、日本においてはまだまだその教育方法は確立していません。今回は、親子で同時に楽しく学べる方法を模索することを目的としたソーシャル・デザイン教材を開発していきます。具体的には、ワークショップや参加型の展示などを含め、SDGs推進に取り組んでいる国際NGOや、ソーシャルビジネスなど多方面のプレーヤーを視野に”遊びながら楽しく親子で学ぶ”をテーマに開発、実践、評価を行う予定です。

(文責:東京工科大学 メディア学部 准教授 飯沼瑞穂)

中山隼雄科学技術文化財団

2021年2月26日 (金)

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