ソーシャル

家族との結びつき

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アメリカでは、"Finding your roots"「あなたのルーツを求めて」という番組が放送されているようです。PBSという制作局で放送されているものは、日本では見る事が出来ませんが、1分ほどのビデオクリップを見る事が出来ました。
 出演者は、アフリカやヨーロッパだけではなくアジアにもルーツがあるようでした。
ブログなどを読むと、そのルーツを知ることで、自分がどこから来てどこに行くかを知ることが出来ると思うそうです。

 私も実家に帰った時、そこで育てている花の写真をとり、親に何かを聞きました。それは祖父母が発見して増やした花だそうです。自分の知らなかった家族がしていたことを知ることは社会学の対象にもなることでした。祖父母がしていたこと、親がしていたこと、それを聞くことはナラティブと言います。
このような人の語りを聞くことも私の研究の一つです。
                                 
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山崎 晶子

インドネシア弾丸旅行2018(その6)ジャカルタの提携校マルチメディア大学(UMN)訪問

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インドネシア出張5日目の3月9日はSemarangからJakartaに飛行機で移動.飛行場で待ち合わせをしていましたが,私は国内線の出口で待っていましたが,すぐに会えませんでした.SNSで連絡を取りましたが,日本では1,2,3階とビルの階数を数えますが,ジャカルタでは日本の一階は,G(グランド)で,連絡を取ってもうまくお互いが通じず,カメラを利用して周りを伝えて,やっと会うことができました.

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                  マルチメディア大学の建物

空港ではUMNの先生とともに,スラバヤ工科大学の博士課程学生として本学に2か月共同研究で来ていたAini先生も迎えに来ていただきました.Aini先生は寺澤先生と共同で研究論文を発表しています.UMNまでの車の中でいろいろ話をすることができました.

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卒業論文(1)

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今回の卒業論文は、面白いテーマをあつかったものが沢山ありました。なかでも、これを書いている私自身が大変強く興味をひかれたものは、音楽バンドの練習でした。バンドでは、楽譜がありますからみんな同じことをするかということ、ボーカルやギター、ドラムなどみんな違うパートがあり違う課題があります。でも、全員がそのパートをやりきらなければなりませんし、全員で一つの目標(バンド演奏)を達成しなければなりません。
 みんな違うことを同時にして、一つの目標を達成することは、私たちの住む社会ではよく行われていることです。
 今回の卒業論文を書いた学生さんの素晴らしいことは、今までのどの学生さんもそして私も目をつけてこなかった音楽バンドの練習風景をそのバンドの方々の許可を取り、撮影して、それを文字起こしをして分析したことです。
 新しいことを卒業研究ですること、それこそが卒業論文の意義の一つだと思います。
もちろん、今までのテーマを発展させた学生さんそれぞれ素晴らしいと評価しています。

次回はもう一つの新しい研究について触れたいと思います。]

山崎 晶子

大学院講義紹介:コンテンツイノベーション分野のコンテンツ制作技術に関する講義

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大学院メディアサイエンス専攻では,メディア学部で学んだことを基礎にして,さらに高度な理論や技術について習得するために講義が多数用意されています
この記事では,
コンテンツイノベーション分野のうちから,コンテンツ制作技術の講義を紹介します.
映像制作のための手法,CGを利用したアニメーション制作,ゲームデザイン,キャラクター制作,3次元コンテンツ,さらには音楽サウンドなどオの制作技術を学ぶことができます.

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■プロシージャルアニメーション特論 菊池 司
■先端ゲームデザイン特論 三上 浩司 

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未来社会をデザインするビジョナリーの輩出を目指して:大学院 メディアサイエンス専攻紹介

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大学院メディアサイエンス専攻はメディア学部の出身者だけではなく,世界各国,日本国内の大学から,多数の学生が進学しています.

この記事では,大学院の2つ大きな教育研究分野を紹介します.
本専攻では大きくコンテンツイノベーション広告イノベーションに分けて研究教育をしています.

コンテンツイノベーション分野には,コンテンツ制作技術メディア情報処理の領域,広告イノベーション分野には広告デザインサービスメディアコミュニケーションの領域で構成しています.

広告分野は広くとらえて,ディジタル報道関係も含まれています.
次の表は,コンテンツイノベーション分野の教員と講義名,研究領域を示しています.

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卒業論文最終発表会

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先週の木曜日は私たちのゼミの最終発表会でした。就職と研究、またインフルエンザなどの病気もあり、大変だったと思います。1月に卒業論文を提出した後、ずっとパワーポイントの打ち合わせをしました。終わったと思ったところでパワーポイントということで、ずいぶん長い工期となりました。
普通の授業は15回分ですが、卒業論文はそのための勉強等沢山の時間が学生さんたちにも必要となります。

でも、この1年半ゼミに所属したやってきた成果を見て、指導している私までもが皆さんの成長ぶりに感激しました。
1年半で達成したことをもとにして、社会に出てもやっていってほしいと心から祈っています。
 山崎 晶子

TV業界で働きたいあなたに(番組制作編)

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 学生に人気のTV番組といえば「バラエティ番組」という話は、昨年の1123日付の「メディア学部ブログ」に掲載した。それでは、そのTV業界で働くためにはどんな準備が必要なのか、という話題を今回は取り上げよう。

 

 準備といっても多方面にわたるので、まずTV番組を制作するディレクターはどんな会社に属しているのかについて、「TV番組制作会社業界の構造」という視点から眺めてみたい。

 TV番組は、TV局の中の人=ディレクター・プロデューサーだけが作っているわけではないということは、とうにみなさんはご存知であろう。では、TV番組は誰が誰に発注し、納入され、放送されているのか。

 一番わかりやすい調べ方は、番組の最後に画面下などに流れている「エンドロールのクレジット」を見ることである。そこから、制作会社間にある一定の法則が見えてくる。

 ある特定のチャンネル(キー局系列と考えよう)には、頻出する制作会社名がある。NHKでは、NHKエンタープライズ。日テレでは、AXON。テレ朝では、ViViA。フジテレビでは、共同テレビ、等々。これらは各放送局の関連会社(子会社)の中でも基幹的な会社であり、番組制作をはじめその関連会社グループの中心的な役割を担っている。では、クレジットがある番組全てをその会社内で作っているのかというと、そういうわけでもない。そこからさらに、局関連会社ではない(独立系の)制作会社に委託されていることも多く、そこにも多くのディレクター・プロデューサーが存在するし、クレジットの表記もある。

 つまり、局関連会社である基幹制作会社を第一階層とすれば、そこから直接仕事を依頼される制作会社が第二階層となりここが大手制作会社という位置付けになる。NHKエンタープライズに所属していた私の体験などでは、テレビマンユニオン・テレコムスタッフ・エキスプレスなどがここに位置する(他にも多数ある)。これらの会社は、実際には放送局から直接番組制作を発注されることもある。例えば、日テレ→テレビマンユニオン「遠くへゆきたい」、テレ朝→テレコムスタッフ「世界の車窓から」(放送終了)、など。

 ところで、大手制作会社内で全ての制作が行われているわけでもなく、さらにそこから中堅制作会社(当然そこにもディレクターはいる)に委託されたり、あるいはフリーのディレクターが参加したりする。ここが第三階層以降の構成員となるわけだ。(以上の説明は私の体験から一般化したものであり、キー局系列ごとにそれぞれ特徴があります)

 各階層を通じて、これらの会社はそれぞれに得意分野・強みを持つ出演者などを抱えており、大変な競争をしながら日々番組を制作している。そこで働く若いディレクター志願者は、ADから始めてやがて一本立ちのディレクターになることを夢見て、現場で駆けずり回っているのである。

 大学の2年生以下、あるいは高校生のみなさんは、就活はまだまだ先の話だとお思いかもしれない。でも、業界の雰囲気は早い目に知っておいた方がよいのではないかというわけで、上記の一から三の階層にある制作会社の多くが加盟しているATP=全日本テレビ番組製作会社連盟のホームページをのぞいて見ることをお勧めする。インターンシップや「合同就職フェス」、さらに個別の制作会社の採用情報を見ることができる。

 それよりすぐにできることは、自分の好きな番組(バラエティでもドラマでも報道でも)のエンドロールのクレジットから、その番組に関わる制作会社名を記憶しておくことかもしれない。番組は、最後の最後までよく見ましょうね。

 (宇佐美 亘)

先端メディアゼミナール

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私は先端科学でも講義を持っています。
http://www.teu.ac.jp/gakubu/media/sentan.html
高度なことを学ぶためには、基礎から学ぶことが必要であるため、
様々な本を読んで、実際にフィールドに出かけ、それを分析します。

始めは分からなかった学生さんたちが分かるようになること、
分析の面白さを学べることは、教師の私が一緒に体験して楽しいことです。

みなさんも分析して分かることの楽しさを、一緒に感じませんか?

 山崎 晶子

コミュニケーションにおけるジェスチャーの重要性

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このリンクhttp://www.teu.ac.jp/gakubu/media/006260.html
の一番上のNEWにコミュニケーションにおけるジェスチャーの重要性という
動画があります。

この動画は私の研究の一部を紹介したものです。実は、私の研究は、第一に、言葉(発話)と言葉がどのように関連していくかを研究し、それからジェスチャーとの関わりを研究しています。

こちらの動画をご覧になっておわかりになる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、もし分からないようならば、是非大学に来て講義を受けて頂ければと思います。

山崎 晶子

インスタグラムは「音(言葉)の写真」か

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  子どもの頃から、不思議に思っていることがある。「絵」には、「動く絵」=映画やTVと「静止画」=写真がある。それに対して、「音」にはテープレコーダーのように「時間軸に沿った記録」はあるのに、ある「一瞬の記録」がないのはなぜなのか。
  もちろん理屈をいえば、「絵」については動画だろうが静止画だろうが「ある二次元平面を構成する個々の画素から発する(反射する)光の波が目に入る」という点では共通である。その元になる光の波長が時間軸に沿って変化するのが「動画」、変化しないのが「静止画」ということができる。
  それに対して「音」は、「時間軸に沿った記録(再生)」については理解しやすいものの、ある一瞬(といっても最小限の時間幅は必要)の音波(波形)を流し続けてもそれが意味あるものとは感じにくいからなのではないか。ここが、「二次元平面」という「構造化」=意味化が可能な前提がある「絵」と、「音」が大きく違う点ではないだろうか。
  変な理屈ばかりこねているようだが、「子どもの頃の疑問」を思い出したのは、2017年の流行語「インスタ(映え)」とはいったい何者だろうと考えだすと、なかなか得心のゆく答えが出ないからだった。
  インスタグラムを見ると、美しい観光地の風景(+行った人)や美味しそうなスイーツ、身近なキャラクターグッズや雑貨がかわいい写真として無限と思えるほど発見できる。確かに「素敵」だし「かわいい」。でも、これらが何を意味するのかということが、さっぱりわからない(わかる人もいるのであろう)。日々悩むところであったが、このインスタを卒論のテーマに取り上げている学生に、あるインスタの写真(複数)を見せられて、一瞬「これか」と気がついた。
  その写真とは、四角い画面にただ文字が並んでいるだけの「写真」なのだ。試しにインスタで「#言葉」と入れて検索して見ると、次のような「写真」がいくらでも出てくる。(文字だけ引用します)
「さよならもありがとうも言えずに、
 この恋を終わらせることはできない。」
「欠点を味方にする
 3つのコツ
(と、短所→長所7つの例)」
「相手を信じたいという願望は、
 信じきれてないということ。
 そして信じたい気持ちが強くなると、
 相手を疑う気持ちも生まれてくる。」
  なるほどなるほど。それぞれにつらい気持ち、自分をはげます気持ち、ちょっといいこと言っちゃった気持ちなどが、よくあらわされている。つまり、写真じゃなくても、いいんだ。
  してみると、スイーツや猫の写真の裏にもこうした気持ち=「言葉」が必ず込められているのではないか。「かわいい」であったり「素敵」であったり「こんなところ行ってきました」にしても、それらの「言葉」を具体化したものが「写真」としてアップされるわけで、一番ストレートなのは「言葉」だけでもいいということか。
  ここまで来て気がついたのが、「これが音=言葉の写真」なのではないかということである。ちょっと強引な解釈ではあるけれど、ひとりひとりが持つ切ない、切実な気持ち=言葉を自由にかつ見た目美しく表現して、その上「いいね!」=他者からの承認が得られるなんて、夢のようなメディアである、インスタは。
  これで少し納得したつもりなのだが、もっとずっと早くこうした表現をした芸術家がいることに気がついた。よく知られたノルウェーの画家ムンクの「叫び」という作品を、インターネットで結構ですから探して見てください。夕暮れの橋の上で両手で耳をふさぐ人物。「叫び」という作品名が、ある種の強烈な「インスタ映え」(ただしこの場合は不安)を表していることに、感動するのである。                                            (宇佐美 亘)

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