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パウエル街の話 その7

2022年1月 9日 (日) 投稿者: メディア社会コース

さて、ようやく時間は現代に戻ります。

私は色々な縁があって、パウエル街を訪問してそこをビデオ撮影することが出来ました。そのころ伺ったミュージアムの学芸員の方から、パウエル街の話しを最初に聞いたときには衝撃を受けました。特に、財産の話しは衝撃的でした。スティーブストンで出会ったかたには砂糖大根の畠がある州の工場で働き、働きにでたお父様たちは-20°以下でもお昼は工場内で食べられず凍ったおにぎりを召し上がったそうです。

パウエル街の分析は今また始めています。私たちが過去の記憶や過去の体験があった街を分析するのは様々な意味があると思います。今まで書いたことは、歴史学の先生方や社会学の先生方か書いていらっしゃることです。しかし、私は相互行為を分析することによって、今の人々が何を受け止めるかを知りたいのです。パウエルでの研究をいかして、他の研究にも応用して行きたいというのが今の私の希望です。

一緒にやってくださる方がいると嬉しいです。

           山崎 晶子

2022年1月 9日 (日)

パウエル通りの話 その6

2022年1月 8日 (土) 投稿者: メディア社会コース

戦争が終わって、カナダ政府はバンクーバーから各地に送った人々に、カナダの東側に行くかそれとも日本に帰るか迫ります。不確かな情報ですが、ビートルズが来日した時にスーツを仕立てた方は、パウエル街に住まわれていたそうです。多分、日本に帰ることを選ばれたのかなと思いました(このことは後で調べたいと思います)。

 しかし、バンクーバーに骨を覚悟で来た人々、バンクーバーに愛着をもう人たちには、それは本当に困ったことでした。そのために、多くの方が交渉して、バンクーバーに帰ることが出来ました。森田さんは、戦後グリーンウッドであった人々にもう一度尋ねるのですが、そのようにグリーンウッドに暮らした人々、トロントなどに政府の言うとおり住んだ人々、そして森田さんのようにバンクーバーに帰った人々、カナダでの日本人移民の数は減り、日系人同士で結婚することも減り、日系人はマイノリティとなりました。そして今のパウエル街は、支援を必要とする方、家がない方が多く住まわれています。

 

  山崎 晶子

2022年1月 8日 (土)

パウエル通りの話 その5

2022年1月 7日 (金) 投稿者: メディア社会コース

ここまで私は表題にパウエル通りと書きましたが、中ではパウエル街と書いています。パウエル通り沿いに発展した日本人街はその側の通りを含んで街となりました。また、鮭缶工場のあたりにあるスティーブストンも日系人の街でした。スティーブストンは、和歌山から来た漁師が多く住んでいましたが、自由に漁をすることや舟を持つことは日系人には禁じられていました。スティーブストンの人々の舟や漁の道具、パウエル通りの人々のお店、また日本人が集住するこによって生まれる味噌や豆腐や練り物などのお店は、日系人の移住によってなくなりました。それはただ、なくなっただけではなく、殆どの人が財産を処理する時間もなく、追い立てられるようにバンクーバーを出ることになったのです。

そして、カナダ政府はバンクーバーから追い出した日系人の財産だけではなく、アルバムなどのその家族やその人々にとってだけ大事なものを処分してしまったのです。カナダ政府やブリティッシュコロンビア州のしたことは、戦後大きな批判を呼びました。

先ほどから取り上げている森田さんは、そんな環境を受け止めて鶏を雛からかえすビジネスをしながらグリーンウッドで再三にわたって転居しながら暮らしていました。、

 

  山崎 晶子

2022年1月 7日 (金)

パウエル通りの話  その4

2022年1月 6日 (木) 投稿者: メディア社会コース

さて、パウエル通りだけではなく、カナダではブリティッシュコロンビアに移民がいたのですが、第二次世界大戦が始まると、政府は殆ど準備の時間を与えずバンクーバーから日本人移民を出しました。

森田さんは次のように書いています。

「正月を過ぎるとまもなく、カナダ政府は18才から45才までの男性を道路キャンプに送ることに決めた。(中略)その後日系人総移動が確定、働き手のいる家庭はアルバータやマニトバ方面の砂糖大根畠に移動、自分で仕事を見つける事のできた家族は二月末までに自由移動していった。(中略)、老人や子ども、病人などをかかえた家族(中略)は、かつての炭鉱町グリーンウッドの廃墟」に定住したそうです。

パウエル通りは静かに日本人町をしていたわけですが、そこでの生業、森田さんの場合は料亭(いろいろあって廃業されたようです)やパイオニア移民(初期の移民)でお店を営業していたものも全て移住をしたのです。

それは今どのように捉えられているのかをパウエル通りの話 5でお話しをしたいと思います。

  山崎 晶子

2022年1月 6日 (木)

パウエル街の話 その3

2022年1月 5日 (水) 投稿者: メディア社会コース

なぜパウエル街の話しをするかというと、パウエル通りはそこに様々な思いを持つ方がたいらっしゃるのです。

森田さんの御著書を読むと、パウエルストリートは、ヘイスティングス製材所というその当時のカナダの主要産業で、働く人材を欲していたところ、中国人を斡旋する業者が日本人の労働者も斡旋し、その結果側の入り江の筏で暮らしていたそうです。ところが、日本人労働者が沢山入ってくるようになって、理髪店やレストランが出来て、パウエル街には日本人街になりました。

しかし、どこの国でもそうですが、移民排斥の動きが高まり1907年に、暴動が起きることになります。

このために、最初に述べたように、パウエル通りは鳥居も持たず、あまり漢字の建物もありません。もともとパウエル通りは、中産階級のために、電車と電気などが引かれていた住宅地でしたが、そこに多くの日本人が様々な小売業からホテル、銀行(頼母子講)を営みつつ、日本人と感じさせないように暮らしていたそうです。

 

 山崎 晶子

 

 

 

 

2022年1月 5日 (水)

パウエル街の話 その2

2022年1月 4日 (火) 投稿者: メディア社会コース

みなさんは、横浜や神戸の中華街を歩いたことはありますか?

肉まんの屋台があったり、中華の美味しいレストランがあったり、いつ行っても賑やかで楽しい場所ですね。中華の香辛料や音楽、そしてたまには獅子舞をみたり、お店のデザインも中国を思わせます。赤い鳥居がその街の入り口と出口をしめしているので、いつ行っても、そこからは中華街だということが街の賑わいでも分かります。これを執筆しているのは、2021年の7月26日ですが、早くこんな賑わいを感じられるようになりたいなと私も思います。

森田勝義さんというかたが『パウエル街物語』という本を書いていらっしゃいます。パウエル街は「日本人」が多く住んだところです。ところがその序文にこのように書かれています。

「バンクーバーのパウエル街の事を、リトル東京と呼んだり、ジャパンタウンと呼んだりする人を見かえるが、戦前からの移住者は決してこういう呼び方はしない。(中略)チャイナタウンと違って、パウエル街には鳥居一つあるわけではないし、通りに並ぶ建物も外から見たのではその辺りにあるものと変わらなかったが、ドアをあけて、一歩なかへ入れば全く日本風になっているところが多かった。」

「日系人は、カナダという国の中に融け込まなければならないと強く感じていたので、パウエル街に日本食料品の店や魚屋などが集まって来た現在でも、そこはリトル東京でもなければジャパニーズ・タウンでもない、ただ「パウエル街」なのである。」

街の中にバナー一つあるわけではないのです。しかし、ここは戦前日本人が多く集まったところなのです。そして、カナダに住む人々に刺激を与えないように、日本という出自を強調しなかった街、それがパウエル街です。

 山崎 晶子

 

 

2022年1月 4日 (火)

あけましておめでとうございます:パウエル街の話

2022年1月 3日 (月) 投稿者: メディア社会コース

あけましておめでとうございます

 

今日から一週間担当をさせて頂きます。メディア学部の山崎です。

現在私は街歩きの研究をしています。この研究は、多くの人によって出来るようになりました。科学研究費基盤研究(B)という基金の助成や、今までの学生さん、特に清水さんという学生さんがいなければ私が街歩き研究に本当に没頭するようにはならなかったと思います。また、今までにあった日系に関わるミュージアムの方々、この方々のおかげで私は幸いにも撮影し、そして関心を持ち続けることが出来ました。清水さんという卒業生を始めとしてこの研究は、東京工科大学メディア学部に奉職して本当に良かったと感じられるものでした。

さて、パウエル街はバンクーバーの海側にあります。そこには沢山の日本人が戦争前に住んでいました。なぜ戦争前なのか、そしてなぜこんなことに今関心を持つのかということを明日から説明したいと思います。

 

 

2022年1月 3日 (月)

ゲーム大好きなメディア学部生がリアルカードゲームとしての SDGs de 地域創生カードゲームを体験し、絶賛!

2022年1月 2日 (日) 投稿者: メディア技術コース

新年あけましておめでとうございます。

新しいメディア学の研究テーマに取り組んでいる健康メディアデザイン研究室の千種(ちぐさ)です。人体を健康メディアとしてとらえメディアを活用して自らの健康をデザインするための研究を行っている研究室です。

今回は、千種が開催している複数のプロジェクト演習の参加学生に呼び掛けて実施した学生・講師含めて18名で実施した"SDGs de 地方創生カードゲーム"について紹介したいと思います。

"SDGs de 地方創生カードゲーム"そのものについては、以下URLに詳しく説明されていますが、その主旨は以下になります。

https://sdgslocal.jp/local-sdgs/

「潤いのある豊かな生活を安心して営むことができる地域社会」を目指すために、誰一人として取り残さないを誓うSDGsのアプローチが役立ってきます。住民、事業者、農家、行政、 NPO、自治会、商工会、農協、学校などの個別の立場や組織を越えて、産業・環境・ 教育・医療・福祉・防災・まちづくりなどの領域を超えて、持続可能な地域の未来を実現するための活動。いままさにSDGsにもとづく地方創生の活動が求められています。
それを体験学習として学ぶ「SDGs de 地方創生カードゲーム」とは、SDGs de 地方創生とは、特定非営利活動法人イシュープラスデザイン(i+d)と、株式会社プロジェクトデザイン(PD)が協働で開発したカードゲームです。

振り返ってみると、開発の着想を得、コラボレーションが始まったきっかけは2つあります。ひとつ目は、私たちが、地方創生という言葉が生まれる前から、地域の課題に取り組んでいたことです。イシュープラスデザインは「人口減少×デザイン」といった書籍の発行や各自治体に入り込んでの支援を通じて、プロジェクトデザインは、人口3万人の北陸のまちに本社を置く地方企業の代表として、活動を続けていました。しかし、もっと効果的に日本の地方全体が活性化するような方法はないか、模索していました。

ふたつ目は、2016年にプロジェクトデザインが「2030SDGs」という、本ゲームの前身となるものを、一般社団法人イマココラボと協働で制作したこと。「2030SDG」はSDGsというはじめて聞く人にはわかりにくい概念を効果的に伝えるためのビジネスゲームとして評価を受け、いまでは国内のみならず世界各国にファシリテーターがおり、実施されるようになっています。「2030SDGs」というゲームが広まるにつれ、「私達の地域に合わせたゲームが欲しい!」という声を書く自治体から頂くようになりました。

ということで、今回の"SDGs de 地域創生カードゲーム"のイベントは専門の外部講師・井上寛美氏をお招きいたしました。
https://www.facebook.com/hirata.h

SDGs de 地域創生カードゲームおよびファシリテーターのプロフェッショナルである井上寛美講師の最大の特徴は、ゲームそのものを通じて、物事を考えるきっかけを与えることです。今回はSDG de 地域創生カードゲームを通じて、SDGsとはどのような取り組みなのかの概念、そしえそれを解決するためには、連携や協働が必須であることを実感してもらうことです。

これは我々メディア学部の教員にとっても、授業を通じて学生に最も学修してもらいたいことは、スキルを身に着けてもらうことでなく、学生自らが社会の課題として物事を捉え、それについて深く考え、できればその課題を解決するために必要な学修に自ら取り組んでもらことです。

ちなみにファシリテーションとは現在の様々なシーンで重要視されている能力で、これを学修していく世界もあります。ファシリテーションの簡単な解説として、ファシリテーションの4つのスキルという講座概要があります。短縮URL https://bit.ly/3FMNpsC

Keywords ビジネススキル、チーム・マネジメント、円滑化

講座内容
企業の合意形成を導く、合理的に良い意思決定を導く4つのファシリテーションスキルを身につける、組織内での意思決定において、いかに集団の合意形成を推進するか。そのカギとなる4つのスキルを学ぶことができる講座です。

今、ビジネスの世界では、このファシリテーションを重視する企業が増えております。ファシリテーションは、特に若手ビジネスマンに対しての研修で多く取り扱われているテーマです。ファシリテーションとは、会議やプロジェクトなどの集団活動がスムーズに進むように、また成果が上がるように支援することをいいます。特にビジネスに必要なファシリテーションスキルは、組織における意思決定の引っ張り役としてのファシリテーションであります。

しかしながら、多くの方は、会議の司会役、程度の認識でおりますが、ファシリテーションを行う役、つまりファシリテーターの役割は、企業の合意形成を導く、合理的に良い意思決定を導く役となります。この講座では、企業に必要とされるファシリテーションスキルを身に付けることができる講座です。特にファシリテーションに必要な4つのスキルを身に着けることが可能です。

4つのスキルとは
・場のデザインスキル
・対人関係スキル
・構造化スキル
・合意形成のスキル
となります。

中小企業診断士でコンサルティング会社経営の金高誠司先生による、ビジネススキル研修シリーズ ファシリテーション4つのスキル。ロジカルシンキング、プレゼンテーションに続く第3弾です。近年、企業で重用視されているスキルのひとつ、ファシリテーション。組織内での意思決定において、いかに集団の合意形成を推進するか。そのカギとなる4つのスキルを学ぶことができる講座です。

今回のSDGs de 地域創生カードゲームを実施して、まず、参加した皆さんの感想をテキストマイニングした結果を以下に示します。千種にとっては中々意味深い分析結果で有益な情報となっています。

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以下、当日の写真何枚かを掲載いたします。

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以下に質問に回答する形で感想を書いてもらいました。質問1「この授業を通して得たこと、得たもの」

I.F.
 最初の方はルールをあまり理解できていませんでしたが、だんだん理解してきて、楽しむことができました。なかなか求めている役職カードが手に入れられなかったり、値段交渉が難しかったり、簡単に行かなかったのも面白かったです。また、各パラメータの伸びがラウンドで全く違くて、最終でいきなり伸びたものもあったので、その動きも面白かった。どのような政策をすると、どのようなパラメータ変化、どのくらいの報酬が得られるかなど、実際のSDGsに関しても学べる良いイベントでした!

H.K.
 SDGsカードゲームをこの授業で初めてプレイしたが、街づくりのために人々の協力、また住民と行政の連携が大切だと感じた。最初はみんな己の利益のために動いていた印象があったが、終盤になってくると己の利益よりも町の発展を優先してみんなで協力していたように思う。最初に書いた通りSDGsカードゲームを通して実際の街づくりも住民同士の協力、行政との連携が地域の発展に欠かせないと感じた。

Y.Y.
 私がこの授業で得たことは対話が重要だと学びました。最初は、ルールに戸惑ってしまい、思うように行動が出来ませんでした。しかし、話しかけるととてもスムーズに行きました。また、自分たちの条件が2ターン目に終わったのですが、自分たちが終わっても他の人を助け、協力し合うことで人口、経済、環境、暮らしを5から減らすことなく出来ました。対話の中で聴く、尊重する、声を出す、保留するこの4つをゲーム通して実感することが出来ました。地域活性化と自分とのかかわりを見つけ、今後自分はどのようにSDGsに貢献できるのかを考え、自分にできることを考えるとても良い機会でした。

S.K.
 カード―ゲームを通して地域創生の難しさを感じました。自分のカードに書かれているゴールを実現するためにそれぞれプロジェクトを進めるが、自分のやりたいことを優先すると地域活動は停滞し人口減少が加速し街を衰退していく。その結果一人一人のゴールを達成するのがますます難しくなってしまう。一方、チーム同士対話をし、協力をすると街の状態を示す人口、経済、環境、暮らしの4つの指標が上向き始める。その結果みんなが」自分のゴールを達成することに繋がる好循環が生まれ人と経済の豊かな生態系が息づく街になっていく。

H.I.
 私が11月に体験した時に比べ、ふりかえりのプロセスが非常に丁寧に構成されていることが非常に印象的でした。グループワークで意見を述べ合う時、「どのように意見を述べるか、表現するか」に意識が向きがちなところを、聴いた相手の意見について自分の言葉で述べる過程において「聴き合う」「認め合う」という要素を含めていたことは大変印象深く、「ふりかえり」をどのようにデザインするかという点において大きな学びとなりました。
 一方、講師の方が「自らの問題に引き付けた時に、SDGsのそれぞれのゴールはどのように関わっていると思いますか」という問いかけ には、受講生の皆さんからのコメントはなかなか出ませんでしたが、東洋大学においても自身の問題と感じている社会課題について学生同士口に出しにくい雰囲気があるようです。しかし、「SDGsの関心あるゴールを選んだ理由を自らの体験に結びつけて話す」という問いかけには、それぞれ自身の体験について受講生の皆さんがさまざまに話をされていて、「問い」次第で場の交流の深度が変わっていくファシリテーションの奥深さを垣間見ることができました。

U.A.
 パートナーシップを生み出していくためにも、「対話」が必要であること。
ファシリテーション(本日の目的、スライドの活用)

Y.N.
 SDGsの各項目が繋がっている、連動していること。例えばエコカーを増やす→クリーンなエネルギーが増える→環境が良くなるなど、プロジェクトカードに書いてあり、繋がりに気づくことができた。
 後半はカードゲームの振り返りを行い、SDGsについて各個人の考えを共有しSDGsのゴールを達成するために各個人がどういった行動ができるか考える良い機会になった。

 

また、もう一つの質問は、「質問2 またこの回の授業を友達にどのような授業だったと説明しますか。」

SDGsカードゲームをプレイしたら街づくりのために大切なこと、地方創成とSDGsの関係を楽しみながら学ぶことができる。ぜひとも一回やってみてほしい。

私は小地域の活性化と自分との関係性を発見でき、対話が重要であると学ぶことが出来る授業だった説明します。理由としてゲームを通して対話はとても重要で一人だけでは問題解決することはできないことがありました。また、援助してもらうだけでなく、自分たちが手助けをするなどして街の活性化に繋がりました。また、これから地元であったり、今住んでいる町をより良くするために自分にできることはないのかであったり、他人ごとではないという認識を見つめ直す授業だったのではないかと思いました。

この授業は地域創生に取り組む日本の自治体や、ソーシャルセクターの具体的なアクションを題材にし、様々なプロジェクトの実行を通じて行政と市民による協働を体感できるカードゲームです。

人口減少など課題を抱える地方の活性化や自分がまち、地球のために何ができるのか、そしてそれを実行に移すためには何が必要なのかの気づきを与えてくれる授業です。

前半はカードゲームで、各グループに職業が割り当てられ、配布されたプロジェクトカードと人材カードで職業ごとにあるクリア条件を目指す。グループごとに協力しなければ人口や環境、暮らしなどの全体に影響の出るパラメータが下がってしまうので、各グループが協力し合い楽しむことができた。

2022年1月 2日 (日)

プロ演「企業・団体のプロモーション技法」の学生の作品が八王子の人気食肉スーパーの肉の富士屋の店頭を飾りました。

2021年12月11日 (土) 投稿者: メディア技術コース

「健康メディアデザイン」という新しいメディア学の研究テーマに取り組んでいる健康メディアデザイン研究室の千種(ちぐさ)です。人体を健康メディアとしてとらえメディアを活用して自らの健康をデザインするための研究を行っている研究室です。

今回は、以前ブログでも何度も紹介している「企業・団体のプロモーション技法」についてのエピソードを紹介させてください。最近の2件は以下にあります。

2021年8月のオープンキャンパスで使用したポスターをプロ演「企業・団体のプロモーション技法」で制作しました。
http://blog.media.teu.ac.jp/2021/08/post-c5ccd6.html

2021年9月に実施される東京都の創業セミナーのオンラインイベントのポスターをプロ演「企業・団体のプロモーション技法」で制作しました。
http://blog.media.teu.ac.jp/2021/08/post-d326fd.html

この授業は、中小企業やボランティア団体のニーズであるプロモーション法としての名刺制作・ポスター制作・店頭のポップ制作などを行なっている授業です。

この内容がユニークです。100分間1コマでクライアントからの依頼を10分程度の説明で始めて、70分間で制作完了し、最後の20分間で専門家によるデザインレビューを全員の作品について実施するものです。つまり100分間一本勝負というところです。現在十数名の履修者がいるので、1つのクライアントからの発注に対して、70分後には履修者の数、つまり十数点のデザイン案が提示される訳です。そして学生は、デザインレビューで指摘された修正点およびクライアントからの修正依頼を反映してデザインを完成させます。

今回は、千種の友人で八王子の高級和牛を取り扱っていて、市内レストランにも卸、確かな味で評判、美味しい揚げたてメンチかつで評判の「肉の富士屋」の社長である今井氏にクライアントを請けていただくよう依頼し、採用作品の学生には高級和牛5千円相当品をプレゼントするという交渉を成立させていました。

そして授業前に、素材となる文章、価格表、写真、ロゴなどを用意していただき、授業時間開始時には、直接、クライアントの今井氏からどのようなポスターを作成して欲しいか説明していただきました。今回は、クリスマス商戦に使用する店頭に張り出すA3横のポップを依頼されました。その70分後およびデザインレビューを経て完成したポスターを今井氏に提示し、最終選考の作品を1点のみ選んでもらいました。今井氏の選考理由は「商品写真が大きくしっかりとデザインされていて、商品名も価格も見やすく、カラーバランス面でも一番気に入りました」とのことでした。

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実際に選ばれたのは、東京工科大学メディア学部2年の江尻直輝さんの作品でした。彼はこの後期に初めてこのプロジェクト演習を履修しました。選ばれた際に、授賞式は肉の富士屋店頭で実施し、記念写真も複数点撮影していただきました。受賞後の江尻さんのコメントは「写真撮っていただいた感想ですが、自分の作成したポスターが店頭に貼りだされていることを非常にうれしく感じました。また、これからの作品制作に対するモチベーションにもつながりました。」とのことでした。

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こういった、①学生のデザインスキルの向上、②実際に社会で使用される生々しい事例、③数多くの学生間のデザインから1点のみが選考される学生間競争、④作品にプロジェクト演習名・氏名を入れ、学生個人のポートフォリオを充実、これを毎週繰り返すことにより、毎週受講学生全員のレベルが向上しています。

デザインハウス社長でもある演習講師の早川氏によると「このスタイルは去年後期から実施していますので、複数学期履修した学生の思考レベルおよび技術レベルはデザインナーとして社会でも通用する程度まで達していますし、今期初参加の学生でもみるみるレベルアップしていて講師をしていて楽しい」とのことでした。欲を言えば写真撮影の時には息を止めてマスクを外して写真を撮っていただきたかったです(笑)

以上、毎週が楽しみなプロジェクト演習でした。

2021年12月11日 (土)

戦時中の音楽2)

2021年7月 4日 (日) 投稿者: メディア社会コース

イギリスの戦時中の音楽が、リラックスしたものがあったということは、実はミシガン大学の教授が言ったことだった。チャーチルがこのような音楽は戦争という緊張から人をリラックスさせる効果があるとしたそうである。確かにNoel Gayの曲を聴いていると、つらい現実を忘れてしまいそうである。

 現代の我々は、現実の緊張となんとかしてむきあわなければなない。しかし自分の好きな自分の緊張の逃し方を選び取ることが出来る。それは、様々なデジタルテクノロジーのおかげでもある。

では、どのようにしたら何を使えば、人がリラックスるのか、それもまたメディア学部のなかで研究して明らかにしたい課題の一つであるかもしれない。

2021年7月 4日 (日)

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